田中彩子の対談連載「明日へのレジリエンス」Vol.10
経済学者・小島武仁〜社会と音楽家、子どもと楽器…マーケットデザインで幸せな形に?

サステナブルな明るい未来のために活動されている方と対談し、音楽の未来を考えていくソプラノ歌手の田中彩子さんの対談連載「明日へのレジリエンス」。
第10回のゲストは、マッチング理論やマーケットデザインが専門の経済学者、小島武仁さん。スタンフォード大学教授などを経て2020年から東京大学大学院経済学研究科教授、東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)センター長という輝かしい経歴をもち、待機児童問題を改善する方法を発明するなど、実社会をよくする仕組みづくりを大学内外と連携しながら行なっています。音楽の分野で人・モノ・サービスをよりよく結びつけるためには、どうしたらよいのでしょうか。

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https://ontomo-mag.com/article/interview/resilience10-fuhito-kojima/

小島武仁(こじま・ふひと)
1979年生まれ。2003年東京大学経済学部を総代で卒業、2008年ハーバード大学経済学部博士。イェール大学博士研究員、スタンフォード大学助教授、准教授を経て、2019年スタンフォード大学教授に就任。2020年に東京大学からオファーを受けて17年ぶりに帰国し、2020年9月から東京大学大学院経済学研究科教授、東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)センター長。専門分野は人と人や人とモノ・サービスを適材適所に引き合わせる方法を考える「マッチング理論」と、それを応用して社会制度の設計や実装につなげる「マーケットデザイン」。日本の研修医マッチング制度や待機児童問題を改善する具体的な方法の発明などで知られる。

田中彩子(たなか・あやこ)
ソプラノ歌手(ハイコロラトゥーラ)。京都府出身、ウィーン在住。22歳のときスイス ベルン州立歌劇場にて最年少ソリスト・デビュー後、オーストリア政府公認スポンサー公演『魔笛』や、日仏国交樹立160周年のジャポニスム2018、UNESCOやオーストリア政府の後援で青少年演奏者支援を目的とした『国際青少年フェスティバル』などに出演するほか、音楽や芸術を通した教育・国際交流を行う一般社団法人「JAPAN ASSOCIATION FOR MUSIC EDUCATION PROGRAM」を設立。代表理事として次世代のためのプロジェクトを推進している。Newsweek『世界が尊敬する日本人100人』に選出。

司会:高坂はる香(音楽ライター)

#マーケットデザイン #ゲーム理論 #経済 #教育

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2 Comments

  1. 今回も参考になるお話を有難うございました。
    データから担当する楽器を決めているオーケストラがあるというのは驚き。
    確かにポテンシャルをどう考えるかは難しい判断でしょうね。

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