初めて恋をした人は、特攻隊員でした。親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原遥)。ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。

TikTokで話題となり、「初めて本を読んで泣いた」「号泣してやばい」「同じ世代の人たちに読んでほしい」など10代を中心に人気を博し、シリー ズ累計発行部数60万部突破となった汐見夏衛によるベストセラー「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)。福原遥 と水上恒司をW主演に迎えての映画化とイメージビジュアルに続き、第2弾キャストとして伊藤健太郎を発表し、「原作で泣きすぎたから映画も絶 対やばい」「12月まで待ちきれなさすぎる」「想像しただけで号泣」「キャストがぴったりすぎる」など話題沸騰の本作。

特報映像では、現代の女子高生・百合(福原遥)が1945年にタイムスリップし、「ここどこ?」と困惑するシーンから始まる。 そして、そこで出会った彰(水上恒司)に何度も何度も助けられ、徐々に惹かれていく姿が描かれるが…彼は特攻隊員で、程なくして出撃してしまう運命だった。 的なラストとなっている。またナレーションは福原が担当し、タイトルコールは、撮影中に福原と水上2人合わせて収録。声だけでも伝わる切ない愛の行方にも是非注目をしてほしい。

また、7名の追加キャストも発表に。彰や石丸と同じ隊で、故郷に婚約者を残してきた板倉役には嶋﨑斗亜(Lil かんさい/関西ジャニ ーズJr.)。同年代18歳の少年兵を演じるにあたり、「最初はとても大人のイメージでしたが、死への怖さ、生きたいという強い意志、守りたいものがしっかりとあり、自分とはかけ離れた存在だと思っていた板倉にとても共感することができました。戦争は残酷で怖いものですが、そのような時代でも楽しむ場所はあったんだと思いました」とコメント。そして同じ隊の最年長で、妻と生まれたばかりの子供を残して入隊する寺岡役には上川周作。 「心理的にハードな描写に、追い詰められるかと心配していたのですが、鶴屋食堂に入った時の安心感であったり、野球のシーンは心から笑ったり、 思いのほか嬉しかったり楽しかったりする部分を多く感じ、意外な気持ちでした。でも、そこはその時代の方々にとっても真実なのだと思います」と 撮影を振り返った。また同じ隊で、代々陸軍家系の加藤役には小野塚勇人(劇団EXILE)。百合とは対極にいる存在にあり、「僕が演じた加藤は、百合とは正反対のこの時代の常識のような人です。その信念の軸がぶれないよう、自分なりに責任を感じながら演じさせていただきました。 こういう時代だからこそ皆さんにご覧いただき、強く生きようとか、もっと周りの人たちを大切にしょうとか、そんな当たり前のことが幸せだと気づける作 品だと思います」と作品への期待を込めた。基地で勤労奉仕をし、石丸に淡い恋心を抱く千代役には出口夏希。出演にあたり、「千代を演じてとても楽しかったですし、初めて戦争の時代背景に触れて、とても貴重な時間を過ごすことができました。福原さんや松坂さんとも沢山お話をする 機会があり、キャストの方やスタッフの皆さんにとても優しくしていただいて嬉しかったです」と、時代背景とは異なる温かな現場を振り返った。そして、タイムスリップしてきた百合を優しく受け入れ、特攻隊員達の母のような存在である鶴屋食堂の女将・ツルには松坂慶子。「ツルは、特攻 隊の若い方たちにとって母親のような人です。鶴屋食堂で、十分な物資もない中、「特攻隊の方たちにおいしい食事を」という思いで、彼らと想い を一つにして生きている女性を演じさせていただきました。戦争という極限の時のお話ですが、命をかけて一生懸命生きていたこの時代を決して忘 れません。この映画の百合ちゃんや彰くんと一緒に過ごすようなお気持ちで、大切な人への愛や真心や夢を感じていただけたらと思います」と役さながらの優しいコメントを寄せた。またタイムスリップする前の現代パートの出演者として、百合の母・幸恵役に中嶋朋子。「どんなことにも真っ直ぐ、 誠心誠意取り組む遥ちゃんを、母として見つめる素敵な時間でした。時代の隔たりを超えて、遥ちゃんと水上くんの純粋な煌めきが、この作品の 魅力を、真っ直ぐ皆さんの胸に届けてくれると思います。」と福原との撮影を振り返り、百合の担任・ヤマダ役の坪倉由幸は「主演の福原遥さんは もちろん連日撮影で、疲れてるのにも関わらず待ち時間の間も笑顔で話しかけてくれコミュニケーションを取ってくれてました。そんな福原さんも撮影 の終盤、一度だけ一人現場の片隅に座りとても話しかけづらい雰囲気の時がありました。さすがに疲れてるのかな?と思ってたら直後のとてもシリア スなシーンで物凄い演技を見ました。めちゃくちゃ集中してたんですね。カットがかかったらすぐにいつもの笑顔でした。素敵な女優さんです。」と主演 としてハードなスケジュールの中、いつも笑顔を絶やさず現場のムードメーカーだった福原について賞賛を寄せた。

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
2023年12月8日(金)より、全国公開
原作:汐見夏衛「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)
監督:成田洋一
脚本:山浦雅大 成田洋一
出演:福原遥 水上恒司 伊藤健太郎 伊藤健太郎 嶋﨑斗亜(Lil かんさい/関西ジャニーズJr.) 上川周作 小野塚勇人(劇団EXILE) 出口夏希 中嶋朋子 坪倉由幸 松坂慶子
配給:松竹

【ストーリー】 初めて恋をした人は、特攻隊員でした。 親や学校、すべてにイライラして不満ばかりの女子高生・百合(福原遥)。 ある日母親と喧嘩をして家出をし、目が覚めるとそこは1945年、戦時中の日本だった。 偶然通りかかった彰(水上恒司)に助けられ、彼の誠実さや優しさにどんどん惹かれていく百合。 だが彰は特攻隊員で、程なく命がけで戦地に飛ぶ運命だった。

© 2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会

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