先日都内で行われた映画『首』(今秋公開)完成報告会見には北野武監督を始め主要キャストが顔を揃えた。なかでも強く印象に残っているのは、北野組のワンシーンに懸ける姿勢。北野監督は「大島渚監督や黒澤明監督に『大事なシーンは引きで撮るべきだ』と言われたことが印象に残っていて、それが癖になったのだと思います」と明かした。

映画『首』完成報告会見ダイジェスト

#西島秀俊 #北野武 #映画首

15 Comments

  1. 意図したものじゃ無いんだろうけど、わざわざ大掛かりなものを組むのは「雇用と技術の伝承」
    なんだろうね。黒澤がどうこうじゃなくて、もうCGでいいやってのが横行してるからね。
    「作らなくてもよくなる」と「作れなくなる」からな。

  2. たけちゃんは顔の映らないワンカット撮影の為に女優を御殿場まで呼んだ黒澤明を腐していたのにね

  3. 「大事なシーンは引きで」って考え方、良くわかるなぁ。昨今の、特にアニメ界から実写に来た監督さんとか俳優のアップや表情ばっかでカット割られてて、カット割り早すぎるしストーリーも入ってきにくいんだよね。アニメ特有の表現方法を実写に多様し過ぎてる感じ。映画って実写の総合芸術だから、俳優が居る風景も流れる時間もボソッと喋るセリフも、その全てが相まって素晴らしいシーンへと昇華するんだよなぁ。心に残る映画って、大体引きの画が良い映画だったりするもんね。

  4. 西島秀俊さんは、ホントに映画や芝居を心から愛し尊敬してる方もなのでしょうね。芸能界で干された時期も映画館に通って通って、腐らず地道に歩める人はなかなか芸能界にいないですね。凄く応援して大好きな役者さんです。

  5. 西島秀俊さん、若い子には
    出せない大人の色気があるんだよなぁ〜
    キレッキレのキャラ作りしてそうな役者さんが多数な中、真面目でストイックそうな
    明智光秀の存在はかえって
    異質かもとか思ったり。

  6. それぞれ役者として本当に良い役者さんだし映画も楽しみ。
    その反面、最近、映画記者会見など度にこの中の何人が純血なんだろう?ほとんど在庫なんだろうな、と思う。

Leave A Reply