ミシェル・ウィリアムズ主演、マリリン・モンローに本当にあったピュアなロマンス
/映画『マリリン7日間の恋』

[見どころ]
世紀の大スター、マリリン・モンロー。その謎に包まれた死から恋愛遍歴まで、彼女に関する多くの事柄が取り沙汰されてきたが、近年まで誰も知らなかった秘密があった。それは、マリリンが30歳のときに主演した『王子と踊り子』で第3助監督を務めていた当時23歳のコリン・クラークとの淡い恋。後にドキュメンタリー監督として成功したクラークは、40数年もの間、自分の胸にしまっていたマリリンとの仕事と恋を2冊の回顧録として出版。それをもとに映画化したのが、本作である。マリリン役には、『ブルーバレンタイン』のミシェル・ウィリアムズ。ウィリアムズは、マリリンのスターとしての輝きと演技派への脱皮にもがき苦しむ姿を魅力的に演じ分けている。共演は、ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、エマ・ワトソン、エディ・レッドメインら。

[ストーリー]
1956年、ハリウッドスターのマリリン・モンロー(ミシェル・ウィリアムズ)が夫の劇作家アーサー・ミラー(ダグレイ・スコット)を伴ってイギリスの空港に降り立った。自身初のプロデュース作品であり、イギリスの名優オリヴィエ(ケネス・ブラナー)が監督兼共演をする『王子と踊り子』の撮影のためだ。期待とともに撮影が開始されたが、まもなく不穏な空気が流れ始める。オリヴィエがマリリンの演技法を受け入れず、彼女の演技コーチを敵対視し始めたのだ。そのうえ、マリリンは精神的に不安定で撮影に何時間も遅刻する。我慢の限界に達したオリヴィエは、第3助監督のコリン・クラーク(エディ・レッドメイン)にマリリンの世話を頼んだ。クラークがマリリンの様子を見に行くと、そこにはスターではなく不安に怯えた1人の女性がいた。クラークは衣裳係のルーシー(エマ・ワトソン)をデートに誘っていたが、しだいにマリリンにひかれていく。マリリンも率直で優しいクラークに頼り始め、やがて2人は秘密の小旅行に出かけるが……。

[スタッフ・キャスト]
[監督]サイモン・カーティス
[脚本]エイドリアン・ホッジス
[撮影]ベン・スミスハード
[原作]コリン・クラーク
[出演]ミッシェル・ウィリアムズ、ケネス・ブラナー、エディ・レッドメイン、ジュリア・オーモンド、ドミニク・クーパー、ダグレイ・スコット、エマ・ワトソン
[原題]MY WEEK WITH MARILYN
[DATA]2011年/アメリカ・イギリス/角川映画/100分

2012年3月24日公開

#ミシェルウィリアムズ#マリリンモンロー#マリリン7日間の恋

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