今回は1963年公開の黒澤明監督の傑作映画「天国と地獄」のロケ地比較を行ってみました。こちらのロケ地は主に横浜になります。今回の動画はPART1、続編も作成します。
「天国と地獄」の出演者は、三船敏郎、仲代達矢、山崎努、香川京子、三橋達也、志村喬、木村功、加藤武、西村晃、東野英次郎、石山健二郎、名古屋章、菅井きん、常田富士夫など、様々な名役者がそろって出演しております。

この作品は様々な逸話があります。
例えば、舞台は夏ですが撮影時は冬で、白い息がでないように氷を含んでいたり、とか、特急こだまから子供を見せるために、手前の邪魔な家の2階部分を一時的に取り壊した、など。
しかしながらそれらの苦労も十二分に取り返せるほど、映像の中にはサスペンスならではの緊張感とテンポ、面白さが詰まっています。

是非ご覧ください。

【関連動画】
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幸福の黄色いハンカチロケ地はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=xoBKLo1Ri7o&feature=youtu.be

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#天国と地獄 #黒澤明 #三船敏郎 #仲代達也 #山崎努 #サスペンス #特急こだま #キングの身代金 #映画ロケ地 #聖地巡礼

30 Comments

  1. この作品を選ぶとは映画好きっぷりが分かります😆 権藤邸は横浜にあるとは分かってましたが、紅葉が丘掃部山公園の方か港の見える丘公園の方かと思ってました。それだと港がもっと近いしはずだし、一般住宅もこんなに多くないですね。浅間台のマンションはググって確認できました。昔の映画の映像から今も残る建物を見極めるこたつさんの能力が凄すぎ😅 他にこの映画のシーンで気なるのは例の酒場と七里ヶ浜のアジト?でしょうか。

  2. 本当に面白い。もっといろんな映画でも見て見たいです。大変だと思いますが、 、、part2も楽しみにしています!

  3. 映画ファンにとってワクワクします。
    60年近く前との比較大変だっと思います
    素晴らしい、感動しました。
    これからも楽しみにしています。

  4. 天国と地獄って、宮崎駿のコクリコ坂からの舞台設定の年と同じなんですね。
    架空の世界だけど、権藤邸から見下ろした風景の下にコクリコの主人公の小松崎海たちが暮らしてたんですよね。
    もっともあのアニメだと割と小綺麗だけど本当はかなり汚かったんでしょうね。

  5. この動画とは関係ないですが、黒澤映画で
    「悪い奴ほどよく眠る」は傑作です。
    黒澤監督が「作るのが早すぎた」と言うほどです。

  6. 丁寧な解説で大変興味深く拝見することができました。1989年に横浜駅前の不動産会社に入社した私は、浅間台の権藤邸跡地のマンション周辺をそれとは知らず歩き回っていたことがありましたが、32年の時を経ておすすめに出てきたこの動画でその場所を知るに至り、大変驚きました。当時、確かに夏場に旧東海道の方からスーツにネクタイ姿であそこまで坂道を上がっていくのはまさに「地獄」でした。

  7. 山下公園では望遠レンズで撮っているので、相当作画的な画面になっていますが、権藤邸からの俯瞰も、おそらくそれと近い作画になっているのでは?
    シナリオに合うロケ地と時代なりの状況があったから、この佳作もできたのでしょう(こだまと酒匂川等)。宅地と目障りな高層ビルの増加した現在においては、シナリオの意匠を再現することは不可能ですね。

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