加瀬亮, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=529930 / CC BY SA 3.0

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加瀬 亮(かせ りょう、1974年11月9日 – )は、日本の俳優。
神奈川県横浜市出身。
アノレ所属を経て、2018年に個人事務所RYO KASE OFFICEを設立。
身長174cm。
加瀬豊(当時は日商岩井勤務、のちに双日代表取締役社長・会長を歴任)の長男として生まれる。
父親の仕事の都合により、生後まもなく渡米。
7歳までの約7年間をアメリカ合衆国のワシントン州ベルビュー市(City of Bellevue)で過ごす。
中央大学商学部に進学。
大学時代は、4年間ボードセイリング(ウィンドサーフィン)部に所属。
先輩の出ている舞台に誘われ、そこで生まれて初めて見た芝居の面白さに惹かれたのをきっかけとして役者を志すようになり、大学卒業前に突然「役者になりたい」と父に告げたところ大反対され、喧嘩になり家を出た。
そのため、父とはしばらく疎遠になり、代わりに母が時々電話をしてきたという。
映画『PiCNiC』『FRIED DRAGON FISH』を見て俳優・浅野忠信に憧れ、彼の所属事務所であるアノレに手紙を送って、大学を中退後1998年に同事務所所属となった。
CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」の一人に選ばれた。
浅野の付き人からスタートし1年間経験後、『バトル・ロワイアル』などの現場に製作スタッフとして参加しながら、2000年に映画『五条霊戦記』(石井聰亙監督)でスクリーンデビュー。
以降、映画を中心に活動を続ける。
行定勲監督『ロックンロールミシン』、黒沢清監督『叫』、森崎東監督『ニワトリはハダシだ』、周防正行監督『それでもボクはやってない』、山田洋次監督『おとうと』、北野武監督の『アウトレイジ』などの日本映画をはじめ、クリント・イーストウッド監督の『硫黄島からの手紙』、ミシェル・ゴンドリー監督『TOKYO! インテリア・デザイン』、ガス・ヴァン・サント監督『永遠の僕たち』、アッバス・キアロスタミ監督の『ライク・サムワン・イン・ラブ』など、海外の監督作品へも積極的に出演している。
出演する映画のジャンルは不特定であるが、本人は「小さな映画」「パーソナルな映画」を大切にしたいと語っている。
映画に対する思い入れは強く、「世界感覚」を変えたと語る監督にジョン・カサヴェテス、ビクトル・エリセ、相米慎二を挙げ、映画との「出会い」はカサヴェテスの『こわれゆく女』、エドワード・ヤンの『牯嶺街少年殺人事件』であったという。
映画監督の李相日は、「草食系」で、はにかみ屋の印象を持たれているが、それらと同時にハプニングを楽しむ破壊衝動をあわせ持つ「肉食系」の二面性を持っていると語る。
また、芝居に対しては演出の意図以上の深い解釈を提示し、2010年代に入っては監督との意見の食い違いも取り込める幅の太さを身に付けてきていると評した。
テレビドラマ「SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜」に出演した影響から、2020年9月に行われ、300人が投票に参加した「坊主頭が似合う俳優ランキング」では、市川海老蔵や市原隼人らを凌ぎ1位を獲得した。
複数国の合作映画を含む。

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