原作は筒井康隆のSFサスペンスドラマ。少年ドラマシリーズの第90作目として全13話放送。超能力者であるがゆえに迫害される若者たちの孤独と受難を描く。他人の心が読めるテレパス能力を持つヒロイン・火田七瀬を演じた多岐川裕美の透明感のある美しさ、悲劇的な結末などが話題になった。

13 Comments

  1. 子供の頃、この番組を見ていました。ものすごく懐かしく、そしてその当時の記憶がよみがえってきます。今は、残りの2話がとても見たい気持ちです。

  2. 大変に貴重なものを ありがとうございます。毎回楽しみに 勿体無い思いで視聴させて頂いています。まさか 恒夫さんが殺害されてしまうとは。超能力が有るということで こんな残酷な運命を負わされるなんて。なんとも理解に苦しみます。悲しすぎます。高槗さんや村地さんなど懐かしい方々を観れるのにも感激です。 多岐川裕美さんの美貌は言うまでもないですが 堀内正美さんの 何とも憂いを帯びた風貌にも惹かれました。お若い時は本当に素敵だったんですね。
    他の方のコメントにも有りましたが ヘンリー役の男性は歌手なのでしょうか。歌が上手いですよね。最終回迄 楽しみですが
    悲劇的な結末が予想されて
    複雑でもあります。しかし
    現代のドラマには無い面白さです。ありがとうございます。

  3. 本当に本当に懐かしさ一杯溢れてきました…。少年ドラマシリーズは私の青春(と言っても小さかったのですが…)そのものでした!ありがとうございます✨

  4. 本作の岩淵恒夫の性格は、同時期にNHKで制作された松本清張の天城越えの佐藤慶さんが演じた登場人物の影響をかなり受けています。彼、恒夫の死は、豊かな偶然にみちていなく、不充分にしか生きられなかった人生からの解放でしょう。天城越えの土工の言葉を借りれば、(やっと、終わった。)

  5. (僕は殺されるために此処に来たんだ) 小説では、恒夫が殺されることで、七瀬の身近に危険が迫っていることを彼女に知らせることができると彼自身悟る意味のセリフだけど、ドラマでは、これからのテロリストとの戦いに備えて七瀬に殺害を初体験させるための引鉄には、仲間の恒夫が目前で残酷に殺害される必要があると彼自身が悟った意味のセリフに使われているように感じます。脚本には、その意図があったと思います。

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