金子侑司 現役生活最後の打席は右打席、二死満塁、チャンステーマセブン、チャンテ4、フルカウント!【西武vsロッテ】2024/9/15

「みんなに感謝しかない」最後の打席…引退試合の西武・金子侑司「人生最高の一日」(西スポ)

西武・金子侑司外野手(34)の現役最後の打席はチーム一丸でのプレゼントだった。

8回、4人走者が出ないと金子侑に回らない。佐藤龍世がソロを放ち、その後も1安打2四球で1死満塁。元山飛優は併殺打を避けるためか1球も振らずに三振し、確実に金子侑の打席をつくった。

 ここで左腕坂本光士郎が登場。金子侑の最後は右打席だった。「みんなに感謝しかなかった」という打席は左翼方向への鋭いライナーとなったが、茶谷健太の好守で遊直。「左、右と打つことができ、ヒットは出なかったが、かえってすっきりしました」と笑った。

 ロッテ佐々木朗希との3度の対決は二ゴロ、三振、中飛。「真剣勝負してくれたので三振も誇れます」。守備では左翼―中堅―右翼―左翼と外野を全て守ってスタンドのファンに頭を下げた。8回には藤岡裕大の左翼線への飛球をスライディングキャッチ。12年間戦ってきたベルーナドームを大いに沸かせた。

 チームもシーズン100敗を回避。1番でフル出場した金子侑は勝利で引退試合を終えた。「人生で最高の一日になりました」。盗塁王2度を誇る男は胸を張った。

引退金子侑司の好守に大歓声 左翼線への打球をスライディング捕球 中堅、右翼も守った(日刊スポーツ)

とにかくもう1打席、みんなでつなごう-。8回にチームメートが必死につなぎ、西武金子侑司外野手(34)は5回目のバッターボックスに立った。安打性の打球を放つも結果は遊直。5打数無安打だったが、やり切った表情を浮かべた。
 守備では見せ場を作った。「1番左翼」でスタメン出場も4回には中堅、5回には右翼の守備位置に就き、西武ファンのみならずロッテファンにもあいさつ。6回から再び左翼に戻ると、8回には藤岡が放った左翼線への打球をスライディングキャッチ。この日一番の大歓声を受けた。
 全力で駆け抜けた12年間の現役生活だった。プロで生き抜くため、走塁技術を磨いた。「いろいろな方から教えてもらいましたし、その中で思っていた以上に走れたのかなと思います」。最多盗塁者賞のタイトルを16、19年の2度獲得するなど、球界屈指のスピードスターとして通算225個の盗塁を積み上げた。
 チケット完売の試合後には、引退セレモニーが行われた。「これまでの僕の野球人生に携わっていただいた全ての方々に感謝を申し上げます」。感謝の思いを胸に、第2の人生への一歩を踏み出す。

西武シーズン100敗回避!〝ねこさんにまわせ〟8回猛攻で引退の金子侑司に打席回す 今井達也が8勝目(西スポ)

西武が今季42勝目。2分けがあるため、今季の100敗回避が決まった。

盗塁王2度の金子侑司の引退試合で、金子侑自身も1番で先発出場した試合。西武は2回2死三塁で野村大樹の三塁内野安打で先制した。3回に追い付かれたが、その裏、1死一、三塁から西川愛也の左翼への二塁打などで2点を勝ち越した。

 7回には先頭の野村大が頭部に死球。これで相手先発の佐々木朗希が危険球退場となった。そこから好機を広げ、代打栗山巧の右翼への二塁打、源田壮亮の右越え3号2ランで3点を加えた。

 さらに8回には佐藤龍世の6号ソロが飛び出すなど、4人が出塁して2死満塁として金子侑に打席を回した。鋭い当たりの遊直に終わり、5打数無安打だったがフル出場を果たし、好守も見せた。

 先発の今井達也は8回1失点で今季最多の12奪三振。8勝目を手にした。

2024年9月15日
埼玉西武ライオンズ vs 千葉ロッテマリーンズ
ベルーナドーム

ライオンズ スターティングメンバー
先発 今井 達也
1(左) 金子 侑司
2(遊) 源田 壮亮
3(中) 西川 愛也
4(指) 佐藤 龍世
5(二) 外崎 修汰
6(右) 岸 潤一郎
7(一) 野村 大樹
8(捕) 古賀 悠斗
9(三) 滝澤 夏央
監督代行 渡辺 久信

マリーンズ スターティングメンバー
先発 佐々木 朗希
1(右) 荻野 貴司
2(二) 藤岡 裕大
3(中) 藤原 恭大
4(指) ソト
5(左) ポランコ
6(一) 安田 尚憲
7(三) 中村 奨吾
8(捕) 佐藤 都志也
9(遊) 友杉 篤輝
監督 吉井 理人

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