「カッコイイ…」泥まみれ旧ジャニの脅威 『24時間テレビ』存在意義が危ぶまれる裏番組「0.5%」超肉薄実態

8月31日と9月1日、毎年夏恒例の大型特番『24時間テレビ47 愛は地球を救うのか?』(日本テレビ系)が放送された。強い逆風が吹いた中ひとまず無事に着地できた感もあるが、決して喜ぶことはできない状況にあるという――。

「今年の『24時間』は昨年11月に発覚した系列局の元幹部による寄付金着服問題、“蜜月関係”にあった旧ジャニーズの問題、さらに大型の台風10号が日本列島で猛威を振るう真っ只中でチャリティーマラソンを強行したことなど、多くの面から厳しい声が寄せられていましたからね」(ワイドショー関係者)

 ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題の影響で、今年の『24時間テレビ』は人気の旧ジャニーズ、STARTO ENTERTAINMENTのタレント起用が限定的となった。最終的に嵐・相葉雅紀(41)、King&Prince・高橋海人(25)、NEWS・増田貴久(38)の3人がそれぞれ別の担当コーナーに出演したが、番組には”結局使うのかよ”と、批判の声が多く寄せられる結果になってしまった。

「懸念されていた台風は放送当日、関東地方の風雨はそれほど強くなく、チャリティーランナーのやす子さん(25)は見事に80km超を完走しました。ただ、放送後にはマラソンに対して、新たな批判の声も出る事態に。SNS、ネットはかなり荒れましたね」(前同)

 9月1日、やす子が両国国技館へと向かう道中、近づいて来た男性が、やす子の右胸にタッチする姿が生中継され、視聴者を騒然とさせた。結果、視聴者からは“警備体制が甘い”と日テレを批判する声が上がることに。

 また、やす子は放送後、Xにて“ギャラが1000万円”という説を否定。自らの申し出で、ノーギャラで走ったことを明かしたが、これを“通常は出演者にギャラが支払われている”と解釈した視聴者から“チャリティー番組としてどうなんだ”という声もあらためて出てしまっている。 そして、今回の『24時間テレビ』は、視聴率に関しても“問題”を抱えることになったというのだ。

「さまざま大荒れになった『24時間』ですが、平均世帯視聴率は12.5%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で昨年の11.3%よりは上がる結果に。台風が迫るなかやす子さんが走れるのかどうかなど注目点はあったため、“ちょっと見てみるか”という視聴者も多かったのでしょう。

 ただ、ライバル番組の台頭を許す結果になったのです。毎年、4時間SPをぶつけてくる裏番組、フジテレビの『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』の視聴率が上昇。『24時間』にいよいよ肉薄することになったんです」(制作会社関係者)

『ドッキリGP』は2019年以降、20年以外は毎年『24時間テレビ』の裏で4時間SPが放送されている。今年の副題は『ドッキリは地球を救うのか?』で、“本家”をネタにしているのは明白だ。

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