【試合というより公開リンチ】鼻は折れ、ぐにゃりと曲がった。猪木マジギレ事件。なぜ猪木はグレート・アントニオを制裁したのか? #プロレス #猪木  #長州力 #前田日明

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プロレスのオールドファンなら、「密林男」というキャッチフレーズや、大型バスを引っ張る怪力デモンストレーションを懐かしく思い出すかもしれない。

今回紹介するグレート・アントニオは、力道山の時代に一世を風靡した、昭和の怪奇派レスラーの筆頭格である。

1925年にクロアチアで生まれたグレート・アントニオは、1945年に移住したカナダでその怪力が注目の的となった。1952年には「433トンの列車を19.8メートル引っ張った」としてギネス世界記録に認定されている。

サーカスやカーニバルで怪力のアトラクションに出演したのち、グレート・アントニオの名でプロレス界に進出。カナダやニューヨークを転戦し、ジン・キニスキーやバーン・ガニア、ブルーノ・サンマルチノらと対戦した。

やがてグレート東郷の目にとまり、1961年に力道山率いる「日本プロレス」のワールドリーグ戦で初来日する。

羽田空港でいきなり長イスを持ち上げて、「ウワァー!」と叫びながら集まっていた人たちを追い回すグレート・アントニオ。まだ入門したての猪木寛至、のちのアントニオ猪木もその場にいて、その暴れっぷりに驚いたという。

「新人の俺なんか、いちばん前にいたんで、とにかくびっくりして逃げた!ジャイアント馬場も逃げた!(笑)」

200キロの巨体と毛むくじゃらの風体で「密林男」と呼ばれたグレート・アントニオが披露したのが、ファンを乗せた大型バス4台を引っ張るパフォーマンスである。

これが一般のマスコミにも取り上げられて一大センセーションを巻き起こし、グレート・アントニオ人気でワールドリーグ戦は話題沸騰。地方興行でもチケットが飛ぶように売れ、連日超満員の盛況となった。

#プロレス #猪木  #長州力 #前田日明

18 Comments

  1. バス牽引パフォのときにハンセンがこっそりサイドブレーキ掛けちゃって
    1ミリも動かせずに恥かかせたってエピソードなかったっけ

  2. グレート・アントニオは独身で身寄りがない悲しい怪奇レスラー
    鼻を折っても制裁しても事件にならない 単なるレスラー内のいじめられっ子
    魅せるプロレスとしては良いカモだった 後にホームレスになったらしい

  3. 昭和のプロレスでは鼻骨骨折、唇裂ける、耳を削ぎ落とす、フォークを上腕に串刺し等えげつない試合ありましたね。時代やなぁ。

  4. 本人はとにかく役を演じきっただけだったんだろうな、ブッチャーやシンと同じ様なもの。ただ壊滅的に技術が無かった。
    そう考えると、最初から分かってんならゴッチや猪木は大人げない気もする。百歩譲ってゴッチの時はグレートアントニオにも非はある。
    しかし猪木の時はそもそも新間と猪木がズレてるとしかいようが無いんだよな。猪木とやれるって何を見て自信持ったのか。
    そもそも異種格闘技戦の流れにあるあの時に、ザ・プロレスみたいなアントニオ入れようとは思わないんだけど。

  5. 確かこのグレートアントニオって日プロ時代にも調子こいて、
    ギャラアップしたらゴッチや他の外国人レスラーから
    リンチされたって話を見ましたが、若手だった猪木をぶん投げたり
    していたんでしたよね? 数年後に猪木が会社を作りのほほんと
    来日したのでしょうがフルボッコ戦意喪失な状態に…😅

  6. そもそもこの人を呼ぼうとブッキングしたのは誰だったんだろう
    どう考えても猪木とスイングする試合ができるタイプのレスラーじゃないし、意図的に不穏試合にする意味もあまりないだろうし

  7. こういうキャラに対する猪木・新間のストーリーラインや客寄せ興行の食い違いって87年に悪い意味で爆発的に開花するわけだけど、その芽はこのころからあったわけだ。
    信者の猪木・新間評はともかく、やはり人間は完璧じゃないから当りもあれば外れも引くってこと。これは使用者責任という常識から見れば、Gアントニオを雇った側が悪い。演出サイドの失敗を「制裁」で帳尻合わせようとした、いわゆるイチ被雇用者への経営者側の責任転嫁でしょ。

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