20240903 森永卓郎、康平親子。植田総裁の追加利上げは「暴挙」 物価対策や雇用対策を「放棄して金融村の手先になっている」 垣花正あなたとハッピー!

▼8時台 【きょうの聞き耳】
①4-6月期の法人企業統計、経常益過去最大 13%増の35兆円
 https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00723221
②休廃鉱の廃水 公費浸食 13道府県23か所…自治体 処理に年5億円 有害物止められず
 https://www.yomiuri.co.jp/national/20240903-OYT1T50007/
③【スーパーバンタム級4団体統一王座戦】井上尚弥VSドヘニー 今日ゴング!
 
▼9時00 【9時の聞きドコ~モリタク・ビジネス・サテライト~MBS!】
①日銀は政策変更するのか?
②基調的インフレ指標、7月は3指標とも2%下回る
 「刈り込み平均値」:1.8%。 利上げの意味がないだろう? 円安対策だったのか?
③【日経平均】乱高下を逆手に取る!上昇で高リターンを狙うETFと下落を利益に変えるインバースETF
 https://media.moneyforward.com/articles/9542?page=2 

▼9時30 【終活コンシェルジュ】
終活ガイド検定1級資格者・心託コンシェルジュの菊田あや子さんと終活について学びます!

▼9時40 【ゲストとハッピー】
今日のゲストは女優の #唯月ふうか さん

森永卓郎氏、日銀の追加利上げは「暴挙」物価対策や雇用対策を「放棄して金融村の手先になっている」
[ 2024年9月3日 12:51 ]
 がん闘病中の経済アナリスト森永卓郎氏(67)が2日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)に生出演。日銀の政策について語った。
 卓郎氏の息子で経済アナリストの森永康平氏は、中央銀行の首脳や経済学者が一堂に会した「ジャクソン・ホール会議」について「一番注目されたのはアメリカのFRBのパウエル議長の講演。“政策を調整する時が来た。方向性は明確である”と言い方をしている。要は“利下げするぜ”とかなりダイレクトに言った形」と説明。

 「アメリカが利下げするという話になると、既にヨーロッパは利下げしていますし、イギリス、カナダ、ニュージーランド、中国は軒並み利下げしていますので、世界全体が利下げ局面にいくだろうという流れの中で、我が国日本は追加利上げをした。真逆の政策をやりにいく」と解説した。

 日銀の内田真一副総裁は8月7日に「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べたが、康平氏は「めちゃくちゃ官僚的な言い回し。金融環境が不安定な間は利上げしないというのは、言い方を変えれば、金融環境が変われば利上げするよという話」と、利上げの可能性について持論を述べた。さらに、植田和男総裁が参院財政金融委員会で「私と内田副総裁に違いはない」と述べたことに触れ、「(利上げの)可能性は全然ある」と語った。

 これを受けて卓郎氏は、「前回の利上げは暴挙であったことは間違いないんですけど、たぶん分かっていてやった。中小企業の経営とか国民生活とか日本経済全体を犠牲にしてでも、金融村を儲けさせるぞというのが植田総裁がやったこと」と語った。

 「世界恐慌に世界が向かう中でも利上げをするという1929年に濱口雄幸首相がやったのと同じことをやる可能性は十分あると思う」と解説。「その結果何が起こったかというと、東北では娘の身売りが続出した。“大学は出たけれど”が流行語になって、大学生に就職先が一切なくなった」と語った。

 垣花正アナウンサーが「普通は金利の上げ下げは物価対策だったり雇用対策なわけじゃないですか?」と口にすると、卓郎氏は「それが本来の日銀の役割なんですけど、植田総裁はそれを放棄して、金融村の手先になっている」と断言した。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/09/03/kiji/20240903s00041000117000c.html

森永卓郎氏、日銀の植田総裁に「だから、イケメンは信用できない」「黒塗りの車で通勤するんじゃねぇよ!」
[ 2024年9月3日 13:42 ]
 がん闘病中の経済アナリスト森永卓郎氏(67)が2日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー」(月~木曜前8・00)に生出演。日銀の政策に苦言を呈した。
 日銀が先月27日に発表した7月の基調的なインフレ率を捕捉するための指標は、3指標そろって前月の上昇率を下回り、2%に届かなかったという。卓郎氏の息子で経済アナリストの森永康平氏が刈込平均値が前年比で2%を下回っていることに触れ、「物価がすごい上がっていると実感としては思いますけど、経済のデータで見るともうピークアウトして物価は落ち着いてきている」と語った。

 続けて、「いよいよ利上げした意味が何なの」とし、「1つあるのは、円安が嫌だったという話。でも、為替を動かすために金利を動かすなんて御法度。そもそもそんなことやるはずがないんですけど、この物価の状況を見ているともしかして本当に為替のために利上げしたのっていう…」と語った。

 康平氏は「黒田前総裁が異次元の金融緩和をやってきた。学者からすれば異次元のことは教科書にのっていないことだから嫌なんだと思う。金融政策の正常化をしたいという話なんだと思う」とした上で、「目の前の国民経済を見て、今利上げをすべきかを判断すべき。何を一番最初にこないといけないのかという優先順位がズレまくっている」と訴えた。

 すると、卓郎氏は「だから、イケメンは信用できないって言っているんです」ときっぱり。垣花正アナウンサーは思わず「この“だから”の使い方は日本語の使い方の間違いの例として捉えればいいですか?“だから”は、ちゃんと根拠のある理由を話さないといけないんですけど」とツッコんだ。

 卓郎氏は「(植田総裁は)昔はイケメンだったんですよ」とした上で、「考えないといけないのは国民経済だし、国民1人1人の暮らし。それをぶっ壊してでも金融正常化という名の金融村ぼろ儲けの構造を取り戻すというところに踏み込むってところが、私はひでぇなと思います」と語った。

 垣花アナが「植田さんの個人的な悪口云々ではなくて、日銀の政策を見ていると国民の暮らしは全然見ていないことが分かりますね。彼らに1回、本当に普通の暮らしを経験させないと、理論だとか目の前の数字だけで物事を決めているように受け取ってしまう」と話すと、卓郎氏は「黒塗りの送迎付きの車で通勤するんじゃねぇよ!地下鉄に乗っていけ!」と叫んだ。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/09/03/kiji/20240903s00041000126000c.html

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