吉高由里子『光る君へ』ジワジワと『どうする家康』超えへ サスペンスに恋愛にお仕事…ウケるドラマ要素が全部入り“成長するドラマ”の強さ

吉高由里子(36)主演のNHK大河ドラマ『光る君へ』の第33回「式部誕生」が、9月1日に放送される。物語は中盤に入り、8月25日放送の第32話の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)が、前回から0.9ポイント上昇して11.2%を記録。前作『どうする家康』の全話平均11.2%を超える可能性が出てきた。

 同ドラマは、平安時代の恋愛長編小説『源氏物語』の作者・紫式部が主人公の物語。まひろ(吉高)は道長(柄本佑/37)に、一条天皇(塩野瑛久/29)に入内した娘・彰子(見上愛/23)を慰めるため、物語を書いてほしいと頼まれ、いよいよ『源氏物語』を書き始めることに。思いを秘めたまま結ばれなかったまひろと道長の関係が、変わりつつある。

 第32話「誰がために書く」は、一条天皇と定子(高畑充希/32)の娘・脩子内親王の裳着の儀式が行われ、一条天皇はいまだ公卿に復活していない、定子の兄・伊周(三浦翔平/36)を大納言の上座に座らせる。その数日後、一条天皇は道長を内裏に呼び、伊周を陣定に参加させるため、公卿たちを説き伏せるよう命じる。

 また、まひろが書いた物語を読んだ一条天皇は、自身へのあてつけだと思っていた。しかし、書いたのは為時の娘だと道長が告げると、定子から清少納言(ファーストサマーウイカ/34)の友として紹介されたことを覚えていて、また会いたいと言う。そこで道長は、まひろに娘・彰子が暮らす藤壺へあがり、女房として働きながら執筆することを提案して……という展開。

 一条天皇と彰子との仲を深めるきっかけにするため、まひろを宮中に呼び込もうとする道長。X(旧ツイッター)上では、そんな道長に、《互いに心を残したまま別の相手と結婚して子供もできた頃に再会して、ビジネスパートナーという新しい関係を築きつつあるけど、まだまだ全然現在進行形で想いを深めちゃってる》などの声が。まさしく、2人の関係においては新章が始まった感じだ。

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