故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の327カットをリテークし、再ダビングした“真生版”が、10月4日に劇場公開されることが分かった。真生版は、「制作陣が当初想定していた恐怖の物語」となるといい、リテークカットの中には、絵コンテで当初想定されていた恐怖演出を復活させたカットも含まれている。「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」はPG12(12歳未満の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要)指定だったが、真生版はR15+(15歳未満は観覧禁止)指定となる。

リテークされたカットを中心に構成された予告映像もYouTubeで公開された。鬼太郎の父と水木の出会いや杯を交わす二人、二人に狂骨が襲いかかるシーンなどが描かれ、血しぶきと恐ろしさが増したR15+版となっている。

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木さんの生誕100周年を記念して公開された。「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶり。鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られた。2023年11月に公開され、興行収入が約27億9000万円、観客動員数が約195万人を記録するなどヒットした。「第47回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことも話題になった。

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