【スカッと】突然、隠し子を連れてきた夫「今日から同居だ！嫌ならお前出てけ！」私「分かったわ…」私と目を合わせ隠し子「やっとだね！」実は

【スカッと】突然、隠し子を連れてきた夫「今日から同居だ！嫌ならお前出てけ！」私「分かったわ…」私と目を合わせ隠し子「やっとだね！」実は

自宅で夕飯を作っているといつもより早い 時間に夫が帰ってき た特に出迎えもしなかったが廊下から2人 分の足音が聞こえてくることに気がつき私 は料理をする手を 止める珍しい誰か連れて帰ってきたの だろう か正斗はどかどかと廊下を歩きドアを勢い よく開けると突然私に向かってこうすごん だ 今日から同居だ嫌なら出て 行け突然何を言い出すのかと驚いたがふと 正の隣を見ると予想だにしなかった姿が あっ たそこにいたのはケ君だったの だけ君は犬の散歩中公園でよく会う 男の子彼と目を合わせてお互い息を飲む その間もとは私に事情も知らせずただただ 同居するように求めてい た同じことばかりを言い私に口を挟ま せようとし ない夫がけ君を連れてくるなんて信じられ なかっ た一通り正斗が話をするのを待って私は こう答え た分かった わ自分の迫力に私がおじけづき同承諾した と思ったのであろうまは当たり前だろうと 言わんばかりの得意気な顔をし たしかしそんな表情がケ君の一言で一変 するやっとだ ねやかな笑顔を浮かべるケ君に私も笑を 返すまと1人だけが何を言い出すのかと 軽減な表情を見せ た本当にね言っていたことが叶ったわ ね本当に信じられない私たちの願いが こんな形で叶うなんて誰が想像しただろう かある事実を知ったあの時から私はこう なることを望んでいたの だ目覚ましのアラームがなり今日もまた1 日が始まっ た私は高えもうすぐ50歳を 迎える夫の正斗と共に暮らしているがいつ も私が起きた頃には家を出て会社に向かっ て いる今日も帰りは遅くなるだろう か結婚当初は行ってきますと家を出る正を 見送り家に帰ってきた際には玄関まで行き 笑顔で出迎えたもの だそんな習慣も今ではすっかり なくなりは私に声をかけることなくいいと 家を 出るいつからだろう私たち夫婦はうまく いってい ないコミュニケーション不足や価値観の不 一致嫁姑問題など夫婦なが悪い時には様々 な原因が考えられる だろう私たちの場合は私の不倫が発端と なって いる婚当初から2人とも子供を望んでおり 3婦人家にも通い治療してい た配ら障害や免疫的な問題など不妊には 様々な原因が考えられるようだが私は はっきりとした原因は分からなかっ た治療を続けても子供を授かることができ ず気づけばこの年になってしまっていたの だ当初は夫も比較的寄り添ってくれていた 方だと 思う通院の際には度々一緒に行ってくれて いたし不妊症について調べて教えてくれる こともあっ た妊娠しやすくなるとされている運動や サプリを見つけてきては試すよを進めてき たことも覚えて いる治療法がステップアップしていても 授かることができなかったと分かった時の 私のショックはその都度計り知れないもの であったがまとは一緒に泣いて悲しんで くれ たしかし次第にイライラとした様子で 心ない言葉をぶつけてくることが増えてき たお前のせいで子供ができないんだどうし てくれるん だそんなこと言わない で一緒に理解してくれる存在であって ほしいからの心ない言葉は私の心を日に日 に消耗させていった今では顔を合わせても 口喧嘩をするか話もしないかのどちらかで 冷え切った夫婦生活を送って いるここ数年正斗は仕事から帰ってくるの が遅く顔を合わせる時間も少なくなっ た家にいても憂鬱なだけの毎日を過ごして いるがそんな私にも楽しみにしていること があっ たさあまる出かけよう かまるは5年ほど前から買い始めた私の 愛犬である餌やりから散歩犬用品の 買い出しまで全て私が担っている寂しい 夫婦生活の穴を埋めるために私が買いたい とに申し出たの だは勝手にしろと言ったので1人でペット ショップに行きマを出迎えた研修はシーズ 人なつっこい性格でふわふわの毛並は とても 苦しい毛をカットすると丸みを帯びた シルエットになることからこのように 名付け たシケースの中から私を見つめる姿を一目 見て心奪われてしまっ たあの頃はとても小さい子犬だったまるも 今ではすっかり大きくなって いる犬の5歳は人間だと36歳くらいなの だというこんなに可愛らしくてもいい大人 なのだと思うと不思議な気持ちになっ た朝夕には丸を連れていつもの散歩コース を歩くのが習慣だ外に出て歩くことで家庭 の雰囲気の悪さから来るうつうつとした 気持ちがいくらか柔らぐような気がして いる人知という言葉を知らないまるは どんな人にでも積極的に近づいていく おかげでよく声をかけてくれる人や同じ ように犬の散歩する人とはすっかり顔 見知りになっ た愛犬を通して相手と話すことで1対1で 話すよりもより親しみやすくなるように 感じて いる散歩を通してあった人と話すことも 楽しみの1つ だあおばちゃんとまる おはようあらけん君 おはようけん君は近所に住む6歳の男の子 であり笑顔いっぱいで愛嬌のある子だ散歩 中会う度に声をかけてくれるのでまるも とてもなついて いる今日は何をして過ごしていた の私はいつも決まってけ君にこの質問を する質問を聞いてけ君は少し寂しい表情を 浮かべ たけ君と仲良くなっていくうちになんと なく分かったことが あるけ君は朝だけでなく夕方の散歩の時も 外をよく1人で出歩いていることおさんと お母さんがけ君に対して無関心である ことているがケ君のサイズにあったもので はなく少し汚れているのも気になっている ネグレクトというのだろうか見たところ 直接的な暴力などは受けていないようだ しかしケ君から両親に関する楽しい話を 聞かないことからするとあまり可愛がられ ておらず育児放棄気味であることが見て 取れる自動相談所に通告することも考えた が場合によっては親子が引き離されて しまうこともあるらしい私の判断でケ君の 家族を引き離してもいいのだろうかと思う と通告することははかられ た何か大きな異変を感じた時はすぐに助け られるようにと私は毎日け君の話を聞き 見守ることにしてい たおばちゃん今日は何を教えて くれるそうね 今日は漢字を教えよう か最近はこうして会う度に勉強や数字を 教えている公園のベンチは私たちが勉強会 を開く際の定位置となってい たけ君はとても素直な子で吸収が早く勉強 も教えがいが ある長い間子供を望んでいたもののそれが 叶わなかった私にとって私をてくれ君は とても可愛く大きな存在であっ た信用できる大人がそばにいると感じて ほしい私と過ごすこの時間が少しでもけ君 の毎日を明るくさせてくれますように私は そう願いながら今日も1日を過ごすので あっ [音楽] た事態が変わったのはけ君と初めて出会っ てから1年ほど経ったある雨の日であっ 街の景色を彩っていたもみの歯が落ち始め 少し肌寒い季節になってきたが雨の日で あっても丸の散歩は必須で ある犬によっては雨の日は外に出ずに 過ごすこともあるだろうしかしまは雨の日 だからと言って室内で過ごしていると運動 量が少ないのか無駄に吠えてしまうので ある にとっても気分転換になるため外に出るの は嫌なことではないまるにレインコートを 着せ今日も外に 繰り出す雨に降られて落ちたもみの歯が 地面一体に広がり赤い絨毯のようになって いるその景色はとても綺麗で私はうっとり とした気持ちで周りを見渡しながら散歩し たしばらく傘をさしながらいつも通り散歩 コースを歩いているとまるが急に走り出し たあまりに突然だったので転びそうになり ながら私はまるに声をかけるちょっとまる どうした の何か気になるものでもあったのだろうか 本当は濡れるのであまり走りたくないのだ がこうなるとまるは声をかけても走ること をやめないのだ 止めることを諦めて私はまに従うことにし たリードをグイグイと引っ張る丸になんと かついていくと向かう先はいつも立ち寄っ ている公園であっ たなんだ公園で遊びたかったの ね本当にまるは公園で遊ぶことが好きなん だななんて思いながらふと公園の中を 見渡してみるとベンチのそばに見覚えの あるジャンパーを着た子が目に入っ たけ君だそこで初めてまが走り出したのは 彼の匂いを嗅ぎつけたからであると分かっ た雨の日であっても分かるとはさすが毎日 のようにあった甲があったと言えるだろう 私はいつものように声をかけようとしたが 何やら様子がおかしいことに気がついて ぎょっととした ケン君がベンチのそばでうずくまって動か ないので あるいつものほがらかな笑顔は全くなく 青ざめていて明らかに体調が悪そうな様子 だけ大丈夫なんでこんな雨の日に傘も刺さ ず にママがお客さんが来るから出て行ってっ てけ君は今にも泣きそうな細細とした声で そう言っ た衣服はずぶ濡れで髪の毛からは水が したたり落ちて [音楽] いるこんな小さな子供を傘なしで家から 追い出すなんて人の親がすることだろう かどういう神経をしているのだろう私は 心底許せない思いで涙が出そうなほどで あっ たどうするべきかと考えを巡らせ とりあえずケ君の額に手を当ててみると 体温系を使わずとも熱があると分かっ た立つこともままならない様子を見ると かなり危険な状態なのではないだろう かここまで来ると私だけで対処できる問題 ではない私は迷わず119番に電話をかけ 救急者を呼ん だそれと同時に君の持ち物の中に住所や 個人情報が入っていたのでケ君の母親にも 救急車で病院に行く胸を 伝える電話に出た母親は驚きつつも分かり ましたと答えるとあっさりと電話を切っ た母親の反応に思うところはあるがまずは ケ君が優先で ある私はけ君の親族ではないがけ君が私の 手を話さず事情を知っているのも私だけ だったので救急車に道場して病院へと 向かっ たどうにか無事でいてほしいと私はケ君の 手をぎゅっと 握る病院に着くと彼はすぐに処置室に連れ て行かれ天敵を受け た医師に病状を尋ねるとやはり体が冷えた ことが原因だという無理もない 外を歩くだけでも肌寒いこの季節に雨に 打たれてしまっては体調を悪くするに 決まって いるしかし命に別状はなく十分に休み栄養 を取れば良くなるだろうということであっ たので私はほっと胸を撫で下ろし たしばらくすると病院にケ君の母親がやっ てきた家は遠くないはずなのに随分時間が かかったが何をしていたの だろうケ君の様子について話をしても私に 対しお礼を言うどころか親足迷惑そうな 表情を浮かべるだけであっ たケは帰らせます入院は必要ありませ ん確かにケ君は緊急を要する事態ではない とのことだ けれど意の説明もきちんと聞かずに家に 帰らせることを決めるのはいかがなもの だろうかそう思ったが他人である私が口を 挟むのははかられ たけ君は母親に連れられ家に帰ることと なり私も彼を心配に思いながらも自分の家 に帰るのだっ た随分帰りが遅くなってしまったので家に はすでに明りがついている の扉を開けると仕事から帰っていた夫が 怒りの表情を浮かべていたおいどこを ほっつき歩いていたんだ疲れて帰ってきた のに飯もまだできていないじゃない か開口1番に飛び出したのは食事の用意が できていなかったことに対する不満であっ た机を叩いて分して いる遅く帰ってた妻に対して何があったの か気になったり心配したりする気持ちは夫 からは全く感じられ ない自分は何も言わずに遅く帰ってくるの にも関わらず私にはそれを求めるのか私は 内心呆れながらも素直に事情を話した近所 の仲良くしている子供が熱で今にも倒れ そうな状態であったこと救急者を呼び病院 に同行していたため遅くなった ことそうかそんなことがあったなら 仕方ないそう言ってくれるのではないかと いう淡い期待はすぐに打ち砕かれ た他人の子供に構うんじゃない余計なこと をしたもんだお前が何かしたところでいい ことなんか怒らないん だ上着を脱ぐ私の動きがぴたりと止んだ 夫は私がケ君にしてきたことや私の人間性 全てを否定したのだ結婚当初の私に 寄り添ってくれた正斗はもうどこにもい ない昔は言い返したりもしていたが話が 通じない相手に次第に気力もなくして しまった夫も一通り私を罵倒すると今後は 勝手なことをするなよと言い放って別の 部屋に行ってしまい長かった私の1日は ようやく終わったのだっ たその後は以前にも増して会話もなく ギクシャクした雰囲気が続い たまるが家にいることだけが救いだが正が 家にいるとそこが自分の家でないような 落ち着かない気持ちに なる気まずいのはまとも同じなのか帰宅 時間もますます遅くなっていっ たケ君の一見で喧嘩をしてから1ヶ月ほど 経った 頃自宅で夕飯を作っているといつもより 早い時間に夫が帰ってき た特に出迎えもしなかったが廊下から2人 分の足音が聞こえてくることに気がつき私 は料理をする手を止める 珍しい誰か連れて帰ってきたのだろう か正斗はどかどかと廊下を歩きドアを勢い よく開けると突然私に向かってこうすごん だ今日から同居だ嫌なら出て いけ突然何を言い出すのかと驚いたがふと 正の隣を見ると予想だにしなかった姿が あった そこにいたのはケ君だったの だケ君と目を合わせてお互い息を 飲むその間も正斗は私に事情も知らせず ただただ同居するように求めてい た同じことばかりを言い私に口を挟ま せようとし ない夫がケ君を連れてくるなんて信じられ なかっ た一通り が話をするのを待って私はこう答え た分かった わ自分の迫力に私がおじけづき東京を承諾 したと思ったのであろう正斗は当たり前 だろうと言わんばかりの得意げな顔をし たしかしそんな表情がけ君の一言で一変 するやっとだね やかな笑顔を浮かべるけ君に私も笑を 返すまと1人だけが何を言い出すのかと 軽減な表情を見せ た本当にね言っていたことが叶ったわ ね本当に信じられない私たちの願いが こんな形で叶うなんて誰が想像しただろう かある事実を知ったあの時から私はこう なることを望んでいたの だ事態はケ君を助けたあの雨の日に 遡るあの日からさらに険悪になっていた 夫婦生活に区切りをつつけるため私は更新 所で正の浮気調査を依頼してい た以前から私は夫の浮気を疑っていたのだ 日に日に遅くなる帰宅時間遅くなるばかり でなく帰りが次の日になることもあった 理由を尋ねると夫は会社員には付き合いと いうものがあるのだと言ってい たここぞばかりに私を見下した発言をして いたがいい年をしてそんな夜通し飲み 続けることなどあるのだろうかと疑問に 思っていたのだ 極めつけはスマート フォン私が電子機器に疎いと侮り履歴も 消さずに呑気に女性と思われる人物と メッセージのやり取りをしていたので あるどうせ冷え切った関係だからと黙認し ていたが今回の一見で我慢の限界を超え 更心所に調査を依頼するに至った スマートフォンのメッセージのやと 全て写真を取り自分でも証拠を集め た数日後更新所の人から知らせが入った すぐに更新所に向かったところ会社の後輩 と浮気しているという報告を受けたの だ正斗は頻繁に浮気相手であるよこと会っ ており関係を隠すそりもなく堂々と町を 歩いていたため浮気の実を突き止め証拠を 集めることはたやすいことであったと いうそこまでは想定の範囲内であったが次 に告げられた衝撃の事実に私は言葉を失う ことに なるバにはよことの間に隠し後がいたので あるそしてその隠し後はなんと私が以前 から親しくしているケ君だったのだ 世間は狭いことを痛感させ られるあろことか正斗はよこと共にケ君が 家にいると邪魔だからと外にほっぽり出し ていた当事者だったので あるまさしたと言ってしまえる程度の浮気 であれば私も許すことができたかもしれ ないしかし隠し後まで作られては当て許す ことはできなかった ましてやけ君は最近7歳になったと言って い た公園で一緒にお祝いをしたばかり だ赤ちゃんが7歳になるまでの間の長い 年月関係を持ち始めた頃から考えると さらに前からずっと私はマに裏切られ続け ていたの だがを連れてきて求するは予想であった しかしこちらはいつでも離婚し慰謝料を 請求できるように証拠も十分に抑えて いる今週にでも正に離婚を突きつけ自動 相談所に通告しようと考えていたが相手の 方から言い出してきてくれて高都合だと私 は 思うの今までの行いから考えるとお前 ならう がでるなどとてて私にけ君を育てさせる 無理難題を押し付けようとしていたので あろうそしててよ私たちを追い出し離婚し てよこと再婚でもするつもりなの だどこまでも朝はで自分のことしか考えて いないまと私は心底軽蔑し た私は悪いけれどのみに引っかかるほど 考えではない思う通りにことが進むと思っ たらお間違い だマは私とけ君が親しげに同居を喜ぶ姿を 見て驚いている様子であっ たおばちゃんが僕のお母さんだったら なきっと毎日楽しく過ごせるの にけ君は以前こんな風にぼやいていた そんなこんなおばちゃんがけん君の お母さんだ なんて当時は少し照れ臭くてそんな風に 答えたことを覚えて いるそうは言ったがケン君は素直な子供で まるもとても懐いている私はずっと彼と なら家族になりたいと思っていたの だ全てを知った今私は心に決めたことが ある私は正斗や洋子よりもずっとケ君の ことを思っている私がケ君を守るのだ そして私の尊厳も取り戻すの だあなたは気づかなかったでしょうけどね 私は全部知っているのよあなたが浮気をし ていることも相手との隠し語がいてそれが ケ君であることも 浮気だなんてそんなわけないだろそそうだ この子は親戚なんだ親が天金で海外に行く ことになったか連れて行けなくて困ってる んだと親戚が困っていたら助けるのが 当たり前 だろ正斗は自分たちの行いが全て私に 筒抜けだったことに驚いた様子であっ たしかしこの後にんで私を出し抜けと思っ ているようだ悪びれることなく嘘を重ねて いく まとそんなことできるはずもないのに今更 何をしているのだろう かたえ正や洋子が心を入れ替えて謝ったと しても2人がけ君にしたことは許される はずも ない私ももうまの思い通りにはなら ないが通じないようだから警察を呼ぶしか ないわ ね私を止めようとする正斗を無視して警察 を呼び私は到着した警察に経緯を 話すケ君が外に出されて過ごしていたこと から私が救急者を呼んでケ君を助けた日の ことまで全てのごを伝え た警察に淡々と話をする私の様子を見て斗 は自分の思い通りにならないことに逆上し 暴言を吐き 続ける警察はそんなマを連行していったの であっ た警察はその後魔王かず洋子の元にも事情 聴取をしに行ったということを私から事情 を聞いていた警察官から聞い た警察の取り調べで正斗と子からケ君に 対する問題や疑惑がと出し た夫と洋子が2人で過ごす時にはお小遣い や食べ物も渡さずに外に出るよう敷いてい たことお風呂は23日に1度しか入れてい なかった こと衣服を洗うことなく同じものばかり 着せていた こと耳を塞ぎたくなるような内容ばかり だ身体的虐待は受けていないものと思って いたが学校で友達や教師に気づかれない ような衣服で隠れる場所に殴る蹴るの暴行 を働いていたことも明らかになっ た気づくことができず状況を甘く見て しまったことが悔やまれて仕方がない そしてそんなひどいことに自分の夫が加担 していたと思うと底恥ずかしく 思う虐待に会いながらもすぐに育ったケ君 を私は抱きしめてあげたい気持ちで いっぱいだっっ たその後裁判沙汰になり2人には実験判決 が出 た彼らは保護責任者材に該当したため懲役 に処せられ た当たり前の結果 だろう自分がしでかしたことを反省して ほしいと私は願っていたが正と洋子は 私やげ君に原型単眼書を書くように求め た原型単眼書とは被害を受けた側が加害者 の刑事処分を軽くして欲しいという希望を 裁判官警察感などに伝えるための書類で ある交通事故などの事件では事故後の両者 のやり取りや関係性により原型単眼書を 使うことになる場面もあると聞く しかし夫に裏切られた私と親に愛されずに ひどい扱いを受けて育ったケ君が刑罰を 軽くしてほしいと願うわけがない だろうこの後に呼んでまだあいているの か自分たちの行いを心から後悔する日は あの人たちには来ないのかもしれ ない本当に救いようがない人たちね 私たちはもちろんその要求をすぐさま拒否 したのであっ た比較的治安がいいとされているこの町で は警察が駆けつけるような事件は滅多に 起こることも ない正斗と洋子がしたことは地元の ニュース番組で連日大きく報道された近年 児童虐待は社会問題となっており全国的に もニュースで取り沙汰されていることは 多い 自動虐待への人々の関心はかなり強くなっ ているの だろう2人に向けられる近所からの目は 厳しいものでありこそこそと周囲に噂さ れる日々が続きネットでは彼らの住所が 特定され大きな騒ぎとなっ た気ではあるが私が彼らにしてあげられる ことはもう何も ないこのことを会に知られず過ごすことが できるはずもなく2人ともすぐに会社を首 になったと いう世間に流しられてしまった以上今後 まともに働くことができるかどうか疑問で ある私たちに対する慰謝料も支払うことに なっているので刑の執行が終了しても貧乏 生活は確定で あろう私はと言うと裁判の手続きなどが ちい最近君と特別組を組んで親子になっ たケ君は一時児童用施設で過ごしていたが 私はすぐに里親登録をし里親委という試験 養育期間を経て晴れて今年て法的に認め られることとなっ た手続きは多く時間もかかったがけ君と 一緒に過ごすことを思えばし ではなかっ たけん君改めてこれからよろしく ねうんおばちゃんが一緒にいてくれて僕は 嬉しいけん君は幼いながらも自分が置かれ た状況を理解しているようだ母親を求めて 泣くことも家に帰りたいと求めることも なかったと聞い たさてまずはケーキでも買ってお祝い しようかしら習い事をさせてあげたい けれどどんなことに興味があるのかないや 無理に習い事を進めなくても一緒に過ごす ことこそがけ君にとって意味のあることな のかもしれ ないまずはけん君と今までのことやこれ からのことをたくさん話そうたくさんの 愛情をけ君に注いで あげようそんなことを考え 私はけ君と2人の家に 帰るたくさんの大人に囲まれ慣れない環境 で過し少し疲弊していた様子だったケ君も 手続きが完了し生活が落ち着いてくるに つれて本来の明るさを取り戻していっ た家には私だけでなくけ君によくなついて いるまるも いるほらまるそっち行ったよ 相変わらずけ君とまるは仲良しで一緒に 追いかけこをしたりおもちゃを投げ合っ たりして過ごしているゆりはまるで兄弟の ように笑い合っているそんなやり取りを 眺めている時間が私にとって私服の一時 だ最近ではまると私とけん君で朝夕の散歩 することが日課になってい たどんなに常に振ってても実親にされた ことは忘れることはできないだろう虐待を 受けたとニュースになっていた子供だと 周囲からも色メガで見られてしまうことが あるかもしれ ない私もまさとの裏切りを考えると今も うつうつとした気持ちになってしまうそれ でも前を向いて明日を生きていかなければ ならない私たちは互いに手を取りゆっくり と傷を癒しながら平和に暮らしていくので あっ た空も泣いているかのように雪が津々と 降る中祝しと義父の葬儀が取り行った私の 気持ちをおいていくようにお葬式は 予定通りに進み滞りなく終わっ た ああでもやっと介護生活から解放されるの ね正直ようやく肩のにが降りたと感じふっ と緊張の糸が切れたと感じた次の瞬間突然 夫に手首を乱暴につまれ外へと引っ張り 出され た一体何する のこれからは俺たち2人で暮らすから 投げ出すように私の肩を押し汚いものを 触ったかのように手を吹きながらサトは 行った急に外に追い出された私の頭上から は容赦なく雪がこぼれ落ちて くるしかし冷たさも感じないほど私の思考 はシとしてしまっ たわけが分からずあ然としているとサトシ の後ろについてきていた実りが私を 睨みつけてき たママなんかいらないから出ていっ てますます混乱する私に向かって2人は 冷たい目つきでししと追い払うように手を 振って いるなんで 頭の中が真っ白になった私にそれ以上言葉 を紡ぐことはできなかっ た何してんの早く消えてくれていいんだ よ私を脅すように一歩詰め寄ってきた サトシはまるで知らない人のようだった サトシの足がもう一歩近づいてきたその時 無意識のうちに私はそこから逃げ出してい たひたすら足を動かし脇目も振らずに進ん で いくさい続けること30分気づいたら公園 にたどり着いていた寒さで手足はかじかみ 感覚が薄れているぼっと空から落ちてくる 雪を浴びながら 立ち尽くす体がどれだけ冷えていっても頭 は一向に冷えず思考は完全に衝突 状態この先どうしたらいいのかも分からず 地面に溶けていく雪の結晶が私のようだと 他人ごのように感じる ぼんやりとする私の前に突然影が追い かぶさってき たさあ復習するわよなんと水星のごとく私 の前に現れたのは大嫌いな義姉だっ [音楽] た今日はいいお天気ね窓のカーテンを開け ながら私新藤さは朝の清々しい空気を胸 いっぱいに吸い込む けもうこんな時間早く行かなきゃ起きて そそうバタバタと慌ただしくしているのは 夫のサだ今日も早いの ああ朝から重要な会議があるんだ大楽な お前とは違って忙しくてな私の方を見向き もせず明らかに不機嫌な態度を示すと挨拶 もなしに家を出 た婚時代は優しくていつもくれていたサ だったが10年経った今となっては すっかり夫婦感の空気はひんやりとして いる気を取り直すと私は小学校に通う娘実 を起こすそして実りの支度を手伝い小学校 へと送り出した後私は休む間もなく家事を こなしていっ た少し人つこうとコーヒーを入れ机の上に 置いてあったカレンダーに目を向ける 今年もあと3ヶ月で終わり か私たち家族は毎年正月サトの実家へ挨拶 に行くことが恒例になっていた年に1回 サトの家族が揃うその日は必然的にサトの 姉である育に合わなくてはいけない育は 海外勤務なので正月だけ実家に帰っている のだが私にだけいつも冷たい態度なのだ 最後に口を聞いたのはだったのかさえ覚え てい ない私姉ちゃんに嫌われるようなことした 覚えはないんだけど なお前みたいなクシずの人間は嫌われて 当然 だ決まり文句のようにサトはそのように 言う私だって苦労してるわよ主婦と社会人 とでは次元が違うんだよお前の脳みそは ミジンコ かいちいち闇を言ってくるサトにそれ以上 言い返す気力も湧かず私は台所に逃げ た理由も分からずに一方的に冷たくされる ので組みに会うことを考えると気が 重いさらに今年はもっと気がかりなことが あるサトたちの母親が亡くなってから 1人暮らしをしていた父親が数ヶ月前に足 をすらせ半身不随になってしまったのだ 当然義父は介護が必要な生活を送らざる得 ない俺たち仕事だからさお前は家事しかし てないんだから介護は任せ たその時サトは自分の父親のことなのに 心配するそりを見せず私に世話をするよう にと命じてき た私介護なんてやったことないの にお前は白場だな義の父親の面倒を見て あげようという優しさはないのか えサトにサポートしてもらうように頼む つもりが理不尽な言いがかりをつけられ た俺が汗水流して生活を助けてやってるん だからお前も少しは苦労を 味わえ確かに生活費で困ることはなかった が収入のない私にはお小遣いもなく好きな ことは何もできていないの にもういいわこれ以上サに言っても無駄だ と私はなく介護について調べながらやろう と決め たこうして始まった新しい生活は予想以上 にハードだった疑実家は近所とはいえ日常 の家事に加え朝から晩まで介護にかかり きりそれまで介護などやったことのなかっ た私は当然知識もないため何をしても時間 がかかってしまう寝る時間を削らないと 日々の活をすでずいつも睡眠不足を感じて いたさらに私よりも体格のいい義父の サポートは体力も消耗するのであっという 間に腰も悪くなっていった当然実りとの 時間も取れなくなりたまに顔を合わせても 実りは挨拶すら返してこない心も体も 休まることはなかった自分を押し殺し続け ていることもあってストレスがどんどん 溜まっていく が3万になり平行感覚が失われたように フラフラしながらその日をやりきること だけしか考えられなかっ たもはや限界に達していた私はこのままで はギフと一緒に共倒れするかもしれないと 危機感を 覚える疲弊しきりわにもすがる思いで サトシを頼ることにし た私これ以上この生活が続いたら体が持た ないわ何えてだ大変なのはみんな一緒 だろ予想通りサトは全く取り合うとし ない私介護始めてから体重も減ったしろに 実りとも話せていないの よお前のやり方が下手なだけ だろ話し合うことは時間の無駄だと言わん ばかりにサトは貧乏ゆりを始め た毎日必死で頑張っているわ 話が全く伝わらずだんだん悲しくなって くるあなたが少しでも家事をしてくれる ならなんとかなるけれど今のままでは無理 よ はあ家事はお前の仕事 だろ自分の負担が増えそうになった瞬間 サトは少し考えるそぶりを見せたあくまで 私にだけ面倒ごと押し付けようとしている のではないかという疑念が強まってしまっ た こんなこと考えたくはないが疲れきった脳 は負の感情に支配されやすい私は介護が 始まってからずっと考えていたことを サトシに告げ たお父さんにヘルパーをつけてほしい のヘルパー ねサトシは顎に手を当てていたが何か ひらめいたのか舌舐めずりをするとにやり と笑っ たさんの方ががいいからさんにヘルパー代 を出すように頼む よそう答えたサトの態度に私は少し不安を 抱いたが数日後にヘルパーが来たと義父 から連絡があったので胸を撫で下ろしたの だっ たようやく元の生活リズムを取り戻すと今 までの穴を埋めるように家事に力を入れる 距離ができ始めていた実りにできる限りの ことをしようとおやつ作りを始めた みのりパンケーキを焼いたわ よ パンケーキみのはぎこちなくも嬉しそうに おやつを食べてくれたまだまだ親子の関係 作りには時間がかかりそうだそう感じてい たある日岐阜からヘルパーが来ないと電話 がかかってきたの だどういうことヘルパー代は出してもらっ ているはず よからの はサトの口座に振り込まれていたためサト からの情報だけが全てだっ たどうもこうも今はお父さんの面倒を見て あげることが最優先 だろうそうなるのね仕方なく私は義父の家 に向かったが絶望感に打ちひしがれていた その後改めてサトに確認をするとからの 振り込みが止まっていると言い出したの ださんからはも聞いてないのさあ俺も お姉さんも忙しいから連絡する余裕もなく て なこのままだと私は耐えられないわなんと かお願いします ああはいはいこれ以上言われても俺の貴重 な時間が無駄になるだけ だサトシには全く私の思いが伝わってい ない 様子その後もどれだけサトに訴えても私の 言葉に耳を傾けてもらえず結局再び介護に 追われる日々に逆戻りしてしまったさすが に正月には会えるだろうと私はなんとか こらえ義父の介護を続けていたがその年の 正月には育みは帰ってこなかっ たいみさんどうしちゃったの かしらどうもこうも仕事に決まってるだろ お前みたいに脳みそお花畑じゃないから 毎日必死にてんだお花畑 って女は家庭に入って家事をするのが 当たり前だという考えを押し付け私の労働 の自由を奪ったのはサトだったのにまるで 脳なしだと言わんばかりのサの言い方に私 は呆れて言葉を失ってしまっ た俺は最大限できることをやってあげてる んだからお前がもっと努力 しろ吐き捨てるようなサトの言葉に私は 暗闇のどん底に突き落とされた気分だった そして結局育みとは連絡が取れないまま 日々が過ぎていった次の年もその次の年も 育みは帰ってくることはなく次第に私も 育みを頼ろうとは思わなくなっ た私には満足にご飯を食べる時間もなく日 に日に痩せこけていく白髪が増え体調を 崩しがちになり熱が出ても誰にも頼れない 毎日毎日家と義実家を往復し家事と介護を 繰り返しでも当然のように誰にも感謝され ない気づけばすっかり実りとも話をしなく なり家庭でも私は独りぼっち 声にならない叫びを上げながらただただ 同じ作業を繰り返し続け たそんな生活を続けて7年目の冬義父は 眠るようになくなった はお前に任せた父親が亡くなったのにサト はいつもと変わらない様子で当たり前の ことのように模の役目も押し付けてき たあなた はもはや期待などしていなかったがせめて 理由が知りたかっ た葬儀の前日まで会議が続いて残業確定な んだよ少しは俺をわろうとは思わないの かまるで私が家事を放棄しているかのよう にサトは言っ た分かったわ言い争っても時間の無駄だと 感じ思った言葉をぐっ こらえるゆみさんへの連絡だけはお願いし ますね連絡がつかないとはいえさすがに 父親が亡くなったことは知らせるべきだ パクしょうがないなそれだけはしてやるよ しかしサトからからの変身があったという 報告もなく葬儀の日はあっという間に来て しまっ た今日は寒いです ねもう2度と口を聞くことのない義父に 向かって私は静かに 語りかけるみさんついに連絡は取れません でし た義父だって実の娘に見送ってもらえない ことは寂しいと思うせめて私が連絡先をし ていたら良かったのだがずっと嫌われてい たこともあって連絡先を教えてもらえない まま空も泣いているかのように雪が心々と 降る中祝しと葬儀が取り行っ た私の気持ち置いていくようにお葬式は 予定通りに進み滞りなく終わっ た はあでもやっと介護生活から解放されるの ね正直ようやくのが降りたと感じふっ緊張 の糸が切れたと感じた次の瞬間突然サトシ に私の手首を乱暴につまれ外へと引っ張り 出された体何するのこれからは俺たち2人 で暮らす から投げ出すように私の肩を押し汚いもの を触ったかのように手を吹きながらサは 言った急に外に追い出された私の頭上から は容赦なく雪がこぼれ落ちて くるしかし冷たさも感じないほど私の思考 はシとしてしまったわけが分からずあ然と しているとサトシの後ろについてきていた 実りが私を睨みつけてき たママなんかいらないから出ていって えどういう ことますます混乱する私に向かって2人は 冷たい目つきでしっしと追い払うように手 をできたなんで頭の中が真っ白になった私 にそれ以上言葉を紡ぐことはできなかっ た何してんの早く消えてくれていいんだよ 私を脅すように一歩詰め寄ってきたサトシ はまるで知らない人のようだったサトシの 足がもう一歩近づいてきたその時無意識の うちに私はそこから逃げ出していた ひたすら足を動かし脇目も振らずに進んで いく彷徨い続けること30分気づいたら 公園にたどり着いていた寒さで手足は かじかみ感覚が薄れているぼーっと空から 落ちてくる雪を浴びながら 立ち尽くす一体何が起きた の思わず呟いた私の言葉は冷たい空気の中 にかき消されていった体がどれだけ冷えて いっても頭は一向に冷えず思考は完全に 衝突 状態この先どうしたらいいのかもわからず 地面に溶けていく雪の結晶が私のようだと 他人事のように 感じるぼんやりとする私の前に突然影が 追いかけき たあれ思わず顔を上げるとそこには予想だ にしていなかった人物が立ってい たさあ復讐するわよなんとそう力強く言っ たのは大嫌いな義姉だった え育み さん驚く私およそに育は私の肩や腕に 積もりかけていた雪を払ってくれ たとりあえず外は寒いからうちで話し ましょう水星のごとく現れた育みは私を 自宅へと案内すると冷え切った私のために 着替えと熱々のコーヒーを出してくれ た早苗さん見ないうちに随分痩せたんじゃ ない介護疲れで心身共にふけんだ私とは 対象的に育みは最後に会った時から ほとんど見た目が変わっていない ええずっと家事と介護に追われてまともに ご飯も食べられなく てが入れてくれた温かいコーヒーを口に 含むとの中からゆっくりと体温が上がって いくのを感じ た育さんは随分お忙しかったみたいですね つい探るように聞いて しまう忙しくはあったけれどサトシに連絡 は入れてたわよ断るごとにサトシとは やり取りしていたとスマホのメッセージ 履歴を見せてくれた確かに頻度は高くない が定期的にやり取りをしていたようだ しかし私が伝えて欲しいことは何1つ メッセージがないばかりかサトから聞いて いた組みの状況はまるで 違うそれに私介護に必要なお金は振り込ん でいるはずよきっぱりと言い切った育みは 私の前に通帳を出してきたどうしても信じ られないというなら見せてもいい わ育さんを信じます夫が嘘をついていたの でしょう思えば私が介護に追われている 一方でサトはいつも高級ブランド品を身に つけて過ごしてい た私のことを信じてくれるの ねはい散々私のことを馬鹿にしてきた夫の ことはもう信じられませ ん一体何があった の私はこの7年間で受けた仕打ちを 洗いざらいゆに伝え たさんとは連絡がつかないといい介護も 手伝ってくれない家事を押し付けてきて気 に入らないことは全部ダメ出しされてまし た ひどい早苗さんよく1人で耐えたわね私の 痩せ細った手を育みは優しく両手で 包み込むように握っ た私も早苗さんのことを誤解していた みたい ね軽くため息をつきながらは申しなさそう をべたこれまではサから苗がを嫌っている と調されていた らしい私が海外で本法な生活を送っている ことを妬ましく思ってるんだって口癖の ように言ってた わそんなこと1度も言ったことないの にサトは随分勝手なことをみに伝えていた よう だお父さんの遺産を狙っているから私 がすることを阻害しているんだとも言って いたわ そんなあまりに身てすぎるサトの言文を 聞いて怒りを通り越して呆れてしまっ たお父さんが亡くなったことも知らなくて そうだったんですね育みは友人捨てに父親 が亡くなったことを知ったという義父は 亡くなった時に怪談版に掲示されたまたま それを見た友人が育みに伝えてきたようだ サトになんで連絡してくれなかったのか 問い詰めたら早苗さんに止められてい たって言ったのよだからいても立ってもい られなくてあなたに文句を言おうと思って きた のありえない私が連絡を止めていたなんて そんなことする必要がどこにあるというの だ偶然海外出張から帰ってきていた育みは 怒鳴り込んと我が家に来ていたの だ私に対して生っていたみだったが我が家 について目撃したのは私が追い出される 瞬間だっ たサトシだけじゃなくてみのりちゃんまで 早苗さんを邪険にしていたから今まで 聞かされていたサトの話は嘘だと確信した わお恥ずかしいところを見せしてしまった んですねでも夫が嘘をついているのは確か ですお互いに誤解があったようだし話を すり合わせましょう こうして私たちは今までのことを 洗いざらい話し段取りを整えることにし たまず私がサトに復讐をと思った理由も 話さなきゃね私が追い出されたことだけで なく育みは育みで思うことがあったようだ 最初にお父さんのヘルパー代を出して ほしいと頼まれた時は普通だったの よも父の介護ができないことを気にしてい たからおを出すくらいは問題なかったと いうきちんと資料を送付され値段も許容 範囲内だっただが年が開けるごとに値段が 改定されたと言っては徐々に高い金額を 要求してきた らしい資料を送るように言っても送ってこ ないし私が調べた限りでは値上がりしたと いう情報もなかったそんなやり取りをされ ていたことさえ知らされてませんでした 我が弟ながら恥ずかしいわやれやれと言っ た風に首を振ったみはさらに言葉を続け たそれで今年になってさらに倍増した金額 を提示してきたから真相を確かめようと なんとか休みをもらって帰国したという わけさんが帰ってきてくれて本当に良かっ たですあうに迷うところでし たさんに文句をでいたのにサトに追い出さ れていたからびっくりしたわよ長年の わかりが解けたことでお互いに信頼関係が 芽ばえ始めたと私は感じ たそれで復讐についてたけど育みは海外 生活で培ってきたコミュニケーション力の おかげで国内にも多数のコネクションを 持ってい たその中でも夫婦の問題に強いという弁護 士を紹介してくれることに 今までサトシにヘルパー代と言われてきた 金額と実際に振り込んだ通帳の記録を まとめ本来の金額との差額を明確にし たこれだけの裏付けがあれば慰謝料は十分 にもらえそう ねまとめ上げた資料を育みは満足げに眺め たあとは不倫していた証拠がはっきりし たらなおいいわねいみさんすごいですね私 一時期弁護士に憧れていたから不謹慎だ けど少しワクワクしているの茶めっけ たっぷりに育みはウインクをしてみせた そしてその数日後まるで台本になぞれた ように事態は進展 するママ助け て組みの元に身を置いていた私に実りから 突然電話が来たかと思えば開校1番にそう 言ってきたのだ ママなんかいらないって言っていたのに どうしたの娘から言われた衝撃の一言が 忘れられず私は半神半疑で問い返す あの時は本当にごめん なさい実りは泣きながら謝ってきた一体娘 の心情にどういう変化があったというの だろうずっと口を聞いてくれなかったと 思っていたらあんな風に言われてママは とても悲しかった わパパがママのこと悪く言うからそれを 信じちゃってたんだよ ねどうしても家を分ける時間が多い私の ことより何かと話すことの多い父親を 信じるのは子供としては自然なこと だろう頭で分かっていても私の胸はちくり といたん だパパはおねだりしたら洋服も本も アクセサリーも何でも買ってくれてでも その度にママの悪口を聞かされてた のサトはアを与えることで実りを味方に つけたよう だでも私が間違ってたみのは今までなんで そんな態度を取っていたのかを説明し始め た実は7年前からパパは会社の派遣さんと 付き合っていたんだよね 付き合ってえ不倫してたのサトシの太のが 冷たいことに慣れてしまっていたけれど その原因が不倫だったと はまどかさんって言うんだけど私とも ずっと仲良くしてくれていた のぐすんと鼻をすすりみのりはポツポツと 話すサとまどかから私のことを嫌いになる ようにしけられていたこと 介護していると見せかけて遊んでいるんだ と伝えられていたという私との時間が取れ なくなったことでみのは寂しさを埋める ようにまどかと出かけるようになったの だまどかさんは自分のことをお姉ちゃんだ と思ってねて言ってくれたのまどかは24 歳だというみのと年が近くサと3人で遊び に行くたに周りから姉妹だと勘違いされ だったうだそして何度も一緒に出かけて いく中でまどかと仲良くなっていった らしいお揃いの洋服を着たり流行りの フラペチーノを飲んだり本当にお姉ちゃん みたいで好きだっ たそうだったの ね本来ならみのりの隣にいるのは私だった わけだが私とではきっとできないことを 一緒に楽しんでいたということが少し複雑 だったでもお母さんが出ていって3人で 暮らし始めてから急に当たりが厳しくなっ てきて声をふるわし実りは浅い呼吸を 繰り返したついにはおえを漏らし苦しそう に息を押し殺し たゆっくりでいいからねこれまでほとんど 親子の時間は取れなかったが電話の向こう の実りがどんな気持ちでいるのか察する ことは用意だ ずっと優しかったの に少しずつ息を整えなんとか言葉を 続けるいきなり私のことを奴隷扱いしてき てでもパパの前ではいつもの優しいまどか さんで私どうしたらいいかわからなくっ てそれは怖かった でしょううんお揃いで買ってももらった 洋服はビリビリに咲かれたしアクセサリー とかお金になるものは全部売られちゃっ たまるで自分のことのように心が痛くなっ たまだ子供の実りにとってどれほど辛い 経験だっただろう かまどかの表編ぶりにかなり驚いたものの まどかはサトの前では猫をかぶっていたの でサトシに相談しても取り合ってもらえ なかったらしい 必死で機嫌を取ろうとしてたけどついに 追い出されちゃっ た中学生の子供を追い出すなんて信じられ ないわ人をゴミのように扱うサトシと まどかのやり方に私は怒りが収まらなかっ た私がパパのことを信じたのがいけなかっ たんだ実りは悪くないわ唯一甘えられるの がサトしかいなければサトの言うことを 聞いてしまうのは仕方が ない ママママのご飯が食べたい よ冷たい言葉を投げかけられたあの時だっ て娘のことを考えなかった日は ない切実な実りの声になんとしても実りを 守ろうと思った私は電話を切るとすぐに行 に相談し た実は実りから連絡が来たんです みのりちゃんいいタイミングね今かなり 辛い思いをしているみたいで相談があるん です が私は実りの話を完結に育みに伝えると 育みはみるみると険しい顔を浮かべ たいくら弟とはいえありえないわみの ちゃんも家に呼びましょサトたちには痛い 目に合ってもらわ なきゃ私はすぐに実りを呼び数週間ぶりの 再開を果たし たみのり無事でよかっ た再開できた感動のあまりみのを強く腕の 中に 抱き寄せるみのは緊張していたのか体中に 力が入っていたが抱きしめると徐々にその 力は緩んでいっ た ママ実はねさんと協力してパパときっちり めをと思っていたところな のことの経緯を話すとみのは喜んで協力 すると言って3人で出かけた写真などの 証拠を見せてくれ たサト随分遊んでくれてるじゃない写真に は有名なテーマパークで満面の意味を 見せるサトや食べ物を放るまどか中むつ まじく寄り添う2人の様子が収められてい た私と1度も言ったことないのに義父の 介護が始まる前みを連れて行きたいと言っ たことはあるがサは仕事だと応じてくれ なかったの だそれにしてもみのりちゃんの写真は ほとんどないの ね私はカメラマンだったのですま一緒に 移っているのは中良の家族をアピールする ために取ったよう ですどこまでみのりをこけにしたら気が 済むのかしら 私だけでなく実りのことまでも足毛にして 自分たちだけ幸せになろうとしているサト が許せなかっ た私もうサトとは縁を切る わさん私たちはここで負の連鎖を断ち切っ て人生のラストスパートは幸せに過ごし ましょう はいそして私はから紹介してもらった弁護 士を雇いに離婚と慰謝を求し た数日後無事に離婚と慰謝料の支払いに 同意を得られたと弁護士から連絡が来た 弁護士曰くサトシは当初慰謝料の支払いに はしった らしいしかし育が事前に準備していた 振り込み金と本来のヘルパー代の総額の差 が証拠として認められるとサトシは慰謝料 として支払わざるを得なくなったさらに サトとまどかは実りに虐待をしていたと 判断が下り実への養育費を支払うことも 命じてくれたの だこれでようやく私たちの生活安定するわ ねほっと胸を撫で下ろすと私の心は ようやく整理がついてきたように感じ たママ本当に ありがとう親として当然のことをしただけ よ私は実りの頭を撫でながらこれからは目 一ぱい愛情をかけていこうと決意し たその 翌日義父の家を生理に訪れた私たちは義父 からの遺言書を 見つけるあらお父さんこんなものを残して いたの ね弱々しい義父の字をじっと眺めそっと風 を 開けるそこには自分のことを心的に支えて くれた私に分以外全ての遺産を といった内容が書かれてい た お父さん長々と私に対する感謝の言葉が 綴られていた遺言書そっと胸に当てると心 がポカポカしてき たその後弁護士から聞いた情報ではサトも 小学のお金を相続したが遺産に期待してい たまどかに落胆されサは振られた らしいサの会社で噂が広がりとかは派遣を 切られたがサトは定年までわずかのため 辞められず針のむとなっているようだ義父 が残してくれた遺産のおかげでお金のゆり が生まれた私は実りと共に新居で生活を 始めたそれだけでなく育みに紹介して もらった仕事を在宅でスタートを切る今 までぎこちなかった実りとの関係も時間が できたことで距離が一気に縮まっていった 今度育みさんと大阪へ行か ない大阪行きたい何でもみのりも好きな アーティストのライブが当たったみたいで チケット3枚取ってくれたの よすごいやっ たぴょんぴょんと嬉しそうに跳ねる実りを 見て私は心から幸せを感じてい た楽しみねうん 私はようやく訪れた平穏に感謝しこの先の 時間をしっかり大切にしようと心の中で 誓った

▼チャンネル登録はこちら

チャンネル登録をしていただくと最新動画を確認することができます。
今後もスカッとする話や感動する話を随時更新していきますので、よろしければチャンネル登録よろしくお願いいたします！

※登場する人物は仮名です。実在する人物・団体などとは一切関係ありません。
※当チャンネルにて公開されているお話の内容は、実際のエピソードや視聴者から寄せられたお話を参考に独自で作成したオリジナルストーリーです。

※当チャンネルで公開されている動画の権利につきましては、当チャンネルが有しているものです。
当チャンネルの許可なく二次利用や転載、複製、文字起こしなどの行為は全て禁止しております。万が一無断転載を発見した場合、しかるべき対応をさせていただきます。

画像や映像は著作権フリーの素材、あるいは当チャンネルの著作物を使用しています。BGMはYouTube Audio Libraryより使用しております。

#スカッとする話 #スカッと #朗読 #修羅場