【旧ジャニーズ性加害問題】国連が報告 “4つの問題点”指摘 SMILE-UP.や東山社長の反応は?【#みんなのギモン】

今日の疑問はこちらです成科外問題国連 報告その内容はえスイスのジュネーブで 開かれていました国連の人権理事会の会合 で旧ジャニーズ事務所のジャニー北川元 社長による正加害問題について調査内容が 報告されましたまずはこちらえっと介護が この開かれた国連の人権理事会というのは 世界の至るところで人権の遵守されている かどうかを監視し 人権侵害から人々を守るための期間なん ですが報告が報告したのはですねその中の ビジネスと人権作業部会え企業と人権の 問題を調査する専門家たちなんですで報告 では正科害問題とその保証を行うスマイル アップ者の対応について所属していた数百 人に対し救済が行き渡っていない状態が 続いているという厳しい指摘がなされまし た今日はそのを詳しくお伝えしていくん ですがジュネーブで開かれたこの会合には 被害を訴えた元ジャニーズジュニアの 日本木秋正さんが出席しまして関連 イベントでは英語で被害の実態を訴えまし たジニ北川wasamanofGreat SocialStandingas Childrenatthe timeItwasvery difficultforusto complainaboutthe sexualharWesuffered from この問題に光を当ててくれたのはやはりえ 国連人権理事会の作業部であったりあのま 海外のメディアであると私たちは感じて おりましてま今までこの問題を日本は社会 問題としてすら扱ってくれなかったこの 問題をまこうしてですね国際社会の場に 持ってくることによって光を当てよりえ 大きな取り組みになっていってくれると 嬉しいと思っており ますま問題が何かこう起きた時あった時に しっかりと追求できる社会になってほしい と世界に向けて訴えたわけですねはいあの この問題に光を当ててくれたのはま作業 部会であったり海外のメディアであると いう言葉もありましたので今回の報告と いうのは私たち国内メディアに向けられた ものであるということは重く受け止めて いかないといけないですよねそうですね あの実際国連ではどういった報告がされた んでしょうかはい内容見ていきましょうか 今日のポイントそこでこちら です国連で報告保証問題点はそしてほど 遠いという指摘に東山社長はえ人権理事会 で行われた報告見てみますまずこちらが その報告書内容なんですがえ去年の7月 から日本で調査を行った作業部会は旧 ジャニーズ事務所と契約をした数百人の タレントを巡る性的作手と虐待の疑惑に ついつ深く有しているとしていますえ さらに日本のメディア企業は何十年もの間 このようなスキャンダルの隠蔽に関与して きたと厳しく指摘してい ます現在スマイルアップ社が行っている 被害者の救済や保証については大きくです ね4つの問題点を指摘していますまず1点 目え被害保障の進捗については作業部会に よりますとスマイルアップに被害と保証を 申し出た人の え957人うんそのうちスマイルアップが 保障額を通知したのは282人にとまって いてえこれは救済を求めている被害者の ニーズを満たすには程遠いと指摘しました うんでこれはですね作業部会が報告書にし た今年2月時点の数字です続いて2点目 こちらです心のケア相談窓口について被害 者からメンタルケアの支援を求めることが 困難であるという報告を定期的に受けて いると懸念を示しています3点目は弁護シ の同席ですスマイルアップは被害者と面談 の際に弁護士や臨床心理士を同席させても いいとしていますが作業部会が調査した 被害者はこのような申し出は受けていない と言いますそして4点目弁護士費用 スマイルアップの金銭保障には弁護士費用 が含まれておらず被害者は自己負担に 苦しんいこの事実は受け入れがいとしてい ますで報告書ではですねスマイルアップの 一連の対応について努力は認められるとし た一方で被害者救済への道のりは遠いと 指摘していますうんはいこうした問題点が 上げられた中でこれを受けたスマイル アップ側はどのような回答をしているん でしょうかはい対応気になりますねそこで 次のポイントなんですけれどもこちら ほど遠いという指摘に東山社長は今日午前 ですねスマイルアップの東山典之社長 コメントを発表してい ます東山社長はビジネスと人権作業部会 から は被害者救済に関する様々な取り組みに 関しその努力を認めるとして一定のご理解 をいただいたものと受け止めておりますと した上で引き続き被害者の救済に向けて 金銭保障のみならず被害に遭われた皆様の 心のケアや誹謗中小対策への取り組みも 含めてお1人お1人に寄り添いながら全力 で取り組んでまいります報告書にある各ご 指摘事項を真摯に受け止め改善や徹底に 精神誠意務めてまいりますとコメントして い ますさらに東山社長とスマイルアップは 国連で指摘があったこれらのですね4つの 問題点についても回答しましたまずこの 被害者保障の進捗については国連の報告書 に書かれた2月の時点ではスマイルアップ から被害者へ保証を申し出た人数は200 人でしたけれども直近の6月ではこちら 499人となったまた被害を申し出た人の 数合計で996人となったんですがその うちの207人からは連絡をしても返信が なく今ですねこの変保証の手続きをして いる人たちの人数というのは145人だと いう風に説明していますまたこちら心の ケアの相談窓口 これが利用しづらいという声えその申し出 については安心して窓口を利用して もらえるように運用体制を見直してきたと 説明していますうんそれから弁護しの同席 ですねこれについては保証の手続きの保証 の手続きの中で弁護士または臨床心理士の 同席が認められているその案内がなされ なかったという指摘を踏まえまして被害者 への案内を徹底していくということなん ですうんはいそしてこちら弁護士費用です これについてはですね被害者に提示して いる保障額の中に弁護士費用なども含まれ ているとしていますでその額の算定に あたりましては被害者の方々の精神的財産 的な損害も慰謝料として総合的に考慮して いると回答していましてま全体としてです ねこの国連の報告書にえ記載されており ますこの4つの問題点について1つ1つ 今日回答を示したわけですねうんまあの9 ジャニーズ事務所のこれまでの会見などを 聞いてみましても本当に真摯に取り組んで いくという話もありましたまあのこれから もスマイルアップはこの被害者の皆さんに 寄り添って精神誠意を見せていくことが 大切だと思うんですが当事者の方というの はどう受け止めているんでしょうかはい そうですね今日ですね13歳の時に性被害 を受けたという当事者の橋田さんに私たち お話をまし た旧ジニーズ事務所スマイルアップも やっぱりこううんまそれくらいしか言え ないのかなっていうことの内容ではあるん ですけどもっとこう国連が関わってここ まで言ってることの意味をもう少し メディアもしっかり取り上げてあの スマイルラップもしっかり答えてっていう 仕組みがあのしっかり循環するといいなっ て思ってますねスマイルアップだけが 苦しんでスマイルアップだけがこうなんか なんだろうあの悩んであの避難されてって いうことも僕は違うと思うんすよね世界で のもう話になってきてるわけだ からなんかこう日本人としてそこに向かわ なきゃいけその全体が向かわなきゃいけ ないと思うんですよま社会の1人1人 みんながね問われている問題だという指摘 なんですね田桐谷さん本当にそうですよね そしてあの被害者の皆さんさんの保証や ケアが進むのはもうもちろんですしあの 絶対に性被害を起こさないように社会全体 で私たちもこう取り組んでいかなきゃいけ ないなと思いますねそうですねあと私気に なるのはその被害者の皆さんの誹謗中傷 っていうのも結構大きなな問題ですよね あの国連のですねあの会合に出席した 日本木さんあの被害者は絶え間ない誹謗 中傷や嫌がらせにさらされていますと誹謗 中傷や嫌がらせをなくすための対策が必要 だと訴えていますうんスマイルアップも 引き続き被害者の救済に向けて金銭保障 だけではなくて心のケアや誹謗中傷対策に も全力で取り組んでいくとしていますはい ま旧ジャニーズ住所も果たしていくべき 責任ってのはあると思いますが改めて 私たちメディアもそういった責任があると いうことは考えていかなければいけないと 思いますしあの近野さんもそういった思い はありますよねはいそうですねま繰り返し ですねこのメディアに対する指摘っていう のを私たちもこう受けてきたわけで被害を 訴える皆さいさんはですねとにかく メディアが動かないと社会は変わらないと いう風にもおっしゃってるわけですねうん まこの間メディアの沈黙と厳しく批判され た私たちには関連する動きを伝え続ける 責任がありますえ今後も丁寧にしっかりと 報じてまいります

旧ジャニーズ事務所の性加害問題をめぐり、国連人権理事会の会合で調査内容が報告されました。報告では厳しい指摘が並びましたが、SMILE-UP.はそれに対する回答を示し、東山紀之社長のコメントも発表。元ジャニーズJr.に受け止めを聞きました。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/society/ebf47b324c0c42ab912359c755cd67d5

そこで今回の#みんなのギモンでは、「“性加害問題”国連報告…内容は?」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。

●国連で報告 「補償」問題点は?
●「ほど遠い」指摘に東山社長は?

■「ビジネスと人権作業部会」で報告

近野宏明・日本テレビ解説委員
「スイスのジュネーブで開かれていた国連の人権理事会の会合で、旧ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長による性加害問題について、調査内容が報告されました」

「同理事会は、世界の至る所で人権が順守されているかを監視し、人権侵害から人々を守るための機関です。報告したのは、その中の『ビジネスと人権作業部会』、企業と人権の問題を調査する専門家たち(の組織)です」

「報告では、性加害問題とその補償を行うSMILE-UP.社の対応について『所属していた数百人に対し救済が行き渡っていない状態が続いている』という厳しい指摘がなされました」

■会合では元ジャニーズJr.が訴え

近野解説委員
「ジュネーブでの会合では、被害を訴えた元ジャニーズJr.の二本樹顕理さんが出席しました」

「関連イベントでは英語で、『ジャニー喜多川氏は非常な社会的地位を有していた人物です。当時の私たちは子供であったため、そうした人物から受けた性被害を周囲に訴えることはとても困難でした』などと、被害の実態を訴えました」

「二本樹さんは取材に対して、次のように語りました」

二本樹さん
「この問題に光を当ててくれたのは、やはり国連人権理事会の作業部会であったり、海外のメディアであると私たちは感じておりまして、今までこの問題を日本は社会問題としてすら扱ってくれなかった」

「この問題を国際社会の場にもってくることによって光を当て、より大きな取り組みになっていってくれるとうれしいと思っています」

■人権理事会で行われた報告の中身

近野解説委員
「問題があった時にしっかりと追及できる社会になってほしいと、世界に向けて二本樹さんは訴えました」

山崎誠アナウンサー
「『この問題に光を当ててくれたのは作業部会であり、海外のメディア』という言葉もありました。今回の報告は私たち国内メディアに向けられたものであるということは、重く受け止めていかないといけないですね」

桐谷美玲キャスター
「実際に国連ではどういった報告がされたのでしょうか?」

近野解説委員
「人権理事会で行われた報告を見てみます。去年7月から日本で調査を行った作業部会は、『旧ジャニーズ事務所と契約した数百人のタレントをめぐる性的搾取と虐待の疑惑について深く憂慮している』としています」

「さらに『日本のメディア企業は何十年もの間、このようなスキャンダルの隠ぺいに関与してきた』と厳しく指摘しています」

■SMILE-UP.による救済・補償の問題点

近野解説委員
「現在SMILE-UP.が行っている被害者の救済や補償については、大きく4つの問題点を指摘しています」

「まず被害補償の進ちょくです。作業部会が報告書にした今年2月15日時点で、SMILE-UP.に被害と補償を申し出た人は957人で、そのうち同社が補償額を通知したのは282人。『救済を求めている被害者のニーズを満たすにはほど遠い』と指摘しました」

「次に、心のケア相談窓口について。被害者から『メンタル・ケアの支援を求めることが困難である』という報告を定期的に受けている、と懸念を示しています」

「3点目は弁護士らの同席です。SMILE-UP.は、被害者と面談する際に弁護士や臨床心理士を同席させてもいいとしていますが、作業部会が調査した被害者は『このような申し出は受けていない』としています」

「4点目は弁護士費用。SMILE-UP.の金銭補償には弁護士費用が含まれておらず、被害者は自己負担に苦しんでいるため、『この事実は受け入れがたい』と指摘しています」

「報告書ではSMILE-UP.の一連の対応について『努力は認められる』とした一方で、『被害者救済への道のりは遠い』と指摘しています」

■東山紀之社長がコメントを発表

刈川くるみキャスター
「こうした問題点が挙げられた中で、SMILE-UP.側はどのような回答をしているのでしょうか?」

近野解説委員
「27日午前、SMILE-UP.の東山紀之社長が次のようなコメントを発表しました」

東山社長
「ビジネスと人権作業部会からは、被害者救済に関する様々な取り組みに関し、その努力を認めるとして、一定のご理解をいただいたものと受け止めております」

「引き続き、被害者救済に向けて、金銭補償のみならず、被害にあわれた皆様の心のケアや誹謗(ひぼう)中傷対策への取り組みも含めて、お一人お一人に寄り添いながら全力で取り組んでまいります」

「報告書にある各ご指摘事項を真摯(しんし)に受け止め、改善や徹底に誠心誠意努めてまいります」

■国連の指摘事項に対して一つ一つ回答

近野解説委員
「さらに、東山社長とSMILE-UP.は、国連で指摘があった4つの問題点についても回答しました」

「まず被害補償の進ちょくについて。国連の報告書に書かれた2月時点では、SMILE-UP.から被害者へ補償を申し出た人数は282人でしたが、直近の6月14日時点では499人になったとしています」

「また、被害を申し出た人は合計で996人になったものの、そのうち207人からは連絡をしても返信がなく、今補償の手続きをしている人は145人ということです」

「次に心のケアの相談窓口について。利用しづらいという申し出に対しては、安心して窓口を利用してもらえるように運用体制を見直してきた、と説明しています」

「弁護士らの同席については、補償の手続きの中で弁護士または臨床心理士の同席が認められており、『案内がされなかった』という指摘を踏まえて被害者への案内を徹底していくということです」

「4点目の弁護士費用について。被害者に提示している補償額の中に弁護士費用なども含まれている、といいます。その額の算定にあたっては、被害者の方々の精神的・財産的な損害も慰謝料として総合的に考慮している、と回答しています」

■受け止めは? 元ジャニーズJr.に聞く

山崎アナウンサー
「旧ジャニーズ事務所のこれまでの会見でも、『真摯に取り組んでいく』という話もありました。これからもSMILE-UP.は被害者の皆さんに寄り添って、誠意を見せていくことが大切だと思いますが、当事者の方はどう受け止めているのでしょうか?」

近野解説委員
「13歳の時に性被害を受けたという、元ジャニーズJr.の橋田康さんに27日、お話を聞きました」

橋田さん
「SMILE-UP.も『それくらいしか言えないのかな』という内容ではあるんですけど、国連が関わってここまで言っていることの意味を、もう少しメディアもしっかり取り上げて、SMILE-UP.もしっかり答えて、という仕組みがしっかり循環するといいなと思いますね」

「SMILE-UP.だけが苦しんで、SMILE-UP.だけが悩んで非難されてというのも僕は違うと思うんですよね。世界での話になってきているわけだから、日本人として全体がそこに向かわなきゃいけないと思います」

近野解説委員
「社会の一人一人みんなが問われている問題だ、という指摘です」

桐谷キャスター
「被害者の皆さんの補償やケアが進むのはもちろんですし、絶対に性被害を起こさないように、社会全体で私たちも取り組んでいかなきゃいけないなと思いますね」

■誹謗中傷対策も課題…メディアの責任も

忽滑谷こころアナウンサー
「被害者の皆さんの誹謗中傷も大きな問題だと気になります」

近野解説委員
「国連の会合に出席した二本樹さんは『被害者は絶え間ない誹謗中傷や嫌がらせにさらされています』と話し、誹謗中傷や嫌がらせをなくすための対策が必要だと訴えています」

「SMILE-UP.も引き続き、被害者救済に向けて金銭補償だけでなく、心のケアや誹謗中傷対策にも全力で取り組んでいくとしています」

山崎アナウンサー
「旧ジャニーズ事務所も果たしていく責任はあると思いますが、改めて私たちメディアもそうした責任があることは考えていかなければいけません。近野さんもそういった思いはありますよね?」

近野解説委員
「メディアに対する指摘は繰り返し受けてきました。被害を訴える皆さんは、『メディアが動かないと社会は変わらない』とおっしゃっています」

「この間、『メディアの沈黙』と厳しく批判された私たちには、関連する動きを伝え続ける責任があります。今後も丁寧にしっかりと報じてまいります」
(2024年6月27日放送「news every.」より)

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1 Comment

  1. 1番大切なのは苦しんできた被害者の方の声をきく事だと思います
    スマイルアップは指摘されていい返事をしてるだけで後手後手すぎる
    誹謗中傷対策だって全然しなかったわけでお1人亡くなっていますよね
    国を動かすくらいの報道をして欲しい
    小さな子への性虐待が後を絶たないではないですか

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