エスプールの障がい者雇用支援事業はアリ？ナシ？

エスプールの障がい者雇用支援事業はアリ？ナシ？

障害者の法定雇用率というのが一定規模 以上の企業に定められているんですね企業 はその法定雇用率を達成するために結構 やきになるわけ [音楽] ですこんにちはつばめ投資の囲いです元村 です佐々木です今日はこの3人でSプール について議論したいと思うんですね元村 さんと佐々木君はあの当社のアナリスト ですでこのSプールという会社なんです けれどもま一時ですねこう非常に人気が出 まして株価もグイグイ上がっていたま 2017年頃から21年頃ですかねえ非常 に大きく上がっていた時期もあったんです けれども直近で大きく株価下落していまし てどうなるんだという風に思っている方も 少なくないんじゃないかと思いますただ ですねこのタイミングで一斉にですねこう 大手の投資家たちが買っているなという 動きもあるわけなんですねえその動きを まず見てみましょうえまずですねこう大株 主のところ見ますとえニュートあるんです が光通信ですねちょうど5%取得したと いうことですま光通信って言とまどちらか というとこう割安だったりとかストック ビジネスを行っている企業に投資している んですがその光通信が買ったということで ある意味でその割安感を示すえ指標になっ ているかなというような気がするんですね それからこの最近できました元セゾンに いらっしゃった積立王子の中野さんが 立ち上げたこの中野アセットマネジメント の日本株ファンドの中で筆頭銘柄ですね今 直近でマンスリーレポート初めて出たん ですがポートフォリオの筆頭のの銘柄に 1番たくさん組み入れている銘柄になって いるんですねえそんなことからま非常に 投資先として面白い対象なんじゃないかと いうことで今日ですねまず議論してみたい なというところなんですでこのですねS プールが一体どんなビジネスをしているか ということをまずお話ししたいんです けれども基本的にはその人材派遣とかそう いうところになっているんですが単純な 人材派遣というよりはですね普通の人材 派遣っていうのをやってるんですけれども 障害者に特化した人材の供給だったりとか 支援みたいなところをやっているんですね 特にこの黄色の部分なんですけど障害者 雇用支援領域売上高とありますそれがです ねこの2016年頃からぐんぐん伸びてき まして今ではまこれ3割ぐらいですかねの 売上なっているんですが詳細は開示してい ないんですが利益で見るとおそらくこの 黄色の障害者雇用支援というところで1番 利益を出していましてこの黄色い部分が 増えれば増えるほど利益が出るというよう な構図になっているという風に見ています えでこの障害者雇用支援ですねどういう ことかって言うと皆さんこう大企業とかに お務めされている方ならもしかしたら聞い たことがあるかもしれないですが障害者の 法定雇用率というのが一定規模以上の企業 に定められているんですね今2.5ですか ねつまり1000人従業員がいたらその うち2.525人はですね障害者を雇用し なければならないということででまそれを ですねこう見立であるとま1人足りない 部分に対して5万円をですね納めなきゃ いけないですとかあるいはその監督書から 呼ばれましてえ簡単に言うと怒られるわけ ですよねしかもあの大企業だったりすると 周りからの評判みたいなところにも響い たりするんで企業はその法定雇用率を達成 するために結構躍起になるわけですでエ プールはそこの支援を実は行っているん ですね障害者っていうのは知的障害者だっ たりとかあと精神障害者だったりですねま うつ病とかそういった部分も入ってくるん じゃないかと思うんですがその人たちを 雇用してその方々がですねSプールが準備 した農場で働いてもらうことでですね働く 支援というところにもなりますし雇用主は さっき言ったような想定雇用率を達成する ための企業なので企業が雇用してスプール が準備した農場で働いてもらうことで企業 は法定雇用率を達成できるしこの障害者の 方々はですね働き口を見つけて当然給料も もらうことができるというような形になっ ててまそこの農場でですね育てた野菜 なんかは例えば社員食堂とかで提供される ようなんですけれどもまこうやってですね WINWINの関係を作り上げていると いうのがエプのビジネスになってきます ただですねこのSプールのビジネス一部で は批判もありましてというのも結局今の 説明から分かっていただけると思うんです が肯定雇用率と言いながらこの企業自体の ビジネスに障害者が何か直接役に立って いるというわけじゃないというのがですね 大きな問題点となるかなと思いまして 要するに農場ですから直接関係のない ビジネスをやっているんですよねその 雇用主である企業とはSプールとしては その農場を準備してえ企業から料金を いただくことでビジネスが成り立って しかもそれなりに設けてるわけなんです けれどもそれって言葉を選ばずに言えば ですね障害者を出しにしたビジネスをして いるじゃないのみたいな批判を受けること がありますしまそれもじじですね非常に その批判が盛り上がりましてそれを きっかけに株価が下落し始めたという経緯 もあるかなと思いますそれで株価見てみ ますとですねねやはりこの2022年と いうところをピークにガタガタほとんど ですね反発することなく下がり続けている というのが現状ではありますまただしです ねこれはあのその農場に対する批判だけで はなくてこの中ですごい盛り上がった人材 派遣のビジネスまコールセンターですねこ ワクチンの摂取とかそういったところでの 人材派遣ビジネスが大きく盛り上がったま 反動源でここでもあります通りこの青の 部分がですね反動減で減ってしまっている という部分があってま直近では現役になっ ていることも株価下落に発射をかけている わけなんですがじゃ果たしてこっから株価 戻ってくるのかもっと長期的に見た場合に はですねスプールて成長していけるのかと いうことをですねこの中では議論していき たいと思うんですねま実際にこのPR 13.6倍だったり回り 3.18とえ結構まある意味で美味しい 水準にはなってきているんですよねえそれ がいろんな人等がですね投資している1つ の理由になっているかなと思いますでは 元村さんですねこのSプールのビジネスに ついて率直なご感想どう思いますかそう ですねまやっぱり社会的な意義はある会社 だなという風に思っていますていうのも やっぱりこの障害者支援っていうのは障害 者と雇用先のその企業だけだとうまくいか ないことっていうのはたくさんあってです ね私も元々あの法のその現場にいた時に 障害者雇用というものをこうやったんです けどもまものすごくやっぱりその子たちの その心情であったりとか特性っていうもの を現場のそのスタッフそれぞれがですね みんながその理解させるって言ったところ までますごく難しかったのでそこを やっぱりその仲介する役割としてあのエス プールさんが入って支援してくれるって 言ったことはですねまやっぱりこれはその 社会的な意義はあの高い事業を行ってるん だなという風には思いますね佐々君どう ですかあの障害者の方の立場になって考え てみると実はやはり社会的な意義はあると いう風に思いますこのSプールのレポート なんかを見るとその障害者雇用で実際に 雇用されてる方って実はあの身体障害者 おかにちょっと不自由がある方などが多い とで方でその知的障害者で方とかあと精神 障害者の方ってあ修了するのが結構難しい とそういう現状があるみたいなんですね 競合他社の話で言うと事業者数として大体 30社前後32社くらいがこの障害者雇用 のビジネスをやっているというそういった 現状があるようですで上場してる会社で 言うとjshという会社もありますけれど もその会社もあの農場をま企業に貸し出し て障害のある方をおそちらでま終了させる というま全く同じビジネスモデルをやっ てるんですよねそういった意味では競合 他者っていうのはいますしで今後も入って くる可能性っていうのは十分に考えられる かなと思います業績は確かにこのように 伸びていますねえでまビジネスの内容を見 ましても在宅医療とかそっちの方もやっ てるみたいですけれどもここですね障害者 の雇用支援は企業の障害採用定着に つながる脳炎型雇用支援コルディアーレ 脳炎を提供しよ取引先は社会保険え診療 報酬でこれはあのあれですねもう1個の ビジネスの方ですかねまじゃそうなって ライバルがいる中でSプルの強みってどう いうところになってくるんでしょうかはい やっぱりですねま佐々木さんおっしゃった 通りビジネスモデル自体は法されるその 可能性っていうのはおそらくあるんだろう と思うんですがそれでもやっぱりこの会社 は定着させることが難しいであろう障害し た雇用の中でもその精神疾患の方とかです ね知的障害の方えっとこの人たちをその 企業様のその担当者と共にその支援するっ ていったところにおそらく強みがあるん じゃないかなという風にえっと思われます ま資料を見る限りでですねこの会社の障害 者雇用の方のその定着率っていうのが確か 92から93%ぐらいあるとこれかなり 高いと思うんですねま私も経験上ですね 身体障害の方とかあとその知的障害の方で もその軽度な方っていうのはその人の えっと特正であったりとかできることに 合わせてその業務を割り振ってしっかり見 ていればですね健常者よりも簡単とその 業務をやり続けるっていうこういう風な その強みを持つ方がいらっしゃるので割と あの受け入れられやすいんですけども やっぱりその精神疾患を持ってる方って いうのはいつそのやっぱ取り乱すとかです ねそういう風なものがあった時に対応 できる人がいないとなかなかその企業側 っていうのは継続することが難しいんです よねなのでそういう風な方々を中心に障害 者雇用のその支援をやるっていうことは やっぱりそれそうのそのノウハウであっ たりとか定着させるための障害者自身への それから受け入れ先のその企業に対する その支援って言ったところここにおそらく 見えないノウハウがかなり溜まってるん じゃないかなと思うんですねでおそらく その事業者数の視野で言うとま5010% をおそらく超えてるんだろうという風に 思われるのでまそういったノハを確立し てるところではかなり強みを持ってるん じゃないかなと想像しています事業者数の シェアって言うとそういうサービスを利用 している企業のうちのシェアって感じです かそうですね大体こういう風な利用してる 人の企業者様がちょっとネットによって バラバラしてるんですがま最大で900 から1200社ぐらい利用していると言っ た中でSプールに関しては確かに600 何者の企業様があるということでしたので まそこら辺から推計するに企業者で見た時 のシェアは5050%あるかなという そんな感じはしますねこれって1個思った のはえっとその脳炎って例えばA社があっ たとしてA社のための脳炎なんですかそれ とも相乗りみたいなA社で雇用されてる人 B社で雇用されてる人みたいなのがま 相乗りで入ってくるようなイメージですか ねおそらく相乗りだと思いますあの相 相乗りですスケルメリットが効くという ことですよね脳炎自体を大きくしちゃって えでいろんな会社の雇されている人がくれ ばっていう話になるかなとただそうなれば なるほどますます企業の法定雇用率って何 だって感じですよねそのエスプールで働い ているっていうのが最もある意味適切な 状況にはなっちゃいますよねはいそう思い ますねだからその辺が基本的には参加者 登場してくる人に対してウンウンの ビジネスだとは思うんですけどじゃあ何が おかしいかってこの制度がなんかおかしい ですよね法定雇用率っていうところを 無理やり解決させようとしているという ところはあるんで1つのリスクとしては それがま何らかの形で是正されてSプール の少なくとも旨味としてはなくなって くるっていところもリスクとしてはあるか なというところかなとま一方でその障害者 雇用まただこの雇用率という話でいく限り 何かしらの対策が求められるでしょうから まその制度変更だったりとかその状況にS プールがついていける状況であれば先々も 一定の優性を発揮できるのかなというよう な感じがしますねこれ立ち上がって私の 認識ではそんなにまだ長くない10年 ぐらいというような認識なんですけど まそんなもんですかね2010年に農業 ビジネスを始めてますねなのでま10年 ちょっとですかねうんうん先駆けみたいな 感じだったんですかこのやり方はかなり こうなんて言うんでしょう思考錯誤されて この農場が決まったようなんですよねうん そうですねあの統合報告書なんかを見ると やっぱ先行事例が全くない状態での スタートだったという風に書いているので やっぱりそこは先駆け的にやったんだと 思いますねその時の苦労が今に結びついて いるというような感じですねだからんあれ ですよね就職氷河器で就職できなかった人 のための就労支援みたいなとこから始まっ たんですよねこの会社そうですね大卒の方 が修了先がないよとフリーターの就職支援 サービスっていうところが立ち上がり みたいですねまそっから確かこうリーマン ショックでそれ自体がちょっとしんどく なってこの部分を始めたっていうような そんなストーリーでしたかねはいオね そんなイメージですねうんま基本的に やっぱり人材に重きを置いていてコール センターへの人材の発見とかがもう1つの 大きな売上の柱としてなっているものです けどこの辺はコロナでえ特地があったよう に結構アップダウン激しいし競争は激しい ビジネスかなとえ思うんである意味光通信 が投資したっていうのは障害者雇用の部分 かなって思いますよねこれって多分1回 企業が契約したらもう切るわけに行かない じゃないですかおそらくそこはもう ストックビジネスとして定着していくのか なというようなイメージですねじゃあ ちょっとここで株価の話をしてみようかな と思うんですけどえストックビジネスとし て安定した収益が見込まれしかも後高定 雇用率が上がりさらにこのサービスが認知 されていくことによって様が伸びたりとか 市場が拡大していくっていう想定がある中 でPR13.6回り3.18これどう見る かですよね元村さんどう見ますか私はその もう1つのいわゆる人材派遣事業のその 特需が白楽してだいぶそのま元の水準に 戻ってきましたとでその中でえっと障害者 雇用支援事業といったところはその伸びて きてるって言ったところなんでま業績的に 見れば今は結構その底の状態ににこう近く なってるのかなという風に感じなくはない ですねちょっと合わせ技で見づらいんです けどだからこうやって黄色の部分障害者 雇用支援がこう伸びていてこの緑の部分 人材発見のところがしぼんでいる中でえま 売上としてはもう原因収になっているんだ けれども利益としては今横ばいであると いうことからあこの障害者支援の部分が もっと増えればやがてこう反転してくるで あろうということが想定できるというわけ ですねそうですねこの会社さんも要はその 農場をそのさらに増やしていくといった ところでま先行投資そのしてるみたいなの でよりこれまで以上にそこら辺を強化して いくということだと思うんですけれどもま おそらく多分そういう風な受け入り先って いうものがその増えれば例えばその精神 障害をお持ちのその親子さんとか身内の方 とかですねそういったところが求められる ようなそういう風なその場になっていくの かなという感じはしてますのでおそらく 順調にこの今のその精度が大きくガラっと 変わらなければ伸びていくんじゃないかな という風にはあの私自身は見てますね利益 に関して言えばあ今おっしゃっていただい たように先行投資が重んでますよね新しく 農場を作ったりとかしているの先行投資が 重むっていうのは当然その減価償却が同時 に出てくるということですから利益1回 こう圧迫要因になるんですよねそそういう 風なあのリスクはあると思いますねそうだ から逆に言うとそれが今こう現役用意に なってるだけでそれが軽くなってくれば またこう増益基調に乗れる可能性が自分に あるんじゃないかとえいうところですね はいそういうポテンシャルは感じてますね 佐としてはどうですですかSプールって いう会社を長い目線で見てみると結構その 社会調理を捉えるのはうまい会社なん だろうなという印象を持っていてそれが その1番最初のフリーターっていうところ から始まってビジネスプロセス アウトソーシングBPOですねそっちの方 の需要も捉えたりしてで今身が出てきてる のが障害者雇用っていうところだと思うの でま仮にその障害者雇用関係のそういった ところでまリスクが高くなるというかです ねあまりこういい状況じゃなくなったとし ても何かしらその社会課題と人材っていう のを組み合わせてなビジネスを産んでいく ようななんかそういう変化の仕方もできる ような会社には見えますねそういった意味 では重長期的には興味を引かれる会社と いうかですねそんな印象を持っていますえ そういう意味では本当にこの会社の経営者 とかあその考え方を見てえ行って長期的に 投資できるという風になった時にはある 意味面白いかもしれないですね株価水準 だけ見ると正直今かなり低いなという印象 は私としても思っていますのででま実際に そのひか通信はどうかわかんないです けれどもま中野アセットさんとかは おそらくしっかりと取材して投資している ということでしょうしあの中野アセットの ポリシーなんかを見ましてもですね本当に いい会社とえ生活者のいい人生日本のいい 未来を作るという風なところが掲げられて いましてま同投資する会社としてはこの クオリティグロースカンパニーという ところですからまおそらくそういったこと を意識した投資先にもえなっているんじゃ ないかなというような感じがしますえこの 動画の中でえまSプールをですねま推奨 するというわけでではないんですけれども まここで私が何をしたかったかって言うと やはりその企業を単純に株価だけとかです ね目先の減収とか現役とかそういった部分 だけを見るんでなくて企業の本質それを 長期的な観点で見て皆さんにですね投資の 判断をしていただきたいという風な思いを 込めて今回のこの企画をやっていますえ 是非ですねこのように本質的な議論を皆 さんとしていきたいというのが私の思い ですのでえ是非ともですねえ今後とも つばめ投資コをよろしくお願いでいきまし たらと思いますまだこのチャンネルを チャンネル登録してない方は是非この機会 にお忘れなくチャンネル登録お願いします またですねつめ投資顧問の有料会員 サービスでは具体的な銘柄をま推奨いたし ましてえそれに関するですねさらに深い 議論といったものを行っていますこの元村 さん佐々木君もですねえそちらでレポート を書いていたりとか銘柄をですねえ分析し たりとかしていますので是非ともご興味の ある方あの本格的にですね投資に取り組ん でみたいと思う方は是非そちらの訪問を 叩いていただければと思いますその情報 見るためには是非ホームページを訪れてみ てくださいまたスメ投資顧問や長期投資に ついてもっと詳しく知りたいという方は 詳細欄にございますメールマガジンに登録 いただきますと様々な大切な情報を発信し ていますのでえこちらは無料で登録できる ものですので是非この機会にえ忘れなくご 登録をお願いしますえこの動画がいいねと 思ったらグッドボタンを気になること コメントなどございましたらですねえ下の コメント欄にえお寄せいただけたらと思い ますえつめ投資顧問にYouTubeで 聞いてみたいことなどありましたらこれも 質問フォームかえ詳細欄にございますので そちらになんなりと書き込んでください それでは皆さんご視聴ありがとうござい ましたありがとうございました [音楽]

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エスプールの株価下落が止まりません。株価はピークから約8割下落しました。しかし、同社の障害者雇用支援事業はなお強固であり、ストックビジネスとしても注目が集まります。ただし、この事業には批判もあることから、動画ではその部分を含めた投資の是非について議論します。

■栫井駿介の経歴とつばめ投資顧問の投資手法

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