昭和特撮「恐竜探険隊ボーンフリー」1976 特撮×アニメ×恐竜!円谷プロの異色作

男のロマンライブ今回は以前取り上げた プロレスの星アステカイザーとほぼ同時期 につプロが実写特撮かけるアニメという 手法に挑んだ植作恐竜探検隊ボーンフリー の魅力を当時爆発的な人気を呼んだガンも 合わせて解説します [音楽] 本作はウルトラシリーズのつや プロダクションが恐竜やめかジオラマなど はストップモーションのモデル アニメーションを含むミニチュアでの実写 特撮人形などのキャラクターはセルアニメ の体アニメという手法で制作した1976 年放送の番組ですこの前年3月オイル ショックの逆風の中ウルトラマンレオが 終了1971年から続いた第二次怪獣部分 も下火となり特撮番組が少なくなってきた 時期でしたつプロは当時の恐竜ブームを 背景に特撮番組の生き残りさくその中で たどり着いたのが特撮かけるアニメという 新規軸でしたこのモフリーは水星の接近に よる地変動で時定から現代に姿を表した 中世代の恐竜を絶滅から救うべく特殊車両 などのメカを操って奮闘する恐竜探検体の 活躍を描くというストーリー怪獣を倒すの ではなく恐竜を救うというのは画期的な アイデアでした恐竜を麻酔中で眠らせて 飛行線で保護刀に運ぶというのは現代にも 通じるセンスを感じます正直人物パートが アニメなのは違和感しかありませんでした がそれでもモデルアニメーションで撮影さ れた恐竜やジオラマそしてなんと言っても ボンフリー号などのメカがサンダーバード チックでものすごくかっこよく当時小学生 だった私は夢中で見ていました放送は夜7 時台のゴールデンタイムではなく金曜の 夕方という通常は再放送やニュースが放送 されている時間帯それでも本作は子供たち の間で人気が高く私もその1人でしたなん でこんな変な時間帯にやるんだろうと 不思議に思いながらも毎週楽しみに見てい まし たつプロでは特撮番組の高すぎる制作費が 設立以来の頭痛の種でしたそこにオイル ショックとアニメ人気が追い打ちをかけつ プロは従来の着ぐるみと巨大なセット以外 の新たな制作手法を模索する動きが加速し ました1974年頃からつプロは密かに モデルアニメーションを使ったリアルな 巨大生物の生態表現とアニメーションの 合体によってショスペースでも制作可能な 特撮タイトルの実現を目指し実験を重ね ます1974年には居住惑星という2分 40秒のパイロットフィルムを制作宇宙船 で未知の惑星に装着してタンクで冒険する 2人の隊員が巨大な鳥と触角銃に遭遇し謎 の巨人に吸出されるというストーリーで 人物はセルアニメ巨大生物はモデル アニメーションで制作されています さらに1975年にはつれや立体アニメと 題して同様の手法でさらに人物が場面に よってアニメと実写の両方で描かれる作品 を制作それ以外にもつプロでは脱ウルトラ マンを模索して恐竜特装隊DCザウルス号 の冒険などサンダーバードを意識した マイティジャックの流れを組むメカニック が主役の企画案がありこれらの企画が恐竜 探体ボンフリーとなって結実しました ボンフリーの魅力その位は恐竜です恐竜は いつのよも子供たちに人気がありますが 昭和のこの時代もじわじわと恐竜人気が 高まっていました1973年にはソビエト の恐竜店が国立科学博物館と宝塚 ファミリーランドで開かれ藤子先生が のび太の恐竜を書いたのは1975年です そして1976年には北海道で江の化石が 発見され恐竜人気はさらに加熱しますこう した時代背景を受けて本作は古生物学者の 小端育雄が監修として参加恐竜の描写は 当時最新の学説に極力基づいて描かれ従来 の怪獣もとは一戦を隠しています登場する 恐竜もブロントサウルスアロサウルス ティラノサウルストリケラトプス ステゴサウルスなどの人気者に加えて話題 のエミカ龍や一般には馴染みのすいポラ カントサウルスなども登場しますちなみに ブロントサウルスは当時巨大な首長流で 最もポピュラーでしたがその後 アパトサウルスの一種とされて図鑑から 消滅しかし現在やっぱり異なる種類ではと の意見が出て復活の兆しがあるよう です本作で用いられたモデル アニメーションとはミニチュアの恐竜を ストップモーションでこりするクラシカル な手法特撮パートはシルバー仮面などを 制作した日本現代企画のコエスタジオで 撮影されましたこの手法は着ぐるみに 比べるとショスペースで撮影できますが 恐ろしく手間がかかりますまたどうしても 動きがカクカクしてしまい現代の3DCG を見慣れた目で見ればチープに感じるのは 仕方ありませんそして本作の最大の特徴で ある人物アニメと実写特撮の融合本作の アニメパートは日本サンライズが手掛けて いますこの狙いはサンダーバードのマリオ ネーションを意識したとかドラマパートの 人件費やロケ費などを抑えるコストカット の狙いがあったと言われていますがどう 考えても制作の手間はこの方が激増する気 がします実際作品中でも完全に世界観が 分担してしまわないよう実写の背景の上を セルアニメのキャラが歩いて渡ったりなど かなり細かな工夫がされていてこれを30 分の連続テレビ番組でどうやって制作進行 していたんだろうと今見ても不思議です 結果的にはこの手間が予算やスケジュール の破綻を招きツクールK25話で終了せ ざるを得なくなるなどこの試みは成功とは 言えませんでしたがこういった総意工夫で チャレンジを続けた当時のスタッフの熱意 は正しく評価されるべきだと思い ますそしてなんといっても本作の最大の 魅力はボンフリー号をはめとするメカの かっこよさこのメカの前には多少恐竜が チープであろうが人がいきなりアニメで あろうが許してしまう絶大な魅力があり ました広告代理店朝日通信者の麻雀 ライジング戦略でガングメーカーのトミー がメインスポンサーとなり1号と2号が 分離するヘリコプターなどのミニメカを 搭載するなどガングとしての発売を前提と したメカニックプランが狙られています本 作品はトミーが初めて本格的に スポンサードした特撮及びアニメ番組 そして実際に当時発売されたボンフリーの ガグは大ヒットとなりました当時としては かなり高額な3500円もするボンフリー 合体セットはちびっこたちの憧れのオマ でし [音楽] た [音楽] のさ大及び劇楽曲の素晴らしさも本作の 魅力の1つです音楽を担当したのは ウルトラマンシリーズを始めつやプロと いえばこの方冬徹さん独自のホルンの ネイルとスケール感でシモ正斗さんが歌う ドラマチックな主題歌を聞いただけで ワンダバダつワールドに引き込まれます うんいい曲です今のつ作品には冬トールが 足り [音楽] ない最後はこちらボンフリーは当時の ガング展開マーチャンダイズでも成功をめ ました私はクリスマスプレゼントでこれを 買ってもらいまして今も福岡の実家に大切 に保有していますプラスチックの ボンフリー号はトミカやプラレールの トミーだけあってギミックが満載テレビ 番組のキャラクターガングがこれが初めて とは思えない出来栄えです1号と2号は 分離して遊べます2号にはヘリコプター 小型探検車潜水艇が搭載されていてこの3 台は大スト性ですちなみにこのボンフリゴ 近年プラモデルその他で再発されている よう です前日の通り予算釣果とスケジュールの 破綻でツクールで放送終了となった ボンフリーですがこの企画は恐竜大戦争 アゼ防具恐竜船体古生ドと鈴木今ではつや 恐竜3部作称されていますアイゼンボーグ では人物は変わらずアニメでフ号をさらに ブラシアップしたようなメカも登場恐竜 たちはモデルアニメーションではなく 着ぐるみになり結局ウルトラマンのような ヒーローが主役になってしまいました さらに恐竜船体古生ドでは全編実写で制作 されもはや単なる特撮番組にちなみに アイゼンボーグはサウジアラビアで根強い 人気があり2017年にはアラブの石油王 の熱烈なオファーを受けてリメイク作品が 制作されました [音楽] いかがだったでしょうか今回は私が小学生 時代に熱中した恐竜探検体ボンフリーの 魅力とそれに続くアイゼンボーグ古性堂に ついても少しだけ触れましたボーフリーは つやチャンネル他のサブスクで視聴でき ますので興味のある方は是非ご覧になって みてください男ノルマンライは昭和の サブカルエポックメイキングな作品や 出来事をブログと連動して毎週金曜夜8時 公開でお送りしています是非チャンネル 登録高評価コメントもどしどしお寄せ くださいそれではまた次の動画でお会いし ましょうごきげんようさよなら [音楽]

円谷プロのミニチュア特撮×アニメ異色作、1976年「恐竜探検隊ボーンフリー」!誕生の経緯から本作の魅力を、当時トミーから発売され爆発的人気を呼んだ玩具も含めて徹底解説!

【チャプター】
00:00:00 オープニング
00:00:42 「恐竜探険隊ボーンフリー」とは?
00:02:33 円谷プロが挑んだ「立体アニメ」とは
00:03:59 魅力①恐竜の生体を描く
00:05:17 魅力②コマ撮り実写特撮×アニメーション
00:06:47 魅力③メカニックのカッコよさ
00:07:40 魅力④冬木透さんの音楽
00:08:24 魅力⑤玩具展開
00:09:06 アイゼンボーグとコセイドン

▼【男のロマンBlog】
昭和特撮「恐竜探険隊ボーンフリー」〜1976 特撮+アニメの円谷プロ異色作(当時もの玩具)
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31 Comments

  1. 恐竜三部作に共通しているのは恐竜を題材にしているのと二両編成の装甲車が出てくること。
    確かに危険な恐竜世界を探検するには装甲車は妥当と言えます<(`^´)>

  2. ボーンフリーの何がスゴイって出現した恐竜をやっつけるじゃなく保護して、その恐竜を保護区で管理飼育するって「ジュラシック・パーク」ネタを20年以上前にやってた事なんだわな。方向は180度違うけど。

  3. モデルアニメーションは、魔神ハンターミツルギでもアニクリエーションと称して用いられていた手法ですね。あちらも手間がかかりすぎてスケジュールが破綻し、1クールで終わったとか…

  4. 君は聞いたかあの鳴き声を でかいカラダも命はひとつ 何万年もの長い眠りの 目を覚まされたティラノサウルス(ゴー!ゴー!ゴー!)ボーンフリー ボーンフリー 麻酔銃だネット砲だ 行け行け行け 陸を海を空を 恐竜探検隊ボーンフリー

  5. 「ボーフリー号〜5人と一匹〜」でしたっけ?観てましたなぁ。
    サムネの車両、ジュラシックパーク2の車両と異様に似てません?

  6. ボーンフリー号が戦車の魅力たっぷりでいい!あの武骨なスタイルで荒地を進むカッコ良さが子供にはたまらなかった!!

  7. 此の動画製作主さんが同い年って事で親近感が出て来ますね!!!ボーンフリーは好きだったけど次作のアイゼンボーグは嫌いな番組でしたね

  8. 当時カンカン,ランランパンダが来日した頃でしたね〜テレビのCMを観て兄弟で興奮したのを思い出します…EX合金
    も大事に飾ってあります。

  9. トラコドンがティラノサウルスに襲われ血まみれになって食べられてしまうシーンがあって、
    今でもトラウマになってます。
    そんな弱肉強食の世界をストレートに描写する作品でしたね。

  10. 恐竜を保護対象(今でいう絶滅危惧種)としたのが斬新で熱かったですね。そのあとのアイゼンボーグは残念でした(笑)。

  11. かつて札幌に仕事で言ってた時、新聞でエゾミカサリュウの化石はモササウルスだったと知って、なんか終わったな…と思った。

  12. この作品は
    かなり前に
    チャンネルNECOで
    放送されてました。
    物語は印象にないけど
    音楽が円谷プロには
    この人といっても過言ではない
    冬木透先生で
    OPとEDは
    子門真人さんが
    歌っていた
    いい曲です。
    (OPよりもEDの
     恐竜よいつまでも
      名曲です。)
    でこれをベースに続編的な
    「恐竜大戦争 アイゼンボーグ」が
    作られています。
    でこの作品、どこかの国の
    石油王が大好きで
    円谷プロに新作を
    作って欲しいと要望があり
    その当時の円谷プロの社員と
    雑談した模様と
    新作パート遠とったものが
    YouTubeで公開されました。

  13. この ボーンフリ号の おもちゃ持っていました
    この 作品 好きでした
    その後 ジュラシックパークの二作目
    ロストワールド にて 
    大型の 探検車が 出て来ますが
    私 個人的に ですが ボーンフリ号の アイデア
    使わせている様な気がします
    どうなんでしょう

  14. ボーンフリー、アイゼンボーグ、コセイドンは小さい頃に見てたな。ボーン~は午前中の再放送だったと記憶。他はリアタイで見てた。

  15. これのフリービークルの当時物プラモを持っています。完成度やギミックが凄い上にスナップキットという逸品ですね☺

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