『ドクターイエロー』内部取材の秘蔵映像　車両の中に階段…その上に特別な座席が１つ　走りながら「こんなに近くで見られる！？」（2024年6月14日）

『ドクターイエロー』内部取材の秘蔵映像　車両の中に階段…その上に特別な座席が１つ　走りながら「こんなに近くで見られる！？」（2024年6月14日）

目を見張る黄色のボディが特徴的な ドクターイエロー東海道山陽新幹線の線路 や河川などに異常がないかを走りながら 検査する新幹線のお医者さん [音楽] です新幹線開業に合わせて導入され阪神 淡路震災の 震災から2月半後に新大阪姫路を [音楽] 行7た橋などに問題がないか点検しまし た10日に1度ほどしか走行せずダイヤも 非公開となっていることから見ると幸せに なれるとも言われの人に愛されてい ますロてここまで人気者になったと思われ ますか大体1ヶ月に3回程度しかもですね やっぱりあの色ですよね他の営業用の新 幹線の車両と違ってま黄色い色をしていて 黄色はとにかく幸運のあのまシンボルでも あったので見ると幸せになるとかいいこと があるっていう言われたのがやっぱり人気 の要因になったんだろう なしかし昨日そんなドクターイエローが 老朽化を理由に2027年を目に引退する ことが発表されまし たドクターイエローのプラレールが走り 黄色い恋人なる商品も販売されてい ます今朝靴下や模型など数多くのドクター イエローグッズを取り扱う鉄道ショップに 行ってみる とドクターイエロー好きもう1たね好きだ ねドタロも1番最初に好きになった新幹線 見たね今もずっと見てますねあ見てますね ショックショックです好きだからはい ドクターイエローのはいおもちゃすね子供 にもう引退するんだと思ってはいちょっと 気になってはい買いまし たこのお店で1番人気なのはやはり ドクターイエローだということでドクター イエロー目当ての方ってのは多く いらっしゃいますのでそうですねドクター イエローがなくなってしまいますとやっぱ そういったお客様っていうのがま他に移っ ていただく可能性もあるんですけどももし かしたらちょっと減ってしまうかなって いうのは懸念はありますね はいみんなに愛されるドクターイエローの 正式名称は新幹線電気機動総合試験 者今からドクターイエローの中に潜入して きますこれは貴重な内部の映像です つなぎ目部分にはケーブルがが張り巡らさ れ車両全体に計測機器が積まれています さらにモニターが設置され車体に備えつけ られたカメラ映像が確認できるということ です が映さないで欲しいんですねモザイクでお 願い計測した数値はセキュリティの関係で 非公開インフラを支えているため厳重に 扱われてい ますさらに中央にはその階段が階段の先に は座席が1つどんな役割があるのでしょう か すごいこんな近くで見れるもんなんですね ここは電線から車両に高圧の電気を送る パンタグラフを観測する場所接触状態に 問題がないかなど目で見て確かめられる ようになっていまし たそしてこちらが心部時速270kmで 走行しながら測したデータが集まる場所 ですレールの状態をですね歪みですとかえ ねじれですねそういったものをえっと収録 してえ線路に異常がないかえ確認して ます異常があればすぐに司令所へ報告する 必要があるため検測中は絶えずチェック 驚くのはその制度です ミリ単位では測定してるのでそうですね コンマ何ミリっていうのが時差は出て くるってい感じですかね他にも無線や信号 などに異常がないかも入念に確認してい ますドクターイエロてまドクターってお 医者さんですからま治療をするていう イメージがあるんですけれども実は治療と いうかそのよあの実際にはですね線路のま 診察っていう方に をイメージしていただきたいんですけれど も新幹線の安全の運行安全で安定した運行 のためにま非常に貢献してるま要すに縁の 下の力持ちっていうような存在ですね日本 の技術を詰め込んで走るドクターイエロー 2027年を目にその歴史に幕が下ろされ ますまだまだ知らないドタイエロの秘密 振り返っていきたいと思いますさしてす座 の秘密さらにじゃ今後のこれまでドタエロ が担っていたお仕事はどうなっていくのと いうお話なんですが順番に見ていき ましょうまず正式名所新幹線電気機動総合 試験者ということで走行尾運行ダイヤは 基本的には非公開です日本に2台しかない んですね10日に1度だけ走行していて 東京博多間を2日間かけて往復するという ことでまjr西日本とjr東海がそれぞれ 所有をしています改めてま新幹線のお医者 さんドクターと言われていますがどんな 仕事をしているのか 線路の歪みあと河川を流れる電圧河川の魔 こういったものをチェックしているあと ATC信号というスピードを管理する上で 大切な信号無線装置こういったものの チェックも行っているということなんです よねなのでまこういったドタイエローの 存在というのが我々が安全に新幹線に乗る 上で大切なんだということなんですじゃあ なぜ黄色なのかなんか想像つきます皆さん どうですかめっちゃシンプル答えはこちら 夜でも目立つようあと間違って人が乗って しまわないように分かりやすく黄色に 染め上げたま黄色というのは我々が普段 乗ってる新幹線にはなかなかない色ま部品 探してもなかなか黄色はないんじゃない でしょうかということでそういう見分けを つけるために黄色にしているとにかく いろんなポイントがスペシャルなんですね そのす座の秘密というのも見ていき ましょうかまずですね営業車両つまり我々 が乗る新幹線と同じく時速270kmで 検査測定が可能うんすごいななので最高 速度270km出るんだけど決して ただただ早く移動してるわけじゃなくって 270kmのスピード出しながら色々 チェックしてるというのがこの新幹線の すごいところなんですって乗ってる人が 人間の目でチェックする部分とま機械があ チェックする部分と分かれているそうなん ですが270kmのスピードで動くんだ けれどもざっくりチェックするわけじゃ なくって線路の歪みなどは5m間隔で回は 把握してるんですよすごいねここの1kg 問題なかったとかじゃないんですシーと 行くのに5m感覚で歪みがあれば分かる ようになってすごい事故の危険を事前に 察知してくれているのがドクターイエロー なんですそして速さの部分なんですけれど もあの元々3期の代車で動いていてその時 は時速210kmまでしか出なかったうん でこの時速210kmまでしか出なかった んだけれども要は新幹線の一般の関成の スピードがどんどん上がるじゃないですか そうするとドクターイエローのスピードも 上げなくちゃいけないんですうんうんへえ これはなぜかと言うと日本は新幹線のその 運行してる数が非常に多いので夜は メンテナンス工事じゃ昼間にチェック しようとなるとちんたらちんたら動いて いるとそうか東京大阪大阪名古屋移動する 人みんなに迷惑がかかるだから一般車両と 同じレベルのスピードで動かなくちゃいけ ないという日本得意の理由があるなるほど だからみが今最高速度270kmなんだ けどそこに合わせるためにドクターイエロ も早くなくちゃいけないということで現在 は2機の代車で270km出るっていう ことでま武田さんこの辺りも日本の新幹線 ってまブルトレインとか言われて世界的に も有名ですけれども新幹線のレベルが 上がると点検車両のレベルも上げざるを 負えないというまそんな中で生まれたこの 技術なんですよねだからまあね本当この何 ドクターイエローは何顔と名前がいいわけ よ色と名前がいいわけ なんかは嫉妬女知らないけど結構ちょっと ちゃうのとあもう1つ新幹線っていうのは 車両のことじゃなくてよくシステムだって 言うけどもそれの一貫になってるのはこの ドクターイロだってことがよくわかります よね顔で言うとその表情もちょっとずつ 時代によって変わってるんですよ ねあ初代ま丸顔2台目丸顔だからこの初代 2代目から3目に移行するにあたって かなり大きな変化を遂げて今のこのなんと いうかフラットフェイスの非常に スピーディな雰囲気になさあそんなドタ色 なんですが他にも見ていきましょうか鉄道 ジャーナリストの梅原さんに聞きました あのですねここ5号車なんですってここ3 号車そこの上がこういうガラス張りになっ ていてパンタグラフ要は終電装置電気を こう車体に集めてくる装置それがよく 見えるとここはだから検査をする方がうん もち目もするんだけれどもあの撮影をして その撮影した映像データを解析しえ異常が ないかをチェックしていくということ機械 の技術とまある種職人たちのこの人間の目 でこの新幹線の安全ってのが守られてるん ですそんなドクターイエローなんです けれどもあの阪神淡路大震災の時東海道 山陽新幹線もちろんダメージ受けたんです がその復旧にも活躍をしました貢献をし ましたドタイエローの中に倉庫みたいな うん部屋があってそこにはクレーもついて いてそこにたくさんの資材を乗せて何度も 往復をしダメージを受けたそういった線路 などの復旧にもドクタイエロは大活躍した ということで本当にそういう話を聞くと ありがとうございますドクタイエローさん お疲れ様でしたという気持ちになってき ますそんなドクターイエローじゃ今後の話 ですよでね今後どうやって検査行っていく のかなという部分なんですがいくつかの 営業車両に機器がそれぞれ分散され搭載さ れていくそうもう今既に営業車両の中に そういう検 入てるあるというでなのでイエローでは なくなるんだけも今後もしっかりとある 後輩たちに受け継がれながら新幹線の安全 は守られていくということでした以上応 プレゼンでし [音楽] [音楽] たHV

「幸せの黄色い新幹線」とも言われ人気の『ドクターイエロー』が２０２７年をメドに引退することが発表されました。そこで過去に車両内を取材した秘蔵映像を振り返ります。

　目を見張る黄色のボディが特徴的なドクターイエロー。東海道・山陽新幹線の線路や架線などに異常がないかを走りながら検査する新幹線のお医者さんです。新幹線開業に合わせて導入。阪神・淡路大震災の復旧の際には、震災から２か月半後に新大阪－姫路間を走行して、高架橋などに問題がないかを点検しました。

　１０日に１度ほどしか走行せず、ダイヤも非公開となっていることから、“見ると幸せになれる”とも言われ多くの人に愛されています。その人気の理由について専門家に聞きました。

　（鉄道ジャーナリスト　梅原淳さん）「走行は１か月に３回程度。しかもあの色ですよね。ほかの営業用の新幹線の車両と違って黄色。黄色はとにかく幸せのシンボルだったので、見ると幸せになるとか、いいことがあると言われたのが人気の要因だったのだろうなと」

　しかし６月１３日、そんなドクターイエローが老朽化を理由に２０２７年をメドに引退することが発表されました。そこで６月１４日、靴下や模型など数多くのドクターイエローグッズを取り扱う「駅鉄ＰＯＰ ＳＨＯＰ エキマルシェ新大阪店」で話を聞きました。このお店で一番人気なのはやはりドクターイエローだということです。

　（客）「ドクターイエローは息子が最初に好きになった新幹線で。（引退は）ショックです。好きだから」
　（客）「ドクターイエローのおもちゃですね、子どもに。もう引退するんだと思って、ちょっと気になって買いました」

　（大野直哉店長）「ドクターイエロー目当ての方は多くいらっしゃいますので、ドクターイエローが引退すると、そういったお客さまがもしかしたらちょっと減ってしまうかなという懸念はありますね」

　みんなに愛されるドクターイエローの正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」。過去に貴重な内部を取材した映像があります。

　つなぎ目部分にはケーブルが張り巡らされ、車両全体に計測機器が積まれています。さらにモニターが設置され、車体に備え付けられたカメラ映像が確認できるということですが…計測した数値はセキュリティの関係で非公開。インフラを支えているため厳重に扱われています。

　ドクターイエローの車体中央には“謎の階段”があります。階段をのぼった先には座席が１つ。天井に窓がついていて、外が見えるようになっています。ここは電線から車両に高圧の電気を送るパンタグラフを観測する場所。接触状態に問題がないかなどを目で見て確かめられるようになっていました。

　そして心臓部。時速約２７０ｋｍで走行しながら検測したデータが集まる場所です。

　（レールテック技術リーダー　曽根研志郎さん）「レールの状態ですね、ゆがみやねじれなどを収録して、線路に異常がないかを確認しています」

　異常があればすぐに指令所へ報告する必要があるため、検測中は絶えずチェック。驚くのはその精度です。

　（レールテック技術リーダー　曽根研志郎さん）「ミリ単位で測定しているので、コンマ何ミリとかで差が出てくる」

　ほかにも無線や信号などに異常がないかも入念に確認しています。

　（鉄道ジャーナリスト　梅原淳さん）「ドクターイエローは、ドクター＝お医者さんですから、治療をするというイメージがあるのですけれども、実際には線路の診察という方をイメージしていただきたい。新幹線の安全で安定した運行のために非常に貢献している。まあ要するに縁の下の力持ちというような存在ですね」

　日本の技術を詰め込んで走るドクターイエロー。２０２７年をメドにその歴史に幕が下ろされます。

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