【漫画】美少女に放課後の校舎裏に呼び出された俺。「私のこと好きにしていいよ?」とアレな関係を求められて大人な雰囲気に呑まれる。この色仕掛け事件が双子姉妹にもバレて説教されたが、嫉妬してる双子が超可愛い

俺こと高屋敷咲とは掃除ロッカーの中で サンドイッチになって いるえいえい光押すなってはちーちゃん変 な声出しちゃだめだよちちゃんはえ今のは うちじゃないよすまん俺かもあじゃあ別に いっかあ俺は別にいいんだ俺こと高屋敷咲 には2人の彼女がいるそれも美少女双子 姉妹天心爛漫な姉の宇光そして真面目な 優等生の妹宇陰だひょんなことから彼女 たちと同時に付き合うことになったのだが 光どこに行った の仲良く3人で付き合い始めた矢俺の周り でいろんな事件が起き始めた光がとある 人物に追いかけられているのは実は山の 一角にすぎないとりあえずなぜ光が 追いかけられているのか掃除ロッカーに 逃げ込んだ日の放課後俺たちはカフェに来 ていたひちゃんなんで逃げてたのか きちんと事情を教えて言わないと怒るけど うわもう怒ってるなごめんなさい近そんな 問い詰めるような聞き方だと余計に答え にくくなっちゃうからサクト君はひー ちゃんに甘いですひいちゃんのために もっと厳しくしないとまあそういうなら ちかに任せるよなんか子育ての方針で 揉める夫婦みたいだね怒ってるんだから 着かせないでねパパそうだぞひかうんちか 今俺のことパパって言わなかった多少複雑 な気分になったが話を元に戻すと今年の4 月入学したの時光はクラスメートの東の若 という子に新聞部に入らないかと頼まれた らしい名前を貸すだけでいいというので光 はしぶしぶ入部届けを出したこうして幽霊 部員宇光が爆弾したところが7月になり急 に新聞部の活動に参加しなさいと東野さん から言われた光は断ったものの強引に部活 に引っ張っていこうとしたらしいをみても 今は光が必要なのといった感じで具体的な 理由は何も教えてくれないらしいひー ちゃんが天才だと知って使えると思ったん ですかねどうだろうな実は光はこう見えて 超天才だったりするほぼ独学で物理学や 生物学心理学などあらゆる学問を抑えて いるうちそんなに暇そうに見えるかなうん 暇そうひどくない というのは冗談で新聞部は天才の力を借り たいと思っているのかもしれないただまあ 今は必要という言葉が俺にはどうしても 引っかかっていたうんどうしたの咲君髪型 ならいつも通りかっこいいですよいや俺は 窓ガラスで髪型チェックするほど自識過剰 なタイプじゃないよそうじゃなくていや気 のせいか最近誰かからけられたりいると 思うことが多くなった確か前回の実力 テストで学年1位になったあたりか自分で 目立つことをやっておいて視線を気にする のは自識過剰かもしれないがち気づかれた かつうかもっとアンしたりいつけよなこう なったらあの手しかないか実は俺たちが 知らないところでもう1つ問題が発生して いたことをこの時の俺たちは知るよしも なかった そんなわけで翌日の放課後のこと光が体部 届を職員室に取りに行き陰が先生に 呼び出されたというので俺は1人で帰る ことになったのだがうんなんだこの封筒は 下駄箱の靴の上に可愛らしい封筒があって 今日の放課後物質島の裏に来てください 文面はそれだけで差し出し人の名前も具体 的な目的も書かれていないまさかのれた ネット社会の現代になんてリスキーな今日 の放課語って今だよないたずらだったら いいんだけど本気だったらどうしよう そんなわけで物質刀の裏にやってきたする とそこに見覚えのあるツインテールの 女の子が立っていた高屋敷君来てくれて ありがとう5の東のわです光を追いかけて いた子だけどなんかイメージが違うぞ そしてちょっといい雰囲気になりかけた 高屋敷君は彼女はいますかいや彼女たち ならいるうみ姉妹と仲がいいですよねまあ ねだって2人とも俺の彼女だものどちらか と付き合いたいとかは好きとかじゃないん ですか いやどっちも好きだしどっちも彼女だから ねとりあえず嘘は言っていないと思う多分 たらずので3人で付き合っていることは 周りに秘密だそうしてなんとかごまかし きったのだ がだったらいいですよねいいって何がえ なんでボタンを外してるのわ私だって 恥ずかしいんですだったらなぜ外すなんだ かとってもおかしな展開になってきました ぞというか君の目的は何だわ私を女の子 から女にしてくださいえ え一足飛びでとんでもない方向へ進もうと していた彼女ではなくまちょっと色々あれ な関係を求められたのである俺はいきなり 左手をつまれそしてさあご十にどうぞ カモンノーセンキュー俺は右利きなんだ この状況で聞き手は関係ないでしょ大いに 関係があるなぜなら左手は添えるだけだ からそもそもなんでこんなことをするんだ 我ら新聞部の大義のためどんな大義だあ 新聞部こうなったら東野若出ます カタパルトから発信するがごとく東野さん が突っ込んできたのでひねって拘束した 刑事に問い詰められた犯人が通行人を 捕まえた時のあれで あるちょ何すんのよそれはこっちの おい誰かそこにいるんだろ出てこいすると 近くの茂みがガサガサと動き現れたのは あなたは新聞部2年の高坂まとだよ高屋咲 とその子を話してやってくれないか現れた のは1つ上の先輩でやはり新聞部だった 最初から俺のスキャンダルを狙ってたん ですねそうだよ学年1のあんたの スキャンダルなら飛びつく生徒もいる だろうからねいや高が校内新聞でゴシップ 記事を書こうとすんなよしかも捏造だしち 人質を取るなんて恥ずかしくないの人を はめようとした人たちに言われたくない ですねち違うのまと先輩は何も悪くないの 急にどうしたなんで悲劇のヒロインぽく 言ってるんだこの人この計画を私が最初に やろうって言い出したのまと先輩には カメラで撮ってくださいてお願いしたのだ からパトリ先輩は何も悪くない悪いのは 全部私だからなるほど俺にはそういう嘘は 通じないよ へえ最後の人の目俺には泣き落としとか 一切通用しないからね完全に悪人のセリフ だで主犯は誰全部まと先輩が悪いんですあ おいわかな先輩を売る気かもはや誰が正義 で何が開くか分からない状況になってきた 分かったこうなりゃ私が人質になるよいや 人質はいらないんでカメラを渡して くださいこう見えて私ってば2年の中で超 いけてるからね性格は終わって るっぽいですけどね私のこと好きにしてい ぜあなたには一mも興味はありませんひっ てえなおい私だってそれなりに行けてる でしょうが 行けてないことはないないない俺にも選ぶ 権利はあるしすでに彼女が2人もいるそれ らを差し引いてもこの人だけはダメだと俺 の遺伝子が言っているさあ東野さんと交換 ですカメラを置いて下がってち分かったわ よまと先輩はカメラを地面に置いた俺は 東野さんを盾にしたまま近づきカメラを 拾い上げると同時に解放したとりあえず データを削除しなければひ引っかかった 引っかかったスマホでも撮ってたんだよ よんいさすがですまと先輩学年1位の 高屋敷咲とのスキャンダルゲットだぜって 何してるのかな見たところ高そうなカメラ ですねえちょ待ったそれめっちゃバイトし て買った大事なカメラででだからなんです お願いします壊さないでじゃあお別れを 言ってくださいせいので行きますねせーの いや校舎裏にまと先輩の断末魔が響きだっ た15分後俺たち3人は薄暗くじめじめと した新聞部の物質にやってきたいや何する のこここうすればそこはあ もういやそれ以上はもうやめてってカメラ をいじってるだけですよいちいち変な声を 出さないでください私のかのちゃんを返し て ください うちなみにカノンというのはこのカメラの メーカーのことであるはい返し ます私のかんちゃん痛かったよね怖かった よねも安心していいからね うわ後輩にどん引きされているのに気づい てないのかなこの人私のカノンちゃんに何 をしたの本体とSDカードのデータを全部 消しましたなスマホも返しますこっちも データを消しましたあんた鬼か大事な アプリとか連絡先が入ってるのにああ そっちは消してません消したのは俺や宇 姉妹の画像ですクラウドに同期していた ものも全部消しました普通そこまでやる やるんですよ俺はそれにしてもおしかった まと先輩のカメラやスマホには数日間に わたる俺と宇佐姉妹の写真があった3人で いるところをずっと狙われていたらしい 仲良し双子姉妹に挟まれるモブ的な写真は いくつかあったが俺たちが付き合っている という決定的な証拠はなかったそれでなん でこんなをしかしたんですかうそれは色々 と事情がありましてこっちはその事情と やらが聞きたいんです話さないならここの パソコンを全て初期化します ねもうやめてお願いですからそれだけは ちょ話してくださいそうだわを好きにして もいいぞっと好きにするなら先輩でだから あんたには1興味がないってあんたが一番 ひどいなそんなことをやっていたら新聞部 の扉が開き何をやってるんですか大声が外 までうちいちゃんどうしたのサクト君の声 がへ2人とも落ち着いて俺の目を見て話を 聞いて [音楽] くれ何やってるんです かのがに響き渡った吹奏学部は思わず演奏 を止め初動部は最後の払いを豪快に決め すぎて作品を台無しにしたカードバトル 同行会の会長に至っては明らかに間違った 手札を出してターンエンドさあ君の本気の デュエルを見せてくれと言ってしまう レベルだったそうだややあって俺は双子に 事情を説明した俺たちが付き合ってるとか そういうスキャンダルを狙ってたってわけ なるほど廃部ですね即廃部先生にこのこと を全てばらしますその前にうちはタブ届け を出しちゃうねすみませんでしたし咲君他 にはどんなひどいことをされたんですかえ えっとひどいと言いますか口に出せない ようなことをされちゃったのかなあえっと それについてはです ねと先輩どうぞはい実はですっ て本日2度目の近影の怒号が物質刀に響き 渡った理科研究部は間違った薬品同士を 混ぜ合わせてつげにのみ効果がある 毛生え薬を完成させた落語研究部に至って はお跡がよろしくないですねと延長する レベルだったそうだ卑怯先番卑猥最低尋常 ロース最後なんで肉と野菜を強火で痛め ちゃった ちいちゃん落ち着いてここは冷静にそうだ 液体窒素を使えば光何しようとしているの か大体分かるけど落ち着こうねま俺のため にここまで怒ってくれるのは嬉しい けど高君すみませんでしたでうわいつから いたというか誰2年の上原彩佳です新聞部 の部長です2年って中東部じゃないよな この人あの上原先輩はこの件を知ってたん ですか ええでもこの2人はいつも何かやらかし ますのでうわなんか不便な人だふを代表し て謝ります本当にすみませんでしたいえ いえ頭をあげてくださいああまりちゃん わかなちゃんなんてことしてくれちゃった んですかだってわかがさ人のせいにしない でくださいよなるほどこれが新聞部かその 後上原先輩から新聞部の事情を聞いた昔は 活気のある部活だったらしいが現在ワコン な状態らしい読まれない新聞資源の無自分 たちの頑張りを評価されないことそれらの 不満が積み重なっていき今年の5月から 暴露系新聞部に方向転換したらしいのだ が系の新聞を発行しようとしましてうわあ 2アウト次何か問題を起こしたらハブだと 職員室で言われまして今回ので3アウト ハブ私のないで 敗まそれでも私たちは新聞が好きだからさ いやあんたが言うなよ真面目に新聞作っ てる全人類に謝れよたえ配になっても 私たちは同としてやってくつまりその後は どんな記事を書くんですもちろんスキャン デルゴシップ記事さだめだこりゃこの人 たちは救いよがないただなんだろうこの 漠然とした不安感は俺は光と陰を連れて 一旦物質から出たあれはハブですねハブ うち今中にタブ届けだょまあ待ってくれ あの人たちの歪んだ情熱を見ただろって おいてもまた暴露記事を書くだろうしそう なればまた俺たちが狙われるかも3人で 付き合っていることは周りに秘密ですから ね一層開き直って3人で付き合ってますっ て公言しちゃういやそれだと光とちかが 周りからなんか言われる俺は別にいいんだ けど彼氏として君たちを守りたいんだキ ああうん最後まで聞いてねあとキュンは口 に出さない 普通言わないからね多分知らないけど俺が お前らを守ってやるぜとかかっこよすぎ ませいやそうは言ってないよ胸が キュンキュンしちゃったよそれはえっと ありがとうさく大好きですとまあそんな わけで俺たちは作戦を立てて逆に新聞部に 協力することにした今回の一見には目を つり新聞作りを手伝うそうして運を売って 俺たちのスキャンダルを狙われないように するという作戦だその上で新聞部を本来の あるべき姿に戻していくことにこの作戦が うまくはまったのか新聞部は真面目な部に なっていった私ひかりと一緒に インタビューしてきますねじゃあ私は 高屋敷を手伝うよそもそも暴露系に走る前 は熱心に真面目にやっていたらしい周り から認められないことでその でしまったのはんとも言えないがそして もう1つ嬉しい収穫があった光すこ何でも できちゃうんだねこの記事とか完璧に まとまってるなひかりちゃん素晴らしい ですひりの居場所ができつつあったのだ がうちは別にすごくないです よただ光は新聞部のみにはかなり他人に 接しているそもそも光はや陰には明るく 振る舞うがそれ以外の人間に対してはこう だもっと打ち解けられたらいいのになもう 少しみんなと仲良くしてみたらうちには ちいちゃんとサクト君がいるもんみんな光 のことは認めているし必要としてくれて いるようんうちはそういうのは別にそんな ことよりも お唐突に光からキスをされてしまった俺は 驚いて目を見開いたが光はいつもも唐突だ 彼女から好かれていることは嬉しいが 果たして俺は彼女の本当の気持ちを分かっ てあげられているのだろうか今のはお疲れ 様のキース光場所とかタイミングとかだっ てキスしたくなっちゃったんだもん可愛い いやいや俺は可愛さではごまかされない今 のは絶対に口封じだ可愛い感じの咲太く 帰ろうおおおでもいつか光にとっての居 場所が増えたらいいなと思う俺やちかだけ でなくいろんな人と仲良くなって笑顔で 過ごしているひりが見てみたい新聞部に 協力し始めて1週間後光とちかが俺の家に やってきたここが咲太君のお部屋かなんだ かイメージ通り ですまあ適当に座ってよまさか彼女を部屋 に連れ込む日が来ようとは とはいえ本日はテストに向けての勉強会だ 2時間後光が休みたいと言って俺のベッド で寝てしまったのだがひーちゃん寝ちゃい ましたねどうした近こっそり甘えたい気分 なん です光がそばで寝ているのに可愛いハグと かキスしたいですいやそこで光が寝てる から大丈夫寝ちゃったら置きませんから なんだこの子供を寝かしつけた後の夫婦の 会話みたいなのはお願いします咲と君 分かったじゃあもう人が寝てるそで イチャイチするなんてそんなことされたら うちまで興奮しちゃうよでもせっかくちい ちゃんが積極的になったんだからここは お姉ちゃんとして拷問しなきゃねとまあ そんなことがありつつ俺たち3人の関係は 深まっていく 新聞部がどうなったのかはまたの機会に もう明日にはこの学校に健太郎君はいない んだねうん寂しいけど本当に寂しく思っ てる当たり前だろ僕はこの学校もこの学校 のみんなも大好きだからみんなかどうかし たうんうんなんでもない電話するよメール もうん みんな好きって言ったけど僕にとって やっぱりエリは特別だからえこんなに気の 合う友達はエリが初めてだし友達友達ね ごめんなんかおかしかったうんうんただ ただ友達なら悲しんでばかりじゃなくて ちゃんと喜んであげないといけないよね って思って太郎君に新しい家族ができるん だもんありがとう新しい家族とは仲良く やれそううんお母さんも義もとってもいい 人たちなんだそっかじゃあやっぱりお めでとうだねとっても寂しいけど根性の 別れとかじゃないしうん新幹線で2時間 くらいだうん会おうと思えばいつでも 会えるうんに何か すぐに会いにくるよ父親の再婚が決まった 父1人子1人で暮らしていた僕らに新しい 家族が増えたそれはエリの言う通り 喜ばしいことだったただ出会いがあれば 別れがある新しい義母と木が住んでいる町 と僕らが住んでいる町は少しだけ離れた 場所にあった家族みんなで過ごすには どちらかが引っ越すしかなかったそれで僕 と父さんが向こうの住んでいる町に 移り住むことになった理由は父の仕事の方 がそういう融通が聞く点が1つそして2つ 年下の義に友人たちと別れさせるような ことを強制させたくなかった同じ痛みを 負うのなら僕が抱え込む方がずっといいと いうのが2つ目だって僕はお兄ちゃんなん だから1人っこだった僕はずっと兄弟が 欲しかったもし弟とか妹ができたなら大切 にしようと決めていただから僕が友人たち と別れる方を選んだそれに別れるって言っ ても2年だけだよ志望校はこっちにあるし だねだからほんの少しのさよならだ2年 待たなくてもさ会いに行っていいもちろん 嬉しいよあとさ何私太郎君のことが好きな んだけど知ってるよえ僕もエリのことが 好きだしあ本当にさっきも言ったじゃん エリは僕の最高の親友だってはだから友達 の中で1番好きだよ なんてなんか照れ臭いねあそう友達の中で 1番そうえりもそうだろうあうんそうだね たえ離れて住むことになっても僕らの友情 は不滅だあはいそうです ねなんでそんな遠い目をしてるわけなんで もない よそうじゃあ行くよまたねエリうん元気で 最後に硬い握手を交わして僕は親友と しばしの別れを口にしたまたねとそう 言い残して好きだった男の子は転校して いった最後に出した勇気も無駄で彼は私の 行為の本当の意味に気づかないままだ友達 の中で1番と言ってくれたのは嬉しいけど 今の私はそれだけじゃもう我慢できないだ から決めた会いに行こうってそして次に 会った時は今度こそちゃんと言おう好きだ から友じゃなくて彼女にしてほしいって 少し前お母さんの再婚が決まったずっと 片親で私を育ててくれたお母さんには感謝 しかなくてだから再婚が決まった時も反対 はしなかった相手には私より2つ年上の 男の子がいるという話だった問題はそこだ 私は可愛いいろんな人からそう言われるし たくさん告白されるし 男の子はちやほやしてくれるからそれは 事実なんだろうそんな私が妹になるという のだから相手の男の人が私をどう思うのか は想像にたやすいきっと恋してしまう男 ってなぜか妹が大好きだからクラスメイト のオタク君たちが読んでる漫画だとかなり メジャーな設定らしいはあ嫌だなきっと いやらしい目で見られたりするんだろうな 下着が盗まれないように気をつけなくちゃ 2人きりになる夜用に部屋に鍵をつけたり とかも必要かもな義兄となる桜田健太郎と 会うまで私はそう思っていた顔合わせの 解職は今から半年前初めまして桜田健太郎 って言います話は聞いてます仲良くして くださいずっと兄弟が欲しかったんだ大切 にするよ彼はそう言って 私に笑いかけた正直ドストライクだった 一目惚れだったあのえっとその緊張してる 少しいいよゆっくり ですみませんもう大丈夫ですよかった私 のり子って言いますうんあのなんて呼ん だらいいですかそうだなちょ照れるけど お兄ちゃんとかだと嬉しいかもそっか やっぱりけ太郎さんも男の人なんですねえ うんそうだよ見て分からなかったやっぱり やっぱり妹が好きなんですね男の人です もんねそうだねさっきも言ったけど大切に するよはい幸せにしてくださいわかった うん幸せにちなみにですけどなんだろう霧 の兄弟って結婚できるらしいですよそうな んだえいきなりどうしたのどういう 意味秘密2歳年上の血の繋がっていない お兄ちゃん私の初恋はそんな人に奪われた 新生活が始まって少しの時間が過ぎた今日 のお味噌汁どうかなうんおいしい 本当もうほとんど僕の作る味と同じじゃ ないか なこれがこれからの我が家の味だねけど 本当に大丈夫なの朝ご飯とか僕のお弁当 までいいの私が作りたいんだからそっか それとも迷惑まさか嬉しい よならよかったふうごちそうさはいお粗様 でしたじゃあ行ってくるあ待って私も一緒 に行くまた何嫌なの嫌とかじゃなくて のり子の中学微妙に方向が違うから遠回り になるでしょう気にしない間に合うように ちょっと早めに出てるから遅刻もしないし そっすかうんと2人とも仲いいわよねうん うんいいことだ私お兄ちゃん大好きだって さよかったなけ太郎まあねじゃあ行って くる行ってきますああ気をつけてな父が 笑っていて義母が笑っていて義も笑って いる多分辞書で幸せと引いたら出てくる ような光景がここにはあったお兄ちゃん 今日は何時に学校終わるのそうだな16時 くらいかなか 迎えに行くねいえよ面倒でしょ私がやり たいだけだから面倒じゃないですけどなあ 何いや学校の奴らにのり子がなんて言われ てるか知ってるうん知るわけないでしょ まあそうなんだけどなんて呼ばれてるのだ から彼女とか恋人とかさそういうね ふんも勘違いされると困るだろうえ別に そうなのむしろラッキーなんでさ お兄ちゃんに悪い虫がつかないから悪い虫 てそれよりお兄ちゃんどうしたの私今度 あのお店で売ってる限定クッキーが食べ たいなクッキーそうそんなの僕が作って やるよえ本当にああいいよに作った時は 好評だったんだええ楽しみじゃなくて お兄ちゃんの手作りも食べたいけどあそこ で月末限定で売ってるクッキーも食べたい のそんなにうまいわけ美味しいっていうか ねそのなんて言うかそう男の人に プレゼントされると幸せになるってことで 流行っててああなるほど本当女の子って そういうのが好きだよねだめいいよいつも お弁当作ってもらってるし今度買ってきて やるやったにしても月末かちょうどいいや えりと一緒に買いに行こうかなちょっと 待っておどうしたのえりって誰前の学校の 親友だよ今度こっちに遊びに来るんだ親友 でもその名前って女の人だよね ああ彼女さんとか違う違う本当みんなそう いうのが好きだよねエリと僕は友達だよ ふーん彼女さんとのデートじゃないなら私 もついていっていいよねどうしたの急に別 にただお兄ちゃんの親友なら私も仲良くし たいなってなるほどそれはいい考えかも いいよ一緒に遊ぼうかそういうことになっ たエリと直接会うのは久しぶりだ だからだろうか改札から出てくる彼女を 見つけるとほんの少しの懐かしさが胸から 湧き出てきたおーいけ太郎君久しぶりうん こんにちはえっとあなたはけ太郎さんの義 ののり子ですああなたが初めまして一目見 て2人の少女が持つ女の感が働いた目の前 のこの女性は敵だと同じ気持ちを同じ男に 抱いているのだと中学生なんだってね幼い のにしっかり挨拶できて偉い ねたった2つしか違わないじゃないですか 2つの差は大きいよそんなことないですよ うん大きいと思うなそんなことないですっ てそんな会話でお互いを牽している少女 たちを見てただ1人を理解していない男 だけが満足に頷いている言わずもがな原因 となっている桜田健太郎だとにかくこうし て3人でのデートが始まったここがけ太郎 君の住んでる町なんだねそうだよ へえお兄ちゃん今度あそこの喫茶店に 行こうよコーヒーが美味しいんだって のりこちゃんさはいなんですか今日は帰っ たら邪魔ですか私うんお兄ちゃんエリさん が意地悪するあ 卑怯者卑怯じゃないでのりこちゃん中学生 なんだからお兄さん離れしたら私ずっと お兄ちゃんが欲しかったんですだから嫌 です今日くらいいいじゃない私たち久し ぶりに会ったの水イラずで話したいことも たくさんあるしそんなの私の知ったことで はないですもん け太郎君から離れなよ嫌です私の勝手 でしょ もうふけ太郎君からも何か言ってえ僕そう だよ久しぶりに会えるって楽しみにしてた のにごめん本当だよけどえりにはのり子と 仲良くして欲しいっていうか2人とも僕に とって大切な人だから私はエリさんがただ の友達ってことを湧きまえてくれたら全然 仲良くするけどねそんなの私だってのり子 ちゃんが妹ってことを理解してくれたら 我慢するけど知らないんですか血の繋がっ てない兄と妹は結婚できるんですよでも妹 は妹でしょうお兄ちゃんと結婚したいって 口にするには大きくなりすぎだと思うけど よその家のことは知りませんなんで2人は 喧嘩するわけ健太郎君のせいじゃないえ僕 のせいなのはあとりあえずお店に行こう どこか行きたいところがあるんだろうあ そうだった洋画店なんだけど調べたら月末 限定で売られているクッキーがあるらしく てそれを一緒に買いに行ってほしいなって あそれはだめお兄ちゃんは私にその クッキーをプレゼントしてくれる予定に なってるんだからな ダメそれこそ絶対にダメそんなのエリさん が決めることじゃありませんえなんなの そんな有名なクッキーなわけどういう つもりそっちこそそのお店の限定クッキー を男の子から送られる意味知ってるん でしょ愛の告白だよ当然じゃないですか私 この街に住んでるんですよ妹のくせに関係 ないです私はお兄ちゃんからクッキーを もらって恋人になりますちょっとねえけ 太郎君お兄ちゃんあれいない本当だきっと エリさに怒って帰ったんだ違うもんけ太郎 君はそんな男の子じゃないし10分後あ 健太郎君よかったお兄ちゃんどこに行って たのごめんごめんこれを買いに行ってたん だこれって限定クッキーじゃん要するに 2人はこれが食べたくて喧嘩してるん だろうほらどうぞ1人1個までで2つは 買えなかったけどそれでも1個は買ってき たからさそそれで健太郎君はどっちに クッキーを渡すの私だよね約束したもんね 私でしょ親友だもんどっちかを選ぶつもり はないよだってこうして分ければいいだけ だからそう言ってクッキーが半分に ははい平等に半分ずつこれでもう喧嘩は なしな限定クッキーの意味するところを 知らないがゆえの健太郎の暴挙だった しかし少女2人は彼が知らない故に クッキーをねった故に文句も言えない半分 に割れたクッキーだけがその手に残った そんなこれじゃ意味ないの に嘆くしかなかった それから僕たちは3人で遊んだエリと のり子も文句は言いつつも最後の方は楽し そうだったえりさんお兄ちゃんに近すぎ です離れてのり子ちゃんこそ離れなよ多分 もうなんでそんな喧嘩をするんだ2人気が 合うと思ってたのにそれ本気で言ってるよ ねうんお兄ちゃんそういう人だから基本 いい人なんだけどたまにイラっとするよね うんたまにねあれ急に気があったねえ お兄ちゃんそんなに私とえりさんに仲良く してほしいの当たり前だろ うーんじゃあ仕方ないか今日はここら辺で 手打ちにしよっかどうだろうのりこちゃん そうですねこれ以上は共倒れになりそう ですもんね本当それじゃあ私はこっちで私 はこっちえええ2人が僕の腕を1つずつ 取るそして僕を挟んで仲良さそうに会話を 再開するえりさん今日はどこに泊まるん ですか健太郎君のうちに止めてもらう つもりだけどなるほどじゃあ私の部屋で寝 ましょうねしょうがないか僕はあっという 間に茅の外だでもさ帰ろうよ兄ちゃん 行こう健太郎君大切な2人が笑っている からそれでもいいかと思った大学生の日常 といえばもっと華やかなものだと思ってい たがどうやら思い違いだったらしい少なく とも俺渡井姫の大学生活は随分と灰色だっ た入学してしばらくこれと言ってやりたい こともない日々を無力に過ごす典型的な 意識低い系大学の誕生だこれからカラオケ に行くけどわいはどうする悪いバイトだ そっかじゃあまた次の機会に行こうぜお俺 の分も楽しんできてくれ新たにできた友人 の誘いを断り大学を後にする人生とは残酷 なもので悲しいかな格差が存在している俺 が汗水流して働いても得られる収入は わずかだだというのに労働しなければ 小遣いもままならない闇バイトってなんだ よだからと言ってそれに手を出したら 終わりだろう労働とは書も厳しいものだ こうやって散在するから貯金がたまらない んだろうなコーヒーとスナック菓子を手に 取るこれくらいのご褒美がないとやって られないふと雑誌コーナーで見慣れた顔を 見つけ た誰だよこいつ表紙には幼馴染みのレが 映っていただが知り合いだからと言って手 に取る気にもなれない高校生の頃のおかは なくまるで別人のように感じられるま実際 にそうなのかもしれないが幼馴染みの フリーレンは大学生になってから雑誌 モデルをやっている普通なら誇らしいと 自慢したくなるものだが到底そんな気には なれない高校生までのレはめちゃくちゃ だったその頃は仲が良かったしいつも一緒 だったいや正直に言おう俺はレンのことが 好きだったレンは頭も良かった受験を控え たある日離れたくない同じ大学に行きたい と言われてしまった俺の学力では厳しかっ たが泣きそうな顔でレンからお願いされ たら頑張るしかないレは人知だし大学生活 が不安だったんだと思う を重ねなんとか合格した時は家の家族揃っ てお祝いしたものだそんなレは大学 デビューなのか入学と同時にまるで別人に なっていた長年レンと一緒にいたが本気を 出したレは美人であっという間に人気に なった倉庫している間にスカウトされ今で はモデルとして雑誌の表紙を飾るまでに なっている俺は困惑するばかりだった そんなついていけないままいつしか俺たち は疎遠になっていたすみません注文をお 届けに来ました [音楽] あ突如として耳をつんざくような悲鳴とと に勢いよくドアが開いた飛び出してきたの はタンクトップにホットパンツ姿の若い 女性だった何やら随分と慌てているこちら ですじゃあこれでとはいえ俺には関係ない 話ださっさとその場を後にする腹減ったな 後でラーメンでも食いに行くか待って何で そんな平気そうな顔で帰ろうとしてるのえ いや注文届けたんだよ人の心がないの普通 この状態で何があったか気にならないいや 別に次の配達が控えてますしこの下そんな 白なこと言わないで助けてよそういうのは 警察のだと思いますこんなことで連絡 できるはずないでしょ知らんがな出たの出 たのよあれがSSRですかガチャの話じゃ なくてGよG測るでしょ黒い悪魔背中越し の感触のせいで何1つ頭に入ってこない うん柔らかい聞けば本当に大したことの ない話だったキッチンに黒いが出たらしい 虫が大の苦手らしく胎児を依頼された半 なきの女性に背中を押されながら部屋の中 に入る独身の女性の部屋に入るなんて下着 とか干してあるからあんまり部屋の中は見 ないでそれは見ろてこですよねじろじろ そんなボケをしているわけじゃないのよ 両手で目を隠されキッチンに連行される あっさりGの駆除は終わったありがとう 助かったわ無償労働をしてしまったチップ 弾んであげるからごめんね謎の女がほっと 安心したように笑う改めて見るとレに負け ず劣らずものすごく美人だったあれもしか して扇風寺先輩じゃないですか私のこと 知ってるのもしかしてファンだったりする いや全然なんか君当たり強くないはもっと こう男子は優しくしてくれるんだけど モデルだから何だってんだ甘えんなよ こ扇風寺先輩は同じ大学に通う4年生だ 大学のミスコンで優勝したある意味有名人 である俺が扇風寺先輩のことを知っていた のは先輩がモデルをしていたからだったり するレンと先輩は何かと話題に上がること が多かったも学に通ってるんで1年です けどそうなのまさか家バレするなんて私が ここに住んでるって誰にも言わないでね 言いませんよありがとうGも退治してくれ たしチップ弾んでおくからねあ肩でも揉み ましょうかこいつ急に下手に出てきた せっかくこうして知り合ったんだしこれ からも注文は君に頼みたいけど無理だよね システムじゃありませんからねあんまり見 れって良くないからさ私1人暮らしだし そうなんですかうん実家が田舎なのそうだ 明日大学に来るケーキでも奢ってあげる 退治してくれたお礼と言わないでくれる礼 そんなことしなくてもお客さんの秘密を 漏らしたりしませんよいいからいいから 後輩は素直に先輩の行為を受け取っておき なさい先交換しよう先輩って危機感がある のかないのかわからないですねロって君 いい子そうだし私に全然興味なさそうだし それもそれで腹立つけどモデルに対する 不審感があるだけです何それもしかして 過去に見されたりとかしちゃったのうん 当たらずとも遠からずというか大丈夫私は そんなことしないからねはいこれ 連絡先顔面偏差値が馬高い扇風寺先輩は そう言ってくっくなく笑ったマジか先輩 ふとっぱらすぎるだろう先輩は本当に チップを弾んでくれたらしく上弦マックス まで送ってくれたひょんなことから扇風寺 先輩の連絡先を手に入れてしまったがまあ 先輩は知り合いも多い特に意識するような ことでもないのかもしれない明日 あったらお礼を言わないとなフリーさん テニスサークル入らないこの前フリーさん が乗ってる雑誌見たよめっちゃ可愛い じゃん あありがとうございますサークルはいいか な私運動苦手だからほらどっか行けレンが 嫌がってるでしょありがとういつもごめん ねレは可愛いんだからもっとはっきり断ら ないと手遅れになってからじゃ遅いんだ からねうんそうだよねあごめんってそんな に落ち込まないでうん悪いのは私だから どうしてこうなってしまったんだろう そんな呪文自を繰り返す友達の話に合槌を 打ちながら静かにため息がこぼれたいくら 見た目が変わっても中身は自分に自信を 持てない昔の私のままひ君につり合うよう な女になろうと思って努力した同じ大学に 行きたいなんて私のわがままも叶えでくれ たなのに私はひめる君は格好よくて素敵な 男の子だ他の子だってきっと放ってはおか ないだろうモデルになればもっとひめる君 に私のことを見てもらえるかもしれない 最初はそんな甘い考えだった私は馬鹿だ そんなことをしなくてもひるはずっと隣に いてくれたのに勢の人が私に声をかけて くれるようになった友達も増えたなのに その中にひめる君はいない誰のために何の ためにモデルになったんだろうもしかし たらこのままひめる君と疎遠になって しまうかもしれないそんな恐怖ばかりが 襲ってくるそれだけは絶対に避けたかった その時不に視線がひめる君の姿を捉える う同じモデル仲間の扇風寺先輩とひめる君 が一緒に並んで歩いていた扇風寺先輩は 優しい人だ悩みを相談したこともあるでも どうしてひめる君と一緒にいるんだろう 設定はなかったはずだ何よりもひめる君が 最近は見たことがないくらい笑顔だった ことにショックだったねえどうしたのレン 私がひめる君の笑顔を見たのはいつだった だろう個人に依頼とかもうそれなんか別の バイトだろ扇風寺先輩から配達依頼を受け たのは2時間前のことだなぜか俺個人に 直接依頼してきた確かにそれなら中抜きさ れることもない報酬を弾むと言われて ホイホイ受けたが走られている感は否め ないまあご馳走になったしいいけど結局 先輩の家で一緒にチキンを食べることに なったこんなに食べたら太るとか言ってい たが最初からご馳走してくれるつもりだっ たのかもしれない見た目はスリムだが 太っ腹だ漫画でも買おうと書店に立ち寄る 普段はスルーだが平台に置かれていた ファッション雑誌が目に入った扇風寺先輩 が表しを飾っている おおさっきまで口の周りを油でギトギトに していた人とは思えないワイルドにチキン にむしゃぶりついていた骨にもバリバリ かじりついてたしたまに俺も買ってみるか うん隣にはレンが映っているファッション 雑誌も並んでいた一瞬気づかなかったのは まるで別人のように見えたからだろう確か に綺麗に着飾っているがレの魅力が発揮さ れているようには思えなかった先輩の方は そんなことないのになワイルドな先輩も 表紙を飾っている先輩も自然体で魅力に 溢れていたレと何が違うのかわからない 経験か素質かどのみち無関係な俺に理解 することは難しい待ってひめる君突然声を かけられてとっさに 振り向くそこにはレがいたただその表情は 今にも泣きだしそうに見えたレンどうした んだこんなところでその偶然ひめる君の ことを見かけたら追いかけてきてどうして 単純にに思ったことを口に出しただけだが レはひどくショックを受けたようだった どうしてってそれは仕事は今日はもう 終わったからなら少しカフェにでも行くか 放っておけず何気なくした提案にレは静か に頷くのだった超気まずいんです けどういたままのレの表情には悲感が宿っ ていたか で失敗して落ち込んでいるのかもしれない 話したいことがあるなら自分から言い出す のを待てばいい買ってきた雑誌にパラパラ と目を通すひめる君は先輩とどんな関係な んですか先輩誰のことあにレと違って 知り合いが少なくてな扇風寺先輩のこと です扇風寺先輩どんな関係と言われても そうだな質問のは分からないが扇風寺先輩 とは最近知り合ったばかりだなかと言われ ても特にないして言うならパトロンって ところかパトロン稼がせてもらってるから なそんなひめる君先輩からお金をもらっ てるんですかそんな言うほどじゃないぞ けどチップは弾んでもらってる不当客だよ 許せないひめる君をお金で買おうとする なんて 今日も先輩の部屋にお呼ばれしたんだけど 2人ともぬるぬるテカテカでさローション ですかそんないかがわしいもの綺麗に 舐め回してさ全くどんだけ飢えてたんだっ て話だよだめですひめる君そんな不健全な ことしてちゃ先輩いえあの女は私が必ず なんとかしますだからでも久しぶりに 食べるとおいしいよなケンタッキー はいコンビニのフライドチキンもいいけど なんか違うんだよなフライドチキンの話 ですか うんだからそう言ってるだろもう 紛らわしいこと言わないでください何を 怒ってるんだ愛にと疎い俺には女心なと さっぱり理解できないでもさっき先輩の家 に行ったって言ってませんでしたか偶然 知り合っただ1人暮らしらしくて さ武人だよな笑い事じゃないですよひめる 君確かに見るなって言っときながら先輩は 画さなのか下着とかその辺に置きっぱなし だ しひめる君がひめる君 が急にどうして抱きだしたあいやこれは 違うんです突如子供のように泣きだす レフェの白い視線が 突き刺さるお願いだからひめる君私のこと してないで ください 捨てる何の話だ私だってひめ君のことが 好きなんですなのになのにこんなの好きレ が俺を嘘だよな嘘じゃありませんだって俺 のことを捨てたのはじゃないか捨ててませ ん私にとってひめる君は一番大切な人なん ですいやだってじゃあなんで急に距離を 取り出したんだレンの言っていることが 理解できなかった俺がそう感じていたよう にレも疎遠になりつつあることを実感して いたはずだ2人の時間は少なくなりレンは それ以外の時間を増やしていったそれは 人間関係においてもだいつしか人気者に なったレの視界から俺の存在はすっかり 消えていた俺の言葉をレはまさになり否定 する違います私はひめる君につり合うよう な女性になりたかったんです自信がなくて いつもひめる君の後ろに隠れて迷惑をかけ て優しさに甘えて依存してきた薄っぺらな 自分を変えたかったスカウトを受けたのも ひる君に変わった私を見てもらいたかった から最初は順調だと思っていたんです友達 だってたくさん増えましたでも私が1番見 て欲しかったのはひめる君なのに集まって くるのは知らない人ばかりでどんどん離れ ていくひめる君との距離に焦って怖くて ずっとどうしていいかわからないままただ 時間だけが過ぎてひめる君私はどうすれば よかったんですかその質問こそがレの甘さ なのだと思っただから答えは簡単だ素直に なれば良かったんじゃね うレンが本当にそう思っていたなら一言 そう言ってくれるだけで俺はレを信じられ た理由も分からず急に距離を取られて 付き合いも減って普通に考えたら関係を 一方的に切られたと思うのが当然じゃない かそれは最初は浮かれていたんだと思い ます周りから褒められたなんてなかった 周囲の見る目も変わって自信がついた なんて勘違いして今でもひめる君がいない と私はどうしようもなくダメなままなのに レはもう十分やっていけるよレンは何も 変わっていなかった見た目は変化しても 中身は内気なレのままだきっとあの自由 本法な扇風寺先輩を見たからそう思うの だろう自信をつけようとしたことは間違っ ていないに必要なのは自立だレンが本当の 恋をするために帰ろうぜここは俺が出すよ 臨時収入があったからさそれって いかがわしいことはしてないからな決して してない決してそんな風に強く否定すると 余計に疑惑は深まります悪い俺も自分の 気持ちがまだ整理つかないんだひめる君 やっぱり俺だって結構ショックだったしさ 私がバカだったんですひめる君を苗頭にし て大切な人を悲しませるなんて私モデルを やめますレオンひめる君私は私を許せそう にありませんモデルなんて2度とできない ぐらいボコボコにやっちゃってください急 に危ないこと言い出した暴行剤で逮捕 一直線だそっかそうだったんだ変わらない とダメなのは外見じゃなくてで私はバカだ ひめる君はそんな私とずっと一緒にいて くれたのに負けません誰にも私ません扇風 寺先輩にも自信を持ってひめ君の隣に 立てるようにもう一度チャンスが欲しいん ですひめる君お願いしますチャンスと言わ れても幼馴染みとしてレのことは大切だが 入学前のような気持ちが戻ってくるかは 微妙なとこだった なったわけじゃないただなんとなく モヤモヤしているというだけだそうですよ ね都合が良すぎますよねそういうわけじゃ なくてちょっと考える時間が欲しいという かひめる君私はひめる君のことが好きです 大好きですローションとかも使いたいです おいこらだからひめる君に好きになって もらえるようにこれから頑張りますこれは 決意ですびっくりした 脂っぽくないチキンの味はしませんね次は ちゃんとキスしたいです次ってひめる君 これまでのことごめんなさいそしてずっと 一緒にいてくれてありがとうございました これから先もひめる君と一緒にいたいから だからもう少しだけ見守っていてほしいん です絶対に損はさせません最後に投資家 みたいなことを言ってレは帰って行った モデルをやめると言い出したり告白され たりなんだか怒涛の時間だった扇風寺先輩 ひめる君は渡しませんからあらフリーさん どうしたの余裕を見せていられるのも今の うちですチキンなんかにしません先輩を 臆病野郎みたいに言うんじゃないどうした のこの子すみませんなんか先輩をライバル 士しているみたいですライバル私は同じ モデル仲間だと思ってたんだけどあそうだ 今日はハンバーガー注文するね一緒に 食べようそんなにファーストフード店 ばっかり食べてると太るぞあんた私太ら ない体質なんだき負けませんから絶対絶対 取り戻しますから分かったわよピザにする 無視しないでくださいこうなったらひめる 君にベロ中しますお覚悟 おい やめろ灰色だった日々が再び色づき始めて いた俺にもこれから春が来るのだろうか いや君が襲われる立場なの終わりました俺 の名前はルカはゆうごく普通の サラリーマン今日も元気に残業だ イエイありがとう裕君本当に助かったわ裕 君は本当に神様よ [音楽] 大げさですよでも間に合ってよかったです 本当にありがとう相変わらず可愛い人だな 彼女はあつ子さん俺の上司で車内のまどと 呼ばれている美人さん優しくてでもビシッ としてかっこよくてみんなから尊敬される 女性だ今回とあるプロジェクトのリーダー に選ばれた子さんは毎日大忙しなので俺は それをているそれにしても誰もいない夜の 会社って静かですね遅まで付き合って もらってごめんねいえ俺こういう雰囲気 好きですよわあ働いてるって感じで裕君は ポジティブねそれに尊敬するリコさんの力 になれるのが嬉しいんですゆう君他にも やって欲しいことがあったら何でも言って くださいあありがとうええっと終電逃し ちゃったわよねあそうでしたうわどう しようあもしかして会社に泊まれたりし ますかね修学旅行みたいで楽しそうです 会社に泊まるの許可いるんでしたっけゆ君 の社畜の鏡ぶりが眩しすぎて涙が出てきた わゆう君さえよければうちに泊まっていか ないうち会社の近くなのよえいやさすがに それは大丈夫族もいるしを使わいいから それにこんな遅くまで手伝ってくれた 可愛い後輩を無にはできないわそう言わ れると分かりました一晩お世話になります ようこそここが我が家よお邪魔しままさか 憧れのリコさんの家に来れる日が来る なんて緊張するうわやっぱり綺麗な部屋だ 大人だあの夜遅くにお邪魔するのでご家族 にご挨拶したいんですけどあもう寝ちゃっ てますかねまだ起きているみたいだから 大丈夫よ紹介するわねこの子が私の家族 にゃーちゃんよにゃーんわ可愛い猫ちゃん ですね初めまして俺はルカゆうです今日は お世話にじゃなくてリコさんの人間の方の ご家族です よこの家には私とみーちゃんしかいないわ よあそうなんですかそれは失礼しましたう お腹空いたでしょ今何か作るわねあはい ありがとうございますえ夜も遅いから軽い ものだけどどうぞどどういうことだこ れって実質リコさんと2人きりって おいしいう おいしいよかった わごちそうさで おすま様です本当においしかったです仕事 だけじゃなくて料理まで上手なんて やっぱりリコさんは完璧ですねあらお上手 褒めてもらえて嬉しいわいやもう毎日食べ たいくらいです よじゃあお希望通り毎日作ってあげるわね マジすかあ ざすさてじゃあ俺はそろそろ追いとします えどこへ行くの近くのビジネスホテルに ですよさすがに泊まるわけにはいかない ですどうして今日はここに泊まっていいの よいやいやいや恋人でもないのに泊まれ ませんってそれじゃあお疲れ様です待っ てりこん恋人ならいいんでしょう私はゆう 君のことが好き1人の男性としてだから 帰らないでやだな普段きついですよリコ さん男心を持てそばないでください私は 本気よ信じられないのなら証明しましょう かいえいいです信じますだから証明はいい ですもういやリコさん考え直してください 車内のまどんなであるリコさんと普通の サラリーマンの俺じゃ釣り合いませんって ゆ君は私のこと嫌いそんなわけないじゃ ないですか俺だってさんこと あよかったははめられただってゆう君の 熱い視線は毎日感じていたものバレてたん ですか 恥ずかしい裕君は可愛いわねじゃあこうし ましょう裕君は今日からこの家に住み ましょういやなんでですか裕君の心の整理 をつつけるためよ私としばらく一緒に 暮らしてみていいなって思ってくれたら 正式に交際することにしましょう むちゃくちゃではそれに実際問題私の家で 暮らす方がいいと思うのよねプロジェクト が進むとこれからもっと忙しくなるしそう なるとゆ君は自分の家に帰るのも難しく なると思うのまま俺の家は会社から ちょっと遠いですからね連日会社やホテル に泊まってもらうのも申し訳ないしその手 私のいえば会社から近いし毎日栄養のある ご飯だって作ってあげられるわ プロジェクト成功のためにも私たちの関係 のためにもいいと思うのどう確かにリコ さんの言う通りだそれに俺だってリコさん のことが好きだ本当なら今すぐ付き合い たい仕事のためにもなるし何より俺が ちゃんとリコさんの恋人としてやって いけるか確かめられるチャンスなら乗る しかないこのビッグウェイブわかりました よろしくお願いしますリコさんありがとう よろしくねゆう君いきなり抱きつかないで くださいじゃあ一緒のお風呂に入り ましょうかいやそんなことできるわけない でしょえじゃあベッドは一緒ね俺ソファー でいいんだ えーこうして俺はいきなり憧れの女性と 同棲することになってしまった 可愛い寝顔だな あれもう朝かなというかこの声はいつまで でも見ていられるな触っちゃおうかなて りっこさん朝から何やってるのおはよう ございますあ起きちゃったもっとゆっくり 寝てていいのよいやあんな見られまくって たら寝られませんってそれもそうね私も たくさん見れたから満足よどれだけ見てい たんだこの人おはよう裕君今日も1日 頑張りましょうねうははい笑顔が可愛 すぎる朝から幸せすぎるおはようぬチュー してあげましょうか結構ですそれにしても リコさんって会社の時と雰囲気が違います ねそれはそうよ家ではリラックスしたいし 好きな人は思いきり甘やかしたいじゃない はい あーん行ってるそばからはい あーんお味はどう今まで食べたご飯の中で 一番おいしいですよかった約束通り毎日 作ってあげるからねあれ冗談だったんです けどさてそろそろ出勤しないとねネクタイ 閉めてあげるわあありがとうございます なんかこういうの奥さんみたいで照れるわ ね素可愛いなこの人それじゃあお見送り するわねえ一緒に会社に行くんじゃ一度 やってみたかったのじゃあ行くわね行っ てらっしゃい あなたさて行きましょうかこれから忙しく なるから頑張りましょうちょっと待って ください切り替えのスピードが早すぎてよ ついていけないですここからはお仕事だ からビシし行くわよいきなり俺の知ってる かっこいいリコさんに戻ってる会社けば 苦しい時間が過ぎていく特に今はリコさん がリーダーを務めるプロジェクトで大忙し 目の前のことで頭がいっぱいでとにかく 必死で働きまくるゆくちょっと来てくれる はい資料のチェックをして修正点を記載し ておいたわまとめたらすぐに先方へメール で送ってもらえるはいわかりましたリコ さんすみません司様から先日の件でご連絡 をいいたのですが私じゃ内容がらなくて 分かったわ私のところに電話を回して もらえるありがとうございますお願いし ますバリバリ働くリコさんやっぱりかっこ いいな昨日の出来事が嘘のようだ裕くこの 資料は最重用案件だから必ず目を通して おいてねあと例の件のデータも共有して おいたらそっちも進めてもらえるはい全力 で頑張りますよし俺もリコさんの力になる ぞまずこの最重要案件の資料からすぐに 確認だえっと愛しなんじゃこりゃルカさん どうかしたんですかあいやなんでもない ですようリコさめパチンうか可愛いけど 嬉しいけど今仕事中ですよやっぱりリコ さんは頼りになるなああまさに会社員の鏡 だあの人がリーダーでよかったゆうく みっけうわリコさん会社では抱きつかない でくださいゆう君に好きになってもらえる ように私の魅力を伝えないとそれにここ なら誰もいないから大丈夫よいやほら 向こうから人が来ますってお疲れ様です りこんルカさんお疲れ様いきなりビシっと なったおお疲れ様ですはびっくりしたバレ ちゃうかと思った流れるようにまた 抱きついてこないでください仕事が忙し すぎるゆく成分が足りない変わり身すご すぎですよリコさん仕事中は勘弁して くださいよごめんなさいでも車内で隠れて イチャイチするのドキドキしないままし ますけどじゃなく てそれからもりさんは内でイチャイチを 仕掛けてきたそそれでもリコさんは仕事は 真面目にやっているしむしろ普通の人より 働いているしかしいつ他の社員にバレるの ではないかとこっちはヒヤヒヤしてしまう リコさんはそれも含めて楽しんでいるよう でなんだかんだ俺も楽しんでしまっている のが少し悔しいお疲れ様ゆう君今日も遅く までありがとうはいコーヒーよあ ありがとうござい ます夜のオフィスに2人きりね言い方が 怪しいんですけど ああ仕事は大変だけどゆう君と2人で働け て幸せだなうんあらどうかしたのゆう君 いえそのどうして理子さんは俺のことを 好きになってくれたんですかやっぱり俺 なんかがリコさんにふさわしいとは思え ません裕君を好きになった理由か色々ある けどやっぱり優しいからかな優しい俺が ですかほら今回のプロジェクトが決まって 私がリーダーを任されてすごく忙しくなっ たじゃないですねこの会社に入ってから ここまで忙しいのは初ですそうよねそれで 私が毎日夜遅くまで残業していたら裕君が 手伝ってくれるようになった ああそれはまだってりさんの人に必要以上 に担がかからないようにって自分1人で 抱え込んでるじゃないですか正直見てい られなかったというかほらやっぱりゆう君 は優しい相手のことをさりげなく気遣って くれたり助けてくれたりするいつもそんな 裕君のことを見てたよ裕君と話している時 が1番気持ちが安らぐものいつの間にか そんな裕君のことを好きになってたわあ ありがとうござい ます照れちゃって可愛いな それなら俺もリコさんに伝えたいことが あります え俺入社したばかりの頃全然仕事ができ なかったじゃないですか何度も同じミスを したりなかなか仕事が覚えられなかったり 俺働くのに向いてないんじゃないかって 本気で悩んでたんですでもリコさんは そんな俺を見捨てずに助けてくれました何 度も仕事を教えてくれて忙しいのに俺の 面倒をずっと見てくれて今俺がこうして 働けているのはリコさんのおかげなんです だから何かあった時は絶対にリコさんの力 になろうって決めてたんです裕君 ありがとうまさかはそんな風に思ってくれ ていたなんてあはい私たちお互いに 支え合っていたのねそそうみたいですね なんだかすごく照れるでもずっと伝え たかったことを伝えられてか もう私たち付き合っちゃうない絶対うまく いくわよええっとその結論はまだどうして も俺なんかがリコさんにふさわしいとは 思えなくてもう裕君はじめすぎ よすみませんそうして仕事に一区切りつけ た俺とリコさんはリコさんの家に帰ってき たただいま ただいまじゃあゆう君は先にお風呂どうぞ 私は美味しいご飯を作っておくからえ いやいやリコさんも疲れきってるんです から冷凍食品とかでいいですよだめよゆう 君にはしっかり栄養取って欲しいし約束し たんだから言うこと聞かないなら一緒にお 風呂入っちゃうぞわ分かりました先にお 風呂いただきますふいいお湯だったそれに してもリコさんのことが心配だ今回の プロジェクトの件もそうだしリコさん優秀 で優しすぎるから1人で背負い込んじゃう ところがあるからなしよしよてそりゃこう なるよなリビングへ行くと美味しそうな 食事と寝しているリコさんがいた うん ニーク好き お寝言で人を口説かないでください全く 可愛い寝顔しちゃってああなたは優し すぎるんですよリコさんいつも周りの人を 優先しておまけに俺のことなんか好きに なっちゃって急に同棲とか始めちゃうし俺 だってあなたのことが好きなんですだから あなたの力になりたい疲れて眠っている リコさんを起こさないように俺はそっと ノートパソコンを開いたおはようござい ますリコさんおはようございます今日も 頑張りましょうううんおはよう みんな今日はいつもよりすごく気合いが 入っているみたいね何かあったのかしら リコさん頼まれていた資料の作成終わり ました私の方で最終チェックしておいたの でこのまま先方へ送付できますあと今日 から私たちも残業しますからえ えみんな仕事が早いのは助かるけど急に どうしたのそれは俺から説明しますゆゆう 君昨日の夜俺がみんなにメールを送ったん です俺たちが抱えている仕事の現状とリコ さんが毎日1人でどれだけ頑張っているか をそれでお願いしましたリコさん1人が 負担を背負わなくてもいいようにみんなに 協力して欲しいってそそんなことをして くれていたの水臭いですよリコさん俺たち リコさんのことを尊敬しているし感謝して いるんですちょっと待ってみんみは ちゃんと仕事をしてくれて それ以上の仕事はリーダーである私の役目 よみんなにはプライベートの時間だって あるんだからそんなのリコさんも同じです 同じチームなんですからみんなで協力し 合いましょうよみんなリコさんの力になり たいんですよゆ裕君みんなリコさんのこと が大好きなんですこれもリコさんがみんな を優しく助けまくったからですよ観念して 助けられてくださいももうあみんな ものすごく負担をかけてしまうけれど とても助かりますどうかよろしくお願いし ます任せてください必ずプロジェクトを 成功させましょう祭りじみんなありがとな ゆうだけにかっこつけさせるわけにはいか ないからなもっと早く相談してよどうせ 夜中にリコさんと2人で仕事したかったん でしょうそんなことあるかもなおい してやられたわねこういうところはムード メーカーのゆう君には叶わないわねもう私 のために勝手にこんなことをしてもっと 好きになっちゃうじゃないその後 プロジェクトは大成功俺とリコさんは一緒 に頑張ったみんなと打ち上げをしたのだっ たはあ山場を超えてよかったこうして まったり仕事をするのもいいなさんの コピーですあありがとうえっと今回の発注 書の仕様が ては何これおいどういうことだリコさん からゆえのラブレターが入ってるぞえ嘘 2人ってそんな関係だったの やっぱりごごめんねゆう君いつの間にか コピーを頼んでおいた資料の中に紛れ込ん じゃってたみたい何やらかしちゃってくれ てんですかリコさんおいゆうどういうこと だ俺たちの憧れのまどなと抜けがけは許さ ないぞねえルカさんはリコさんのことを 好きなのもう付き合ってるのええっとあの それ はどうしようどうごまかせばいやこうなっ たらもうあのあつ子さんははい俺はリコ さんのことが好きですまだまだ未熟な俺 ですがどうかよろしくお願いします会社で こった はこちらこそよろしくお願いします成立し た はあおめでとうその後家に帰った俺はリコ さんがめちゃくちゃ言われたなんで会社で 告白するのよ家で行ってくれればよかった でしょ車内で噂になっちゃったじゃない だってリコさんがやらかしちゃうから でしょ気持ちが溢れて勢いで行っちゃった んですよ もうでもあの気持ちに嘘はありませんから あもう一度伝えませ俺はリコさんのことが 好きです俺をリコさんの恋人にして くださいももう本当に裕君は私も裕君の ことが好きずっと一緒にいたいずっと裕君 のことを支えるからありがとうごますさん 俺もりさんのことをずっと支えていきます 改めてこれからよろしくねはいこうして俺 は憧れの女性と結ばれたまだまだ未熟な俺 だけどこれから先もお互いを助け合って いこうそして精一杯彼女を幸せにしよう そう心に誓うのだったみさん次のイベント の資料できてるできてますさすが本当に 優秀だこのイベントで会長も引退だから 頑張らないとトル先輩は次の選挙に出るん ですよねどうだろう出ないんですかみんな トル先輩が次の会長になるって期待して ますよありがたいことだけどね福山会長 みたいにうまくやれる自信がなくて大丈夫 です絶対にうまくやれますありがとうみ さんは優しいなそんなんじゃないですそれ に本当に優しいのはトル先輩ですよいつも フォローしてくれるし励ましてくれるし私 がこうやって生徒会の仕事を続けられてる のはトル先輩がいたからなんですそんな ことないってみさんが優秀だからだそんな ことあるんですみさん先輩好きですう私 先輩のことが好きです と僕もみさんのことが好きだよ本当ですか いつも助けてもらってるしね大切な後輩だ と思ってる 先輩それはわざとですか何がわざとですよ ね私の好きは先輩と後輩とか同じ生徒会の 仲間だとかそういうのじゃなくて異性とし ての好きです一緒にイチャイチもしたいっ ていう好きですなかなか過激なことを言う ねはっきり言わないと先輩はまたとけて 逃げるじゃないですかごめん言わせたく ないことまで言わせた本当に気持ちは 嬉しいだけど付き合えないそうですかミモ さんがいい子だって知ってる可愛いとも 思うけど僕はいいです分かりましたごめん ねいえでも私諦めませんからう好きになっ てもらえるまでこれから毎日告白します う覚悟しておいてくださいねそう言ってみ さんは走って部屋を出て行った僕は1人 だけ取り残された追いかけることはでき なかったそんな権利は僕にないなんだどう した会長ああ細川今ミモが泣きながら走っ て ああなるほどそう ことか察しが良すぎるのも問題ですね振っ たのか色男やめてくださいよミモ可愛いの に男子人気ナンバーワンだろみたいですね これがバレたら次の選挙での当選は難しく なるだろうな楽しんでますよねまあね 仕方ないじゃないですか僕は他に好きな人 がいるんですからなんだお前まだ私のこと が好きなのか悪いですか悪くはないけどで も振ったのはだいぶ前だろ時間は関係ない ですというかとぼけないでいいです知って ましたよねまあね今告白し直したら気持ち を変えてくれますか面白いことを聞くな そんな私じゃないってそっちも知ってる だろですねそういうところを好きになった んですから細川はわな見より私がいい なんて恋いってそういうものでしょ僕が1 つ年上の福山しお会長を好きになったのは 高校の入学式でのことだった堂々と歓迎の 挨拶をするその姿に惹かれた当時2年生 ながら生徒会長をしていた彼女は強くその 顔には自信とカリスマ性が満ちていた 一目惚れだったそれは太陽に焦れる気持ち に似ていた近づけば身が焦げることを知り ながら憧れることをやめられなかったそう いえばどこかの神話にあったっけ老ででき た翼で太陽に近づきすぎたために老が 溶け落ち墜落した愚かな男の話それは多分 僕の話でもあった入学式が終わると同時に 僕は生徒室の扉を叩いた1年が経った福山 会長は2年連続で会長職に当選を果たした 僕はそんな彼女を支えられることが 嬉しかった会長次の予算会議こんな感じで どうですいいんじゃない見てないじゃない ですかチェックしてくださいよ後で文句 言われると困るんです細川の仕事なら 大丈夫だろいい加減だな違うよ細川私は君 を信頼してるんだ信頼こので君が私から 勝ち取ったものさ来年の会長は細川かな もう1年してくださいよバカを言えその頃 には私は受験して卒業だそっかあと1年も すれば会長はいなくなるんですねその通り だけど言い方会長どうした好きです知って たけどこのタイミングで言われるとは思っ ていなかった はしないとだめかそりゃだめでしょけど 返事は知ってるだろそれでもしてください 断るよ私は誰かに縛られるのはごめんだ から僕はそんなことしませんよそのつもり がなくてもそうなるんだ気持ちも時間も 縛られることになるそもそも交際というの がそういう性質のものだから別に細川が 悪いと言ってるんじゃないよこれは本当私 は女交際に向いてないしだから誰に告白さ れても断るんだ知ってます会長が慰め なんてしない性格ってこと返事はこれで いいかなはいありがとうございました振ら れたからって生徒会をやめるなんて言うな よ君は私の後継者なんだから分かってま すって最後まで務めますよこうして会長に 近づきすぎた僕の恋は溶け落ちた今から1 年くらい前のことだ私の気持ちは変わって ないぞ知ってますそしてこれから一生 変わることがないってこともうんだから ミモと付き合うといい残酷なことを言い ますねそうかなけど細川には私よりミモと の方が相性がいいと思うんだそうですか ああどうしてそんな風に思うんですそれは ね2人ともびっくりするくらい途だからさ トル先輩好きですありがとう今日もだめ ですか気持ちだけ受け取っておくその 受け取った気持ちってどうなりますえ家に 帰ったら捨てますそんなことはしないけど じゃあずっと貯め続けてくださいトル先輩 の中を私の好きでいっぱいにしてみせます からお手柔らかに はいさんから告白されて1週間が立った 宣言された通り彼女から毎日アプローチを 受けている告白されたりボディタッチをさ れたり休み時間になったら会いに来たり 一緒に帰ったりのさあみさんどうかしまし たか何度告白されても返事は変わらないと 思うよそんなことはないです小キックでも 決め続けていけばいつか慶王できるんです そんな格みたいなことを言われてもそれに 私にはもうこれくらいしかできることは ないから僕じゃなくて他の男だと悪いの 美森さんモテるしさ僕なんかよりいい男は たくさんいると思うけどひどいことを言い ますねあごめん私にとって先輩以上の男は いませんよそんなわけで先輩がこ負けする まで告白は続けます強いなあ恋する乙女 ですからどういうこと恋いすれ乙女は無敵 なんですそれからもみさんからの猛攻は 続いた例えば廊下で先輩好きです ありがとう先輩なら私のことを好きにして くれていいですようん場所を考えようか そうですねさすがに私も初体験が学校の 廊下っていうのはちょっと今は昼で人の目 もありますしそうじゃないそうじゃないん だよもしかしてそっちの趣味があるんです かごくりごくりじゃないんだよな例えば 偶然町であった時あれ先輩偶然ですねそう だねこれはきっと運命ですねそうに違い ありませんそうかな結婚しましょう決断が 早い私が幸せにしてあげませ私が稼いで くるので先輩は毎日家でぐーたらしながら 動画でも見て過ごしてくれていいですよ 驚きのダメを製造機そんなに褒められると 照れません褒めてはないんだよね例えば 生徒会の活動中先輩頼まれてた資料作って おきましたありがとう礼にデートしてくれ てもいいですよいやもっと別のものでお礼 するよじゃあ結婚ですねそうはならない でしょう色々吹っ飛ばしすぎ先輩好きです 好き好き大好き本当に諦めないよねはい どうしてそんなに強いんだろう前にも言い ませんでしたっけ私が先輩に恋をしている からですどうしても諦めきれないから 頑張ってるだけですそう口にする美森さん はびっくりするくらい美しかった先輩ああ ごめん大丈夫ですかちょっと顔が赤いです けどいやなんでもないよそうですか びっっくりしたんだ彼女に見れてしまった 自分に自信満々でいつも強気で僕が惹かれ た会長に少しだけダブってしまった美森 さんに聞いたぞ細川は何がですかミモに めちゃくちゃアプローチを受けてるんだっ てはい男供に相当嫉妬されてるって話じゃ ないか大変ですよそれもモテる男の宿命だ 悪い気はしないだろそうですねなんか 変わったかうまんざらでもなくなってきた んじゃないかかもしれないです会長は美森 さんが僕に似ているなんて言ってました けどそんなことないです彼女は僕なんか よりずっと強い何度振られても告白して くるんだからそっかその強さは僕より会長 に似てますそういうところが好きになった のかえ 顔を見れば分かるよお前私に向ける目と 同じ目をしてるもんそうなんでしょうか いいんじゃないの好きになった相手が好 きって言ってくれてるんだから両思い確定 じゃんほらハッピーエンドけど僕はまだ 会長のことが知ってる好きなんだよなはい 最低ですよね2人の女性を同時に好きに なるなんてそうか私と付き合ってたら最低 だろうけど私に対しては脈はないからいい んじゃないのまた振られたさらっと振られ た雑談の流れで振られ た笑ってるしなんか嫌なんですよね何が これで完全に心変わりしたらこれまでの 片思いの日々が全部無駄になるような気が して先輩への気持ちが嘘になる気がして 細川お前気持ち悪いなはうん相当気持ち 悪いひどくないですかぐぐと難しいことを 考えすぎなんだよお前の悪い癖だそんな こと言われてもけどありがとうねう好きに なってくれて好きって言ってくれて気持ち に答えてあげられないのにずっと一緒にい てくれて会長無駄じゃないんだよ嘘に なんてしないちゃんとお前の恋はここに あったでさこれから先はお前の私への 気持ちは全部私が持っていくだから今度は 心を空っぽにしてそこにミモの気持ちだけ を受け入れてやれいいんでしょうか私が そうしろって言ってるのお前は尊敬する 先輩のいや会長命令が聞けないっていうの かもう一度言うありがとう後輩私に恋をし てくれてこちらこそありがとうございまし た先輩今日まで好きでいさせてくれてさあ もう行きな行ってきますああ行っ てらっしゃいみさんを探して校舎を 歩き回った彼女はすぐに見つかった僕の クラスの僕の席に座っていたあ先輩何をし てるのここからの風景を見てましたそんな ことして面白い面白いですよどうしてだっ てこれって毎日先輩が見てる景色ですよね 好きな人と同じものを見るのってとても 素敵じゃないですか君は僕のことを 好き好きだね うん毎日あれだけ言ってるのにまだ伝わっ てなかったんですかいやそうだねずっと 伝え続けてくれたね先輩どうかしたんです か何が今日もいつもと様子が違うからそう かもしれない体長が悪いとかもう帰り ましょうか家まで送りますよあこれについ ては下心とかはないですから素直な心配の 気持ちですさっき会長に振られたんだえ僕 はずっと会長のことが好きだった前に告白 して振られてからもずっとそうだったん ですねだからミモさんの気持ちに答えられ なかったそれは今も変わりませんか違うん ですよね鋭いねわざわざそう言うってこと は気持ちが変わったってことでしょうん君 が毎日のように告白してきてずっと先輩 だけが閉めていた場所をどんどん美森さん が侵食してきたいつからかそれは僕の中で 一番大きくなっていた私の粘りがちですね 美森まどかさん僕は君が好きだよ今の僕は 君のことが一番好きだはい僕と付き合って くれますか喜んでこうして僕に彼女ができ たとても強くて諦めの悪い可愛い後輩の 女の子だまた時間が過ぎた春が来た僕が 福山先輩と出会ってから3度目の春だった 卒業おめでとうございますこれはこれは 会長自らご足労いいて恐縮です福山先輩に そう呼ばれるのはなれませんね大学も 決まったみたいでまさかアメリカに留学 するとは思っても見ませんでしただろう 先輩はやっぱりすごいですいや細川も立派 だよ立派に生徒会長をやってるありがとう ございますおかげで何の心配もなく卒業 できるあの先輩どうした今日まで ありがとうございましたうんそれより今日 は君の嫉妬深い彼女はどうしたんだまか ですかうん君とこうして2人きりで話す なんて起こりそうなものなのにそれなん ですがん先輩に伝言を預かってますほお 教えてくれ卒業おめでとうございますなの で最後にもう1回だけトル君をお貸しし ますこれが本当に最後ですからねとのこと です最高だな私の後輩は揃って最高だ別に 心配することはないんですけどね僕は振ら れてるんだから仲良しそうで何よりだなあ 細かはお幸せにな式には呼んでくれよ何の ですか僕の卒業式は来年ですよわざわざ アメリカから見送りに来てくれるんですか 言うようになったな細川がいたおかげで 楽しい高校生活だったじゃそろそろ行くよ はい行ってらっしゃいああ行ってきます いつもの放課後のことだったトイレから 戻り帰宅の準備でもしようとした 時なんだこれ机の中から手紙が出てきた 当てはない差し出し人の名前もただ察しは ついたこういうことは前に1度あったから だどうせ大塚君宛てのラブレターだろうな また間違えて入れられた かああ イケメンはいいね前回は勘違いして喜び ラブレターを開けたところ自分当てじゃ なかったからがっかりしたもんだしかも ちょっと気になっていた遠野さんからの 手紙だったことがおいうちになったしかし 同じミスはしないこれはこうしてこうじゃ 1人芝居をして僕はラブレターを本来ある べき場所にシュートしたつまり前の席の 大塚君の机に入れたのだったさて帰ります かねなんてことのない出来事だから僕は家 に帰り着いた頃にはもうすっかり手紙の ことなんて忘れてしまっていた次の朝おす 東でおお大塚君おはようあのさお前さどう したのやっぱいいやどうしたのま そのうち分かるさいいよなモテる男は何 言ってるのそれは僕のセリフなんだけど彼 の意味しな笑顔の意味を僕が知ることに なるのは放課後のことだったあの東君大塚 君から何か聞きました僕はなぜか学年でも トップレベルに人気の高い女の子に 呼び出されていた名前は斎藤 話したことはないえっと斎藤さんだよね3 組のはいそうです何かって何の本当に聞い てませんうんそうですかあの手紙をです ね私東出君に書いたんです手紙ですかはい 昨日の放課後に机に入れたはずだったん ですけど あああれって斎藤さんが書いたのか やっぱり知って大丈夫読んでないから心配 しないでどういうあの手紙大塚君宛て でしょ前にも僕と大塚君の席を間違えて ラブレターを入れた子がいてさ前は少し 読んじゃったんですけど今回は未開封の まま大塚君の机に入れ直しておいたから 本当に安心してほしいそういうことだった んですかやっぱり私の勘違いじゃなかった んだけどラブレターっていいよね今時古風 って言うか知ってますえ前にお友達とそう いう話をしてたのを聞いてましたからだ からラブレターにしたんです間違えてい ないです大塚君宛てじゃありません私は 東出君に手紙を書いたんですそう言った 彼女は僕に手紙を押し付けてきた今度は きちんと当て書かれてあったあなた宛てに 書いた手紙です大塚君が返してくれました それを書き直しました今度はちゃんと読ん でくださいあのじゃあ私はこれで顔を 真っ赤にして早足でそして斎藤さんは言っ てしまったバカな僕だけが1人取り残され たえ現実を理解するのにそれから5分 くらいかかった夜なんとなくお風呂に入っ て体を清めてからもらった手紙を読んだ そこには彼女の美しさを表すような美しい 字で僕への思いが綴られていた小心照明 ラブレターだった何度も何度も読んだ めちゃくちゃ嬉しかった次の朝僕は斎藤 さんに声をかけた通学路から同じだという ことは知っていた彼女がくれたラブレター に書かれていたからだ何が金銭に触れたの かそこでよく見かけるようになった僕に 行為を持ってくれたらしい斎藤さん おはようおはようございます手紙読んだよ ありがとうございますこちらこそ ありがとう僕こういうのって初めてで 嬉しかったそれで相談なんだけどよかっ たら友達から始めてみない友達からですか うん僕たちてお互いのことをよく知らない しさだからまずは友達からって思ったんだ けどどうだろうそれはまだ私にはチャンス があるって思っていいんですかもちろんと いうか斎藤さんこそ本当に僕でいいのか なってどういうことですかその思ってたの と違うかもしれないから僕はそんな体操な 人間じゃないんだ手紙を読んで色々考えた 僕は女の子の友達が少ないというか皆無だ 無自覚に傷つけてしまうこともあるかも しれないそして結果として失望されて振ら れてしまうかもしれないこれはだから自分 の心を守る予防線でもあったなるほど確か に私たちはお互いのことをもっと知って おいた方がいいかもしれないですね分かり ましたじゃあお友達からお願いします こうして僕に女の子の友達ができたのだっ た改めて斎藤なみさんは美人だった顔は 可愛くて勉強ができて人当たりがいい運動 も得意なんだとか料理も好きでたまに友達 にクッキーを作ったりしている空気も 読めるし僕が話題に困ってもせかしたりし ない友達も多くて彼女に行為を抱いている 男も少なくないそんな子が僕に行為を抱い ている当然悪意気はしなかった友達になっ た僕らは休日になると遊びに出かけた恋人 じゃないから健全なところばかり水族館と か遊園地とか映画館とか昼に集まって夕方 に解散来週はどこに行こうか恥ずかしい話 なんだけどんお小遣いがそろそろつきそう でなるほどではお金のかからない公園 なんてどうかな面木ないですうんうんいい よあお弁当も作ってきてあげるそしたら ご飯台も置くでしょいいのもちろん本当に なつみさんはお弁当を作ってきてくれた ものすごく美味しい よそんなに慌てて食べなくても誰も取ら ないよそうかもしれないけどそんなに喜ん でくれるなら頑張った会もあったな大変 だったんじゃないの料理は好きだからでも 早起きするのはちょっときつかったかな 少し眠いごめん謝られるより感謝される方 が嬉しいかな礼に僕にできることがあれば 何でも言ってお金はないんだけどではお 言葉に甘えてお 膝枕それくらいならいくらでもするけ 別に気持ちよくないでしょまあねゴツゴツ してる男の体って感じ暑くて大きくて硬い けどここからの景色は悪くないよ慎吾君の 顔がよく見えるもん眠いなら寝ていいから ねうん好きにするそんなことを言ってなみ さんはずっと僕の顔を見ていたニコニコと 上期限にちっとも眠りそうな気配はなかっ たあ鳥がいるよ本当だなんて名前なん だろうね友達になった僕らはこうして一緒 に下校することも多くなったクラスメイト じゃないから校内で一緒にいることは 少ないんだけどなつみさん楽しそうだね うん楽しいよそんなに鳥が好きだった鳥は 好きだけどそれだけじゃなくてどういう こと 慎吾君と一緒に帰ってるからそそうなんだ うんそうだよそっか彼女はこういう風に 行為をまっすぐに伝えてくるそれが僕には すごく眩しく見えたね水切りしないいいよ 勝負しようよ僕得意だよ知遇だね私も得意 なの河川敷へと降りた僕らはそのまま水切 用の石を探した水切りの石は平である程度 の重さがあってあと指に引っかけるところ があるといいなんて言われているそれにし ても被害だったな何がなつみさんが水切り が得意だなんてお父さんがキャンプが好き で幼い頃はよく川とかに遊びに行ったの そこでお兄ちゃんたちと勝負したりして 鍛えられてなるほどというかお兄さんが いるんだねうん2人慎吾君は僕は1人っこ じゃなくてどうして水切りが得意になった の僕は小学生の頃に友達と一時期はまって てなるほどあ私これにする僕もこれに しよっかなどんな石にしたのこれ大きすぎ ないいやこんなものでしょなみさんは 私はこれ小さくないこんなものでしょあ そっかどうしたの分かったの分かった何が 慎吾君手を貸してねこういうことだよ 分からない急に手を合わせてどういうこと だから手の大きさが違うってこと私の手は 小さいからこれくらいの石がちょうど良く て君の手は大きいからその石がちょうど いいなるほど けど僕の手ってそんな大きいかな私と 比べると大きいよほらほらうん確かに なんかちょっと恥ずかしいねうん少しだけ けどいっぱい嬉しいねそうだねさ勝負 しようかううん負けた方は勝った方の言う ことを何でも聞くこと何でもそう何でも 分かったあいやらしいことはよ相談で相談 なんだてっきり拒否されるかと思った慎吾 君以外の男の子なら拒否するけど慎吾君 なら内容次第かなあなたは特別だから そんなことを言ってなさんは川部に立った 夕やけが彼女の顔を赤く染めていた僕の顔 も同じくらい赤くなっていたじゃあ僕から 行くねどうぞ よし回転をかけて石を放る石が水の上を ぴょんぴょんと跳ねていく波紋が広がり 消えていく9回ほど跳ねて石は川に沈んで いった悪くないギネスだと90近い数字が 記録されいるらしいけど友達と勝負する ならこれで十分だというかどうやったら そんな記録が打ち立てられるんだろう世界 は広いあ すごい自己記録隊だやるねちょっと安心し たどうしてかこ悪いところ見せたくない もんよし次は私の番だね頑張って 任せなさい よっなみさんの手から石が放たれた ぴょんぴょんとさっきの石と同じように 跳ねていく 345行け行け 789これで追いついた10これで 追い越したなみさんの石は結局12回も 跳ねたはい私の勝ちくそ負けたあ緊張した 勝ててよかったもう1回もう1回やらない ええ罰ゲームは受けるし賭けもなしでいい からそれならいいけどでもそれってやる 意味あるあるどんな負けたままだと 悔しいなんで笑うわけうんごめんごめん 男の子だなって思っていいよやろっか次は 絶対に勝つふかかってきなさいそこから僕 らは何度も何度も水切りをした石を見つけ て投げて全然跳ねない石もあれば調子の いい時もあったやった記録更新くそ僕より なみさんの方が上手だった少しずつ記録を 伸ばしていく彼女に対し僕は最初の記録が 1番だったまだやる当然諦めが悪いなでも そういうところ嫌いじゃないよよしこの石 なら聞いてないしえごめん何か言ったの私 に飼ってみてって言ったの言われずとも おりゃ投げた石が夕やけを内した水を弾け させるぴょんぴょん飛んでいく ぴょんぴょん跳ねていく9 [音楽] 101511なみさんの記録は16回 そして僕は中のああ終わったあと1回 くらい行けそうだったのにけどうん ようやく勝てたおめでとう ありがと楽しかったねもう一生分石を投げ たかも それは言いすぎそっかなそうだよそれで僕 は何をすればいいのうんそろそろ返事を 聞きたいなって何の私の告白のえ毎日一緒 に帰って休みには遊んでもう私がどんな子 なのかは分かってもらえたと思うこうやっ て友達になってバカをやるのも楽しいけど でもやっぱりっぱり私は慎吾君の彼女にし てほしいのうん絶対に付き合ってとは言わ ないよそういうのを強制するのは違うと 思うし私の気持ちはあの手紙に書いたもの から変わってないうんもっと強くなった くらい慎吾君はどうかな一晩だけ時間を もらえる分かったありがとう思いはもう 決まっていた疑いよもなく僕はなみさんの ことが好きだっただからあのまま答えても よかったきっと結果は変わらないだろうで もなみさんがくれた思いにもっとちゃんと 向き合って報いたいと思っただから彼女と 同じ方法を取ることに決めたにしても手紙 ってなんか恥ずかしいななみさんも同じ 気持ちだったのかなもしそうだったら 勘違いとはいえ大塚君の席に入れたりして 申し訳ないことをしたな書いた手紙を読ん でもらえないってすごく切なくてとても 寂しい一晩かけて描いたラブレターを彼女 の机に入れたここで席を間違えるなんて ポカをやらかしたら最悪なので念入りに何 度も確認したドキドキした耳が熱いさて なみさんが投稿してくる前に退散するか 放課後僕らはいつものように一緒に帰った それでね数学の加藤先生がこらって怒って そうなんだうんあれは傑作だったなみさん の様子は昨日までと同じで僕は自分の書い た手紙が届いたのか少し不安になったその まま別れ道に差しかかってあのね慎吾君お 手紙ありがと読んでくれたうん今日は1日 大変だったどうして気をつけてないと磨け ちゃうから読んでもらえてないんじゃない かって思った不安だったかなりだったら ごめんうんいいよ読んでもらえたならお 手紙の返事をするね私も慎吾君が好きです だから是非付き合ってほしいです ありがとううん私こそじゃあここで また明日待って今日は送って言ってもいい かなそう言って僕はなみさんの手を取った えせっかく恋人になれたのにこんなすぐに お別れなんて寂しいからというかなみさん が返事を焦らすからなんだけどそもそも 慎吾君こそ一晩を知らしたじゃないそれを 言われるとなので罰として私を家まで 送り届けることわかったうんよろしい じゃあ行こっか僕たちは手をつなぎ並んで 歩いていくこれからは彼氏彼女として少し 照れ臭くてとっても嬉しいついだ手から なみさんも同じ気持ちなのだと伝わってき た [音楽]

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30 Comments

  1. コレ、双子まとめてカノジョにしない? 早くカドコミで最新話、配信されないかなあ?あと、じつは義妹でした〜最近できた義理の弟の距離感がやたら近いわけ〜も。声優さんも動画にピタッとはまってるし。〝じつは義妹でした……〟も動画にしてほしいなあ?ダメですか?

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