鬼平犯科帳1975年 第９話 流星 野際陽子
どうにかやっと工夫がつきまし た今 までゴ [音楽] の八つの 人船祭の勝太郎 との手下を江戸へ送り込んであのデジ作っ たろうと思ってまし たけどそのたに盗賊改めの鬼の蔵が邪魔し 上がって みんなあの家へ送られてしまいましたせや けどせやけど今度はそうはさせまへんで わし自身がこの手で王かけのお勤めして やるつもりでおり ます両先生方にも江戸へ行ってもる て一汗書いてもらいましょうその平蔵と やらをやればいいのいやいや やりま 一思いにやる よりずっと苦しめてやるつもり ですわしの手下やり上がった時の何倍も 何十倍も な待て あんたあの角の屋敷から出てきたなあそこ は盗賊あるための組屋敷じゃねえのかそれ がどうかしましたか聞いてるのはこっちだ じだけしてる いいあんた盗賊あるための奥方か役同士浜 の妻 [音楽] です今度生まれてくるぞじゃ別のところへ 嫁に来るんだ [音楽] な あの友五郎が来ております んいつの間にやらねおってしもうとあまり いいお気持ちそうなのでよほど越しするの はやめようかと存じました構わ ない友が来たとはい大きな恋を持ってきて くれました沙汰しております者かその様も お元気そうでさあさいいから上がれ ちょうど暇で体を持て余しとったんだ恋を くれたそうだがな女房とのが今腕をふって くるようがそれを魚にして昔のおの話を 聞かしてくれこだ今はただの鮮度悪い昔は 忘れており ます俺ましばけの抜けた顔には見えんかま いいから上がれ上がれえ れ ん お給与ができた 許せ おかしらやがこのような真似 を妻は歌詞を買いに行く途中でした私の母 の鉱物を 求めそれ なぜ気を落とす な敵は俺がきっと打つあれが鬼 [音楽] 必ずきれるとんでもない大阪のおは決して 鬼兵に手を出してはならねといや切ってみ たい田内のけた事件はこれです全てで ござい ます木というやつが一番の者らしいがこや はまだ里島へ送られたままでうんその他は みんな小物だな首筋をただ人 たち横腕が立つと 見える体に恨みを持つものでこれだけの腕 の持ち主となるとこの中にはおりません やる 必ずいる体が見とった島の中に必ずいる 平蔵は見込み違いをしていたがその謝りに 気がつくのにさして時はかからなかっ た失礼だがそのち聞こうのか何 いさは盗賊改めの役人かと聞いておるの だ は恨んなら お同じ頃坂町にある盗め方の敷をれ が門番門番誰 だ野中誠に恐れいりますが不幸を聞き師 小田原より参りました原田の身内のもので ございますおお原田郎少々お待ちください [音楽] おい引どうしたん だ大変 だ俺を相手にしているんだこれは俺なそれ はどういうわから んわからんが何か思いもかけの悪が俺たち に立ち向かってきたとよいそれ烈が汚い手 たち向かってきたよいか卓に住むものも この組するものもよく引き今後は昼夜を 問わず女子供の1人に至るまで必ず1人 歩きはする なお前は国 残れもは1匹近こいまし たに昼夜を分の警備が行われたがそれに人 を取られて教になった父を見回りの今つい て撃が起こっ た本郷2丁目の仰や大が一下残らず斬殺さ れたので [音楽] ある元より倉の中までち1つ残らず運び 去られておりますこれだけではなかった 同じ夜浅草北水のご服どや佐屋平米方にも 俗がをしり家人15名全員を斬殺の上多の 金品を強奪していったので あるのとをなかったまだ手がかりはつめぬ らしいの は人手が足りんのではないか役宅及び 組屋敷の警備と家族の保護は特別にお咲て 夢々のものに命じても良いがどじせっかく のお言葉ではございますがご行為だけを 受けさせていただきますいらぬと申すのか 己れのミスら守れるという噂が立っては いつけ盗賊改めの長鳴きましょう 私に1人のことならとにかく 盗賊改めの名は今や世の悪党どの点に ずしんと響くほどの重さを持っております その重さが1度でも由来では私の部下が 長い間命をかけてしてきたことが無するか とここのところは我々の力だけ でた [音楽] あのなんで私が口を出すダではございませ んがお見回り宵だけは一休みなされては これでもう3日も横におなりにならると これではお体がさはい原の望やの自作を たくのわだまたそれを違う か今のわしにできることは己れの体を 痛めつけて帰らのに謝るしか ない何も言うな [音楽] [音楽] そこのもでも動くな毒改めの側平蔵だお 役目によって取調べ出てこい なんだお前たち かこのに何をし て行って みるあの実はみんなでこっそりとお見回り のお手伝いをさせていたいておりました 何あらどうしてもじっとしちゃれなかった んで浅草の様それから本川にてと謝し て長様お願ですどうか少しお休みになって ください大滝の親方の言う通りです 様若 も中見回りはより同心の 仕事お前たちはいつからその役目につい たお前たちの役目は街中でその根と耳を 存分に働かせることみたねをする暇があっ たらその分だけよく眠れよく眠って昼間の 聞き込みにせを [音楽] 出せ申し訳ございません [音楽] [音楽] こ平蔵の並々ならの覚悟を見抜いたかの ように俗の調はぴたりと止んだだがこれが ほの一時のものであること 蔵は誰よりもよく知ってい たとさんちょっと来てくれあんた出しのお 客がさきから2階でお待ちだ よごめんくださいまし 毎度ご に原助ですよ [音楽] どうさあその説はと言っても何年前になり ますかねいいとのパおかさのとこへ足が 転がり込んだ時にはとっにお世話になり ましたわがここにいるとよくわかった な そりゃこらほんの手が あり取っといてくださいまし金だね50両 入って ますおめえさんわしに何を頼みてん ださすが取ったんだ飲み込みが早やおでも なんだからちょっと船を出してもらい ましょうどうしてそう上がっちゃくん ですとっさのその戦闘としての腕を ちょいと貸してくれと言ってるだけじゃ ありませんから わし足を洗ったんだだからって何 もくどいよですけどね足の今ついてる イコマの生えもっておかじだは髪型じゃ1 と言って2とくだらないお方だ何かとは ねえと思うんですが ねじゃあはっきり わしゃないです けど石と言って2度くだらねえかどうか 知らねえがニコの繁栄もと人たお勤めの やり方が気に入らねん だあんな地象働の軌道に力を貸したんじゃ わしを育ててくれた飯富のお頭にあの世で 合わせる顔がねえんだ よ持ってってくれ さんお姉さんはなどうしても引き受けねえ わけにはいかねんだ よてめえわをすき かどうもよく分かっちゃいねえようだから 言うけど なとの乾しがなくなる時1人息子の太郎 飲みとたん引受けた そうでその太郎も今じゃ松坂の 前屋で手を務めるほど大きく なそうだった なさんまさか太郎に 何かっちゃいけねこれで俺に指1本触れて みろ小太郎の命はねえんだぜ なまそれから先はお楽しんだとにかく明日 もう度来るからそのは色々返事を引かして くれ よさてともう話もねえよだからそろそろ船 を出してもらいましょうかえ先 [音楽] さんあ帰ってきたしちゃん大変だよ正太の はどうかしたんだ今まで前のバトさん見え てたんだけどねしちゃん朝からお使時帰っ てこないんだって [音楽] さこりゃこりゃいつもなお元気なこと で いやあ酒はいいし食い物はうまい金はあっ ても外へは出られんでは鼻がたまるばかり お羨ましいですよ私ぐらになりますと ためようとしても鼻もたまりません 主んこうなったら鬼の平蔵を俺たちの手で 仕留めてみたい なそんなに切りてるか鬼を切り たい切れると思うお主はどう だ俺も勝てると思う どなった必ず落ちます足の首をかけても うん ほなあとは船の手はやなガベが3倍チョキ が2そいつでも使います何をやらせる つもりか知らんがなああもうこんな暮らし に飽きた で鬼をやらせろ ほおでまかえ できる1度しか見たことはないなあの男 なら必ず 切れるま偉い自信やがまやめとき ながれそれに鬼兵に限っては殺すより 苦しめて殴ってやる方がわしの好みに負て ます ね23日ましたら先生方には切りたいだけ 人を切らせますさいまご辛抱願います一体 何をやるんだ髪型からわざわざ乗り込んで きたところを見るとよほどの大仕事らしい がどこをやる言わんときま よう言うてわしらの目が潰れたらかんさえ な江戸ご外巣鴨も更新塚近くの本明寺は いたの真し相合を含めて 裕福な寺として知られていた [音楽] おいまだ かいい加減にしろそろそろ行くぞか先蹴っ てけ [音楽] う勝手に しろもうやめてて くださいあ [音楽] だけどねあれだけでけたらに押し込みが 入っちゃってのにこの辺りののが誰も気が つかねえなんておかしいじゃねえかねあの あたりは暗くなるとっこ1人通らねえから なうんそれにしてもよぎ持ってったんなら 大変なもんだぜそれだあれは占領箱2つや 3つなんてもんじゃねえぜうんもったいね 話よ本まで持ってったってそうじゃねえか どうして運んだんのかなさんたちの中で通 でけ荷物頼まれた人はきっといるはずなん だがってる見かあ知らねえ なうん はいごさんこれ今日ですかえどっから来た んです天中だよあ [音楽] ど行けませんやヒがもより怪しいやつ1人 の見つかるやせ んとなると船 かそると先月の大や佐屋から盗んだひに船 で運んだということになる ぞえお前だったらどこへ運んでどこでさく いあれだけのひですからご足はつきます足 ならまず大川から海に出てずあたりで ござい人かだからそれならば川の船番所の 目につくはずだそのような船は通っては オランドおん で逆に行くてはないか逆上流だ川上へ品を 運ぶことは考えられるのかうんそうか 川というわらはすぐに海に出るものと 考えるがうまうまと図られたなだ大顔を 登るとなると川越あたりですかああなんだ えあのとさんが片の先頭のご存じでござい ましょうん昔飯富のカパの右腕だったあの 浜崎の鳥さんが3日前に打ち出たきり蹴っ てこないてございなんですよそれがどうか したのかええ実はこれ足だけは知ってる ことなんでございますがとはカパ長かしの 忘れがみをずっと面倒見てよるんでござい ますよその太郎が方先の金を持ったまま急 もったてんでとっ目の色変えて飛び出して いったんでございますがまその持ち出した 金ってのはたったの一両たらずなんでなん でも奥の使いで小物屋買い物に行くってん で持ってたそうなんですが8年も方向して やっと手代になったばなのにそんな柱に目 の食らうわけじゃないしそれにもう1つ足 がこんなこと思い出したな突端が川の立ち だからなんですよ 待てわしが聞いたところでは友郎は武春 浜崎の生まれだそうだ親が川越の道だった んですそれで突端十の時から先導の修行し てあら確か67年目に飯富のお頭に目を つけられて夫の道に減ったと聞いておる友 は先としての腕を買われてええわがのおの とこにいた頃やっぱりおの前後には随分と 船を使ったでてねあだ川を遡ることに気が ついたのはお前の手すぐに川越へ飛んでた みつにカを調べるぞお前も行ら [音楽] 貴様が人殺しだな [音楽] [音楽] 分かって こい貴様のような汚い手は使わのが なぶり殺しにしてく [音楽] 来い誰に雇れた 殺せそうか岩か よし言うなよどうせ今更行ったところが問 だ今のうちに地獄を少しかみて [音楽] おけまだはなかなかしいやつにて 1度しか聞かむ ぞ己れの盗って宿はどこ だ己れの頭はどこのなんというやつ だ よしもう 期間この場から貴様が殺した女子供と年の ところにって貴様が犯した罪を詫びてこい 消えるのか俺 [音楽] を気がついたらすぐに出せる この次にはきっと吐く あほどうでした新橋の柏には船屋が 10億円あるがその中の一軒柏という店に 昔友を働いていたそうだよくそこまでお 調べに何奥の手を出したま だ川古班の町に訳を話して調べてかった あとございますかでその船の中に怪しい な ないいずれも何台も続いた新世ばかりで常 の分からぬ荷物など引せんそっちはどうだ えそれはご同さっぱりなんで一口に川と 申しましても五条から南へ一半新の柏中心 にしたこの辺りの川筋にはぐを含めて道と 名つくやつは5万通るやんでまるでどっ から当たっていいか雲使うような話でした ねそっかお前の花でも匂わんか申し訳 ございませ んのはこのぐらいに来てひないうちにどっ か根でを探しときましょう かあれはなんだえで ございなんて言ってのとなんとか言って ましたなあの住職がずっと前にしてさっき 遠くから覗いてみましたが大なれ方で でしょうか どうなました俺は今夜はあそこで寝る朝に なったら迎えに来てく何もあんなところ で今日は な殺されたのみなの だせめて寺と名のくとこへ止まっ て心ばかりのをしてやりたいと思ったな そうでございたかりた足もさしていただき や [音楽] 原田 様たっちゃんがいます いやいやごやったなほんま にわしもあんたにはカブ脱いなでこんな 迷路みたいな皮筋を誰にも気づかれんと おまけに寸分の迷いもなくここまでく るっちゅうのはさすがに浜崎の友やえ大き に大き にやることはた太郎をけしてくるまあまあ そうとるなよおさんいいかてめえらあの子 にもし髪の毛でも傷をつけやがったな安心 しなあれわしも行こまはやもんや約束は 守る でお船がからやとご空舟の始末にもう1本 で追ってもらいまようか 駒のハエもですあの野郎江戸まで手を 伸ばしてきったの か おかしおかし な気がついたは込み通り口終りました ああ今一と言貴様の盗ととはどこなの だ お染の上 から聞えて くれ頼むめて [音楽] くれあ [音楽] [音楽] [音楽] おらほ早いろ [音楽] ろ穴倉の中にこれが太田や佐屋にて奪われ た品にござい ますお前は誰 だ本性松坂長越の手代でシトロと申します 先日使に出たところをいきなり殴れてここ はどこでございますか心配いらん おい太郎とか申した なこの屋の物はどこ行ったさなをずっと 物置きに閉じ込められたキでしたんで何か 耳にしたことはないか人の名前どこかの 地名どんな小さなことでもよい思い出さの か りで 休め皆のもせ品がここにあるからにはまた ここに必ず帰ってくる白れ はただいま川越からこれ がやったわ 原田がやりよった 手柄であったこれもラキ妻の導きかと思わ れますゴどし た 様あのでございますあそこに見える お船が行くなあれが川船というやつか早舟 と波あるやつがあれは波の方で明けのいつ 過ぎには千に 付き夜の白あげに先が眠ざましに歌う歌が 千住とかをしてなかなかいい歌だそう では怒りなもの船たとこういうやつだよく ご存じでこれはなロなものではないがただ の転がしだまお前たちの口には前がな上に するよりは 太郎あやっといつもの長川様におりなされ た寺には何の気配もないがデリーは丸ねえ の身を積んで登ってきた船が一層だけ入っ ていくの見ました入ったでございます 近寄って探ろうかとじましたが下をする 取られる恐れがありますうんそれでさやっ ておればそれで友は一度見たきりかいい おそらくあの寺の床下にガが引き込める ようになってるんでございましょう昔伊の おらがよくそうやって船を隠しておいた もんその仕組みを友郎が使ってると いうな因縁でしてこれからいかがにそう つもりで高が今業所行って おるまだあそこに集まるものがあかもしれ 日中のを待って踏み込む とこあと後半としたら業所は一斉にかかる そうにございますうん殺ぞ船を出せいや その必要はない俺たちがここで待つ待つ駒 のハエもていうやつ波にならぬやつ おそらく業者の網から逃れてここに来るで あろうそれを拾うんだぞええいつでも込み 出せるようにしておけ えいどないも気になってかななき先生が まだ見えへん けどなんぞあったんとちゃいますかいな 心配するな仮にあったとしてもも江戸から ここまではおよそ10手が回ったとしても 早くても明日の朝 だあいつのった江戸の直りにとし [音楽] Bペ [音楽] ベ [音楽] ベ [音楽] B [音楽] おお [音楽] OOH [音楽] おお [音楽] OH [音楽] おお [音楽] [音楽] か女の味を楽しんでいるにちげえねえ ぜじゃおだ人足 や [音楽] [音楽] [音楽] よああ腕の折れるまでこんなくらい [音楽] [音楽] [拍手] て [音楽] き [拍手] 何をさてんだこの [音楽] ド行くまハ も様だけは許さん [音楽] 貴様がだ貴様のれ [音楽] [音楽] だしてるそのうなものを倒せるくらいなら 死んでしまえ [音楽] 川さこん ななぜ繁栄門の言う通りにしなかっ たお前の腕ならば俺の船を乗り潰すこと なではどうせもなかった かなぜだ [音楽] おっ さん連れてりし てたさ元気 か明日から電場町の牢になるそう だ今度ばかりは逃わにはいかなんだ分かっ ており ますですが橋 様翔太郎にだけはいいと思うあの子は何も 知らない越前屋の親父には俺からうまく いっておいたありがてえ この通りでござい ますどっ たその年でついではあろうが送りだけは 覚悟し てけ これ地獄の里金次代と かこれから何かに見つけて金がいるだろ ありがとうござ ます俺を [音楽] [笑い] [音楽] 元気 だあ [音楽]
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