【映画解説】『関心領域』解説アカデミー賞・国際長編映画賞受賞作

えこぶエンタメ同行会え映画を中心に エンタメについて語ってますこぶつですえ 今回なんですけれども お世界的超話題作をちょっと紹介したいと 思ってるんですねでこちらが え関心領域という映画ですこちらはえ オフィシャルの公式サイトですね公式 サイトのビジュアルこんな感じになって ますめちゃくちゃそりますけどもねで こちらの関心領域なんですけれども5月 24日から公開となるま今現段階これ収録 しているのはえ公開ま直前ということにも なるわけなんですけれどもえっとねまず この作品紹介する前にあの僕が え常日頃から言ってるえ映画をこの見る前 にえ事前に予習しなければいけないって いうのはちょっと堅苦しいと僕常日頃から 言ってるんですだから要はなんかこの エンタメをね体験する前にうん必ず予習し なければいけないってなるとちょっとこの 色々なコンテンツがある中あめんどくせえ なとかうーかるいなと思って例えば映画 だったらこう見に行かなくなっちゃうって いう風潮がが特に若い世代の方々にあ るっていうのを僕は以前この学校の授業で 生徒に聞いた時にねあなるほどなといや 確かにその通りだっていう風にま思ったん ですだから予習しなければいけないなんて いうことはないよっていう風に言っててで この意見に反発するまシネフィルというか 映画関係者の方がいることも十々承知で そういうハレーションが起こることも承知 してるけど言い続けてるでもね1つ言い たいのは例えばねま以前もどこかで僕お話 したけどもじゃあ 東京ディズニーリゾートにま遊びに行くと するじゃないですかでそんな時に例えば そのアトラクションだとかえキャラクター だとかまそのディズニーのこの作品ごとの 背景みたいなものを知っていた方が絶対に ディズニーリゾート楽しめるって僕思っ てるで要はこのキャラクター知らないなと かミッキーマウスぐらいは知ってるけど みたいな大人がえこのキャラ何なのとかえ このアトラクションってどういうなってん のみたいなことになると楽しめない部分 ってあるじゃないですかだから絶対に知っ ていた方が楽しめる部分は大きいと僕自 思ってます本当に思ってるただそれが義務 みたいなことでアナウンスされちゃうと まあなかなかいやいやじゃあディズニー よくわかんないからディズニーリゾート 行かないよお前らだけで行っとけよって お父さんが言ったりだとか映画とかもね ちょっと難しいやっぱり題材ありますよ あの最近で言うならばねアカデミー賞で 作品所とったまオッペンハイマーうん原発 の父と言われているこのオッペンハイマー の反省を描いた 映画もちろんその背景みたいなものをある 程度知っておかなかったら作品自体を 楽しめない部分もあるけどさオッペン ハイマー見に行く前にアカデミー賞作品賞 撮ったからみ一応見てみようみたいな 気持ちで僕いいと思っててでより深く知り たいとは事前に予習してけばいいでもある 程度の基礎知識がないと楽しめないって 部分はま当然あると思っててでそれってね 情報だけじゃないと思ってるの情報だけ じゃないどんなことかって言ったらなん だろうなあ人への優しさだとかあ恋愛の ほろ苦さみたいなえなんだろう人生でこう 経験したことがない人が例えばヒューマン ドラマを見たところでよくわからないって いうところだってあるわけだから情報だけ じゃなく感覚も含めて経験って めちゃくちゃ大事だと思ってるわけ めちゃくちゃ前振り長くなったけどもなん でこの前振りしてるかって言うと今日紹介 したえ関心領域はある程度の基礎知識が あった方がより楽しめる作品だからですだ からこのねえ動画を見てあの平たく言い ます平たくそんなに難しいこと言いません でもなんとなくそのナチスって何だったの だとかホロコーストっていう収容所があっ たんだよねみたいなある程度の基礎知識が ないとあの全くわかんないんですよ全く わかんないでなぜわかんないかって言うと この 映画ま不親切という言い方は適切ではない にせよ直接的な表現がほとんどないんです よほとんどないだからまこの後説明します けれども大きなことが起こっているその隣 の描写だけなんですよだから観客は想像し なきゃいけないんですよだその想像の部分 で元の知識がないと楽しめないと楽しめ るっていうか理解できないっていう作品な んですよねだまこの作品なんですけどまず ね前提として関心領域時代背景は1954 年ですねホロコーストやま強制労働によっ てまユダヤ人を中心に多くの人々を死に いらしたまいわゆるこの アウシュビッツ強制収容所まあったわけ ですよまこれなんかねあの学校の事業で 習ったかもしれないこのアウシュピッツ 強制収容所の隣で本当もうもうすぐ隣壁を 隔てたすぐ隣でま平和な生活を送る一家の 日々をま描いてるわけですよそうだから ここのアウシュビッツあの強制収容10で ま残虐な行為が行われていましたとその隣 で平和に暮らす家族の日常がこう描かれて るっていうことなのねまちなみにこの作品 は第96回アカデミー賞でえ作品賞そして 監督賞など5部門にノミネートされて国際 長編映画賞と音教賞を受賞しています ちなみにこの監督のえジョナサン グレイザーはこの関心領域作るにおいて 10年の歳月をかけてるいやこれはね 一言で言うとね僕自身の勝手な解釈よ えっとね罪に 対する無意識の共犯って言っていいかも しれない直接的に罪を犯したわけではない んだけれども無意識の共犯これって現代に おいてソーシャルメディアも含めてですよ やっぱりみんな心当りがあると思うし僕も 心当たりがあるだその辺の心理みたいな ものも描いてると思うんですよねでね オープニングでですよなんこの柔らかな こう風が吹いてね心地いいこう日差しが こう木々をこう照らしてるみたいなシーン からこう始まるんですよでねなんか一家が な数人がなんか川遊びしてるんですよで じゃそろそろ川遊びやめようよキャンプ から帰ろうよってことでえま邸宅に戻るん です家に戻るんですよねたその家がさ なんかめちゃくちゃ豪華ででえま庭とかは こう綺麗にえ整備されてるんですで間違い なくそのオープニングでこの一家はリッチ ま裕福な家庭なんだろうなっていうことが ま分かるんですよねただその家の先ほども 言ったように隣ではアウシュビッツの強制 え収容所がままあったわけなんですよねだ からこのコントラストなんですけれども 基本的にはアウシュビッツの強制収容所は え外観だけというか中は映りませんもう この家が基本的にえ撮影場所だという風に 思ってくださいただ遠目にまその壁の 向こうがちらっとまあ見えたりもするし時 より銃声だとか え人のこの弾間の叫びがこうわずかにこう 聞こえてくるんですよねだからここが怖い しあと監督も言ってるんですけれどもまま 10年ってかなり長い歳月をかけて制作さ れてるじゃないですか細かなディティール だとか時代背景だとか実際に起こったこと などもリサーチしてるらしいんですよこれ ねあの多くは言いませんけども途中で 例えばねバイク音だったですねバイク音 からあの武器というかうんうんうんていう エジ音がこう聞こえるところがあるんです よね何をしているのかなって最初分から なかったですただあのシーンとかも例えば このアウシュビッツの強制収容所壁を隔て た向こう側で何かが行われてるわけですよ ま何かというの はま人が早められてるわけです よ泣き叫ぶわけですよその音をかき消す ためにバイクをうううんと鳴らしてると こういうシーンとかも出てきますでこれ が実際に行われてたそうなんですよねだ その辺り監督がものすごく細かな描写をで え描いてるという風に言えます先ほども 言いましたようにこの作品ではねこの直接 的な悲 は映像として観客に提示されないんですよ でほぼねなんかこの収支穏やかな家族の 日常がま淡々とって言ってもいいね淡々と こう描かれてるんですよだからなんかね ソープオペラのねなんかこの女性のような この穏やかなでやかな家族の日常がこう 描かれてるっていうねただその隣ではウシ ビッツの収容上で人類市場最も残虐な行為 がこう行われてるまこのコントラストとま 退避ですよねでねまこの一家まへすを 仕切る妻があヘトビフィというえザンドラ フューラーが演じてますでザンドラフュー ラーって言われてもちょっとピンとこない えー視聴者の方もいらっしゃるかもしれ ませんけどもザンドラフーラ元々東ドイツ のお生まれで両親とも教師学校の先生割と この硬いお家で生まれ育ったんですけれど も学生時代からこの演劇集団とか ワークショップにこう参加してま芝居をし ていたと確1900年906年だと思い ますけれどもベルリン映画祭でま舞台 デビューするんですよで守経験なかったん ですけれども女優のこう願望みたいなもの がすごく強くなっていってで演劇学校も経 てえレクイエムという映画に出演するん ですよねそれは2000年超えてますね 20056年だと思います2006年に レクイエムという作品でベルリンの国際 映画祭で女優所受賞するとでそこで ちょっとこう国内的には有名な女優になる んですよねでもやっぱりねえこのザンドラ が有名になったのはあれですねあの ありがとうトニーエルドマンっていう作品 がヒットしましてでこれ出演していたこと でかが注目こう浴びたとで決定的になった のがあの落下の解剖学ですね落下の解剖学 で彼女は世界的セレブリティとなりま落下 の解剖学とこの関心領域でまキャリアハを 迎えてるっていうのがザンドラヒューラ ですねでいうこのま彼女え素晴らしい役者 さんです えアカデミーシオスカーでも えーまザンドラエンジェルヘイトビヒなん ですけれどもね途中でねあの家でねこう 働くうまメイドさんたちがいるわけですよ まリッチなお家だからもちろんそのヘト ビヒはあ奥さんとしてえ一家を仕切る妻と していで何人かのこのお手伝いさんがいる んですけれどもこのねあの映画の中でね このメイドたちにこの服をねこれあげる みたいな感じでみんな取ってみたいな なんかこの配ろうとするんですよですると ドンと置くんすねあのキッチンかなんかで でそうするとそのメイドさんたちがなんか ねここが微妙でさ要は妻からっていうかま 家主からこの服あげるわよって言われたら ありがとうございますすっていう風になり そうじゃんメイドさんたちはどちらかと いうとこのううというかはあってため息を つきながらそれでも自分の服に合うのは これかなこれかなみたいな感じでこう 受け取ろうとするんですよねでね その服を受け取ろうとしてた裏後ろの窓の 向こうにはアウシュビッツが見えるわけで ねこのシン えほとんど説明がないです説明セリフあり ませんでしたで説明ゼリフはないんだ けれどもそのお服あげるわよみたいな ところから後ろに窓が見えてアウシュ ビッツでま黒縁黒い煙がふわーってえ 舞い上がってるんだけれどもこのシーンで えーま状況的にですよ観客はこの服は えユダヤ人のもの でそのユダヤ人の服を大量にもらってきて メイドさんたちに渡してるのではないかと いうま間違いないだろうけれどもそういう 憶測が成り立つわけですよま間違いないん だけどねだからその状況を知っている メイドさんたちは洋服がもらえて嬉しい 嬉しいけれども悲しいわけよねだから ありがとうございていうテンションでその 服をもらうんではなくため息をつきながら それでも生活もあるし洋服は欲しいって いうことでみんなこう1人ずつこう選ぶ なんていうシーンだとかも説明ゼリフが ない分ものすごくなんか心にこう打たれる というかいやこういうここういう残虐な 行為がやっぱ行われていたんだよなって いうねま想像がこう頭にぎるんですよねだ からこのま前からねえまこの証人欲求 なんていう言葉がねあの世間的にま留夫さ れてこの言葉がま認知度こう高めてるわけ じゃないですか証人欲求という言葉がねで この自分のことをより多くの方にこう 知らしたいとか自分の意見みたいなものを こう伝えたいっていう願望がま例えばこの 一部の方のまネット中心に一部の方のその 欲望みたいなものがこう浮遊してますよね でも少なからず僕にだって証人欲求はある しこれを見てる方にもそんな気持ちがな いっていう人の方が多分少ないと思うん ですよねまおか少なかれその欲望の大償は ま置いといてでもねこの作品をこう見て いくとねま世界的経済の比でこの己れの 生活にこう必死になるわけじゃないかだ から政治的な この怒りもありだとかうん近隣のこの状況 に対するなんかこの諦めだとかねそれは あの住宅の問題だとかあ近所問題だとかま それ色々な問題があってストレス抱えてる 方がいると思うんですよでも経済が 落ち込むとねやっぱりこの世の不正だとか 絵の関心がま薄れてくような僕は気がする んですよねが世界のこの現状に警笛を 鳴らしているのが僕はこの関心領域なん じゃないかなっていう風に思うんです タイトルがね関心領域ですからだから あなたにとっての関心っていうのは何 かっていうことなんですよでこの作品の中 でま当然先ほどから言ってるようにえ ホロコーストやま強制労働によるユダヤ人 へのお迫害えアウチビッツ強制収容上での 残虐な行為みたいなものはあの背景にあり ますえーただそこからやっぱり読み解け るっていうのは うーん色々なこの不正だとか問題だとか 悲しみみたいなものにできる限り関心を 寄せないと物事はあ悪い方向に進むよっっ ていうなんか霊障系みたいな言葉が流行り 一部のインフルエンサーの方がデモは意味 ないみたいなねやっぱりこの風潮作って ますよ作ってるでその方々に利益があるの かないのか僕は知らないでもさやっぱ関心 をまず持つっていうかまず知らないと関心 持てないっていうところで僕も僕なりに 色々な領域でこの勉強しなきゃなとか こんなことになってんだななんていう風に えキャッチしようとしてるまもちろん全て が情報が入ってるわけじゃないけれどもで もこの領域っていう作品を見ていや改めて ねいや過去の誤ち悲しみが描かれてるとは いえ直接的ではないけどね描かれてるとは いえ今も悲しみっていうのはあるからそこ にうん関心を持たなきゃななんていう風に いや本当にね思わせられただから冒頭に 言いましたけれどもま事前のこの予習 みたいなことで言うならばまもちろんその ホロコーストだとかえ強制労働により ユダヤ人が迫害されてたまおそらく知っ てる方は多いと思うただやっぱりこの アウシュビッツというところでどんなこと が行われていたかとかいう基本の情報が ないとほとんどその点に関して描かれない ので要は隣で行われてることを想像する 作品なんでだその辺りを踏まえてえ ちょっとねこの関心領域見ていただけると より深く作品が知れるのでではないかと あの前提で言いますけど当然すよハッピー エンドじゃないっすよこれねネタバレでで も何でもないもうこのホロコーストだとか まアウシュあの強制収容上の隣の家 で行われているっていう段階でハッピー エンドじゃないです胸くそ悪いっす胸くそ 悪いことがいっぱいあるなんだよって やっぱり心の中で怒りも湧き起こるだから 全員が全員この映画を楽しんでくれとは やっぱり僕は言えないここれは本気で言え ないけど今この映画見なくてどうするって いう気持ちもあるだから基本的に映画予習 しなくていいよって普段言ってんのにこの 作品に関してはあるちょっとだけなんと なく背景は抑えてじゃないと多分見終わっ た後はてなるから何この映画なんかなんか あんま波なかったねとかえなん クライマックスのなんかガーンってくる 感じなかったねとか誰も地球を救わないよ ねとかヒーロー出てこなかったよねとか うん誰も病気でなんかカップルが 引き下がれなかったよねみたいななんか 色々なヒット策あるけれどもなんかね 肩透かしを感じてしまうかもしれないと 思うんすよでもやっぱりこの作品が もちろん扱ってる題材ってのもあるけれど もアカデミー賞で作品賞監督賞5部門 ノミネートされて長編とま音響所受賞し たっていうこの結果も含めてね映画賞が 全てではないけれども世界的にかなり注目 されている作品なんでこの阪神領域を是非 劇場で体験してみてくださいえコブ エンタメ同行会ここまで見てくれて ありがとうございますあ最後にえちょっと 告知をえっとまエンタメについてね語った YouTubeを買収も 曜日に僕え週刊すとコブ司スペシャルと いうまYouTubeやってますこれとは 別これとは別でねこのこタ投稿会は平日 ほぼ毎日24時までにはアップしてるとで もう1個毎週木曜日エンタメを語る YouTubeやってます週刊すとコブ司 さスペシャルちょっと調べていただきたい んですがえっとねその毎週木曜日やってる YouTubeがえこれから月1でえ夕 観客お客さん集めてライブをやることに なりましたえ博士と教授とコトという タイトルでえ公園寺パンディットという ライブハウスでえ今月は5月23日来月 からは あ第3木曜日第3木曜日6月からはでえ 19時30分から開演です公園寺 パンディット水道橋博士ええバラエティ プロデューサーの田洋一郎さんそして僕琴 3人がま一応エンタについて語るなんて いうライブをやります で1000円入場料1000円かなり安い 配信もあります500円かなり安いこれ 儲けじゃありません会場会場費です会場 あと広まればいいなっていうことです かなり深いそこでしか話せないエンタメ話 もしますんでもしよろしかったらコブ司の XもしくはこのYouTubeの概要欄に 多分貼られると思いますんでよろしくお 願いいたします最後告知失礼いたしました えそれではコブけため同行会今日はこんな 感じ今後もよろしくお願いします以上 ことぶき司でした

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