【スカッとする話】私を見下すセレブ気取りの義姉「早くお茶出せ家政婦w」3秒後、私を見たセレブ達がざわつき…セレブ「あの人になんて事させるの!?」義姉は全てを失う結果にw

早くお茶出せ火 府最愛の夫の姉から出たのは私を小馬鹿に し顎で使う言葉だ彼女にここからいなく なってほしいからあえて従っていたのが逆 効果だった調子に乗った彼女は私たちを 自分の道具のように扱ってき ただけど我慢し続けるのはここまでだあの 人になんてことさせるの セレブ木取の義姉は所詮気取りに過ぎない 本当にセレブだったら私のことを知ってい たかもしれないのに自分の浅はかさが きっかけで義姉は自滅することに なる私の名前はまとい翔子年齢は30歳 同年のかたと結婚して幸せに生活していた かたの仕事は小説家だ と言っても数年ほど前まではそうとは言え ない状況だった本業はあくまで会社員小説 はただの趣味そういう感じだでもコツコツ 書き続けていた小説の1つがついに認め られたのである小説公募で見事に賞を もらったその作品は出版されるやいや一気 に評判が広がっていったあれよあれよと 売上を伸ばしタイトルを口にすればあの 作品かと言ってもらえるほどその間もかた は小説を次々書き続けたかたは速筆を武器 にしている早い時は1週間とかからずに 長編小説を 書き上げる実際には取材が必要な部分など の細かな見直しの必要があるけど物語の 大枠は一週間で十分作れる らしい下手な鉄砲数うちゃ当たるってね かたはそう謙遜していたけど実際はすごく よく当たってい た賞を取ったことで自信をつけたのだろう 波に乗っていたかたの作品はどれも高評価 だそうしているうちに会社員としてより 小説家としての収入が上回ったのでかたは 会社を辞めて小説家1本に絞ることにした 勝子のおかげだよありがとう 話し合いの結果そうすることを決めた後 かたは私に深く頭を下げたそれまでは私の 働きで家計を支えていたからと言うと少し 言い過ぎになる だろう確かに当時も私の方が稼ぎが良かっ たけど夫だってしっかり会社員として収入 を得ていたのだ からそんなことないよかたが頑張ったから だよそう 言うとかは照れそうに頭をかい たこの年まで夢を追い続けていたのもあっ てかたは悪く言えば夢みがちすぎる面が あるだけど私からすればとても純粋だかた が時折り不器用そうに浮かべるそういう 笑顔が私はたまらなく愛しかっ たそんなかが明日とに小説家となった記念 も 私たちは一軒屋を立てることになった余裕 を持ってローンを支払っていける目処が ちょうど経ったからでもある立てた場所は 高級住宅街いわゆるセレブが多く住む地域 だ正直少し遅れはあった私たち自身は基本 的に一般庶民的な感覚が強いからだでも かたと私の職場への距離や様なでの仕事の 都合からそこが1番いいと私たち2人とも が納得して決めたこと だそうして私たちは新たな生活の場に 引っ越していっ た運悪く仕事の都合もありご近所への挨拶 の大半をかたに任せることになってしまっ たのが心苦しかった けどともあれ始まった新しい生活は思った よりずっと順調でと2人して胸を 撫で下ろしたもの だご近所付き合いの機会を逃していること だけ残念だったけどそれはいずれ落ち着い た時に改めて始めようそう思ってい たそんな善と明るい生活が崩れ去ったのは ある1本の電話からだっ たもしもししこさん今いいところに住ん でるんだっ て電話をかけてきたのは白うやいという 女性救世はまといつまるところかたの姉で 私にとっては義姉に当たる人だ今度遊びに 行くからかたにもよろしく言っておい て一方的にそう伝えるとやよいは電話を 切った正直電話中は不機嫌な声にならない よう注意するのが精一杯だった話していた 内容が内容なのでなおさらだ 私としてはやよいとはあまり関わり合いに なりたくなかったまして家に遊びに来ると なるとただただうんざりさせ られる誰から 電話執筆を1段落させたのだろうかたが リビングに顔を出してくる調子がいいのか その表情はとても明るかっ ただけど電話の内容を伝えるとかたの表情 は一点簡単に曇っ いく姉ちゃん がこう言ったらなんだけど気は進まない な知らない人がこの会話を見たら仮にも姉 相手にひどくないかと言われそうな気が するだけど私たちがそう思うのには思う なりの事情があったもも性格が私たちと 合わないというのもあるのだけど岸である やいは性格がいいとはお世辞にも言いがい 人だなんというか周囲のことをあまり考え ないのだ自分最優先思考と言うべきだろう か自己中心的かつ自分大好きな人なので常 に自分を持ち上げようとする私たちの結婚 式でもかたがちゃんと育ったのは自分の おかげだから私に感謝するようにと自慢気 な表情で私に話していたそれを聞いていた かたはすごく何か言いたげだったけど姉と は違って空気が読めるため祝いの席に ふさわしくないと耐えていたよう だかたは昔から事故中心的なやいに 振り回されていた らしい自宅で友達とかたが遊んでいると その中に入っていっては自分に構えと ばかりの動を繰り返していたやいの容姿 そのものは華やかなのではみも悪い気はし ないだけど最終的には事故中心的なところ が押し出されてくるのでうんざりして解散 する流れになることばかり らしいやいの言動は基本的に自分を上げて 周囲を下げるそんな感じだ他の人やかたを 褒めるようなこともあるけれどあくまで それは最終的に自分を持ち上げるための 前振りでしか ないのが出版された時もそうだっ たすごいじゃないさすが私の弟ねでも それって私が子供の頃から色々経験させた からこそよ ねそう言ってかたにしてみれば迷惑をかけ られた苦い思い出を自分の手柄自分の武勇 殿として嬉しそうに 語るそんなことをずっと繰り返しながらも 食わぬ顔ではしそう だ子供の頃は何かやらかしても自分は責任 を取らずかかに押し付けて知らない顔を する ばかりかたはこれまでもきっと周囲の友人 たちにも同じようにしてきたのだろうと 語る今の自分があるのはやいのようになる 前と意識した結果かもしれないそうかは苦 していたそう なら確かに姉ちゃんのおかげかもだけど ねそれは限外に感謝したくないなという 気持ちが滲み出た言葉だっ たそんなやいなので時折り合う度に私たち は嫌な思いをすることが多い正月とかの 親戚の集まりで顔を合わせるとやいは自慢 をしてくる正確に言えば自分の夫の自慢 だやいは自分の周囲の人々でさえも自分の 自慢の種にしていた結婚して以後そのさ たるものは夫だったやいの夫は弁護士で かつて芸能人の裁判を担当したり有名な 事件の裁判に関わったりしていたそうだ そんな夫の功績や実績をやよいはさも自分 のことのように 語る普段の仕事ぶりの詳細は知らない ふわふわとした浅い言葉でそれは自分も なんとなく分かっているんだろうかそんな 自分を補った上で持ち上げるために周囲を 私たちを 下げるそれに比べるとかたのところはだめ ねかたはいい加減現実を見なさい よ少し前まだ小説が評価されなかった頃の かたをやいはあさに見下していた弁護士の 夫を持つ自分の方がすごい自分はセレブで 私たちより評価されるべき存在だ ともしまだ馬みたいな夢を見るって言うん ならせいぜい翔子さんに頑張ってもらう こと ね私たちのみならず他の親戚や知人に対し てもそうなのでやいは周囲から好れてはい なかっ た彼女の夫は真面目ないい人で一緒にいる 時は苦言を呈してくれるんだけど それが分かっているからだろうやいは夫が 他の人と話したり席を外している時ばかり 尊大な態度を 取るやよいはそういうどうにもこうにも 付き合いがい人間だっ たそんな彼女が喜びさんで我が家にやって くる正直嫌な予感しかし ないしかし避ける理由を見つけることは できずあっという間にその日はやってきた 久しぶり本当にいいところに住んでるわ ね私が仕事から帰ってくると我が物顔で 我が家のソファーに座るやいがそこにいた 周辺を歩いてきたけどセレブの住む町って 感じね私はともかくあんたたちには分不な んじゃ ない実際周囲の人たちは普通とは言いがい ワンランク上の生活で暮らしているようだ 見かける奥様方の服装やみは勉強になる ただそれをいうやいの現状を見ると何とも 言えない気持ちになる彼女は私たちの土産 として買ってきたのだろう粉物のお菓子を 自分で食べ始めているソファーにはすでに 少し粉が散らばってい たかたを見るとやいに見えない位置にいる こともあり私に向けて肩をすめて見せ た正直なところ今のやいの姿はとても自分 ならともかくと言えるあり様じゃない気が するそそうですかでもここがちょうど 良かったんでよく言うわね貧乏たらしい 格好して さ確かに今の私の姿は街から浮いているか もしれない私なりにコーディネートして いるけど町に合わせるはまだなかっ たそんなことないだろ証拠はセンスいいと 思うけど本当見る目ないわよねかたはそれ でよくあんな本かけたもの ねやよいが口にしたのは夫の本で1番売れ た作品のことだろうファッション業界に 渦巻く複雑な人間模様の中で起こる 劇小さな街のブティックのファッション アドバイザーから上がる女性を巻人間 ドラマは業界内外から高い評価を受けて いる特に作中のファッション コーディネートは現実的でその描写によっ て女性ファンが結構増えたらしい逆だよ 証拠がいたからこそかけたんだはいはい 身内の持ち上げほどつまらないものはない わお前がそれを言うのかとかは何とも言え ない表情になった にせよ私を持ち上げたのが気に入らなかっ たのかやいはお客様だからもてなしてよと 散々私たちを顎で 使う馬鹿正直に答える必要はないだけど 私たちは彼女に満足して帰ってもらいたい 一心で特に文句を言わなかっ たしかし結果から言えばそれは逆効果だっ たのかもしれないああいい気分だわ今日は 泊まらせてもらうわね え思わず声が出てしまった私にやよいは ニヤニヤと小馬にするような笑みを 向ける私たちが嫌がっているのに気づいて いるのかあるいはただ王様気分を堪能して いるのかもしれないいずれにしても満足 そうにやよいは自分の寝る場所を最速して きた病を得ず私たちは客室に彼女を案内し た 仕方ない今晩は我慢するしかないねごめん ねそろそろ締め切り大丈夫 かたは自分の能力に合わせた締め切りを 設定しているでも今回のような予定外の 出来事が起こったら厳しいんじゃない だろうか大丈夫余裕を持って進めてる からかたの顔は少しだけばっていため というよりやよいがいることへの拒否感か もしれないいずれにせよやよいには早々に 帰ってもらわねばせめて大人しく普通のお 客様でいてくれたら嬉しいんだ がそう思っていたけどやよいはことごとく 私たちの願いや期待を裏切っていっ たこの家だとお客様には安ワインしか出さ ない のいは断るに様々なもを要求していたその 度に朝はかたを夜は私を使い走りにさ せる私たちは早くやいに帰ってもらいたい 一心で彼女を怒らせまいとしていた不機嫌 になって居られたらたまったものじゃない だから彼女の指示や要望に対し特に何も 言わず可能な限り答えていった彼女の出し た洗濯物もしっかり丁寧に欲したし食事の 献立もできる限り望み通りにした私が遅く なる時はかたが頑張ってくれたでもそれが 良くなかったのだろうやいは宿泊期間を 遠慮なく伸ばし我が物顔で我が家にい続け た調子に乗ったやいは態度の悪さに伴い どんどん言葉遣いも雑になっていった おそもっとテキパキやれよ 洗濯物を畳むかたに対しての言葉は子供 時代からのものだろういい思い出がない だろうかたは苦虫を噛みついたような表情 だっ たチャバももっといいの 使え私に対しても同様に接するようになっ ていったので私も思わず唇を 噛みしめるでもそうして少しでも拒否感を 示すとより横暴な命令が飛んでくる末だな ので私たちはどうにか我慢しながら彼女が 飽きるまでわがままに付き合うほなかっ たしかしことはそれだけでは収まら ない姉ちゃん外でご近所さんと話してたん だけどどうかした のやいが我が家に滞在し始めて1週間ほど が過ぎた頃だ家から少し離れたところで 井戸端会議をしている彼女の姿を見かけ 私はまだあまり話したことのないご近所の 皆様とだ仕事帰りで正直声をかけるかどう か悩んだけど下手に関わってやいの機嫌を 損ねるのもためらわれたなのであえて スルーした上で家で執筆を続けるかたに 訪ねたのだするとかたはうんざりしたと いうより呆れた様子でため息をつく 友達が欲しいんだって は最初の方だけ付き合わされたかた曰 せっかく素敵な場所にいるのだから今の うちにセレブ付き合いができる知り合いを 作りたいのだそう だ本当は最後まで何かやらかさないか 見守りたかったらしいでもやいがやってき たことでぐちゃぐちゃになった スケジュールを合わせ直す必要があったの だろう明確に口にはしないけどにいに 振り回されているはずだ からいつまで姉ちゃんここにいるん だろう正直私としてはもう限界に近い満足 して早く帰ってもらおうと思っていたから こそある程度のわがままは我慢できただ けどそれで我慢できる領域は特の昔に通り すぎて いるやいと付き合いが長いかたでさえ疲れ ているのは明らかだ 確かにいくらなんでもい過ぎだよ ねそう気になるのはそこだ最初はただ遊び に来ただけと思っていたからすぐに帰ると 思っていたのにやいはいく日経っても帰る 気配がない彼女の夫からも連絡が特にない のも気に なる近々俺の方から連絡入れてみるよ 向こうから引き取りに来てくれると助かる んだ けど力なく笑うかたの言葉には同意する しか ないそんな私たちの苦悩に気づいているの かいないのかやいは足しげく近所を歩いて 回りいつの間にか私よりもご近所と仲良く なっていたよう だ数日後の日曜日のことだやいは仲良く なったご近所さんを私たちの家に招待して いた私たちへの断りは前日の一言 だけ明日ご近所さん呼ぶから準備よろしく ねそう言ってやいはさっさと眠ってしまっ た時間帯も何も告げること なくなので私たちは夫婦揃って朝早くから 買い物に行くはめになった準備する義理は ないけど今後のご近所付き合いを考えると 何もしないわけにはいかなかった だというのに昼前に起きてきたやいは ヘラヘラと笑う ばかりお客様来るのお昼過ぎなのに早起き ねこれにはさすがのかたも不機嫌な顔を 隠そうとはしなかっ たしこ申し訳ないけどちゃんとした姿でご 近所さんたちへの対応お願い できるそれが私に対応を丸投げするという 意味合いではないことはすぐに分かった どうにかやいに一泡吹かせたいそんな思い がかたの目から感じ取れ た本当にごめんねもしかしたら気にしない でうん私もいい加減うんざりしてきたから 助かるよ俺が何か言えればいいんだ けどかたは口べたなところがある小説内で は豊かな感情表現を紡ぎ出せるが現実では なかなか難しいらしいまそういうところも 可愛くて好きなんだ けどそんなかたが安心するように微笑み かけてから私は一度自室に戻ったその間 かたがお菓子や飲み物の準備を進めてくれ ているはず だ執筆の時間を割いてくれているかたに 報いないとそんな思いで私は準備 する倉庫をしているうちにお客様がやって きたようだどうぞ汚いところでお 恥ずかしいです がそんな冗談めいた言葉に家に上がってき たご近所の人たちのどこか困ったような 笑い声が 響くまるで自分の家であるかのような発言 にドア越しに怒りを 覚えるそれをどうにかこらえつつ準備を 進めていと再びやいの声が響いてきた ちょっと火さん早くお茶出してちょうだい 冗談めかしているがあまりに乱暴な言葉で ご近所さんたちは少し戸惑っているよう だ家に上がってきた時よりも笑い声は 少なかった多分かたも動いてくれている けど手が足りていないんだろうでも頃合い としてはちょうど良かった やるべきことを終えた私は台所に向かい 準備してあったお茶一式の乗ったお盆を 抱えてリビングへと向かっ た私の姿を見たやいは一瞬戸惑った様子だ だけど直後吹き出すように笑って 告げる何それお客様の前で自慢したかった の私は外出用にも見えるしっかり コーディネートした姿で現れたやいから すれば孫にも衣装のように見えたのかも しれ ない私の引き立て役としてはちょうどいい けどだけどご近所さんたちの反応はやいと は異なっていたみんな驚きに目を見開き ポカンと口を開けて驚きを荒にしている ちゃんとすれば気づいてくれるかもしれ ないそう思っていた実際知っている人 ばかりのようで良かったと私はアド するどうしたっていうのこのダサい女が 一体何だっていうの よ一方やよいは自分の言葉に反応せず私に 釘付けになるご近所さんたちに少し困惑し て いるそんな状況を変えようとしているの だろうやよいはもう一度私に命令した早く お茶出せ 府戸惑いながらもやいが呟いた言葉に みんなは一斉にやいを睨みつけたやいが その迫力にたいでいると彼女の言葉から3 秒後その中の1人が言ったあの人になんて ことさせるのはな何のことままさか知ら ないの呆れたわ やよいが私のことを知らない様子に集まっ た人たちは信じられないそれでよくセレブ だと言えたわねとひそひそさき 合うどどういうことなのよこの人はね 私たちの間では有名なファッション アドバイザーなのよははあ確かにアパレル か何かに勤めてるとは聞いてたけど有名な の やいの発言に周囲の人たちはますます信じ られないとばかりに声をこぼして いく有名だよSNSのフォロワーは数 10万超え てるそんな姉を不便に思ったのかいや無知 な彼女をからかうためだろうか穏やかに 笑いながらかたは私のことを説明してくれ た私はとある有名アパレル系列のショップ のファッションアドバイザーとして働いて いる主に相手をしているのはここにいる ようなセレブの方々だ私のアドバイスは 好評である時お客様の1人にこう進められ たあなたの素敵なセンス必要としている人 たくさんいると思うわ動画か何かで教えて あげられない かしらその言葉に感銘を受けた私は各種 SNSで自分なりのファッション アドバイスをするようになっ たほんの少し誰かの手助けができればそう 思って始めたことだだけど想像以上に反響 は大きかっ た各種SNSの登録者数はいつの間にか数 10万を超え100万に届く勢いだその 影響力の大きさからファッション紙など からインタビューを受けることもいく度か あった 元々がセレブの方々を相手にしていたので 特にそういった人たちからの反響が大きい と出版者の人から聞いて いるつまり大半のセレブなら証拠を知って て当然ってわけだ姉ちゃんは知らなかった みたいだ けど苦笑しながらのかたの言葉に先ほど まで遠慮がちだったお客様たちが吹き出し 気味に笑い声を あげるそんなにいの顔は真っ赤に染まって いった悔しさと恥ずかしさから唇を 噛みしめて いるああの握手していただけますか動画も 雑誌もチェックさせていただいて ますやいが私を火星府扱いする状況に 真っ先に声をあげてくれた女性が手を 差し出してくるもちろんそれを断るような 理由は何もないただでさえファンのは とても嬉しいのだ からありがとうございます少しでも何かの 参考になっていたら嬉しいです少しだ なんてとんでもないです先生の コーディネートを参考にしたらすごく みんなから褒められ て女性の体験談を皮切りに集まった人たち は口々に私のセンスやアドバイスを褒めて くれ たSNS越しのコメントや雑誌を通じて もらったファンレタも嬉しいけどこうして 生で喜びの声を伝えてもらうのはまた違っ た喜びが ある盛り上がる中部屋の奥で静かにお茶を 飲むかたに視線を送ると彼は嬉しそうに 微笑んでい た私が評価されていることを我がことの ように喜んでくれているの だろうそんな数の思いで私はますます 嬉しくなっ たそうして私の家は脇あいあいとした 雰囲気となっていただ けどそんなのごく一部だけの有名人って話 じゃない の空気を読めない鼻息の荒いやいの発言で せっかくの空気が少し淀んでいくそのこと にかたが何かしら苦言を呈するまもなく やよいは言葉を 続ける私の夫はね護でね有名な裁判にいく つも関わってるの よどんな場所にもゴシップネタが好きな人 はいるものだその場にいたその1人が どんな事件かと尋ねるとやいは 語るある芸能人が暴行事件を起こしたと いう疑惑を見事に覆したそういう内容だで もそれは確か後年新たな証拠が出て度を することになったと最近ニュースで聞いた ような気が する今改めて軽装中って話じゃありません でしたどうなんですかどっちが真実なん です か奥様の付き合いでやってきたのだろう 男性が私の記憶通りの内容をやよいへと 問いかけるどうやらやよいはそのこと自体 を知らなかった らしいさあどうでした かしらしどろもどろになって言葉を濁し目 をそらしたそもそも裁判の内容は軽々しく 語れないんじゃないだろうかそれを思えば 堂々と愛に存じあげませんそう言えばいい だろうなのに見を張るためなのか再び私に 注目させないためかやよいは焦って知りも しないことを無理やりに語ろうとしたその 結果 周囲のやいへの視線はどんどん冷たくなる ばかりだったが無理もない子供が知らない ことを知っていると主張するに等しい姿だ からだ子供でさえある程度無理だと悟れば 謝るなり口を閉じるなりする だろうだけどやいは強引に夫が手掛けた他 の有名な事件を交えながら話を続行する それがあまりに見るに耐えなかったの だろうお客様の1人が顔を引きつらせ ながら別の話のネタを口にし ただ旦那様の話と言えば先生の旦那様小説 家なんですよねええ身内ビキでなんですが 名作だと思いますよ主人公なんせ私を モデルにしてます から冗談ぽく私は笑ったするとかたは驚い た様子で声をあげるえ がモデルって話したことあったっ け目をパチクリさせる様子が実に純粋さを 感じさせて 可愛いそんな数に苦しを返しながら私は 小さく首を横に振っ た言ってないよでも言わなくても分かる ことってあるじゃ ない彼が賞を取った小説の内容で ファッション的な部分でのアドバイスを 出したのは私だでも登場人物については 口出しは全然していないだけど小説を読ん でいるとなんとなく分かるのだ主人公への 愛着や物語の上での付き合い方そういう ものが私に対するかたなものとこの上なく 似ているだから主人公が私をモデルにして いることは言葉にせずとも分かってい たかたの方は私の気づきに気づかなかった みたいだけどまあかたらしいと言えば らしくて 微笑ましいそれは話を聞いていた人たちも そうだったのだろうみんな一応に優しい 笑顔を浮かべてい た言葉にしなくても伝わるもの素敵ですね 私は気づいてなくてお恥ずかしい限りです いやいや気持ちは通じ合ってるじゃない ですか羨ましいです でも愛にく私は主人公ほど美人でもなけれ ば有名人でもないですけど ねそんな私の言葉に集まった人たちはやか に 笑い合う物語の主人公は最終的に ファッションデザイナーとして見出され 傷つきながらも新たな世界に旅立って いく彼女ほど私はすごい人間ではないでも 私は十分幸せだ このところやいのことで見失いそうになっ ていたものを私は思い出すことができ たその喜びから私も笑顔の輪の一員に 加わって いくそんな中で唯一やいだけがのけ者に なっている彼女は何も言い出せず何も語れ ずいつしか部屋の隅に追いやられていた いつも強引に場の中心に立とうとする彼女 にとって相当の辱なのだろうやいはただ唇 を噛みしめてそれでも強引に小さく笑を 作ってい た倉庫しているうちにちょっとしたお茶会 は幕を閉じ たよければまた今度お話しさせてください えこちらこそよろしければ皆さんも なかなかご挨拶に伺えず誠に申し訳あり ませんでし た私がで頷いた後頭を下げると皆さんは気 になさらずと心よい言葉を返してくれ たかたもかたでどうやら来ていた男性と 少し親しくなっていたようだ今度釣りに 行く約束をかわしているはにかむようにし ているかたに私は癒され たそんなことを口にすると本人は少し複雑 そうな表情を浮かべるだろうけど そうして集まった人たちは今日の時間に 感謝を告げながら家を出ていっ た正直始まった時はこんなに楽しい時間に なるとは思いもしなかったそしてそんな私 の感想とは真逆の思いを抱いているだろう 人物が口を 開くいいい気にならないでよ ねずっと懸命に引きつった愛笑いを浮かべ ていたやいはお客様がいなくなった後 ようやく本性を荒にした本音を言えば むしろよく我慢できたなというのが私の 感想だ空気を読まないやいもさすがにあの 状況では恥の上塗りになると理解できてい たん だろうあんたなんて所詮かたに乗っかっ てるだけの運のいい女 よ怒りの感情をほばしらせやいは私に 向かって吠えるように告げる 数時間前まではそうなることが恐ろしかっ た彼女の怒りを買って辛い生活がずっと 続くことが怖くてたまらなかっただけど今 となってはもう恐怖など味人も感じ ないかたがいなかったら何にもできない くせに虎の胃を狩る狐ってやつ ねキャンキャン可愛らしく吠えるだけの 小型犬のようにすら私には感じられていた かたは私の弟なのよつまり後から来た あんたより私の方が意を借りてるのは 姉ちゃんの方 だろわけのわからないヘリ屈を叩きつけ ようとするやいを切って捨てたのはかた だっ たかたが堂々と反論してきたことにやいは 驚いていた彼ももうやよいを恐れる理由が なくなったんだろう自然と視線がが 絡み合うそれだけで私たちは十分だった 本当はあんなにもやよいを恐れる必要など なかったことに今更ながらに気づかされて 苦笑 するさも自分の家のように俺たちの家を 使ったり兄さんや俺のことを自慢したりさ 姉ちゃん自身には何もないの か図星を疲れてやよいはうめき声をあげる そんな彼女にかたは悲しそうなまなざしを 向けたそれと証拠がいないと何もできない のは多分俺の方だよ精神的にたくさん助け てもらってるのは当然とし てかたは一瞬だけ小さく笑うでもすぐさま どこか辛そうな顔に戻って言葉を続け た今のところ俺は証拠の収入を上回った ことははないからね俺がずっと証拠に助け られてるんだ よ嘘よ印税とか色々収入が入ってるはず でしょそれなりにはねでも有名店の ファッションアドバイザーやってる証拠に は叶わない よ正確に言えば私の収入はそれに動画 サイトの収益やインタビューなどが加え られるだから単純な収入で言えば私が ずっとをっていただけど今年全体の収入を 見越ばいよいよ私も上回られるだろうかた の小説のいくつかはメディア化の計画が 進んでいるからだでもやよいにそこまで 話す必要も切りもないかたもそう思って いるからこそそこにはあえて触れていない ようだでもそういう収入とかより大事な ところを俺は証拠に支えてもらってる それは私も同じだ収入こそ私が上だったか もしれないけどそれ以上に私はかたに たくさん助けてもらっているすごく癒され ているしこの人がいないと生きていけない そう感じることばかり だ姉ちゃんも兄さんとそういう関係を 気づけばよかったのにどうして浮気なんか したんだよ えそれは初めて聞いた事実なので私は思わ ず聞き返すような声をこぼしたやよいと 言うと目を見開いてこれ以上ないほどの 驚きを荒にしているどどこでそれを当然 兄さんから聞いたこんなに長期滞在して 落とさなかったら連絡取るに決まってる だろ私には今日話すつもりだったらしい やいの無茶ぶりがなければ今日は普通のの はずだったから結局タイミングを逃して 話しそびれたことを私に謝ってからかたは 告げ た自分の浮気がバレたけど兄さんが今 忙しいのを理由に逃げ出したんだっ て通りで長期滞在していたわけだと納得 するほりが覚めるまで私たちのところに いるつもりだったんだろうあるいは私たち を味方につけようとでも考えていたのか 味方というより手下かもしれない がどっちにしても本当の目的を忘れて自己 皇帝を優先させてたんじゃ長持ちはし なかったのだろう けどそう彼女はただ塩らしくしていれば よかったのだ形だけでも反省していたら 厄介になることに申し訳なさを感じていた のなら私たちも強く出れなかっただけどア まで好き放題にやって私たちの生活を乱し た以上もうここにいさせるわけにはいか ない事情が分かった以上俺たちは兄さんの 味方だとっとと帰ってちゃんと話してきな よいやいやよ私まだここにいるから ねかたの最後通告にやいは子供のように いやいやと泣きわめいた私より年上の女性 がそうしてをこねるは正直見ていて辛い ものがあったそれが自死ともなれば なおさらだろうかたは面を全面に押し出し た表情で最終手段を宣告し た出ていかないって言うんなら父さんたち に連絡するからなそれでこれまでの全部を 説明するそそれはひどいじゃないあんまり よ義親はとてもいい人たちだそんな人たち がこの次第を全部知れば当然やいの夫の 味方をするだろうそして彼女の味方は誰も いなくなるいざという時の最後の逃げ場所 がなくなってしまう現状そうなってしまっ たら手の内用がなくなると判断したの だろうやよいは真底悔しそうな顔で 吐き捨てる分かったわよ出ていけばいいん でしょ覚えておきなさいよ そんな悪役のような言葉を残してやいは あっという間に荷物をまとめて出ていって しまっ たそうして嵐のように私たちの生活を かき乱し続けたやいは信じられないほど あっさりと私たちの前から姿を消し ただけどその後の彼女はあっさりと行か ない状況へと追いやられることになる 私たちの元を離れたやいは疑実家へと 転がりこもうともんだだけど仕事を一段落 つけた彼女の夫がすでに先回りしていた かたがこの次第を彼に連絡していたので 可能になったこと だ夫のみならず義親からも責められた末に 彼女は離婚を宣言された当然拒否しようと するも普段は怒るそぶりすらない義親から 徹底的に出席されたのが答えた らしい最終的にやいは文字通り泣く泣く 離婚届けとその他について定めた制約書に サインし たその中には特に迷惑をかけた私たちに 近づかないようにという項目もあった破っ たら慰謝料を増やすともしっかり明記され て いるそれもあってやよいは自慢にしていた 全てを失っ たして言えば容子だがそれも性格の難を カバーできるほどじゃ ない作っていたセレブの友達には簡単に 見捨てられたそうだ正確に言えばあまりの 性格の広さで見限られただろう けど親しかったはずの誰にも頼ることは できず事故中心的な性格ゆえに仕事は 長続きせず結果彼女は巨額の慰謝料の 支払いに追われる貧乏ぐらしを強いられる こととなったその生活は気ぐらいが高い やいには辛いものだったのだろう私やかた のスマホに何度も許しと助けをこう メッセージが届いた正直少し心が動かされ たけど甘やかすべきじゃないというかたの 言葉に納得して私はそれを無視することに し たその辛く厳しい生活の中でやいの性格が 少しでも改善するのを願うばかり だ私たちはと言うとそれぞれいいことが あったかたは彼が執筆した小説の映画家が 決定した押している俳優たちが主役たちを 演じることになって大喜びしている私は嘘 から出た誠とは少し違うけどかたの小説 その主人公さがの出来事が起こった デザイナーに興味はないかとファッション 業界でのとある著名人にそう打身されたの だ興味はあるというかはかたの描いた主人 公のようになってみたいそう思っていただ からその話をありがたく受けてデザイナー としての勉強を始めてみるつもり だこれからどんな未来が待ち受けているの かはわからないだけどかたと2人なら どんなことでも乗り越えていける私には その確信があった

1 Comment

  1. 傲慢チキの、姉のご機嫌など取る必要なんか無かったのでは⁉️
    サッサと、追い返すべきでしたね‼️例え姉とて低レベルで付き合う値打ちもないかも~~
    傲慢さが仇となり、お姉さんお気の毒様。
    逆にご近所様とより、一層の楽しい時を過ごせ良かったですね

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