まんが日本昔ばなし 2024 Vol 1378 牛んなったタロ (うしんなったたろ)

[音楽] 昔かがの国のどこやらじゃとも言われて おるがある山里に芋堀遠と呼ばれる山芋堀 の名人が住んでおったこれが大酒のみでな ひょこっと山に行って見事な芋を見つけて きちゃ村でみんな酒に書いて飲んでしまう おかげで底なしの貧乏ぐらしじゃ村の週 からはあれあっちと足りんのじゃろうと 言われておったが当人は平気なものじゃっ たある日のことまた酒を切らしたん じゃろうトゴは朝から山に入ってめったに ないような芋をズボンズボンと引っこ抜い ておった その頃村では何とも変なことが持ち上がっ ておったここらじゃ見かけることのない 美しい嫁子が行列従いて現れ [音楽] たはって狐のいたずらじゃろか昼の日中に かあ見るやあの嫁様芋掘りとのうちさ行く ぞなんだこ確かに嫁入行列は村外れの 藤五郎のぼやに向かっていくではないか こりゃ見届けにばなんねえ [拍手] [音楽] ぞいやはや村は上を下への大騒ぎ じゃいいよい村の州何ぼオランチが汚い からと言うて言ってたかって見部すること はある ねえやい頃お前ん方にすごい綺麗な嫁子が 来たぞあんで嫁子だまた俺がことからきだ な天地がひくってもらみてな堀んところに 嫁子が来た [音楽] うわここは裏が裏がうちらは なあんた誰 だトゴ様でございますかああうあうその 通りじゃが なお初に私大和の国よりまかりこしました 名はおと申しますこの度藤五郎様の元へ嫁 に参ることになりましたふ者ではござい ますが何とぞ末なをよろしうお願いいたし ますうおおら誰にも嫁に来てくれた頼んで おらんぞはい私山の長者と呼ばれる者の娘 ながら長らく円THに恵まれず思い余って 観音様に癌をかけたのでございますそうし ましたところ一心が通じましたのか満貫の 夜明けにお告げがありまして北の国の井堀 藤五郎という人の元へ行が良いとのことで ございまし [音楽] た私がここにおりますのは観音様のお導き なのでございますそんなこと言うても そりゃ無茶だ見ての通りこんな汚ねえとこ はお前様のような身分の人の来るところ じゃねえだよお黙りなされませ仮にも ありがたい観音様のお引き合わせ私は断じ てここ動きませ ぬとまこんな具合でそのおという子はの嫁 様になってしも たさて嫁様としての働きぶりはというと これはもう返したもんじゃっ ておはようございます [音楽] [拍手] 召し上がれ行ってらっしゃい ませ はい藤五郎は村の日にからかわれながら嫁 様のありがみをしみじみ感じとったじゃが 芋掘りだけでは元々暮らしが立ち浮か んかったところへ2人になったのだし おまけに先付けは変わらんではどうにも こうにもなりませ んやが嫁様は思い出したなんせそこは長者 の娘じゃからありは先がのなっ たお前 様私国からこんなものを持たされてまいり ましたどうぞこれを村にお持ちなされてお 酒やら何やらにな [音楽] これを国から持ってき たはいそれさえあればお酒はいくらで も酒がなんぼで も酒が か酒がね嫁様が国から持ってきた ものもえ持ってきば 郎は何やらよた切れにブツブツ言うておっ たがやがて村へと出かけ たえじ様嫁子がこれ持ってけとよこれこば じゃねえかままままところこれ少ねえかな じ様も喜ぶらも 喜ぶいやあば様これやるでひやこれを実は 藤郎は小番がなんだか知らなかったのじゃ そりゃそうじゃ山の芋を掘ってきてそれを 直接酒と取り替えてばかりいたのじゃから 金というものがこの世にあるということ などずに来てしもうたの [音楽] じゃお前様あれだけのをみんたったそれ だけのお酒 にあれだけのコバがあれば一生安楽に 暮らせよというのにお前様という人はふう あれが交番中文だがやおばかな人のとろへ 来てしもう [音楽] たむむむむむむ兄バカだ とあんまり本当のことでねえぞ あふんコバコバと体操よ がわざわざ国から運んで車までもねえだ あれと似たようなもんならなやに行きゃ芋 にくっついてなんぼでもあるわい珍しい もんじゃねえ ぞ ありおうおいどこさ消えただオが嫁子どこ さ消えた はあんなもんなやに行きゃなんぼでも ある藤五郎さんはちと足りんとこはあんな さるがでたらめを言うお人じゃない嫁様は そう思えてなを望めてみた [音楽] 死者お前様お前様ごめんなされお前様あの 山芋の出るところへ連れてって くだされお前 様なんとご覧 なされそりゃ大変な金の山じゃったお前様 と人 はほお綺麗 じゃこうして藤五郎とおは近在切っての 大した長者になって芋掘り長者と呼ばれ末 長くむつまじく暮らしたそう [音楽] じゃおい酒ばかり飲んでねえできは嫁様な いかんでもうなんじゃこのガキはまたおら のことからかうきだなほら 待て藤五郎はな長者になっても気分が向け ば山へ入って相変わらず芋掘りの名人ぶり を楽しんでおったそうなそれからなトゴの 金を洗った沢金洗い沢よなこれが縮まって 金沢と呼ばれるようになったそうでそう すると今の石川県のそれは空にもこくほど の貧しさで村人たちは3人目4人目の赤子 が生まれるとなくなく山に捨てるほどの 貧しさじゃっ たそのような時村人たちは山の狐に赤子を 取られたということにして山にたくさん いる狐のことを小鳥狐と呼びならわして おったそう じゃそんな貧しい村の中でもとりわけ 貧しい一軒の家で4人目の赤子が生まれた うーんどうしたんじゃママ食んの かとさ俺の家にももうすぐ小鳥狐がコとり に来るんかそんなこと心配しとったんか そんなことありせん狐が取りに来てもオと かさで追っ払ってやるでなかかさそうじゃ ともさ心配せんとはお 食べよかっ たそんな子供たちにひもじい思いをさせ まいと夫婦は頑張って畑を1枚増やそうと 朝から晩まで休んことなく一生懸命働き 続け たじゃがあるカハが前落ちる 日胸 がと さ日頃からそれほど体の強くなかったは 毎日の無理がたったのか突然死んでしもう たかさと4人の幼い子供たちが深い悲しみ の中に残されたじゃがいつまでも泣き 悲しんでいるわけにはいかなかっ た かかさ心配せんでもええがのまでから [音楽] な次の日からかか様以前にも増して1人で 頑張って働き続けた3人の子供は家に起き 4人目の赤ん坊を背負って父をやにながら の畑作りじゃっ [音楽] た1日の畑仕事を終えたかさが 芝を抱えて帰るその道には大抵狐が青い目 でじっと見つめておっ たやらんぞうちはこの子を山に捨てるよう なことはせんどんなことがあっても なさはの かかかさはええかかさこれくえかかさええ んじゃそれよりまま食ってはよ大きくなっ て一緒に働いてくれろその方がかかさは 嬉しいん じゃそうは言ったものの家の食べ物は減り 続け たうん うでき たやっとのことで2枚目の畑を作り上げた かさは夕べの子供の気持ちが嬉しくて しばらくぶりに子供らを風呂にでも入れて やろうといつもよりもたくさん芝を借り あめ たあまり励んだのでかさの背中が熱くなっ たのじゃろう背中の赤し たさが土の上へ寝かすと赤子はやっと 落ち着いて機嫌よう笑い出したこうして かさの仕事ははった担ぎきれんほどの芝の 束がみるみるできていったは帰って体を 洗って やろう風呂じゃ風呂じゃ どっこでしょ最右を沸かそうみんなも 手伝ってくれ やさあ久しぶりの風呂 じゃどうした風呂じゃ [音楽] 昔昔ある山奥に小さな貧しい村があった それは空にもこかほどの貧しさで村人たち は3人目4人目の赤が生まれると少なく山 に捨てるほどの貧しさじゃっ たそのような時村人たちは山の狐に赤を 取られたということにして山にたくさん いる狐のことを小鳥狐と呼びならわして おったそう じゃそんな貧しい村の中でもけい 一軒の家で4人目の赤子が生まれた うどうしたんじゃママくわんの かとさらの家にももうすぐ小鳥狐がこ取り に来るんかそんなこと心配しとったんか そんなことありせん狐が取りに来てもほと かでぱらってやるでなかさそうじゃともさ ぱせとはよお 食べよかっ たそんな子供たちにひもじい思いをさせ まいと夫婦は頑張って畑を1枚増やそうと 朝から晩まで休むことなく一生懸命働き 続け たじゃがある彼が落ちる 日胸 がと さ日頃からそれほど体の強くなかったとさ は毎日の無理がたたったのか突然死んで しも たさと4人の幼い子供たちが深い悲しみの 中に残されたじゃがいつまでも泣き悲しん でいるわけにはいかなかっ た かかさ心配せんでもええらがとの分まで 働くから [音楽] な次の日から様以前にも増して1人で 頑張って働き続け 3人の子供は家に起き4人目の赤ん坊を 背負って父をやにながらの畑作りじゃっ [音楽] た1日の畑仕事を終えたかさが芝を抱えて 帰るその道にはたて狐が青い目でじっと 見つめておった やらんぞうちはこの子を山に捨てるような [音楽] こと金の代わりにってくそれは勘弁して ください うう明日まで待ってくだされやそんなこと が待てるかお願いし ます今日は本当に 明日まで待ってくださいお願い ます昔あるところに貧乏なおじいさんとお ばあさんがおってなこの2人世話好きなの は演者が人の借金まで肩代わりする始末で そのおかげで毎日毎日借金取りがやってき ては攻め立てるもんじゃからほとほと困り はてておった [音楽] あ [音楽] ばあさんよ遠を閉めとけないよえ遠なんで すっ てこれが 大き遠しめとけないって言うたんじゃ と思って出てか何言うとんじゃとしめとき ないって言うたん じゃだからと思っていきゃええんじゃろ なんでと思っていかにゃならんのじゃもう どうにでも好きにしたらいいわしゃ先に 行く ぞある夜のこととじいさんとばあさんは 夜逃げすることにし [音楽] たじいさんは隣に聞かれるとまずいので 小声で言うたもんじゃから耳の遠いばあ さんはと思っていけと言われたものだと 思いくぐり戸を外して持ってきてしもうた [音楽] 爺いさんについて峠を越すことになったの じゃが年寄りの上に思いを背負ってるもん じゃから思うように前に進まず峠の上まで 出るのに偉い手間がかかってしもう [音楽] たああ疲れたここらで一休みせった ありゃ流れ星 [音楽] じゃお山また1つ綺麗なもんじゃ のじさんや流れ星が消えるまでに願い事 言うたらそれが叶うというが本当じゃろう か これからわしらどうなるんかい の んなんじゃあの明りはこっちだよこっち だこっち こっち誰かこっちへ来る ぞするのを人に見られたら大変じゃか 隠れるところはねえ かこの木の上に 逃げよう上気に登るのか いこの戸はどうしようかい のそんなもの置いときゃ ええ持ってあがるのかいこりゃ偉いことに なったのもたもたせんではよ なななんじゃなんで置いてこんのじゃ そんなに怒らんでもちゃんと持って上がっ とるよもうしょうがねえ な落ちるなよ [音楽] はようはよう やれやれよ逃げするのも大変じゃ の た あ止まった ぞまいたなこれじゃしばらくは降りられん ぞ [音楽] ちここ色で山分けとする か今夜はブレークをじゃたっぷりとやって くり おおこれだけあ一生遊んでくらせるわいわ さとりあえず腹いっぱい飯を食うぞ わしは浴びるほど酒を飲むんじゃわしは まじが食いてまじだと情けね野郎だよそれ でも盗賊か よ偉いこっちゃこいつら盗賊じゃどう しよう困った の お あねしっかり持っとるん やこりゃをもてかうわ落としたらいかんの しかりれおじいさん落としてもええか いかんいかん今落としたらわしらの命は なくなる ぞだよひょっとえなん [拍手] だばあさんは命がなくなってはと必死で こらえておったが よいしょこらよいしょ こいう [笑い] [拍手] おやうわ [音楽] う何物わけ ものばあさんの落とした問いたはまるで 化け物のような炎をあげて燃えたかったの じゃっ [音楽] たじんとばあさんは木の上から降りてくる とそこには金銀財宝がいっぱいじゃっ た2人はそれらの宝物を持って村へ戻りお に届け出ると稀に見る正直ものじゃと褒め られたくさんのご褒美をもらった2人は そのご褒美で借金を返し残ったお金で田を 買って立ちまちのうちに村1番の長者に だったということ [音楽] [音楽] じゃ 昔昔高知は室と観山の近くの浜の川を挟ん で2人のおじいさんが住んでおっ た あカアのじさん や骨を出して くれすい かのじいさん国さんやったななんのなんの 金田のじい さん網を持っている金のん は船を持っている鍛冶屋のじいさんに大声 で呼びかけ毎日朝と晩が観音山の下の棒の 沖に敷いてある網を上げに行っておっ たえ天気になりそうじゃな おに今日も魚がぎさかかっとりゃ映画 の金田のじいさんと鍛冶屋のじいさんは 体操仲の良い友達じゃった どじゃかかっとるかこりゃかかっとる [拍手] ねれかかっとる [拍手] わこうして2人は取れた魚は平等に 分け合った天気はえし魚がさ取れたし言う ことがないがな本当じゃなり こらしもたえがなえがな匹屋に引きの魚 そうじゃ なそうしてまた網を仕掛けると観音山の沖 の場から家へと帰ってくる毎日じゃっ たそうしてその日も夕方になると またあ さ骨を助け [音楽] [笑い] [音楽] てよしよしいし うおいよお [音楽] かりさんじゃななんのなんのれ [音楽] おっとところがそんなある夜のこと誰もが 寝静まった真中 頃 ああさ [音楽] 出なんじゃろこんなよに [音楽] う金田のじいさんおらへんが [拍手] ななんじゃほら起こしといて自分は寝 ちゃるこれこれこれこれ金田のじい様一体 何のよじゃ したんじゃこんな夜中に夜中に声出して ほら呼んどいて何眠くとるんじゃ俺は呼ん どれやせんよずっと寝とったんじゃかな おめえさんこそ寝ぼけとるんでねえかそし と裏の空耳じゃった か鍛冶屋のじいさんはおかしなこともある もんじゃと不思議に思いながらも とりあえず家に帰った うん [音楽] あアのさ や船を出して くれよし聞いたぞおらの空耳なんかじゃ ねえよいしょ よいしょよいしょ おい金田のじい様どうしたまた寝ぼけてき たか何おめえは人を寝ぼけたとか言うて 馬鹿にしておったがおの方が寝ぼけて人を 呼んだでねえかなんじゃそわしが寝ぼけた じゃと大きな怒鳴り声で人を起こして起き ながらその草はなんじゃその草はこの寝ぼ がうまだ寝ぼけとるのかのさなんじゃと もう2度とおめえのようなやつ開いてにせ あ誰がおめえみてなやつに手伝ってもらう もんか [音楽] くそところでそんな2人の様子を松の木の 根元でじっと見ているものがあったそれは 観音山からいつ頃からかここの松の木の 根元の穴に巣を移して住んでいた豆だぬき じゃった やったやったもういっぺん裏が金田のじい さんの声を真似て呼んだらあいつら 殴り合いの喧嘩になるかもしれ [音楽] [拍手] [拍手] ん あちゃちさや 出して くれさっきあれだけ喧嘩したのにまだやっ とるの か くそ あさ じゃなんじゃありゃわどして たぬきじゃたぬきに騙されとった かたぬきに騙されとったんじゃ俺も今 たぬきを見たすまんこと言うてしもた いやいやいやいやわしの方 こそそこでじゃがちょっとちゃっ たそこで鍛冶屋のじいさんと金太のじい さんは何やら相談し た 者今から松葉集めてそこの人まねぬきを 振り出してやろうでおええのへたぬき汁を 食うのも久しぶりじゃで のなんだとり出してたぬきいじるじ と2人のにびっくり転した豆だきはげる ようにしての山へと帰って行っ たうまく出て行ってくれたようじゃな 危うくなするところじゃった本当 じゃそれにしてもたぬきもかわいそうな ことよ ななんでじゃたぬきちゅもはな夜出歩く もん じそれは朝眠っとるにおにあの松の木の 根元で大声あげられちゃ寝てもいられ めえそれで人真似しておたちに仕返しをし たちゅうわけ かまあたぬきだって立派な起こされりゃ 怒るわなおめえさんだってそう じゃろうおめえさんもな [笑い] おお船出すのしの合図 [音楽] じゃご苦労さんじゃななんのなん のれ今日も一踏ん張り じゃだの一があってからというもの金田の じいさんはのしをあげて合図するように なりそれを見て鍛冶屋のじいさんは船を 出し2人仲良く魚を取りに出かけたという ことじゃ [音楽] 昔九州はイの福田村から鹿島村に行くには た峠を超えなければならんかっ たその頃のタ峠は夜になると化け物が出る と言われ旅人や村人たちもどんなに急ぎの よがあっても夜は峠を超えるものはおら んかった [音楽] ところでその頃福田村に七五郎という男が 住んでおりこの男村の週にきもったまの 太いことを自慢するのは大好きじゃっ た 七七おるかい へえどなたさん でわしじゃよこれはこれは小夜様なん ぞちょっとすまがの七子どんに急ぎ頼まれ てもらいたいことができて のあんたあんた小夜様だよ起きてくんさい お うんお前と見込んで頼みたいことがある とばうし中夜のじい様何のよじゃい実はの 鹿島の名さんのとろに急ぎこの書き付けを 持っていってもらいたいん じゃ今から行けば昼にはた峠を超えられる 夜のたは赤うの化け物が出る中で今すぐ 出かけてくれん かすな化け物に驚くようが七五郎さんじゃ ござせん よ七五郎はキったの太いの誰にでも自慢し ておったので小夜さんの言うことを聞かず わざわざ夜になってから出かけることにし た女房に大好きな豆入りの握り飯を握って もらい肩に背負って腰には長い山刀を ぶち込み四時に家を出た [音楽] おお七郎だこんな野にどこ行くとね何やの じ様に頼まれてちょいと鹿島まだ届け物 よ へえこれからたの峠を超えると か峠にさしかかると道は真っ暗 での明りだけよりに七五郎は木のおいし げった峠を登っていっ た化け物なんておるわけがねえばかばかし [音楽] こんな真中に一体誰じゃろう こりゃどこの寺の甘さんか知りませんが こんな夜に女1人でどこに行き なさるまあどなたかと思ったらひご さん 頃なんでオの 名七五郎さんの噂はこの辺りまで聞こえて おります よキったの 太い七五郎さんでしょいいやそれほどでも するとどうしたことか天さんが持っていた ちがふわりふわりと中に浮かんでいっ た七ホがあけに取られて見上げていると [音楽] は [音楽] じゃ出 たところが逃げるシゴを目がけておいさん の鳥居のような腕がぐんぐん腕を伸ばして 追いかけてきた 助けて助け ておや 美味しそうなお花お団子 みたい 私太いきたというもの食べてみたいだけ よ太い気 たまわ分かったやるやるから下ろして くれろ これじゃこれが太いキたじゃこれ [音楽] が七五郎は恐ろしい腕の化け物からなんと か逃げ出してやっと峠のまでついたすると 峠のてっぺんに人の良さそうなばあ様が ちょこんと座っておっ たちょっとあんた少し休んできなさる や七五郎は険しい山道を一気に走ってきた のですっかり疲れておったそこでばあ様の 進めるにそこで一休みすることにし たばあ様よこれから峠を超えるのかああ これから超えて行く ばえそりゃよした方がいい赤の化け物が 出るぞ赤うの化け物 が恐ろしく化け物じゃおら寸のとで食われ そうになったが握り飯を口の中に押し込ん でやっと逃げてきたという 握り飯 あれこれはオの 握り飯赤うの化け物ってこんな腕しとった かの [拍手] [音楽] 助けてくれ助けてくれろ [音楽] あ シロド長あったとね 赤うが出たとよ 赤赤腕 がひったが太いことをあれほど自慢して おった七五郎 がそれ以来全く自慢しなくなったという こと じゃそうして大人しく畑仕事にせ出して おったと [音楽] 東京石川という川に今も下橋という しっかりした石の橋がかかっていますこの 橋は昔は木でできた橋だったんですが江戸 時代に今のような石の橋にけえられたの でしたところでこの橋についてはのおじ さんにわるお話が残っているの です 昔昔この橋は江戸と川越を結ぶただ1つの 橋として大な賑いを見せておりましたその せいかどうかこの橋の上はしっかり大勢の 乞たちがたしておりましたそうな れな可いそうになこれでも食べなされどう もありがとうございますあこれ何するだお ありがとうござ や毎度終わりおおおおおらのもらったもん だぞいやらの皿に入ったもんだこの野郎 てめえぬすっととみたいな真にしやがって 何よぬすっとだなんだ盗とたこの野郎 やろってのかやろってのかおやるこして やるなんだなんだなんだ喧嘩だ喧嘩喧嘩よ こにゃこにやらどたどいたた邪魔だ邪魔だ 魚さの取れだ よそおっとっとごめんよ待って釣りだお 釣り だやられ たこだうわわわの体を返してくれ御だ御だ 御だ御だ御だだ へおとっちゃん儲かっちゃっ たとまこんな調子でその頃は世の中も のんびりしておって乞食も町の人々も 仲良く暮らしておりましたところでここ に六さと呼ばれる年置いた乞食がおって みんなとはちょいと離れた橋の元で商売を しておりました右左の旦那様哀れなこじで ございますどうぞ1問でも恵んでやって おくん なぜちょいとろさんこれうちの旦那が 着古したものだけどねお前さんには ぴったりだと思って持ってきたよよかっ たら来ておくれよどうもどうもお ありがとうござい ますこうしてロさんはこの辺りでは最も 古株の乞食でしが毎日こうして人が通って も通らずともせっせと頭を下げておりまし たところがこの六さんを仲間内では けちんぼ六さんと呼んでおりましたという のも う ササドさんよ今日は稼ぎも良かったしよ 早えとこ店じまいしていっぱいやるじゃ ねえかえですがらもうししてもらうでいよ ろさんよ乞食なんてなんなんだよ稼ぎが あったらあったで飲んだり食ったりして 気ままにやるのが楽しみじゃねえのかいえ ですがおらいろさんよおめえさんも年取っ て先も見えとるというのにどうしてそう 稼ぎなさるのずいっぱいやってよ眠りは よく眠れるのにせっかくだが今日のところ は皆さん でくケだねしっかりしてら なロさんはこうして決して仲間たちの 飲み食いの仲入りをしなかったのでみんな からはケチちゃんと言って悪口を言われて おりまし たてぼちぼち帰るてする [拍手] かてさんじゃねえかどうだちっとあまっ ていかねか ほこの通り酒の魚もあるでよいやわはもう 寝るだね皆さんで楽しんで くだせ全く付き合いの悪いじいさんだ ぜ今日もこないに稼がしてもらうた ありがとうございました そらそら寝てする かロッさんはいつもこうしてごろりと横に なると眠ってしまうのでし たそうして冬になっても春になっても夏に なっても秋になってもいつもロクさんは この橋の多元で頭を下げておりました こんなロさんにもたった1つ楽しみがあり ました 夜河に腰おろして川のせせらぎに耳を傾け ながら月を眺めることでし たああちゃいお前さんかロックさんあの音 はなんじゃいああれかあれは祭りの音じゃ よ祭りああそうじゃともう祭りは楽しいだ でんでこ でんでんでこでんロさんはこの時昔の若い 頃のことを思い出しておりました [音楽] [音楽] ろさんどうしたんじゃあおすまんすまつい 昔のことを思い出してなお前も取ったんに 祭りに連れてってもらうてうんこれサブ 早く飯くわかそれじゃあロさんまた来るよ あまた なそれからしばらくして雨の日が続きまし たおけちんブロックさんじゃねえかい こんな雨の日でも稼ごうっていうのかい 危ねえ危ねえこの橋じゃあ危ねえ 大雨が降れゃ流される流されりゃみんなが 何にするこの橋が危ねって よそりゃそうだ大雨がふりゃろさんの小屋 なんか生くでろさん人のことより自分の ことを心配したらどうだいえ危ねえ危ねえ 早くと危ねえこのままじゃなんとして もあぶね 全く変なじいさんだ ぜおありがとうござそれから何ヶ月か経っ たある日の ことざありがとう ございもおいおいお前さんたさん知らない かいいやみかけねなまと風のいいとこへ 行ったんじゃ ないある日のこと突然ロックさんの姿が 見えなくなったのでしたするっと おーい大変じゃロさん がロさんは1人でひっそりと死んでいまし た年も年でしたが食べるものもあまり食べ ず貧しい暮らしをしていたので体が弱った んでしょう 町の人々と乞食の仲間たちは身よりのない 六さを年頃にとってやりましたそうしてロ さんの小屋の後片付けをしていたある日の ことなん じゃか金 じゃ橋作るた6 ぞ偉い大金を残しとったもんじゃ この橋作り替えるために六さんは辛抱し とったんじゃろか六さんは若い頃洪水に 流された苦い経験があったのでコツコツお 金を貯めて橋を作り替えようとしていたの でし たロさんの心出しを生かして立派な橋を 作ろう かよしわしもキフをするおありがとうござ やすこれおめえにもらったんじゃないわ [笑い] [音楽] こして六さんの志しを継いで足りない ところは町の人々もお金を 出し合い立派な石の橋が完成しまし たこの橋は毎日毎日さんが頭を下げてめた お金で出来上がったので橋と名付けられ まし た今も

『まんが日本昔ばなし』(まんがにっぽんむかしばなし)は、愛企画センター、グループ・タック、毎日放送(MBS)の共同制作により放送されたテレビアニメである[注 2]。

概要
放送枠は30分で、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が、一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。

『月光仮面』や『愛の戦士レインボーマン』など多数の特撮テレビドラマを手掛けた川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターが多数起用された。

番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用された。

文芸は当初、『リボンの騎士』などの脚本を担当した平見修二がメインでスタートしたが、2クール目から終了までは沖島勲がほとんどを執筆した。なお、本シリーズでは原話から演出家がダイレクトに絵コンテを描き、脚本を経ないケースが多かったため、「脚本」ではなく「文芸」ないし「ダイアローグ」としてクレジットしている。

TBS系列のテレビアニメでは最も放送期間の長い作品である。
まんが日本昔ばなし 2023 Vol 132 「桃太郎」 | まんが日本昔ばなし

#日本昔ばなし
#まんが日本昔ばなし
#まんが日本昔ばなし2023
#にほんむかしばはし
#昔話
#にほんむなしばな
#忠臣蔵
#漫画 おすすめ
#日本の昔話
#オリジナルまんが日本昔ばなし
#日本昔ばなし
日本昔ばなし,
まんが日本昔ばなし,にほんむかしばはし,にほんむなしばなし,昔話,日本昔ばなし 高画質,
まんが日本昔ばなし高画質,日本昔話,日本昔ばなし 怖い話,
まんが日本昔ばなし,
日本の昔話,
オリジナルまんが日本昔ばなし,
まんが日本昔ばなしの伝説,
まんが日本昔ばなし全話,
まんが日本昔ばなし ふるさと版,
わらしべ長者まんが,
金太郎 (きんたろう) まんが,
一休さん (いっきゅうさん) まんが,
海外の人が見たまんが日本昔ばなし,
田川 じゅん、まんが日本昔ばなし、観る、無料、アニメ、ストーリー、伝説、民話、子ども向け、オススメ、キャラクター、名場面、感動、感想、PV、映像、テーマ曲、歴史、文化、話数、見逃し、配信、配信期間、続き、声優、名シーン、主題歌、効果音、アフレコ、監督、原作者、魅力、人気、第一話、最終回、特集、再放送、BS、地上波、高画質、OP、ED、リメイク、オリジナル、ファン、コスプレ、グッズ、著作権、収録、DVD、Blu-ray、映画化、プレゼント、キャンペーン、イベント、ライブ配信、声の出演、実写化、舞台化、マンガ化、タイアップ、ドラマ化、セリフ、感情、心に残る、クオリティ、名作、制作秘話、幻の話、名言、ボイスドラマ、オーディオブック、カバー曲、歌ってみた、演奏、楽曲、BGM。
忠臣蔵,
漫画 おすすめ,
スカッ と ジャパン,
ひつじ の ショーン,
昔 の サザエ さん,ねこねこ 日本 史,
バケルノ 小学校 ヒュードロ 組,
まんが 日本 昔ばなし みちびき 地蔵,
まんが 日本 昔ばなし 市原 悦子,
パーマン,
時代 劇,ダーウィン が 来 た,
キテレツ 大 百科,
人間 っ て いい な,
暴れん 坊 将軍,
おじゃる 丸,
まんが 日本 昔ばなし エンディング,
まんが 日本 昔ばなし オープニング,
まんが 日本 昔ばなし や まんば,
まんが 日本 昔ばなし 猫,
まんが 日本 昔ばなし 地蔵,

Leave A Reply