まんが日本昔ばなし 2024 Vol 2313 意地くらべ (いじくらべ)

[音楽] 昔昔ある山寺にそりゃ素直で正直な小僧 さんが尚さんと2人で住んであったそう なああお尚様お帰り なさい掃除は隅々まで丁寧に時間をかけて 分かっとるやろうな へーいあれ ところでこのお尚さんあが大の鉱物やった がその頃の坊様は魚を食べてはいかんこと になっておっ たほやからおしさんはいつもこっそりあの カロになど隠れて食べてはっ た全くの愛ち魚は姿とい香りとい味といい 展開 ピお嬢様 財布あれお尚様は魚を食べてはるんですか らバカな仏に使えるわしが魚などを食べる はずがうん ないはいお尚様財布ですでも今食べておら れたのはそれですやろ やっぱり魚やないですかここれは魚や ないほいたらなんちゅうもんです かこれはおかスリーいうもんやおかす りってあの頭を剃る時 のあなるほどおかすりでございますかそう や わしはこのすりが大の鉱物で のさてその 翌日小僧さんは遠い遠いところの放置に 出かける尚さんの音もしていくことになっ たほや先方から頂いた上等の傘を持って いって宝してとを見せ にゃ抜け目のない尚さんは相手を喜ばせて お伏を弾んでもらおうと思うたんや俺これ を持っ てでは行くぞへ [音楽] 尚さんが大きな馬に乗ってパカパカ パカパカと行かはる後小僧さんは傘を抱え てしこしこひょこひょことついていった 小僧やかやぞ [音楽] へー大きな川を馬に乗ったさんはざざっと 渡らはず小僧さんはチッパチッパチッパ チッパ一生懸命追いかけたとたくさんの愛 があっちこっちしるのが目に入っ たお尚様お尚 様いつも食べておられるおすり中文がほ たくさんおいとりますお尚様好物のおすが ばあか何を寝ぼけとるんや急ぐんや え へえええな何事も聞いたら聞き流し見たら 見過ごして何が起きても黙ってついてくる んやへうんパッカパッカパッカパッカ乗っ ていは王将さんの後からしこしこしこしこ と小僧さんは黙ってついていった また川を渡る [音楽] ぞ2人はザッザッザザ ザザ パチパチパチと渡っていった うわあ [音楽] たそうやがしても黙ってついてこい岩あっ [音楽] ただいぶしんどなってきたでここらで一服 しよう かはあはわあ あはてタボ入れがないぞお前知らんか うなんやはっきり言うてみどうなんやへ2 つ目の皮で馬がちょいとこけた時ぽちゃん と落ちてふわふわふわふわ流れていきまし たなんで拾わんのやへえ 拾おうと思うたけど何が起きても黙って ついてこい偉い怒られましたやろほんで バカもこれからは馬から落ちたもんがあっ たら何でも拾うんや へーい今更どうしようもないので2人は 一休みすると出発したパッカパッカ パッカパッカ しっこしっこしこしこパッカパッカ パッカパッカしっこしっこしっこしっこ 放置のある段かまではそりゃ長い道のり やっ たそのうち尚さんの馬 [音楽] はポタポタポタと落とし始め た馬から落ちたもんがあったらなんでも 拾うん やけどどうして拾うたらええ やろそう やあそう すれよいしょおおほい さやゆくしょっと ほーいそれうおいさっと うんくらしあよいしょ う尚様馬から落ちたもんがいっぱい でもう持てませんなんやて うく うバカもバカ正直にも程がある誰がほん ものも全部皮に捨ててくるん やはきれさっぱり流してこいへいえ [音楽] へーい また尚さんの言はる通りしとるのになんで こう叱られるんや [音楽] ああせっかくみんな拾うたのに あれ見事のあ じゃん小僧のやつ気を聞かせてあのまま 持ってくればよいがの 綺麗なおり やお尚様に持ってってやろうけどお尚様は 全部川に捨ててこいわはったそうや傘も 全部捨てなくちゃいかんの やよしえい [音楽] お嬢 様追いつけ通り全部流してきました あわしの鉱物のああばかりか大事だ大事な 傘 [音楽] まで傘はぽっかりぽっかりま下のある ところに牧の長者という大金持ちが住んで おったそうなこの長者は大変な骨董品好き でその金に明かしては壺やら皿やらシガ やら骨董品を買い集めては喜んでおっ たこの壺はいつ見てもいいのこの形といい 色つやといい触りといいわしもたまらん わいちょうどその頃むの君これまた体操お 金持ちの商人がお国の産物を運んでは長い 道中を鎌倉まで往復しておっ たある時旅を続けるうちに日が暮れて しまいこの長者の屋敷に一夜の宿を求める ことになったそうな [音楽] まあお1つこれはこれ はしかし噂には聞いておりましたが立派な なお持ちですないやいやそれほどではあり ませんあなた様も相当好きなようですな はいそれはもう正人は飽きないと言われる ぐらい商売が好きですがしかし儲けるだけ もけてしまうとお金には秋が来ますなその 点骨董品はよろしいですな秋が来ません まくそうですなまおひつこれはどうも しかしこのなんですなコット集めており ますと時々不思議な品に出会いますなほ 先日も不思議な品を見つけましてな えこれなんですがね大昔山びこという神様 がえ海でなくしてしまったと言われている 釣り針でしてなほうこれはまた不思議な形 をした釣り針ですなそこですそこが神の 持ち物たるゆえですな ほおこのような不思議なものにはめったに にれませんなるほどねところで不思議な品 といえば私の家には名人コの金岡が描いた 鶏の掛け軸がありましてなでは私が本物か 偽物か見てあげましょうはい見ては いただきますがその意は不思議なことに 夜明けになると必ず時を告げてくれますの じゃ絵に書いたがですかさよ縁に描いた 庭鶏が泣きだすのですご主人宝物自慢し たい気持ちはよくわかりますしかし嘘はけ ませんぞ嘘は信じていただけないのはごも ともですところがなんと本当に泣くのです ご主人絵に書いた鶏が泣くと言っても誰が 本気にしますかあなたはこの私をからかう つもりですかそんなつもりはありませんけ になると本当にコケ ここお黙りなさい私も牧の長者と言われる ほどのものです決して嘘偽りで申すのでは ありませんご主人そこまで言うならわかり ました本当にそのようなことがあるかない かそれでは賭けをいたしましょう かけそうかけです もし本当に絵に描いた庭鶏が泣いたら私は 運んできた千田の荷物を全部あなたに 差し上げましょう洗だのにを全部そうその 代わり泣かなかったら私の2と同じ品もの を千田分いただくことにいたしますが千田 分それでもよろしくございますか よろしいとも確かに約束しまし たさて大変なことになった旅の商人の荷物 というのはハの木の実から取ったローその 頃は大変高価なものじゃったそのロを洗だ つまり戦闘の馬に背負わせたものかけると いうのじゃっ たその夜宝の軸はその間にかけられ た長者の言う通り掛軸には鶏の絵が書かれ ておりそれはまるで生きているようで今に も動き出すかと思われるほどじゃっ たでは明日の朝 また確かに立派なエジが絵に描いた庭鶏が 泣きだすなぞそんなことあるはずがない そうしてその世が開けようとする 頃これ は まさかええ絵に描いた鶏とりがないた [音楽] 旅の商人は約束通り千田の荷物全部を牧の 長者に与えてその日のうちにすごすごと 自分の国へ引き返していったそう なそれから何日か経ったある日のことこの 無の国の商人咲に与えた先の荷物をなんと か取り返したくてたまらなくなったあれ やこや工夫をしたあげく平らかをローに 見せて千田の荷物を作り再び牧の長者の 屋敷を訪れ たいやあよくおいでなされたあれから私も 国に帰って不思議な絵のこと人にも聞かせ てあげましたが誰1人として本気にしませ ん無理もありませ んも心地で未だに本当のこととは思われず 念のためまたお尋ねしたというわけです それはそれ はそれで明日またあの庭鶏が時を告げた なら今度自賛した2も差し上げますしかし もし満一にも泣かなかったら前の私の2を お返し願いたいのですがいかがでござい ましょうかそれはまた5年の入たお話 たやすい御用でございます約束しました よここにまた千田の荷物をかけとして 夜明けを迎えることになっ たところが [音楽] これで泣け まいやがて世はしらしらと開けて行き村の 一番取りも泣き出したしかし掛け軸の絵の 庭鶏は目として声がなかっ た泣け まいこれは これはこれはどうしたことじゃ今度は私の 勝ちです約束通り前に置いていった千田の には頂いていきます よ失望のあまり言葉もない長者の前で旅の 商人は約束通りの木の実から取ったローの 荷物を取り戻す今度持ってきたで作った千 の荷物を長者に預けしばらく頼むと言い おいて鎌倉目指して出発していっ たおかしい今まで泣いていた庭鶏がなかん とはどうしたと言うの だ んこれは [音楽] そうだったのかこの針で庭鶏の首をあ かわいそうなことをしたわしがつまらない 賭に乗ってしまったばかりに取り返しの つらないことをしてしまっ た商人の悪だくみを知った長者は身をほい てみるとなんと変らかけばかりでし たこうして 牧の長者はつまらない賭に乗ってしまった 自分を後悔しまたこの話を後のように 伝えるために商人が残していった千田分の 柔らかで小高い使を気いたそして毎日それ を見上げては己れの愚かさをいましめまし たその使がその後誰言うとなく 千塚と呼ばれるようになったそうな [音楽] とんと昔のことじゃっ たある山に乱暴門の猿たちが住んでおって な秋になるとみんなして里へ降りてきて その辺のや畑を荒らし回っとったそうな にはじ様とばあ様の家があってなその家の 他や畑がいつも狙われていたそう [音楽] な かれおおれよけやれよけえよこらえよそれ それとれやれれえよよ えい よく大おいおお誰にうちの畑荒らしとるん わオレンチの畑を荒らすとは何事だまた猿 ですかよおじいさんうんそのよじゃまた いつもの猿じゃ本に困ったもんじゃなばあ さんやよやられますのええ方法はないもん かの本人の のそうじゃじ様が地蔵さんに化けて畑の中 につったっとったら地蔵さんにほじゃ猿 たちはどんな乱暴門でも地蔵さんの前では 大人しするということじゃねうんだけんど 地蔵さんなんかに化けてバチ当たりはせん かな大丈夫だって畑の作物を守るんじゃ でし 様とばあ様は地蔵さんを作ることに決めた んじゃとさてその次の日米の子をじい様の 体にまぶして赤いよだれかけを作って うわあ猿たちのおかげでとんと夜通し仕事 じゃそれにしても猿たち目現れおるかな お たそれ ゆけああ あ来たぞ来たぞ落ち着いて落ち着いて ハンリーぶったまげただよいつの間に焦げ な立派な地蔵様できたん だバカにお誠治のうめえ猿でねえか立派 じゃなんてびっくりしただな色も白て量の い蔵様でねえかうーんこげなとこに置きっ ぱなしじゃもったいねえそうだ山の王道へ お打するのがえはそれみな山の小道に運ぶ んだあれあれあれなんだか妙な具合だ ぞこうして猿たちは地蔵さんに化けたじ様 を担いで大事そに大事そうに運んでいった んだとわっせわっせうせうせ うせ途中川に差しかかったんだ [音楽] とほれほれ川だぞ気いつけろわせうせせせ それ行くぞせそれよそれよせせサルベの ラス とものは [笑い] 面白い歌だ なそれそれ深にはまるなよほら流れが早い ぞ気をつけろほらよいよい よい様が傾いた大変だ倒してね 棒棒 おが洗箱を持って こい箱う 表大変だ大変だ千箱00えい ちあこではあっちはも1つ占領箱を持って こいおおいああ危ねえ危ねえ危ねえもう猿 たちは大騒ぎあっちだこっちだこっちだ あっちだともう散々騒いだ末それでもなん とか無事じいさんを川向こうの道へと運ん だそうな そしてまあ根なところに祭られちまって どうすべか参ったぞこりゃおじじ様どうぞ 食べてくらせ足りなんだらなんぼでも持っ てきますねへ えさあこれで人安心だ畑さらしに戻るぞ おそうじゃ あれもお祈りしてくれたのはいいだがまた 畑荒らしに行っただかじ様はそれでも猿 たちのお祈りがあんまり可いらしいで怒る 気にはとても慣れなんだそうなじ様はその まま占領箱を2つ抱えるとうちへ帰ったん だと [音楽] こりゃま猿たちを通じて神様が授けて くだされたに違いねえだそこへ隣のばあ さんがやってきて おおなんじゃこんな産なおは実はその カクカクシカジカでの何カクカクシカジカ じいさんや大変だよ隣の上ではカクカク しかじか かじかうん早速真似してみんべなんやなし て気持ち悪いよしぼしぼこれでたまりこお 宝がひるぞなこうして隣のじい様とばあ様 もなんとか線量箱を手に入れんべと欲の川 突っぱねて夜通し米の子解いたり赤い よだれかけ縫って頑張ったんだ とそして次の朝 むそれ 行けう ぶあれま地蔵さんどこざ行ってしもうたと 思ったらまた焦げなところにおるでねい よしまたおへおうししろ へえ猿たちは隣のじい様もやっぱり本物の 地蔵さんだと思い込みまたまたみんなして 運んでいったんだとそしてやっぱりその 大川へ差しかかったんだとうん カだぞつけろにはまるなよ気をつけろ [音楽] いの さらすさんのはらすなよ おしじゃ なやっ [音楽] てまたほれ早く箱持ってい いぺに持って こいうまくいったぞこれ早く割って こそなのじ様は占領箱2つを言うたが おんちはもっともらっていってやる おりああ今日は自動様焼き肉稼ぐなもっと もっと戦枠持ってこい 猿たちはありったけの線量箱を運んできた んだとさあ 出発たくさんの洗箱に囲まれて隣のじ様は もう大喜びさんのはらすなよほらよて べのさしと もじさんのはあのらしいの よところが隣のじ様と来たら猿たちの歌う 歌があんまりおかしいてもう嬉しいやら おかしいやらとうとう大声あげて笑い出し たんだと [笑い] うわなんだかおかしいな [笑い] う動さんが笑ったうわ助けてくれはい間 ねえ か昨日も騙して箱持ってっただな ちまえさあおさんが人間じゃばれて隣のじ 様はもう大変昨日の分もやってやれと猿た にてって引っかかれ川の中へ放り出されて しもた こととは何にも知らんば様は今か今かとじ 様の帰りを待ってたになった さじ様 だじ 様助けて くれじ 様お宝はどこじゃじ様るとこじゃ ねかのは れんばかりでアップアップと帰ってきた [音楽] そう 昔天草の筋の辺りにタスケ丼という船のり の頭がおったええか風は追ってじゃ山口に 煮を終えるんじゃぞええなわしゃわれも ばしたけうちさ蹴ってくる戻ってきたら船 でじゃあこの風ならさまではひっぱりじゃ 頼んだ ぞい助け丼は大した小盆ので今も浜の 年寄りに風車をもろうてどうしても自分で 子供に渡したくなって家へ戻るのじゃっ た助け丼の家にゃ飯のたびに近所の子供が 集まるのじゃった我が子もよその子も一緒 じゃっ た あんたなんじあんたそろそろコビもそを ついてきましたぞ買ってきたらいいじゃ ねえかそんなこと言ったかて不作続きで米 も麦もありあせん心配すんなさから麦でも 買てきてやる わ父ちゃんまた船乗るんか ああ土産こってきてやるで楽しみに待っ てろやうん気つけてな行ってくるぞ この2年ほど天草あたりはひり続きで畑の 麦も立ちかれてしもうておっ た助けの家も近所の子供たちが飯を食う ものだからもうすっかり食うものがそこを ついておった [音楽] なんとかせにゃ子供たちがかわいそう じゃ助けの船は一路天草だからさに向かっ た [音楽] やがて船はさの港に着い たさの荷主に荷を届けた助け丼はその晩 荷主の家に止まることになったうーん そりゃ大変でごわすななんとか子供たちに は日字思いさせたくなくてあなたの子供 思いにはほとほと心し おお旦那こりゃ一体なんて食べ物 でそれは珍しいさまにしかごせん辛い芋で ごわすへえ辛い芋どれ1 つこりゃは うまいそうでしょうたんと食べて くだせ芋は今でう芋の たたけ丼は初めて食う辛いのうまさに驚い たそうしてなんとかこの辛いを甘草に 持ち帰り自分の畑で育てたいと思った そりゃダメでごわすえなぜ甘草の子供たち は腹をすかしておるですどうかお願いし ます辛いはごき製品でごわす をその土地の人に渡せばこの首が飛び 申す国の子供たちのことを思えば助けは どうしても持って帰りたかったが合金製品 とあってはどうにもならんかっ た次の日さから船を出す時は五金性の品が 他国へ持ち出されないかどうか役人の 取り調べは大変厳しかっ たん別段ご金星の品はござらんよし船ば 出してさいなかぞおし船を出す [音楽] ぞ助けど助けど旦那どうなさいました子供 さんのお土産の手まりを忘れてこわそ 手まりそんなこでは子供さんに嫌われます どお役人様渡してもよろしいですかあわし が投げてやろうそれはそれ は助けどその手まり子供さんのためよく 育ててくらしゃ よこれ は辛いもない じゃ助けど無事に甘まで行きしいよ旦 ありがとうございます 子供週によろしなありがとうございます ありがとうございます必ず立派に育てまし たいこうしてご金製の辛いはさから甘草へ 持ち出された作り方も何もわからんままに 助けはもう夢中で辛を育て たいいか見て 今にこの木にう辛ができるぞ本当かおっと ああすぐに大きな木に なるそして辛いが食いきれんほど見なるぞ 早く大きくなるとええ な相変わらず甘草はひり続きじゃったら 辛いばかりは元気に育っていっ [音楽] たおりゃ木でのてつができるな辛えはつに なるんじゃろかそんなら添木に巻きついて なるんじゃろうかな早く大きくなるとええ な助け丼は竹を立ててやったが巻きつく どころかつは相変わらず血を張っておっ たそれでもいずれ身をつつけるじゃろうと 海に出たが畑一面につは伸びたが身はなら ない う春田というのに花もさかんあの旦那が嘘 つくはずもないしやっぱりひりのせいかな くそやめ だわしも泣き た夏になって花をつけたが身は一向になら んそしてもうたけ丼が辛いのことを 忘れかけていた頃汚と不作の畑から なけなしの作物を盗む畑嵐が出たぬ じゃ畑荒し じゃんまた か まがれさあさでみんな困っとるのに 待てこのワルド観念しろ待て 待て さあ本とこの畑の方へ逃げる気じゃ な さあ 待て うわ辛いものつるが足に絡みおったか許し てつわさい許してつわさいずの芋のつが 飛んだところで役に立ったわい取ったもの は全部返すに許して使わさい当たり前 じゃ ありゃかか辛いじゃお許しよそうかそう だったのか辛いは土ん中になるもんじゃっ たんかぎさんの辛いもじゃお泥棒待て へもう決して悪いことはしませんで主の おかげじゃわし辛いもは土の中で腐らす とこじゃったえ辛いああこの芋のことじゃ 主いくらでも持っていけや [音楽] へえそりゃもう大層な芋が土の中から ゴロゴロと出てきた それから甘草ではどこの家でも辛いを作る ことになったそう [音楽] などうじゃ辛いもを味わううまかどあじゃ うまかろううまかううまかろ [笑い] [音楽] 昔九州は大分県の北星の方長岩という におさんという体操人の良い祭り好きのお ばあさんが住んでおっ たある日そこから峠を1つ超えたまたの浜 の親戚にお祭りに招かれていっ たもう一晩止まっていきなせそうしても いいんじゃが嫁や孫も待っておることじゃ し 今からじゃと白丸峠のあたりで日が暮れて しまうでなに慣れた道じゃでそれに今夜は 月夜になりそうじゃちなしでも歩けます じゃろうそれじゃ十分気いつけてなそれ じゃあ まあおつばあさんはそう言うと白丸と 目指して歩き始めたまたリをとぼとぼと際 も過ぎた辺りでは犬のほも実り小金の波を 打っておった白丸峠ももうすぐじゃ ちょっと休んでいこうか いあ今年も 方策またま祭りも賑やかじゃった土産物も どっさりと嫁山もわしの帰りを待っとる こと じゃろう城の前から道はだんだんにつま先 上がりの道になり白丸峠に差しかかっ た峠の中ほどで日が暮れてしもうたすると どこからともなく祭り大子の音が聞こえて きた おやあの太鼓の音はまたの祭りは終わった はずじゃしこの峠におしあったかいな [音楽] [音楽] 一体どこの祭り じゃろう祭り好きのおつばあさんの心が ウキウキしてきたちょっとお尋ねしますか のはいはいなんでございますこので祭りが あるかいいのあればあさん知らないのかね この峠で良い芝居がかかっとるのでみんな それを見に行くんじゃ よこの夜中に芝居がそりゃまた 珍しいばあさんも見に行くといい よじかな芝居を見ていると遅くなるしどう したものかなま一幕ぐらいだけならええ だろそうじゃ一幕だけ見ていか とおつばあさんはそう心に決めてみんなの 後をついていっ たするとどう じゃろうこんな山の中に芝居小屋が立って おった あやいつ頃こんな小屋ができたんかい [音楽] の小屋の中では中 の半服の場面であっ たやや由之助はまだ か未だ山女つまりませんリキアリキアゆら のす は未だ三上捕まりませ ん村上に対面で残念なともうせ 国大のとはその方かちこちこ はは大星ゆのすけ3つまってございますゆ のすか待ちかね たなんとも驚いた田舎芝居では見たことの ないほどの名技ではあったおつばあさんは すっかり心を奪われ嫁や孫のことも すっかり忘れてひくどころではなくなった おばあさんどうぞ寿司食べなされいやいや それどころかもう胸がいっぱいで遠慮し なんすなそれじゃ1 ついやこりゃおいしいおばあさんぼたもち 食べ なされそうしてとうとう最後の芝居になっ たその芝居とのは恋人をなくした侍に助け られた白狐が恋人の妹ク姫の姿になり侍と 明になるのじゃった2人の間には子供まで でき幸せな日々を送っておったらそこへ 本物のくのはが現れたそのため白狐は子供 と夫を捨てて別れなくてはならなくなった とても このに長いはならず別れにゃならぬ定めと てせめてりにただ一でそうじゃそうじゃ 恋し尋ねきてみよ泉なる下田の森の恨みく のはと芝居がここまで来ると今まで 騒がしかった場内が急に静かになり物に涙 をボロボロとこぼし最後には大声でわっと 泣きだすものもおるくらいじゃったおばあ さんもそれを見て感激して一緒に もらい泣きしたぐらいじゃっ た芝居が終わった頃にはもう東の空が うっすらと知んでおった見物人たちはまた それぞれ鳥鎮を手にして帰っていっ たいやあこんな素晴らしい芝居がこんな山 の中でかかっているとは驚いたこりゃ早速 村の州にも教えてやらなきゃいかんこれで 土産話が1つ増え たおつばあさんは疲れも忘れて足早に長岩 の家に帰って行った家に帰って早速嫁さん にこのことを話す とおばあちゃん白丸峠にはそんな芝居など かかるもののかおばあちゃんはきっと白城 に騙されたのじゃ白城 に白城というのはこの地方で有名な狐で神 またの白丸の白城またの赤坂の 赤城くじ猫石の猫城を三条ぎとこの地方の 人々は呼んでい たまさかかそんなことはないこの目で ちゃんと見たんじゃ からそれじゃあのエロをうまかった 稲荷寿司 はぐ じゃろそれじゃあのこってり甘かった ボタン持ちはそりゃきっと牛の風に決まっ たるおつばあさんはそれでも信じられ んかったまさか馬のふんじゃなんて それでも嫁はそれは狐の仕業に決まっとる と言いはったそれなら今夜もう1度行って 確かめてみようと日のあるうちに寝床に 着いたじゃがなかなか寝疲れるわけが ない夜はまだかと待ち続けるうち にやがて白丸峠に月が登ってきたおつばあ さんは早速白丸峠に向かった やがて月が昨日と同じぐらいに登り切った 頃太鼓の音が聞こえてき た あれやっぱり祭りは本当であったの方が 昨日と同じようにたくさんのちが見えた これ今夜もゆっくり芝居見物といたし ましょうとちと思っておったの はいやいや こりゃ超人と思いの他狐火だということ は嫁の言うとったことは本当のことであっ た かそれでももしかして芝居だけは本物では ないかと思い峠の上まで行ってみたじゃが そこには芝居小屋はなかったおつばあさん が小陰からそっと覗いているとなんとあの クズの葉の芝居を演じているのは狐であっ た それにしてもあまりのうまさにお常ばあ さんは狐であることもすっかり忘れて 見入ってしもうた一幕だけ見て帰り ましょうそうし ましょうキたちはおつばあさんに芝居を見 てもらいたかったので牛のや馬のなど 食べさせはしなかったそれにしても通りで 狐の出てくるクのの芝居をやっているはず じゃ多分ばあ様がおっ たばあ様は毎朝うちのもんの誰よりも早を 起きて村外れの山の上のお寺までお参りに 行っておっ [音楽] たなア 仏ところがそのお寺参りを心よく思っとら ん人間がおった いい気なもんじゃ毎日毎日お寺参りとは まあいいじゃねえかばあ様にとってたった 1個の楽しみやねだからあんたはダメなん だよどうせ早く起きるんなら飯でも耐えて くれた方がよっぽどまし じゃよしよしよしよしよこっちだって 忙しいんだからね この忙しい時に何も言毎日毎日寺参りに 行かんでもええでねえか履き物も吸い つれるしそれに毎日の毎日の再戦だって バカにならんソゲ寺参りしたきゃ月に1回 か年に1回でええ よお前そりゃないだろうそそげこと言っ ちゃばあちゃんがかわいそうじゃよ なんねあんた文句あん のもちろんばあ様をお寺参りばかりで1日 を過ごしていたわけではなかったお参りを 済ませるとすぐ家に戻り畑の草を取ったり 庭の掃除をしたりとにかくよを働くばあ さんじゃっ たばあさよせが出るの なにおいらなんか働けなくなった もうおしまいだばあ様ぺちゃくちゃしべ くってないで早く掃除せんかい驚いた気 悪くせんといてなじゃ後でお茶のみにきい やばあちゃんの好きな漬け物きっと置く [音楽] でばあ様は嫁がいくら意地悪してもお 寺参りをやめる様はなかった のお寺参りは3年前に亡くなったじ様の といをするのが目的じゃった年おいたバー 様にとってはこの寺参りがただ1つの 楽しみじゃっ たしかしお寺まで行くには半里近くも歩い て行かねばならなかったそこでばあ様は いつも寺への中ほどにある小さな王道で 一休みすることにしておった やがて一息ついたばあ様はお寺参りに急い だご本尊様今日も来ました先に亡くなった じ様のことが心配で心配でわしが行くまで よろしくお頼みしますだお願いし ますそんなある朝のことじゃったその朝は お日様がなかなか顔を出さず空に黒い雲が 大いかぶさって今にも雨が降ってきそうな 暗い気持ちの悪い朝じゃったそれでもばあ 様はいつものように早く起きてお寺参りに 出かけていった何もこんな日まで好き好ん で寺参りなんぞ雨でも降り出せば造りが 濡れてすぐダメになるわ おいばあ様みのかさ持ってき待ってこんな もの持っていくことねえよ何もそげ鬼みて な顔しなくても うるさ何 鬼 そ今日こそは寺参りなんぞさせねえぞ今日 はバカにくらいのあ あいてとまた嫁の嫌悪で急いでいか にゃこうしてやっとのことでばあ様がいつ ものように途中の小さな王道によって鼻を 備えて腰を伸ばそうとした時のことじゃっ た あーななん じゃこの 待て待て待て 待て おばあさんどうしたそんなに慌て [音楽] て鬼が出たもうダメもうダメだあしっかり しろばあちゃん [拍手] ところが妙なことに紐くれるというのに朝 ばあ様の後すぐ出かけたはずの嫁が未だに 帰ってこんかっ たその日も暮れてありが真っ暗になった [音楽] 頃かかけた か かかどこのどなた様でささささ雨に濡れ ますで中に入ってくださいささ ささところでどなた様 [音楽] でそんなものかぶってちゃわから ねやめてやめて くだせばちゃ鬼だ鬼だ 鬼鬼じゃねえだだよおおさんらだオだよ お前さんのおかだ よそういやオのおかかの声じゃなじゃあ山 でバチを驚かしたのはお前じゃったなおら なばあ様に寺参りさせるのやめさせようと 思っ てばあ様が出ていった後すぐへ先まりした だにはおっおがのてあるって聞いた でそこで驚かそうと思ってその鬼の目を つけて待ち伏せしてた だところがばあ様が逃げ帰った後目を 外そうとしたところこれがどうしても 取れんの じゃそれで仕方なく一目につぬ夜になる まで山の中に姿隠して今帰ってきたんじゃ 助けてくれこの目すぐ取って くれ今すぐ取ってやるばちゃん足の方を 押さえてくれや あやじゃあ引っ張るぞばちゃんしっかり 押さえてるよこうか12 そらああこりゃは引っ張っても取れん ぞこうして家のものはなんとかしてお面を 取ろうと色々やってみたが一向に取れ なかった そこで嫁のことが心配で心配で仕方が なかったばあ様は早く嫁の面が取れますよ 早く嫁の面が取れますよそれだけを祈り 続けた仏様お願いしますだどうか嫁を許し てやってくださいどうか嫁の面を早く取っ てくだせ そんなある朝のことじゃっ たうんなんか顔がムズムズするがあお め麺が取れたお面が取れたよあんた起きて よねえお面が取れたんだよ何おが取れた どこどこ お前さんほら ほ本当 だただいまばあちゃんおかかの麺が取れた だあれ本当けどれ どれほらねありゃ本当 だこれもばあちゃんのおかげだばあちゃん はなあれからずっとお前のお面が取れます よにとお寺のご本尊様にお願いに行って くれただよ本当けばあちゃんすまなかった なオが悪かった意地悪したり脅かしたりし て許してくれろないいだよさあもう泣くの やめろよかったな お前それからというもの さ嫁もばあ様と一緒にお寺参りに行くよう になったそうじゃそればかりか嫁はばあ様 に優しい心遣いを見せるようになりばあ様 もそれはそれは嫁を大事にしていつまでも 仲よう暮らしていったということじゃ [音楽]

『まんが日本昔ばなし』(まんがにっぽんむかしばなし)は、愛企画センター、グループ・タック、毎日放送(MBS)の共同制作により放送されたテレビアニメである[注 2]。

概要
放送枠は30分で、毎回日本各地に伝わる昔話が映像化され、市原悦子と常田富士男の両名が、一人で何役もの声を使い分ける独特の語りによって紹介する。

『月光仮面』や『愛の戦士レインボーマン』など多数の特撮テレビドラマを手掛けた川内康範が監修に携わり、川内の娘で童話作家である川内彩友美が企画。スタッフに一流のベテランアニメーターやイラストレーターが多数起用された。

番組内で使われた音楽にも川内の甥である北原じゅんの純邦楽からロック、フォーク、ラテン、クラシックなどを織り込んだ多彩かつ無国籍な音楽が使用された。

文芸は当初、『リボンの騎士』などの脚本を担当した平見修二がメインでスタートしたが、2クール目から終了までは沖島勲がほとんどを執筆した。なお、本シリーズでは原話から演出家がダイレクトに絵コンテを描き、脚本を経ないケースが多かったため、「脚本」ではなく「文芸」ないし「ダイアローグ」としてクレジットしている。

TBS系列のテレビアニメでは最も放送期間の長い作品である。
まんが日本昔ばなし 2023 Vol 132 「桃太郎」 | まんが日本昔ばなし

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