【スカっと総集編】新婚旅行中に、私を外出させて夫は私の妹とホテルで浮気。私「1人で帰ります」夫「おい、置き去りにするなよ!」➡両家の親が浮気現場に到着した結果…【修羅場】

私は知佐と夫の匠とは先月席を入れた
ばかり新婚ほやほやの私たちはちょうど
新婚旅行の計画を立てているところです
新婚旅行どうするかそうね最近国内とかも
流行ってるみたいだけどやっぱり海外は
憧れるなでも結婚式はハワイでやるもんね
私は国内線のキャビンアテンダントとして
勤務しており夫はパイロット会社で出会っ
た時からど同じ便の飛行機での勤務があり
仲良くなっていきましたそんな私たちの
結婚生活は順風満々そのものでそうだ結婚
式の数日前からハワイ入りして新婚旅行
っていうのはどうかな少し休みを伸ばせば
いけそうだし2人でのんびり過ごせると
思うんだあなた天才ね仕事では行ったこと
はあるけどあまりゆっくり過ごしたことは
ないものねそうしましょうそうと決まっ
たら休の申請してホテルなんかも手配し
ないとねさて早速旅行の準備夫はフライト
が続いたのでなかなか帰ってくることが
できずほとんど私が手配することに全部
任せきりになってしまって悪いねまた
しばらくフライトが続きそうなんだいいの
よあなたは仕事頑張ってね私は車内の新人
教育の方を頼まれてるからしばらくは本部
勤務だからさ入社して数年経った今毎年
入ってくる新人たちの教育係りも任される
ようになりましたその分フライトの回数は
減りなんだか物足りないなと思っていた
今日この頃私は久々に妹のナナとカフェで
会うことにお姉ちゃん久しぶりちゃんと
言ってなかったけど結婚おめでとうまさか
お姉ちゃんがパイロットのイケメン旦那を
ゲットする
なんて妹は子供の頃から容姿鍛錬で明るい
性格だったのでかなり男性受けがよく彼氏
がえた話を聞いたことがありませんそれに
比べて私は昔から目立つのが嫌いで地味な
方だから妹の方が先に結婚すると思ってい
ましたななありがとう結婚式来てくれるの
よねもしかして海外は初めてなんじゃない
そんな妹は今はアパレルの店員として働い
ていて私なんかよりよほどおしゃれや流行
に敏感でにも気を使っていますその日着て
いたワンピースもとてもよく似合ってい
ました
あーん最近海外に結構行ってるのよ
ヨーロッパの方とかねお姉ちゃんみたいに
英語は話せないけど言っちゃえば案外なん
とかなるものねあれナナって海外行ったり
するタイプだったっけ遠の準備がめんど
くさいからとか言って休みの日も割と家で
過ごす感じだったような7って海外とか
興味あったんだだねやっぱりファッション
系のものとか見に行ったりしてるのうーん
まあね旅行よ旅行このバッグもこの間
ドイツで買ったのよお姉ちゃんもこの
ブランドは知ってるでしょそれはとても
有名な女の子ならみんな憧れるブランドも
でしたでもこれって多分100万くらい
するんじゃ一瞬疑問に思いましたがきっと
お金持ちの彼氏でも捕まえたんだろうなと
思い聞いてみることに素敵なバッグねそう
いえばナナは最近彼氏とかどうなのよ結婚
の話とかあったりしないの彼氏はいるわよ
私のお願いは何でも聞いてくれる人なの
まあでも結婚の予定はないけどねそうなの
ねナナの結婚式も楽しみにしてるからね次
はハワイで会いましょう妹にもお祝いして
もらえて嬉しいなと思いながら家に帰ると
どうやら夫が帰ってきているようです
早かったわねお仕事お疲れ様今日はお休み
だったから妹に会ってきたの覚えてる
あなたは結婚式の挨拶の時に1度会った
だけ
かしらななちゃんだろちゃんと覚えてるよ
2人で何話したんだ正直夫が妹の名前まで
覚えていることに驚きましたが頭のいい夫
のことだから記憶力もすごいんだろうなと
この時は深くは考えませんでした何って
内緒よ女同士の話だものでも結婚おめでと
うってお祝いしてくれたわああそうか
よかったなこうしているうちにあっという
間に新婚旅行当日になりました結局私や夫
の家族もせっかくハワイだからと結婚式の
数日前に現地入りして家族同士で信行を
深めることにしたようでこっちのことは気
にしなくていいから楽しみなさいね2人で
ゆっくり過ごしたらいいわ挙式までは
あなたたちとは別行動するって話になった
からそうだよこっちはこっちで交流して
おくさ空港に着くと慣れた動きでチェック
イン作業を済ませ待合室でのんびり過ごし
飛行機へ乗り込みました私たちが登場した
便は同期のキャビンアテンダントが乗務し
ており私の顔を見るなり行ってらっしゃい
とやかに挨拶こうして数時間のフライトを
2人で楽しむ予定だったのですが
なんかお腹の調子が悪いんだちょっと
トイレに行ってくるよえ大丈夫まだ数時間
は飛行機の中よそしてトイレに行った夫は
30分経っても帰ってきません体調が悪化
して倒れたりしていないだろうかと心配に
なり夫に迷路してみることにしました随分
と長いけど体調はどう変身は案外すぐに
帰ってきました大丈夫だもう少しだけ
こっちにいようと思うからから心配しない
でくれできるだけ早く戻るよほっと胸を
撫で下ろし私は1人窓の外を眺めながら
過ごしていましたしばらくすると夫が戻っ
てきて隣に座りますあれなんか香水ま国際
線は外国の人とか香水つけてる人も多いし
ねそれにしてもどこかで嗅いだことがある
ような待たせてごめんねもう大丈夫そう
だめに香水なんてつけない夫なので不思議
に思いましたが夫は席に着くなり今回の
旅行について話をし始めたのでいつの間に
かそんな疑問は忘れ去られていました
そしてあっという間にハワイに到着うわあ
天気も最高ね海が綺麗すぎる仕事では何回
か来たことがあるけどやっぱり
プライベートで来ると違うわよねああそう
だなとりあえずホテルへ向かおうかその後
少し海に行こうそしてホテルの部屋を
開けると海の見える大きな窓バー
カウンターそしてキングサイズのベッド
ベッドには花びらが散りばめられ隅々まで
気遣いに溢れた客室からここが一流の
ホテルであることは誰の目からも明確です
素敵ね色々見て悩みながら決めたんだけど
予想以上だわそうだねさすが千里が選んで
くれただけあるよ
こうして部屋でしばらくゆっくりしている
と夫は封印に眠そうな顔をして私に言い
ましたちさとすまないなんだか最近仕事
続きで疲れが溜まっているみたいで海に
行こうと言ったけれど部屋で少し休みたい
んだ今日のところはちさとだけ行ってきて
くれないかなえやっぱりまだ体調悪いの
それなら私も行かずに一緒に部屋にいるわ
海は明日でもいいものしかしはくに私に
行くように進めてきます俺に気を使わなく
ていいんだよせっかくのハワイなのにそれ
に俺も1人の方がゆっくり休めるし気にせ
ず行ってきて
くれよそこまで言うならと私は水着の準備
をし部屋を出ましたしばらく浜を行き海に
足だけつけながら少しだけ散歩を楽しむ
ことになんだか本当に時間がのんびり過ぎ
ていく感じがするわねが一緒だたらもっと
楽しいんだけどそれにしてもなんだか今日
は変よね1時間ほど経った頃ぼんやり考え
ながら部屋に戻ると休んでいるはずの夫の
姿はどこにもありませんたいないのもしか
したら夫から連絡が来てるかもとスマホに
目を落とすと今日のフライトで乗務してた
同僚からメールがさと今日から新婚旅行よ
ねちょっと言いにんだけどさっき飛行機の
中でたさんトイレ前で知らない女の人と
しばらく話してたのを見たのそれで思わず
写真を撮ったんだけど浮気まさかね同僚も
さすがに気を使ったのか写真までは添付し
てきませんでした知らない女性乗務員とか
職場仲間ではなくて写真送ってもらえるか
なしばらくすると返信が帰ってきて私はを
いましたえどうして同じ飛行機にナがそう
なんとそこに移っていたのは紛れもなく妹
のナだったのですナは明後日の飛行機で
来ると言っていたしもし日程が変わって
今日乗ることにしたとして夫と偶然あった
ならそのことを私に言わないわけがあり
ませんつまり2人は私に内緒で隠れて会っ
ていたってことになるわね
ことはナナが海外に最近よく行ってるのっ
て匠のフライトに合わせてついていっ
たってこととなるともしかして今も頭の中
でバラバラだったパズルのピースが次々と
はまっていきますその時不に部屋のドアが
開き夫が帰ってきましたたどこへ行ってい
たの具合が悪いから休んでいるんじゃ
なかったのあれちさともう帰ってきたのか
早かったな
明らかに挙動不審な夫は私の質問に
答えようとしませんそして私はあることに
気づきましたあの時夫からした香水のよう
な香りがカフェでナナと会った時の香りと
同じだったことにそしてその香りは今も夫
の服から漂っています間違いないまたナナ
と会っていたんだわよりによって新婚旅行
の最中に妹と浮気なんて許せない結婚式も
控えているにええ少し散歩したからなんだ
かもうゆっくりしたくなっちゃって私も
仕事の疲れが溜まってたのかなそうだもう
そろそろ夕食の時間ね悲しさよりも怒りと
気持ち悪さがまさりすっかり夫に減滅して
いましたナの男の悪さを知っていながらも
妹だからと甘く見ていた自分が馬鹿らしく
てたまりませんもちろん許し気がない私は
2人への復讐を決意
そして次の日夫はまた体調が悪い様子で
寝込んでいましたちさとなんだか今日も
体調が良くないみたいなんだ今日は島を
観光する予定だったっけ色々予約してくれ
たんだよなえそうよでも体調が悪いなら
また部屋で休んでいてくれて構わないわ
観光なら1人でするしきっとこれも仮病な
んでしょうけどまあいいわあっさりと私が
納得する様子に夫は驚いた様子私は祖さと
準備をし始めしばらくしてから部屋を出
ました数時間後様々な観光地の写真を夫に
送りました観光楽しそうだね俺も一緒に
行けたらよかったんだけど今は何してるん
だい体調はどうかしら一緒に行けたら
よかったわねなかなか楽しかったわよ
ちなみに私は今ここよ機内でコーヒーを
飲む自分の写真を送信
すると夫は慌てた様子で電話をかけてき
ましたあらどうしたのおいちさと今どこに
いるんださっきの写真は何なんだよお前
まさかえそうよ飛行機の中たはずっと体調
が悪いみたいだしせっかくの新婚旅行なの
に一緒に過ごせないなら意味ないでしょと
いうことで1人で帰ります夫は意味が
分からないと言わんばかりに声をふわせ
ながら口を開きます
おい置き去りにするなよしかも新婚旅行だ
ぞ数日後には結婚式も控えているのにどう
するんだ体調が悪い夫を置いて勝手に帰る
なんてありえないだろう俺に1人でどう
しろって言うんだ新婚旅行だの結婚式だの
よく言えたものです1人何言ってるのよな
がいるじゃない2人の邪魔しちゃいけない
かなって思って帰ることにしたのよ私の
ことをから追い出してまで2人で会い
たかったんでしょう夫はよっぽど焦って
いるのでしょう何か言おうとしていますが
言葉になっていませんな何言ってるんだ
ななちゃんが何だっていい加減にしろもう
ごまかさなくていいのにほら結婚式の時に
新婚旅行の様子を流そうって話になって
カメラを買ったでしょ今録画してるのよ
こんなところで役に立つなんて思ってもい
なかったわ夫は電話口でガタガタと部屋中
カメラを探す音が聞こえます動画データは
ワイヤレスで私のスマホにも飛ばしている
ので本体のデータを消してももう後の祭り
ですあそういえば言い忘れていたわ今から
私たちの家族があなたたちのところへ行く
はずよそろそろ部屋の前にいるかもね私は
昨日の浮気が発覚してからすぐ家族同士の
親睦旅行のために現地していた親族たちに
そのことを報告もう部屋に帰る予定は
なかったので今朝お母さんへ鍵を渡してい
ました電話口で鍵が開く音と共にナナの
叫び声が聞こえますはちさとどうなってる
んだ見ての通りよあごめんなさいそろそろ
着陸準備に入るからwi-fiが使えなく
なるわななちゃんにもよろしくねじゃあね
おい何か言いかけた夫を無視して電話を
切りました後で家族から聞いた話ですが
このごまかし用のない状況にさすがの夫も
諦めた様子で泣き崩れたようです夫と7は
到着した家族から長い説教を受け心身共に
ボロボロの状態で帰国することにそして
すぐに離婚調定へと持ち込むことに私は
同僚からの写真と部屋に設置したビデオ
カメラの映像を浮気の証拠としてしたの
でした久々に会った夫は覇気がなく
げっそりしていたのは言うまでもありませ
んさと許してくれよもう2度としないそれ
に俺が本当に愛しているのは君だけだ何を
今更この後に及んで許しをこうなんてもう
私たち終わりですから離婚してください
こうして離婚が無事成立し私の短い結婚
生活は幕を閉じましたその後と7はお互い
の家族から縁を切られそれに加えて多額の
慰謝料を背負うことに家族から聞いた話
結婚の挨拶の時に出会ってからこっそり
連絡を取るようになり2人で会うように
なったのだそうでそのうち夫のフライトに
ついて行き秋時間に海外旅行を楽しんでい
たとのこと結婚して間もなかった私は夫の
お金の使い道を把握していなかったけれど
かなりの額を7につぎ込んでいました
カフェでナナと話した時どんな気持ちで私
にお祝いの言葉を送ったのでしょうかあの
時の香水の匂いを思い出すと今でも吐き気
がしそうです離婚後すぐに2人で一緒に
暮らしていたようですが車内で元夫の噂が
広まり辞職せざる負えなくなると
パイロットという肩書きにしか興味が
なかったナナはすぐに他の男のとこへ行っ
てしまったとか元夫はその後1度だけ連絡
してきたことがありましたさと元気にして
いるかあの時は済まなかった結婚も旅行も
台無しにしてしまってでも失って気づいた
んだ俺にはさしかいないって俺たち
やり直さないかどのつら下げて復縁しよう
だなんて言っているのでしょうか私はこの
メールに返信することはありませんでした
その後元夫がどうなったかは私は知りませ
ん私はあれから実家で暮らしていましたが
すぐに家を探して1人暮らしを始めました
仕事も順調であれから数年経った今では
チーフリーダーに任命され世界各地を
飛び回っていますお客様何かお困りですか
キョロキョロしている女性に声をかける私
ええ予約の時席が離れてしまってまだ着陸
まで時間があるから少し話そうかなって
新婚旅行なんです
そうだったんですね少々お待ちください
端末で座席を調べますお客様1つ上の
クラスの座席に隣同士空があるようですの
でよろしければ旦那様と一緒にいかが
でしょうかえでも上のクラスの座席だ
なんて元から予約のない座席ですし
せっかくの新婚旅行ですもの私たち乗務員
からの気持ちですありがとうございます
後期の際
は丁寧にお礼を言うとハワイの地へ足を
踏み入れていきました今でも時々あの
出来事を思い出すことがあるけれど後悔は
していませんそして何よりもそれぞれの
素敵な旅のお手伝いをするのが今の私の
生きがい
です
はあ私は通帳を見てため息をつきます残高
にはマイナスこそつかないもののいつそう
なってもおかしくない状態でしたどうした
ため息なんかついて声をかけてきたのはお
風呂上がりの刑事冷蔵庫を開けてビールを
取り出していますえ発砲酒俺ビール飲み
たかったのにぶつくさ行っている刑事の
背中を見ながら話しかけ
ます今日通帳を貴重したんだけどこれって
またお母さんに送金した
のあうんそうなんだ母さん年金暮らしで
苦しいみたいだから
さケージあのさうちだって不景で仕事
減らされてるしあんまり余裕はないのよ
ビールを飲みながらスマホを見ています
全然話を聞いていないのが丸わかり私は心
を怒りに支配されないように冷静でいる
ように務め
ます私だってパートしてるけどこれから
子供を授かった時やホームのことを考え
たらちゃんと貯金したいのだから少し考え
てもらわない
と分かったまた母さんには言っとくからさ
うんお願いねお母さんには悪いと思ってる
けど刑事のお母さんだから助けたい気持ち
はあるけれど自分たちの生活が破綻して
しまってはもももありません私は通帳を
片付けてバスルームへ向かいまし
た私のパート先は大方ショッピングモール
に入っているコーヒーショップです
コーヒーのいい香りが立ち込めるこの職場
は私にとっては金銭面だけではない癒しの
場所でし
たやっぱりいい香りです
ね今日入荷されたばかりのコーヒーを売船
した後丁寧に引いてお客様に提供するこの
単純でありながらも奥深い仕事が私は
大好きで気がつけばもう5年経ちました5
年も働いているとお得意様や常連さんの顔
も覚え仕事もやりがいが増えてきまし
たそうでしょ僕もねこの香りが大好きすぎ
て気がついたらもう10年過ぎたよじゃあ
このコーヒー3番テーブル
で了解です私はトレーにコーヒーとミルク
を乗せて運びましたある日店の入り口を
掃除しているとお母さんと手をついで歩く
小さなが通り過ぎていきました微笑ましい
気持ちととに自分にその幸せがやってこ
なかったことを複雑に感じてしまいます私
が不妊症と診断されたのは去年のこと
きちんと治療すれば可能性は残されてい
ますが刑事からは積極的な治療をすること
はない2人で生きていこうと言われました
お母さんは悪気なく子供はまだかしらと
聞いてくることもあります刑事はそのこと
に関しては何にも話しませんから子供の
話題が出た時にうまくかわすことが私の
義務のようになっていまし
たかの子お疲れ
様声が聞こえた先を見るとそこには
幼馴染みのれい子がいました久しぶりに
会うれい子に私の方は緩みますれい子元気
だったうんなんとか頑張ってるよよかっ
たらお茶飲んで行ってもいいもちろんだよ
早く入って私ももうすぐパート終わる
かられい子は私の独身時代の同期で職場で
楽しいことや辛いことを分け合ってきた
戦友とでも言いましょうか今日は仕事うん
最近新しい顧客を開拓するべく頑張ってる
んだへえ相変わらずやり手だね私は
コーヒーを出しながら昔の子の姿を
思い出しながら会話をします新開拓のたに
営業しても相手をしてもらえなくてへこん
だり上司に出席されて泣いたり2人で
カラオケに行って酔いつぶれるまで大声で
歌い明かした日々も何度あったことか大変
な時期でしたが一生懸命生きてるって実感
がある期間でしたあの頃は大変だったけど
楽しかったね本当ね今でも1番に思い出す
時間だ
よ今からでも帰ってきなよかの子なら
まだまだでしょそうだねいいかもしれない
でも子供のことをまだ諦めきれないのいつ
か主人も考え直してくれるかもしれない
しカラカラとアイスコーヒーの中の氷が音
を立てます自分で言いながらそんなことが
あるはずもないと思っていましたそれでも
かかな望みをついでいたいの
ですそっかでもうちの会社はいつでも歓迎
よかの子みたいな我慢強い女はそうそうい
ないものまた一緒に頑張れる日を待ってる
からちょっとれい子さんうちのバイトを
引き抜かないでよ俺困っちゃうから
さ店長の言葉が嬉しくて笑顔になりました
3人で笑い合うこの瞬間が楽しくて心の
支えでもありまし
た今日はあった嬉しかったことを頭の中で
半数しながら帰ると珍しく先に夫が帰って
いましたあら帰っていたのね遅くなって
ごめんなさいおおただいまじゃなくてお
帰り何か慌ててるような表情をしている
刑事を疑問に思いつつふと目をやると
テーブルの上には段ボールが置いてあり
ましたねえ何か買ったのああのさ母さんが
チューリップの求婚が欲しいって言うから
さネットで買ったんだよちょっとなんで
わざわざ買うの婚ならうちにあるじゃない
私が怒っているのには理由があります求婚
をネットで買うのは良いのですしかし義母
はガーデニングをやってもやりっぱなしに
してしまう人でした枯れかけた観葉植物を
庭の隅に放置したり吸魂を植えるのを忘れ
て放置したりすることはしち義母のや
りっぱなしの観葉植物を綺麗にして復活さ
せて飾っていたら元は私のものなのにと
怒ってきます
チューリップの求婚だって数年前に義母が
ほったらかしにしたのを私が世話をして数
年越しに育てたものがあるのを刑事も知っ
ているはずでし
たいやさなんだかこの種類のこの色の
チューリップじゃなきゃダメなんだってさ
そんなあなたからちゃんと無駄遣いしない
ように言ってよこういう求婚って結構高い
んだよ分かったちゃんと言っとくよ
リビングをそくさと逃げるように出ていく
刑事を見ながら私は刑事が立っていた場所
を見まし
たそこは貴重品を入れているのですがそれ
より私はテーブルに置き去りになっている
キコたちが気になり
ますネットでの履歴を追うとまとめ買いで
はあるものの何品種も購入しているので
結構なお値段になっていましたどんな形で
もチューリップは綺麗なのになんで高いの
買うのか
なパソコンの電源を切りため息をつき
ながら夕飯に取りかかりまし
た次の日パートを終えて帰ってきた私は
いつものように食事の支度に取りかかり
ます冷蔵庫から食材を取り出しいざ取り
かかろうとした時自宅の電話が鳴りました
はいもしもし石橋ですもしもし石橋刑事
さんのタで間違いないでしょうか
あはいそうですが石橋さんのお母様が交通
事故で市民病院に搬送されまし
た私は驚いて言葉が出ませんでしたどうに
か近くにあるメモ帳に病院の場所をメモし
て急いで向かいました道中刑事にも電話を
かけますが電源が切れていて連絡が取れ
ませんなんで出ないのこんな時に車に跳ね
られた義母は命に別はないもののしばらく
入院することになりました病院の先生の
見立てでは前地3週間程度とのことです
改めて刑事に電話しましたがやはり連絡は
取れませんでし
た義母の入院の準備や手続きと並行し
ながら何度も何度も電話をしましたが出
ません結局連絡が取れないまま丸1日経過
しましたどうすれば良いのかと法にくれ
ながら病院を出るとから声をかけられたの
ですあの石橋さんの奥さんじゃないですか
えもしかして日田さん日田さんは刑事の
同僚で私たちの結婚式にも来てくださった
方でし
たあの大丈夫ですか顔色が悪いですよそれ
に日田さんあの主人知りませんか昨日から
連絡が取れないんです義母が入院してるの

私どうしたらいいのか分からなくて涙が
止まらなくなる私を日田さんがなめてくれ
ます大丈夫ですかあはい申し訳ありません
取り乱してしまって日田さんは病院の中に
あるカフェに入り落ち着くのを待ってくれ
ました言いにくそうな顔をしながら日田
さんは話し始め
ますご主人様はその2日前から1週間のを
取っています
有休奥様と旅行に行くと言っておいででし

がそんな私何にも知りません日田さんは
気まずそうな顔をした後ぼそっと言葉を
発しまし
たあのこれは独り言なんですけど私の在籍
している家に斎藤という派遣社員がいます
その子も同じ日程で休暇願いを出してい
脳天気な女性で彼氏は最大謝だって言って
ました同じ日程
で日田さんがコーヒーを飲みながら手帳を
取り出しさらさらと何かを書いています
淀みなく動いた手が止まり髪を破く音がし
ました私の兄が更新所やっていますもしご
入り用の際にはお電話をなんでここまでし
てくださるんです
かそうですね
私時代劇が大好きなんです疑問婦が湧く私
にふふっと笑って日田さんが続けます完全
懲悪ストーリーでは悪は滅ぼされますです
から私は奥様を助けます頑張ってください
と言って伝票を持って出ていってしまい
ました声をかける暇もなく消えた日田さん
のくれたメモを握りしめて心の中で礼を
言いました次の日義母の意識が回復私は
必要な書類と義母自身の身の回りのものを
取りに鍵を借りて義母の家に向かいました
1人暮らしの長い義母の家はすっきりとし
ています貴重品が入った戸棚の中に保険証
と医療保険の関係書類があると教えて
もらいその場所を探すと四つ折りにされた
書類が落ちてきまし

あらら拾い上げ何気なくその髪を広げると
大きなショックを受け涙すら出ない私は
その場に座り込むことしかできませんでし
た自分が不妊症と告げられた日のことが
思い出されますあの病院は義母側の親戚の
方が経営していると聞いていましたいい
病院だからと広げた紙は診断所でした日付
は私が診断を受けた日です私は容姿を
破り捨てたい気持ちでしたがこらえて鞄の
中に入れました泣いている暇はない私には
やらなければならないことがあるのです
病院に向かい書類の手続きや生活用品を
義母に渡し
ますねえかの子さんお茶が欲しいわ買って
きてお母さんお茶なら沸かして持ってきて
ますからこれを
どうぞこれ麦茶でしょ私紅茶がいい
わいつもなら流す義母のわがままに私は
先ほど拾った書類を見せましたこれどうし
てあなたお母さんの保険書を探している時
に見つけましただめじゃないですか武人
です顔が真っ青になっていく義母内容は
不妊検査の結果で私には異常はないこと
大して刑事の精子の数がほぼゼだという
ことでした私が聞いたものとは全く違い
ますねどうことですか確かお母さんの親戚
がされている病院でしたよねこれは違うの
よかの子さん聞いてちょうだい
刑事から何か聞いていませんか2日前から
連絡が取れませんもし正直に話してくれ
たら見逃しますもし隠すなら病院と石会に
このことを問い合わせ
ます待って言うわごめんなさい刑事が
かわいそうでつい病院にお願いしたの一切
迷惑かけないからってだから病院だけには
刑事の行方を知ってますか知らないんです
か早く言ってください時間の無駄です
から私の中に湧き上がる怒りを感じ取った
のか義母が顔色を変えて話しました3日前
に京都に旅行に行くからって口裏を合わせ
てくれって頼まれたわ私はにっこりと笑っ
てそうですかと答えますそれじゃあ私は
これで少しなることもあります
から病床にふしている人にすることでは
なかったですが私は鬼になっていました
そうせざるを得ないほど怒りに飲まれてい
たの
です私は日田さんがくれた更新所に電話し
て事情を説明刑事が京都にいることと
パソコンから履歴を拾って宿泊しているで
あろう宿を報告しておきました自宅に戻り
向かった先はあの時刑事が立っていた貴重
品入れ何かなくなっていないものはないか
探してみると通帳が一冊ないことに気が
つきました私が混然に貯めた貯金が入って
いる通帳
ですネットで残高を確認すると100万円
ほど減っています驚きもせず悲しみもせず
私はどうでも良い気持ち
です更新所からの電話で刑事とおそらく
斎藤さんだと思われますが不倫相手が楽し
そうに旅行しているという連絡が舞い込ん
できました私はとりあえず本当に義務を
果たすという意味で義母のところに通い
ました義務ですから対応は自分でも
びっくりするくらい冷たいものですが義母
は自分が悪いことが分かっているからか何
も言いませんでしたいなくなって6日目に
ひょっくりと刑事が帰ってきましたしかも
お酒が入っている状態での帰宅あまりにも
愚かすぎて言葉になりませんでした
お帰りなさいおおただいまママとね旅行
行ってたんだ悪かった連絡しなくって
ヘラヘラとご機嫌な刑事を見てあんまり
おかしくて笑ってしまいました刑事も機嫌
よく笑ってい
ます俺って親高校のいい息子だろなんつっ
てお母さん入院中だよ
え私が何回も電話してるのにおかしいと
思わなかったのそれにしても入院している
人がどうやって旅行へ行くのかしらま
あなたが親高校なのは認めるわ2人で
仲良く私を騙していたんです
から私は産婦人家の診断書を2枚出しまし
た1枚は私が説明を受けた時に頂いたもの
ともう1枚は義母が保管していたものお前
この診断所どこ
でお母さんの保険証や医療保険の書類を
取りに行った時に見つけたの
これは違うんだあの母さんがお母さん刑事
がかわいそうだったとか言ってたなそんな
理由に乗っかって嘘つくとか笑えないん
ですけどお前そんな言い草私のことが大事
ならそんな嘘に乗らないわよねあなたは
自分が原因だという現実を見るのが嫌で
無理やり真実をねじ曲げたのよ自分が追い
たくない責任を私に押し付けて
ねああとこれ見て私はタブレットを出すと
刑事に見せましたほぼ1週間前に
100万円が引き出されていますこれは
混然に私が貯めた貯金です銀行に
問い合わせたら異人場が提出されてるって
なんでも私が急病で来れないからっ
て滝のような汗をかきながら貧乏ゆりを
する刑事なんでこんな人と結婚していたの
かと悲しくなりました知らなかったんだ
まさか
前の貯金だなんてそうでなくてもなんで私
名義の通帳からお金を下ろしてるの異人上
はどうやって用意したの私は帰ってないわ
よそそれはどうせ斎藤っていう浮気相手
でしょ刑事は顔をあげてこちらを見ました
そこまで知ってるのかと書いてあります
楽しかったみたいね不倫旅行目の前に更新
所が調べてくれた大量のの写真や資料を
叩きつけ
ますうれる刑事を知り目に私は部屋の奥
からスーツケースを転がしてきましたそれ
じゃあ後は弁護士にお任せしてるからここ
に連絡して
ねちょっと待てよ俺が大切なのはお前だけ
なん
だ私もそうだったそうじゃなくしたのは
あなた
よそう言って部屋を後にしましたそれから
のことは弁護士に一任しましたが
刑事と不倫あえての斎藤さんは職場では
白い目を向けられて2人とも退職したそう
です銀行に提出した人情の剣は双方に請求
した慰謝料をかなり上乗せすることで訴え
ないことにしまし
た義母は回復はしたものの足が少し不自由
になって刑事が時々通っているそうですが
浪費癖は治らず慰謝料と合わせてカツカツ
だそう
です私はマンションで一時的に住まいを
構えていましたが勤め先のコーヒー
ショップの店長がマンションをいくつか
持っていたのでうまく良い部屋を借りれ
ましたそれじゃあこれからはうちの正社員
ってことでよろしくねいやれい子さんに
引き抜かれなくてよかっ
たありがとうございますよろしくお願いし
ます私は深深と頭を下げて俺を言いました
新しい道を歩き始めた私その数年後に店長
と結婚し念願の赤ちゃんを授かるのはもう
少し先の
[音楽]
話私の名前はさと子会社の同僚だった夫
裕二と結婚して20年経ちます結婚後は夫
と2人暮らしをしていましたが結婚3年目
に義父が病気で多してしまったん
ですそれからというもの義実家に1人で
住むようになった義母から同居の打身が夫
の元に頻繁にになりました最近膝が痛くて
ね座ったり立ったりが大変で1人暮らしは
何かと不便なのよ何度も義母からお願いさ
れた夫と一度話し合ったことがあります
どうだろうそろそろ母さんと同居しないか
母さんも1人で寂しいんだよきっとだけど
お母さんまだ60歳にもなってないしお
若いじゃないお母さんと私度々衝突してる
のもあなた知ってるででしょまだまだ
若かった私は義母の同居に踏み切る勇気は
ありませんでしたそれに義母はあまり気が
合うとも言いがく意見が衝突することも
しばしばだったので同居なんてできればし
ないでおきたいとすら思っていたのです夫
もそれ以上無理を言ってくることもなく時
は過ぎていきましたそんなある日のこと
でした義母が大荷物で我が家にやってきた
んです事前の連絡もなかったのでまさに
奇襲でした
さとこさんこれからお世話になるわねどう
されたんですか突然あら裕二から聞いて
ないの裕二が来ていいって言うから家解約
してきちゃったわよえ裕二さんからは何も
聞いてないですけどまあいいじゃない聞い
てても聞いてなくても一緒に住むことに
変わりはないんだしいくらさこさんだって
住む家のない老人を追い出したりまではし
ない
でしょがと笑ったのを見逃しませんでした
この親子図ったな私は夫と義母の策略だと
すぐに気づきましたしかし気づいたところ
で義母の言う通りさすがの私も路頭に迷う
ことが分かっている老人を放り出すことは
できませんその日の夜夫に問い詰めました
が知らなかったの一点張りで尻尾を出し
ませんこんな感じで義母との望まない同居
が開始されたのでしたしかし同居を開始し
てみると
義母は私たち夫婦の生活スタイルに口出し
してくることもなく私と義母が衝突する
こともありません義母は自分のことは自分
でするし私に意地悪をするわけでもなく
共働きだった私たち夫婦は家事を分担して
きたのですが義母が来てからは家事を一手
に引き受けてくれました義母は私たちが
仕事から帰ってくるとすぐに食事ができる
ように準備をしていてくれるのです義母
なりに息子夫婦の世話になということで気
を使っているんだなと感じていた矢仕事中
に夫から電話がかかってきたのです母さん
が母さんが交通事故にあったえ嘘でしょ
病院に搬送されたって言うから俺今から
会社を出るんだけど分かったわ私も今すぐ
病院に向かいます私は上司に事情を話し
会社を相待してそのまま病院に駆けつけ
ました私より一足早く夫は病院に到着して
たが義母はまだ手術中義母が青信号で横断
歩道を渡っているところに信号無視の自動
車が突っ込んできたという不運な事故だっ
たそうですその後手術は無事成功し一命は
取り止めましたが今後の生活は介護が必要
になると宣告されてしまいましたベッドに
横ある義母を見た時自然と涙が溢れ出て
止まりません夫も母親が生きていることに
安し泣いてしまいました義母はばく入院し
ますがその後の生活について夫と話し合う
必要があります自宅介護をするのか介護
施設を探すのか頼む自宅で母さんの介護を
してくれえでも私もここまでやってきた
仕事があるしこの際俺がお前の分も稼ぐ
からさと子は仕事をやめて母さんの介護に
専念してくれないか頼むよあなたは
お母さんの介護を何もしないつもりそんな
ことないよ俺だってできることは手伝うで
も母さんだって男の俺より同性の里子の方
が介護されやすいことだって多いだろうし
確かにお給料的には夫の方が稼いでいまし
たそれに私はそのうち子供を授かったら級
や3級になると考えるとこの際家庭に入る
のがいいのかなと思うところもあります
一晩考えて私は仕事をやめ自宅で義母の
介護をすると決心しました
日中は介護ヘルパーに頼んで色々教えて
もらわなければなりませんさらに休日には
夫も介護に参加するという条件をつつける
ことにしました夕食後夫に介護を
引き受けることを伝えるとほっとした表情
を浮かべ何度もありがとうを連発してい
ますそして義母の隊員に向けて退職の準備
と介護の準備を進めたのです義母も病院で
のリハビリに積極的で少し動かせる右手を
使って自分では何でもしようと懸命でした
自宅介護が始まると食事トイレの解除に車
椅子での散歩とまさに義母中心の生活に
なりましたずっと会社勤めをしてきて
ハードワークには慣れていたつもりでした
がさすがに答えますさとこさんいつも
ごめんなさいね私がこんな体になった
ばっかりにお母さんも自由が効かず大変
でしょ一緒に頑張り
ましょうさんにああと私も少しでも自分で
できるようにリハビリ頑張るからそれ
じゃあそろそろリハビリに行きましょうか
そうね夫は初めの2週間ほどは規模の世話
を積極的にしていたのですがしかし3週目
は出張が入った4週目はハードワークで
疲れたから休みたいとそれ以降は何かと
理由をつけて義母の部屋に寄りつかなく
なっていきました結局義母の介護と家事
一切は私の仕事に唯一の救いは義母がいつ
も私に感謝の言葉をかけてくれることでし
た義母はリハビリの成果でゆっくりですが
自分で食事ができるようになりました
しかし介護を始めてから5年ほど経った頃
義母は今まで比べ物にならないくらい
物忘れが激しくなってきたのですさとこ
さん今日のお昼は何かしら
えお母さんお昼ご飯は私と一緒におそばを
召し上がられましたよ
あらそうてっきりまだ食べてないかと思っ
ちゃったおそばだったからもうお腹が空い
ちゃったんですかね何か作りますねそうね
何かお願いするわ以前にどこかで認知症の
初期症状は物忘れって聞いたようなそれも
食事を取ったこと自体忘れるってその兆候
かなその日の夜仕事から帰ってきた夫に
昼間の出来事を話し病院で見てもらうのは
どうかと提案してみました
母さんが認知症そんなまさか分からない
けどもしそうなら早くから治療を始めた方
がいいと思うのよじゃあ今度の受信の時に
先生に話してみたら分かったわ俺風呂入っ
てくるわ私は夫の受け応えに少し違和感を
感じました実の母親のことなのにどこか
他人事といった感じでしたのでそんな
出来事も日々の忙しさの中で徐々に忘れて
きましたしかし次の定期日までの間も義母
の物忘れは徐々に増えていきます主人に
このところの義母の様子を話すとすぐに
検査が行われ結果認知症と診断されたの
です義母はもちろんですが私もショックを
隠せず2人で泣いてしまいました病院から
の帰り道義母が力なく私に話しますさこ
さん私施設に入るわこ以あたに負担はかけ
られない認知症はそのうち進行していくわ
そうなればさこさんの負担が大きくなる
正直私は返事に困りました現実に
のしかかってくる問題ではあります
お母さん少し気が早いですね直面した時に
考えましょうよまだそうなってもいない
ことをあれこれ心配しても仕方ないですよ
私はそういうことしかできませんでした
その夜夫に義が認知症と診断されたこと
義母が施設に入ると言ったことなどを話し
ました母さんを施設に入れれるそんなこと
できるわけないだろお前がいるのに施設に
行くことないだろう最後まで一緒に住む私
に介護を丸投げして自分は何もしないくせ
に主張だけはしっかりするのね義母を施設
に入れるのは私も忍びないとは思いますが
これまでも介護は大変でしたこれから
もっとになっていくだろうと考えるとやっ
ていけるかなと不安ばかり大きくなります
そして私の不安が現実のものに義母の認知
症の症状は徐々に悪化していき感情の伏も
激しくなりついには徘徊まで見られるよう
になっていきました1日中振り回され日々
が過ぎていきますそんな介護生活が10年
を過ぎた頃突然義母が倒れました脳内出血
でした緊急搬送されましたがそのまま息を
引き取ったのです私は義母をなくした
悲しみももちろんありましたがどこか
ほっとした気分でもありましたああやっと
終わったんだこれで夜ゆっくり眠れる義母
が過ごしていた部屋の片付けをしながら
こんなことを思う私は冷たいのかななどと
自問自としていましたさと子ちょっと話が
あるんだどうしたのもうすぐお母さんの
部屋の片付けが終わるからちょっと待って
てああでもそんなに綺麗に片付けなくても
いいぞあとは俺たちがするからえ俺たち
あなたか私が片付けなかったら誰が
片付けるのそれなんだけど母さんの介護は
ご苦労さんだったなもう介護は終わったし
葬儀も49日の包容も納骨も全て終了だ
お前はよくやってくれたよ俺はお前と離婚
してお前を自由にするよだから2週間以内
に荷物をまとめて出て行ってくれなそう
言って私の目の前に離婚届けを突きつけて
きましたはいどうしてお母さんの介護が
終わったらあなたと離婚になるのそれに出
ていけって俺には浮気相手と子供がいる
来年小学生になるその前に正式な夫婦に
なっておきたいんだちょうど母さんの介護
も終わったことだしお前とは離婚できる
状況になったしさそんで俺の家で住むから
離婚なちょっと待しなさいよ何勝手なこと
言ってるのよあなたは自分の親の介護を私
に押し付けて自分は浮気して子供まで作っ
てたっていうの最低ねお前に女性としての
魅力がなくなったのが悪いんだろうそれに
お前とは子供ができなかったしお母さんの
介護で自分に構ってる時間なんてあるわけ
ないじゃないあなたは最初の数日手伝った
だけであとは私に丸投げ子供ができなかっ
たんじゃなくて作ろうとすらしなかった
じゃない
母さんのせいにして自分が怠っただけだろ
お前への愛情は塔に枯れてる母さんの介護
がなくなった今俺にはお前は必要ない俺は
彼女と結婚して子供と一緒に俺の家で
暮らすだからお前はとっとと出ていって
くれあなたの母親の介護を10年した私に
対する態度がそれなんだ俺は愛する女性と
子供と一緒に暮らしたいだけだまあいいわ
アホらしはしてあげるわよでも条件がある
わ結婚してから子供ができた時のため
にって共同で貯めてきた預金800万円は
浮気の慰謝料代わりに全部もらうわいいわ

全部浮気の慰謝料を弁護士に依頼して正式
に請求したらきっとこんな金額じゃ済ま
ないわよ自分の母親の介護を妻に押し付け
て浮気した挙げ句子供まで作って来年小学
生って6年以上浮気を続けてい
るってことでしょそれに浮気相手にも当然
請求することになるけどそれは困るよ
じゃあどうするいいよ持ってけよ
800万円その代わり今すぐ離婚だだから
離婚はしてあげるって言ってるじゃない
夫婦でいる意味はもうないわじゃあ離婚
届け書いて荷物まとめて出ていってくれ
ここは俺の家だ俺の家そんな家どこにある
のえどういう
離婚の話は分かったわじゃ離婚届け提出し
たら連絡するからそれまではあなたの家族
とやらのところにお帰りください夫を玄関
から追い出すと私は兄に連絡をしました
兄さん今大丈夫
おう色々大変だったな10年も介護してた
んだもんなお疲れさん今後は裕二君と水
いらずだなそうはならなかったよはどう
いうことだちょっと相談があるんだけど
どうした詳しくは会った時に話したいんだ
けど実は裕二が浮気してて小学生になる
子供もいるんだっておいなんだってなんて
やつだあ離婚は承諾したのよいい弁護士
紹介するぞ慰謝料代わりに2人で貯めたお
金は全額もらうことになったし弁護士は
面倒だしいいわ離婚しても特に金銭的に
困んないし時間の無駄な気がするよそれに
しても制裁が甘すぎないかそれでちょっと
相談なわけ家のことなんだけど明日時間
あるそっちに行っていいかなお分かった
いつでもいいぞ明日は休みだし分かったお
昼過ぎになると思う
了解私は今後のことを兄に相談し手続きを
お願いしましたももが整い私はむに元夫に
連絡することに先ほど離婚届は無事受理さ
れたわ私はすでに引っ越しましたおおそう
か早いなあなたの荷物はそのままだから
早めに片付けてねそのまま使うんだから
片付けるも何もないだろうそれより早速今
から婚姻届けを出してくるよちょうど明日
から新婚旅行に行くつもりだったからもう
すぐ子供の学校も始まるしちょうど良かっ
たよへえいいゴミ分ねなんだよその言い方
はまあいいわ私が男を見る目がなかっ
たってことだから数日後朝早くから元夫の
着信で起こされましたさこどういうことだ
よ何がよ朝っぱらから何お前やけに
すんなり離婚に応じたと思ったらこんな
嫌がらせをするためだったんだなやぶかぼ
に何のこと今旅行から帰ってきたら家に柏
の看板が立ってるんだよ玄関の鍵も俺が
持ってるのじゃ開かないし俺たち家族3人
の新たな生活を邪魔してそんなに楽しいか
はなんであなたたち家族がその家に住める
の例え賃貸に出してなくても進めないわよ
なんでだよその家は私の名義だしあなたと
の結婚前からの私の不動産よえっと一体
どういうことなんだまさかあなた名義の家
だと思ってたのもも私の祖父の持ち物で
祖父の遺言で2つあった不動産を兄と私で
で相続したものよあなたには全く関係の
ないものだわそこへお父さんが亡くなって
寂しくなったお母さんが突然転がり込んで
きて無理やり同居になったのよああれそう
だったっけでもお母さんに聞いたわ
お母さんがあなたに相談した時家を
引き払って突然押しかけてくればさと子も
同居承諾するしかなくなるよってあなたが
そそのかしたそうねごめんなさいって謝っ
てたわ実際そうだったろそれでこれまで
うまくやってこれたじゃないか私の大きな
犠牲があって成り立ってたわね何もし
なかった人がうまくやってこれれたなんて
セリフ吐かないでくれるでもこれで
はっきりしたわ私に家を出て行けとか
お母さんの部屋の片付けはしなくていいと
かわけわかんないこと言ってるなと思って
たけどその家を自分の家だと思い込んでい
たということねお会いに様ちょっと待って
くれよこの家に住めなくなったら俺たち
家族はどこに住めって言うんだよ浮気相手
あもい今の奥さんが住んでいる家に住めば
いいじゃないそんな彼女のアパートはとく
に解約したんだよ明日までに退去しないと
なんだよまあ段取りが早いのねなんとか俺
たちが住めるようにしてくれないかなんで
私があなたたちの住む家を用意してあげ
なくちゃいけないのそれにその家リチが
いいからすでに借り手がついたって聞いた
わあんまりうろうろしてると不法侵入で
通報されるわよ私は引っ越しの挨拶と共に
ご近所さんたちには離婚して進展地に
引っ越すこと家を賃貸に出したことを
しなっと話しておいたんですそそんなこれ
から俺たちどうすればいいんだよそんな
こと私に聞かないでください私は関係あり
ませんからご家族でご相談くださいそうだ
お前専業主婦だったしすぐに職探しって
大変だろセーフとして俺たちと一緒に住ま
ないかそしたら何をちまったこと言ってる
のたえ私が無職でもお断りよでもお相に様
私専業主婦じゃなかったしえ私介護し
ながら在宅ワークしてたのよもう8年
くらいになるかしらね私1人なら余裕で
生活できるくらいの収入はあるから私の
ことはお構いなくそんなの知らなかった何
言ってるの働き始めることははあなたにも
話したわよその頃には浮気相手に夢中だっ
たんでしょうね好きにすればってほとんど
話も聞いてくれなかったからああとあなた
の荷物も不動産屋から移動してくれって
言われたから貸倉庫に移しておいたから
処分してないだけありがたいと思ってよね
そんなこれから俺たちどうすればいいんだ
よ子供だっているんだぞだから私の知った
ことではないって言ってるでしょじゃ私も
暇じゃないので
堂々めのやり取りに飽き飽きし強制的に
通話を切りその後は着信拒否設定にしまし
たその後の元夫はと言うと私が電話を切っ
た後もまだ家の周りをうろうろしていて今
嫁はずっと大きな一軒屋に住めるからと
耐えてきたのにとわめいていたそうです
それをご近所さんが通報し警察の厄介に
なったのだとか偶然スーパーであった昔の
お隣さんに聞きましたそれから元夫は会社
も解雇になったんです再婚後の家族旅行は
会社の出張命令で観光地が近いということ
で無断で家族を同行したらしいです適当に
相談を切り上げ家族で観光していたことが
会社にバレてそのまま解雇元夫は私の兄が
自分と同じ会社の本社勤務で人事担当で
あることも忘れていたのでしょうか私から
話を聞いた兄が調査したところ発覚したと
いうことです
一度知らない電話番号から電話があり仕事
関係かもと取ってしまったところ元夫だっ
たことがあります俺会社も首になってさ
知ってるなんで知ってるんだ私の兄が本社
の人事って忘れたのあそうだったじゃあ話
が早いお前が持ってった俺たちの共同貯金
のお金ちょっとくれないか何言ってるの
あれは慰謝料の代りって言ったでしょ俺金
がないんだよ母さんの遺産もほとんど
なかったしでしょうねあなたが家に入れる
お金はどんどん減っていったからお母さん
が生活費や介護費を負担してくれてたのよ
とにかく私はもうあなたとは関係ないので
ご自分でどうにかしてください風の噂で
聞いたところでは元夫の最終職はうまく
いかず未だにアルバイトの掛け持ち生活今
嫁も仕事をやめ大きな家で専業主婦という
夢が破れ朝から晩まで働いてげっそりして
いるとかそんな極貧生活のため子供はや
なく今嫁の両親の元で暮らしているという
話です元夫の望んだ妻と子供と一緒に
暮らすというのは叶わなかったみたいです
ね私はと言うと仕事が楽しく毎日バリバリ
働いています夜ゆっくり寝られる毎日に
幸せを感じながら独身生活を王化してい
ますもしもし私港警察署の立花と申します
緒方みさんの携帯でしょうか娘さんが事故
に会いましたすぐに病院に行ってください
えすぐ行きますどちらの病院ですか娘は
無事なんです
か桜総合病院です詳しいことは病院の方で
説明を受けて
くださいはいわかりましたありがとう
ござい
ます電話を切ったものの何から手をつけて
いいのか分かりませんとにかく私は急いで
保険証と財布を準備しました木の実気の
まま車の鍵を握り玄関ドアを開けたのと
同時に外から娘が慌てて入ってきますママ
忘れ物水筒忘れちゃったえ蒼い事故にあっ
たんじゃ
目の前には私の顔を不思議そうに見ている
蒼いの
姿これは一体どういうことな
の私は緒方み40歳で専業主婦をしてい
ます夫の高弘は同じ高校の同級生でした
マンモスコだったため高校時代は全く接点
がなく23歳の時の同窓会で出会い息統合
します
それから結婚まではトト拍子に進み私は
24歳で
結婚夫は一流企業に務めるエリート
サラリーマン私は結婚をきに医療事務の
仕事を辞めましたその後25歳で女の子を
出産娘は蒼いと名付けました私の結婚生活
はとても穏やかで夫も家庭をとても大事に
してくれる優しい人妊娠中座りがとても
ひどかった時は家事を手伝ってくれいつも
私を気にかけてくれまし
た娘が生まれてからも育児を率先してやっ
てくれる
夫もちろん私への心配りも完璧
ですそんな温かい家庭で娘は本当に
スクスクと育っていき今は15歳の中学3
年生部活では最後の大会に向けて練習を
頑張ってい
ますところが中学に入る頃から素直だった
娘も徐々に子春期に突入します今までは
どこへ行くにもママママと私にくっついて
きてた娘も私には何も話してくれなくなり
ました春が訪れるのは当たり前のことだと
思っていましたがいざ自分が経験すると
とてもショックなものでし
た蒼い中学校はどうなの友達はできたはあ
関係ない
じゃん蒼い勉強ちゃんと理解でき
てる蒼い部活は先輩と仲良くしてる
のうるさい
なあ娘はだんだん私を無視するように逆に
夫には好きなアイドルの話から勉強の相談
まで何でも話している様子
です私は何かと娘との距離を縮めようと
色々試してみるものの常に
空回りその度に娘から冷たい視線を向け
られます娘がいないところで夫に相談した
時のこと
緑は少し口を出しすぎるところがあるから
それをやめるといいよ緑が蒼いを心配する
のはよく分かるんだ
けどそう
ね蒼いももう小さな子供じゃないんだ
から私は何かと口うるさく言ってしまう
から蒼いからすると鬱陶しいんだろうね
分かったわこれからは気をつつける
わ夫は私の肩をポンポンと叩き優しく
微笑みますそれからは娘のことは見守り
つつも余計な口出しはやめるようにした
私そうすると少しずつ娘の態度も柔らかく
なりあまり反発しないようになりまし
たそんなある日夫は仕事娘は部活に出かけ
まし
たああ今日も朝から暑いわねさあ私も掃除
しよっか
な毎朝のルーティンであるラジオをつけ
掃除を始めようとしたその瞬間電話がなり
まし
たもう誰こんな朝早く
からラジオのボリュームを下げ電話に出る
私もしもし私港警察署の立花と申します
緒方みさんの携帯でしょう
はいそうです
けど警察から電話なんて何かしら
一瞬で空気が張り詰めまし
た娘さんが事故に会いましたすぐ病院に
行ってください
えすぐ行きますどちらの病院ですか娘は
無事なんです
か私は動揺していました
[音楽]
総合病院です詳しいことは病院の方で説明
を受けて
くださいはいわかりましたありがとう
ござい
ます電話を切ったものの何から手をつけて
いいのか分かりませんとにかく私は急いで
保険証と財布を準備しました木の見のまま
車の鍵を握り玄関ドアを開けたのと同時に
外から娘が慌てて入ってき
ますママ忘れ物水筒忘れちゃったえ蒼い
事故にあったん
じゃ目の前には私の顔を不思議そうに見て
いる蒼いの
姿ママ大丈夫
私目の前にいるじゃんそんなことより早く
水筒取って
の私をよそに娘は私の前で手を振って見せ
ますもうどうしちゃったのよ何かあったの
私が事故ってどういうことな
のだって今警察から電話で蒼井が事故で
病院に運ばれたって
え私がよそのこと間違えたんじゃ
ないでも緒さんってママの
こと娘はとにかく病院へ行ってみようと私
の手を引きました部活に行くはずだった娘
も急遽部活を欠席することに私は娘を助手
席に乗せ病院へと車を走らせます車の中で
は2人とも無言でしたお互いこの後起り
うる事態を想像していたかのように
私たちは病院につき受付で事情を説明し
まし
たあの娘が事故で運ばれたと連絡があった
んです
がお名前教えて
くださいすみません緒方み
です緒方み様ですねはいこちらへ
どうぞそして私たちを2階のナース
ステーションへ案内してくれました
ナースステーションでは看護師たちが
慌しく動いています受付の方が1人の看護
師に説明してくれまし
た小様です
かはい娘さんは203号室です両足を骨折
してベッドで寝たきりの状態です事故の
ショックで今はお休みになられています
あと警察の方から聞かれてるかと思います
が旦那さんも一緒に事故に会われて
え旦那うちの夫も一緒にいたんですかえ
ええ旦那さんが運転していた車が事故に
合われて一緒に乗っていた娘さんも怪我を
されている状態ですけどそれで旦那さんは
215号室にいらっしゃい
ます看護師は少し不思議そうな顔をしてい
ます
夫の意識はあるんでしょう
か旦那さんは片足の骨折と鞭打ちですね念
のため頭の検査をしましたがこちらは異常
ありませんでしたお話もできる状態ですよ
ああの実は私の娘はこの子だけなんです
が看護師もわけがわからない様子直接夫に
聞く方が早そうです私と娘は夫の病室へ
急ぎます病室に入ると私と娘の顔を見て
緊張したおちの
夫事故にあっ
たってうん
ああどこの娘を乗せてたの
よはあ何の話誰も乗せてない
よ警察から電話で蒼井が事故って聞いたの
よ警察も当てにならないな俺1人で乗って
たんだ
よ私はスマホを取り出し
ますじゃあ警察に電話して確認してみるわ
あなたが本当に1人だったのかああ
ちょっと待てよそういえばヒッチハクして
た子がいたから乗せたんだったそして事故
にあったんだよ俺も頭から記憶がちょっと
な看護師さんに頭の検査は異常なかっ
たって聞いたわよ大体どこからどこまでが
本当の話な
のそんな私たちの話を黙って聞いていた娘
がさっきから黙って聞いていればパパは
一体何を言ってるのそんな嘘臭い話が通用
するとでも思ってる
のあい
パパに対してなんて口の聞き方してるんだ
普段娘からこんな言い方をされたことの
ない夫はちょっとイライラしています
けれど娘も容赦しませ
んはっきり言いなよ誰を乗せてたのよ黙れ
緑大体お前のせいだぞ蒼いの態度が悪いの
ははあ今はそんなこと関係ない
でしょそうよパパちゃんと説明しな
よその時病室の扉が開き車椅子に乗った女
が入ってきます女は両足を骨折してギプス
をしてい
ますたーくん大丈夫
マリー両足骨折だって生きててよかった
よ私と娘のことは目に入っていない様見た
ところ高校生くらいに見え
ますき君部屋を間違えてるんじゃないか君
のことは知らないよたーくんどうしたのえ
もしかして頭とか打ったマリのこと分から
なくなっちゃったのどう
しようすると娘が病室の扉を閉めました
パパこの人誰よいやこの人は部屋を間違え
たんじゃないかなパパは知らないよ何言っ
てんのよたーくんこの人たちは
誰緒方の妻と娘ですあなたは夫とはどう
いう関係ですか
ええ私たち付き合ってるわよたー君は
彼氏まりお前何言ってんだ
よ思わず女の名前を呼んでしまった夫は
小さな声でやばいと言いまし
たあなた高校生に手出したのはあまりは
26歳ま若く見えるけどねお前と違っ
て私は動眼ではありません自慢ではあり
ませんが大学時代はミスにも選ばれた経験
もあります結婚前は夫の方から猛烈に
アプローチしてきたくせにこんなこと言わ
れるなんて悔しい気持ちでいっぱいでした
しかしここは冷静に対応し
ますじゃあ蒼いと間違えられて病院に運ば
れたのはこの人で間違いないわ
ねはいはいマリと一緒に映画見に行く途中
だったんだようるせえ
な仕事も行かずに何してんのよ有給使って
何が悪いんだよお前は仕事も行かずに俺の
稼ぎで生活してんのにそんなこと言う権利
あるの
か本当のことを言われたじろぐ私すると娘
が夫を
睨みつけパパ最低ねパパの方こそ誰が作っ
たご飯食べて誰が洗濯した服を着てるか
分かってんのママのことを火星府か何かと
勘違いしてるんじゃないそれからそこの
あんたあんたも家庭がある人と関係を持っ
てただじゃすまないこと覚悟しときなさい

え私たー君が結婚してたなんて知らなかっ
たし無理やり関係を迫られただけだもんだ
から私は悪くない
のマリお前嘘つくなよ早く奥さんと別れ
てっていつも俺に言ってただろ
ああうるさいなそうよ言ったわよでも本気
じゃなかったわあんたみたいなおじさん
本気で相手にするわけないじゃないあんた
は高級鳥以外なんの取りえもないんだから
奥さんにバレたからもう別れるわ
私は2人の会話に割って入り
ますよくわかったわあなたがこの女と不倫
していたことマリさんあなたには後日
きちんとこの責任を取ってもらいますもう
出ていって
くださいわ分かったわ
よ女はそくさと出ていきました次に私は夫
を睨みつけ
てそれからあなたどうして私を裏切ったの
裏切ってなんかないよ俺があんな女に本気
になるわけないじゃないか遊びだよ
遊びそう言って馬鹿にしたように笑ってい
ます本気かどうかなんて関係ないわ私たち
を裏切ったことに変わりはないんだ
からどうでもいいけど売店でコーヒー買っ
てこいよさっきから喉が乾いて仕方ないん
だま全く相変わらず気が効かねえ
な夫とはこれ以上話をしても仕方がないと
理解した
私コーヒーは看護師さんにでも頼んで
ちょうだい私はあなたとはもう一緒に
暮らしたくないし離婚するつもり
[音楽]
よお前俺と離婚して生きていけると思っ
てんの結婚してから1度も働いたことない
お前が
とにかく弁護士に相談して今後のことは
また連絡する
わその時娘がポケットからスマホを
取り出しまし
たパパ今の話全部録音したからねママもう
帰ろう娘は私たちの会話をスマホで録音し
ていたのです娘の行動に私はあっぱれと心
の中でがつ
慌てふためく夫をしりめに私は娘と病室を
出ました娘は帰りの車で私に言い
ますママパパと離婚するつもりなのうん
そうね蒼いはどうし
たいあんなパパとはもう一緒に暮らせない
私はママの味方だ

あい私の中から力がふつふつと湧き上がる
のを感じまし
たこれからは私が蒼いを守らない
と私はまず義両親に報告2人とも信じられ
ないと言った様子でしたが私の話を信じて
くれて離婚を了解してくれましたただ蒼い
とはこれまで通りに時々会うのを認めて
ほしいと頼ま
れ親は蒼いのことをとても可愛がってくれ
ていたので私もそれは認めました私の両親
はびっくりしていましたがすぐに理解を
示しますそして次の日私は早速離婚頂点を
得意とする弁護士事務所を探しました運
よく初回相談無料のキャンペーン中の事務
所を見つけ予約を取る
私次の日相談に行くことになります私は
これまでの経緯を細かく弁護士に報告し
離婚したい胸を伝えます弁護士はすぐに
動いてくれました浮気相手の女は入院して
いたこともあり逃げることはできなかった
ようです最初は私は関係ないなどと知を
切っていたようですが娘が録音した証拠が
助けてくれますそこここでしぶしぶ浮気を
認めたとの
ことただ女には慰謝料を支払うだけの貯金
もないようで親に建て替えて支払って
もらうことにその後女は夫ともすぐに分れ
怪我も治り病院を退院親にお金を返すため
に朝から晩まで働いているそうです夫は
最後まで浮気を認めようとはしませんでし

娘のスマホの証拠に対しても俺の声じゃ
ないなどと言ってこちらの要求を
拒否ですが毎日弁護士が病院に通い詰めて
くださったおかげで夫も自分の日を認め
ざるを得なかったの
でしょうその結果慰謝料を一括で支払って
もらいもちろん娘の真剣は私に与えられ
ましたさらにが二十歳になるまでの養育費
を毎月支払ってもらうこと
に私たちが住んでいた家もすぐに買手が
つきましたまだ新しく3人暮らしには大き
すぎる家だったので結構高く売れました
売れたお金は私が全額もらう予定でしたが
これ以上関わりたくなかったので元夫と切
手切れ金と思うことにしましょう
元夫は隊員後実家に戻ったらしく義父に
浮気について叱られ実質に引きこもります
そのまま会社も休みがちになり最終的には
仕事を辞めてしまったそう
です私は養育費のことが心配でしたが義
両親が元夫の代わりに退職金から一括で
支払ってくれましたその後元夫はを
追い出されますやっと見つかった仕事は
スーパーのバイト慣れない仕事の上一流
企業に務めていたというプライドが邪魔を
し人間関係もうまくいっていないようです
その後どうなったのか知りませんし私には
もう関係ありませ
ん私はと言うと娘と一緒に実家に戻りまし
たもも実家は近くにあったので娘も転校
することなく今まで通りの生活ができてい
ますそして私はハローワークに通い始め
ました医療事務の資格は持っていたので
近くの病院を探していましたが16年の
ブランクもあり仕事がなかなか見つかり
ませんでした落ち込んでいた私に娘からの
朗報
がママただいま学校からくる途中そこの
病院の掲示板に医療事務没収の張り紙が
あったの見つけたよ
えすぐそこにある
病院そうよ面接に行ってみ
たらそこの病院は私が小さい頃お世話に
なっていた病院でした私はすぐに面接を
受けその場で採用が
決定東大元暮らしとはこのことか
現在私は45歳娘は二十歳を迎え家を出て
県外の大学に通っています私は今も同じ
病院で医療事務として働く毎日充実した
日々を送っています離婚したことを後悔し
た日は1度もありませ
んまどろこしいことは面倒だから担当直入
に言うけどさ
と離婚してくれえいきなり
何彼女が妊娠したんだしかも男の子だぜ
あとり
息子はい彼女
ってだから俺の
彼女あなたの不倫相手ってことねそう彼女
は第一死で男の子だぜお前は女の子しか
産めなかったし
そうねのぞみは女の子だけどそれがどうし
たっていうのやっぱりさ男埋めない嫁に
価値なし男を埋める女の方が優先
だろうあらそうごめんなさい慰謝料もいら
ない
です私の名前はなおみ結婚して10年に
なる主婦です夫の琢磨とは会社の同僚で
新人だ私のミスを夫がフォローしてくれた
ことがきっかけでお付き合いするように
なり結婚に至りました可愛い娘の望みにも
恵まれ順風満々な生活を送っています
少なくとも私はそう信じていました結婚後
は義両親とは近距離別居でしたが昨年義父
が足を骨折してしまい介護が必要にそれを
に実家で同居を始めました義両親との関係
は最初こそお互いの生活スタイルのずれに
戸惑うことはありましたが義両親は私に気
を使ってくれて大きな衝突もなく穏やかな
生活です義父の骨折は年齢的なこともあり
回復に時間がかかっていて車椅子に頼る
生活になっていますトイレやベッドへの
移動などの際に介護が必要
ですなおみさんいつも悪いねいえいえ気に
しないでくださいよ本当にごめんなさいね
私にもう少し体力があればねお父さんの
介護も私ができるのに最近は越しも弱く
なってねお母さんも気にしないでください
お茶でも飲みましょうかちょっと待ってて
くださいねありがとう本当に助かる
わ義両親はいつも私を気遣う言葉をかけて
くれるので義父の介護は私にとって何の
くれもありません娘も祖父母と毎日一緒に
暮らせることをとても喜んでいて学校から
帰ってくると祖父母の部屋でおしりして
宿題をすることが日課になっています
このように義両親との関係は良好で何の
問題もありません問題といえば夫なの
ですそういえば今朝も琢磨の姿を見かけ
なかったが昨日もう帰ってこなかったの
かそうなんです残業で遅くなったから会社
に止まるって連絡がありましたあの子の
仕事ってそんなに忙しいのかいなんでも
新規プロジェクトのリーダーになったとか
で忙しいって言ってまし
たそうかプロジェクトを任されるように
なったのかそれは喜ばしいことだ
なそうです
ねそう答えつつ私はこの時すでに夫に対し
て不信感を募らせていました義両親と同居
してからというもの夫の帰宅時間は徐々に
遅くなっています最近では会社に泊まると
言って帰ってこない日もそれに以前は
ほとんどなかった出張が1ヶ月に1度の
ペースである
始末結婚するまで私も夫と同じ会社に勤め
ていましたし泊まりになるほどの残業は
会社として許可していないことを知ってい
ますそれに残業だと言って遅に帰ってきた
日は夫がスーツの上着を脱ぐと必ず同じ
香りが漂うのですそれも女性もの香水の
香りしかし同じプロジェクトチーム内の
女性がつけている香水の香りが写っただけ
なのかもしれませ
んそれ以上の証拠もなく夫を問い詰める
ことはしませんでした何より今の穏やかな
生活が壊れてしまうことがとても怖かった

ですしかし無常にも夫から離婚を突きつけ
られることになるとはこの時は思ってもい
ませんでした夫に対してモヤモヤした状態
のまま月日は流れていました夫はこの頃は
残業だと理由をつつけることもなくなり
当然のように午前様です朝の出勤前にしか
顔を合わせないような毎日です義父の足の
回復は思っていた以上に時間がかかって
おり日常的に介護が必要な状況は変わり
ませんそれに加え義母は最近物忘れが多く
なっていますなおみさん今日のお昼ご飯は
アジの開きがいいわ
ねおい母さん何言ってるんだ昼飯はさっき
食べたろアジの
開きあらそうだったっ
けそうですねさっき食べ終わって今お茶を
飲んでいますねあらまそうだね私では嫌だ
ね母さんも年だなそう言って3人で笑って
いましたそんなある日珍しく夫が早い時間
に帰宅したのです嫌な予感しかありませ
んあのさなおみちょっと話があるんだけど
話どうした
のまどろっこしいことは面倒だから担当
直入に言うけどさ俺と離婚して
くれそう言って私の目の前に夫のラが記入
済みの離婚届けを突きつけますえいきなり
何彼女が妊娠したんだしかも男の子だぜ
あとり
息子夫は満面の笑みで興奮気味に言い放ち
ましたはい彼女
ってだから俺の
彼女あなたの不倫相手ってことねそう彼女
は第一死で男の子だぜお前は女の子しか
産めなかったしそうねのぞみは女の子だ
けどそれがどうしたっていうのやっぱりさ
男埋めない嫁に価値なし男女の方が優先
だろさすがに私もこの発言にはブチっと
切れましたが帰って夫のことを見限る
きっかけとなったの
ですあらそうごめんなさい慰謝料もいら
ないですお聞き分けがいいじゃないか自分
の価値のなさを自覚していたのかいいこと
だ子供が生まれる前に席を入れたいから
できるだけ早く離婚したいんだ
でも離婚を承諾するのには条件があります
望みの養育費は請求します
からまあそれはしょうがないから払うよ
それとまだまだお父さんは生活に介護が
必要ですあなたの彼女とかいう人と再婚後
はお父さんたちと同居してくださいねえ
それは以前に比べればお父さんご自身で
できるとはかなり増えていますそれでも
介護が必要なことがありますからこの条件
が飲めないなら離婚はしませんわ分かった
よ同居する同居するから早く離婚して
くれもしも離婚を同居していないようでし
たら慰謝料を請求しますからねそれから
離婚届けは記入して私が出しておき
ます夫はよほど早くしたかったのでしょう
私からの条件を承諾し私と夫の離婚はあけ
なく成立しました私は義両親に一緒に
暮らせなくなったことを謝り娘と共に疑
実家から私の実家へ
引っ越し娘は大好きな祖父母と暮らせなく
なったことで父親のことをとても怒ってい
ましたその後夫は離婚成立から週間もし
ないうちに不倫相手と
再婚約束通り疑実家で嫁が入れ替わった
状態の同居生活を始めたの
です私と娘はしばらくは私の実家で過ごし
その後自立して夫のいない生活を
開始元々夫は夜遅くに帰ってきて休日も
なんだかんだと理由をつけて不倫相手の
ところに行っていたのでこれまでいない
ようなものでしたし何の違和感もありませ
んただ義両親のことは心配でしたそれから
数年の月日が
経ち突然母から連絡が来たの
ですなおみ琢磨さんからうちに電話が来た
のよなおみの電話番号教えてくれってあ
とうとう来たわね今度かかってきたら教え
ていいよ
そう分かった
わ早速その日の晩元夫から電話がかかって
きまし
たおいなみひどいじゃないかどうして教え
てくれなかったんだ久しぶりの連絡でその
物言いはどうかと思うわ養育費の支払いも
滞っている
しそそれは今はそんな話をしている場合
じゃないんだお前知ってたんだろう母さん
が認知症だってこと知ってて俺と離婚した

だろ何を言ってるんですか離婚しろと言っ
たのはあなたの方でしょあなたと離婚し
なければ私はお母さんの介護をするつもり
でしたよこれまでお世話になりましたし
じゃあ今からうちに来て母さんの介護を
しろよはいどの口がそんなことを言ってる
んですかあなたが不倫したあげ不倫相手と
再婚したいから離婚しろと言ったんでしょ
お母さんとお父さんのことが心配だった
から再婚後の同居条件にしたのよほとんど
家に帰ってこなかったあなたはお母さんの
異変に気づけなかったんでしょあなたの
責任
です父さんも未だに介護が必要だし母さん
は徘徊しちゃうし会社にも行けなくて困っ
てるんだよな助けてくれよ
私に頼まなくてもあなたには新しい嫁が
いる
でしょうあいつはあいつは出ていったんだ
母さんが認知症だと分かったら息子は俺の
子供じゃないし俺の母さんを介護する義務
はないって言って
さやっぱり
ねおいそれも知ってたの
かええ知ってたわ私が手放しで離婚に応じ
たとでも思ってたあなたの不倫相手につい
ては調査済みよお前俺と彼女の関係を知っ
てたの
かあなたが離婚を言い出すずっと前から
知っていたわ不倫相手にはあなた以外にも
数人の男がいたことも俺の他に数人もそう
よ知らなかった
の知らなかった知ってたらお前と離婚
なんてしなかった俺の子したから結婚し
てくれって言われ
て付き合っていた男の中であなたが一番高
収入だったみたいだから誰の子か分から
ないけどあなたの子として育てるのが安定
とでも考えたんでしょうねそれに義両親と
同居して子供の世話を規模に押し付けるば
自分は遊べるとでも思ってたんじゃない
その当てが外れただからあなたの前から
去った明で
なんで教えてくれなかったんだよなんで
離婚される私が教えなくちゃいけないのよ
俺と離婚したくなかったら教えてくれても
よかったろ
え私あなたとはずっと離婚したかったのよ
お父さんたちのことを考えて思いとどまっ
ていた
だけそ
そんな不倫するような男と一緒にいたいと
思うわけがないでしょ
すまなかった戻ってきてくれよあいつが出
ていく時に俺の預金引き出して持って行っ
ちゃったんだよ母さんを介護施設に入れる
式もなくなってしまった助けてくれよお
断りします今までの親服を挽回するつもり
で介護を頑張ってはどうですか俺は仕事を
しなくちゃいけないしそんなことはご自身
で考えてくださいそれでは私は忙しいので
おい待ってくれってあのぞみはのぞみは
元気か大きくなったよな今度合わせてくれ
ない
かのぞみは元気ですのぞみが会いたいと
いうのであれば私が止める権利はありませ
んが今のぞみもいますので聞いてみますね
のぞみパパが望みに会いたいって言ってる
けど私会いたくないパパのせいでおじい
ちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らせなく
なったしこれまでもずっとパパは家にい
なかったしのぞみにパパは必要ないか
な聞こえたでしょうのぞみは会いたくない
そう
ですそそんな俺の娘なの
にあなたが娘と向き合ってこなかった結果
ですじゃ私も暇じゃないので元夫はまだ
何かは叫んでいましたが私は一方的に通話
を終了サクっと着信拒否設定にし連絡を
遮断その後元夫は私の実家を直撃し私を
出せと玄関ドアをどんどん叩いたり玄関前
に座り込んだり近所迷惑にもなるのでその
度に警察に通報して連行してもらいました
最終的には裁判所から元に対して私たちへ
の接近禁止命令を出してもらいそれからは
元夫の姿を見ることはなくなったのです
が実は結婚中元夫のスーツの上着についた
香水の香りがどうしても気になり更新所に
不倫調査を依頼していたのですその結果元
夫は完全に黒不倫相手は未知という会社の
後輩会社帰りに彼女と食事に行き彼女の家
で一緒に過ごすというコース出張と言って
帰らなかった日は彼女の家でお泊まり
しかしみという女は元夫と会っていない日
はホストクラブに通いとっかえ引換え違う
男と遊び歩いていたのですそんな報告を
聞いて複雑な思いになっていた矢家では
義母の異変を感じ始めていました食事をし
たことを忘れるといったことから始まり
一緒に買い物に出かけると同じ商品をいく
つも買おうとしたりいつも顔を合わせて
いる隣人の名前が思い出せなかっ
たり私は義父に相談し義母を病院に連れて
行くことに医師の診断は認知症の初期と
いうことでした元夫に相談しようにもその
頃には元夫の帰宅はいつも午前様で会話を
する時間もありません私自身は離婚を考え
ていましたが義両親のことが心配で離婚を
思いとまっていたような状態だったの
ですしかし元夫から離婚と言われてしまえ
ば離婚するしか仕方ありませんもちろん私
は慰謝料を請求できますでも私への慰謝を
支払えば当然義両親を介護施設に入れる
資金はなくなりますそう考えて慰謝料請求
はしなかったのですその思いも虚しく元夫
の預金は不倫相手に持っていかれました
がその後の元夫はと言うと逃げた新しい嫁
未を見つけ出し謝両請求と持ち出した預金
の返済を求めたそうですしかし
知はすでにホストに見いでお金を使い
果たし一戦も残っていなかったそうない金
は払えないと支払いを無視されているのだ
とかしかも未知は元夫名義で多額の借金を
作っていましたそれでも元夫は今まで通り
会社で働けばすぐ返済できると踏んでいた
らしいのです
が社内で後輩と不倫して離婚した挙句不倫
相手の子供は別の男の子供だったという
スキャンダルが今になって広まり職場での
立場が完全になくなったらしい
ですいまれなくなった元夫は自主退職なぜ
離婚して数年経ってから社内で噂が広まっ
たのかそれ
は先日久しぶりに元同僚と会うことに
からとても会話が弾んでしまいつい元夫の
愚痴までこぼしてしまったんですその同僚
は昔から噂話好きとして車内でかなりの
有名人あっという間に車内全体に噂が
広まったのだとかでも自業自得ですし
仕方ないですね今は昼間はコンビニバイト
夜は警備と昼夜問わず働いて借金をながら
細細と寂しい生活をしているそうです一方
不倫相手の未は高級鳥の元夫をゲットし
優雅なマダム生活が始まると期待していた
のに蓋を開けてみれば認知症の義母の介護
が待っていて話が違うと大激怒子供を連れ
て実家に戻ったそうその子供については元
夫との親子鑑定の結果やはり元夫の子では
なく他の男との間の子だと
判明しかし父親だと判明した男は早々に
逃げてしまったのだとか元夫の収入を完全
に当てにしていた道は結婚できると確信
すると借金までしてホストがいをしていた
そうですその借金返済のために元夫の預金
を持ち出したのにそれまでホストのために
消費
今はその借金返済のため実家に子供を預け
て夜の町に働きに出ていると聞きました私
はと言うと無事に介護福祉士の資格を取り
介護施設で働くことに義両親との生活で
介護の仕事に興味を持ち勉強をしていたの
です先日私の働いている施設に新しく入居
された夫婦がいますそれはなんと元義両親
だったのです情けない息子を見放し疑実家
を売却した資金でこの施設への入居を決め
たそう
です元義両親も私が働いているとは知らず
お互いに目を丸くして驚きましたこれには
娘も大興奮週末面会に来ては祖父母と
楽しくおしりしています確かに義母の認知
症は進んでますが調子のいい時は私や娘の
ことも認識してくれ一緒に住んでいた頃の
優しい笑顔を見せてくれ
ます今後は介護福祉という立場から元義
両親の介護を頑張っていこうと思ってい
ますスカットしていただけましたかいいね
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