鬼平犯科帳1975年 第19話いろおとこ 丹波哲郎

[音楽] [音楽] り [音楽] [音楽] DET [音楽] 俺の顔を見てなぜ 逃げる俺とう2つの顔を知っていたから だろ盗賊神の弟に殺されたこの俺の兄 だどましいや知ってることがあるはずだ俺 はめ方同寺田金三郎というものだ弟の行っ てる聞きたいことがあるから来て くれ やらなことをして住まなかった俺は ただ兄の敵を何としても取りたい一心で な迷惑がかかるようなら向き外しても いいお前の知っていることを素直に話して くれるか 兄のことか神の音のことか何でもいい どんな些なことでも手がかり欲しいの だそうだな人にたる前にまず己れのことを 語るべきかも しれ俺の兄は寺田まと言って俺と 同様盗改め方堂様のお膝元で同心を務めて いたもの だ世は俺よりも少し高かった が色白の方だっ たその兄が去年のちょうど 今頃中目黒の竹藪で殺されたの だ俺たち兄弟2人は二親を早く失ったもの だから俺の行儀作法が学も毎日の食事まで みんな兄が面倒を見てきてくれたん だ優しい兄だっ た盗賊神の音にやられ た兄はそれだけを言い残して死んだそう だそれまで俺は剣術一筋に世間を忘れて 暮らしていた呑気者だった が名の間断食して兄の恨みを晴らすそれ だけを俺の生涯の務めと しようそう心に決めて兄のお役目を継いだ の だこの1 年何の実りもなかっ た実りがないところ か [音楽] [音楽] いやこうして今日お前に巡り合えたのも俺 の初1年を見守ってくれていた兄の霊の 導きであったかも しれ名前は何というどこのも だどうしたなぜ黙って いる俺はこうして内のことも素直に話して やったではない

か兄を知っていたのか知らないのかそれ だけでも返事して くれ [音楽] おい [音楽] 悪かっ たこれ はつもだ からそうだなお前にも事情があるのだろう 今日は帰ってよく心を定めて から明の昼またここで会ってくれ ただもし俺は欺いて逃げたりし たら鬼になっても必ずまた捉えて みせるその時は今日のようなわけにはいか ん ぞそれだけは忘れん [音楽] [音楽] だ [音楽] あ [音楽] よく来てくれ [音楽] た私せって言うん ですお兄様には一度命を助けていただき まし た私 は船の兵っていうお頭の下で引き込みの つなぎをしてた女なん ですそれが3年前お兄様のご探索の網に かかっ ておや仲間たちはみんなお召とりになり ました が私だけは見逃しててくださいまし た生まれたばかりの子供がいたん ですそれから は兄の密偵として働いていたの かそこであなた様のことも聞かせて いただいてまし [音楽] た1年前のあの 日子供を連れて天人様へお参りした帰り 神の蔵があの玉屋へ入ってくところを 見かけたん です兄様がおの行方を追ってることは前 からお聞きしてましたそれですぐお知らせ したんですおの顔は知っていたのか え昔見たこと [音楽] が [音楽] [音楽] あ

神の 男妙におけまけ野郎こんなところで ダンビラが振り回せると思う か やろほかったなそうよおめえさんと説の中 は宣告承知の助っていうわけ だ [音楽] [音楽] [音楽] く まか様がおを張ってたことは誰かに気づか れてたん です誰がおに手引きしたん [音楽] だだけがお堅になってしまいまし [音楽] たま太郎様が買ってくだすたなん [音楽] です [音楽] あ 押し込みの仕に巻ありませ場も金も足の 踏み場もないほど荒されと金目のは ほとんど残っておりますのことに家人が 1人も見当たらんの ですおい何人殺された夫婦め供人らし含め てやりまし た らく生きたままへ閉じ込められてから火を つけられたもと思われ [音楽] ますのする 技年前にこれと同じ手口事件が 浅草 のお前の兄がそのを追っていたではこの のま [音楽] H [音楽] おとさんも死んだ連れ合いも盗業だったん です気なつかないうち に一端の女族木取に染まっ て そんな私の目を開いてくださったのがま 太郎様でし てそれほど兄と親しかったのにこの俺と 初めて会った時になぜ逃げたの だ兄の亡霊が現れたとも思ったの かもう忘れたかったんですあのこと は今は頼るところはあるの かおじさんが亀戸村の近くで板屋を出し てるんですそこを手伝っ てそう か子供が育つまでの辛抱だ

な子供は死んでしまいまし たま太郎様が亡くなってまなの去年の 夏近所の子供たちと水遊びに出かけ て深みにはまって [音楽] ちょうどこの辺りだったん です 危ない元気を だせ俺に力を貸して一緒に兄の敵を打とう [音楽] おお看板だ よ ぞ多しだって書いとっ た軽く1年ぶりだなかのおとはもう縁を 切ると約束したはずだ黙って消えてくれ おいおい おかしらわざわざレのに運びなてったんだ ぜ え去年よ盗賊改めの同心に付け回しれてた のとっさの知らせで危なく命さしてもらっ たことがあったじゃねえかあれからこっち 妙に運が回ってきやがって な 霊というのじゃねえが納めといて くれ気持ちはありがてえが時をもたか見 たくも ねすの八にしはおめえが務めた山 だろうそうと分かってたら黙って受け取っ ときゃいいじゃねえかおかしら水くせえ ことは嫌いなんだ それともあれかこいつは電にしてとっさの 墓の前に備えた方がいいかてめえは黙っ てろさととはわ頃から飯を一緒に食ってき ただ だおは務めから足を抜方になってかな俺は 昔どんな人を尽くしてきたつもり だがやるとこの少な物じゃねえか助け合っ ていこう ぜいつも な何か耳に減ったことがあったらあ教えて くんないかおせっちゃんにもよろしく [音楽] ない気にしないでしまっといたらいいじゃ ないのお せおじさんもらうだけのことはしたんだ から人1人の命にしちゃ安そうだけど聞い てたのかいえ1年前から知って た寺田の旦那をおに言ったのはおじさん だって こと寺田の旦那と私との間柄を知ってたの はおじさんだけだったんだ から小さい時から親がりになって育てて くれたおじさんに裏切られたんじゃ文句の 的場がありませんから ねそうじゃねあの時おは御すに追われて俺

の懐へ飛び込んできたんだ助けてやるのが 忍だそれをこっぱ役に垂れ込みで女将へ うろとしたなおせおめえだおめえの方が 仲間の人外したんだ人だのじだのてそれ じゃいつなったらあの連中と手が切れる の私 お店様の下できちんと暮らしたいからおじ さんとか帰ってきた [音楽] のさん教えてちょうおのどこ な分かってる でしょ私は ね体の旦那の敵を取る までおじさんも許さないつもりな の やよし今日はこれ まで おえありがとうございました よしいくら子供でも本身では危のござい ますこんなお稽子は もうあら [音楽] やっぱり [音楽] くさいこのいつも難しいお顔 [音楽] [音楽] ばっかり 姉兄の敵は近いうちにきっと私が取り ますそれが済んだら寺だけの家督は国士に 渡して 剣の修行に旅に出るつもり ですそれ で私のしたことは許して ください許しとか許さないとかそんなこと 私金 さん今のままじゃ行けない の間違いのない人 なんてこの世にないはず です おじおからおだうん支度してくる待ってて くれく歩き方といい声といいなくなった田 さんそっくり だご夫婦で通しともわからんです [笑い] [音楽] よそろそろ1年になるがどうだこのお役目 も楽ではあるま一光に御用に立たず恐縮に 存じますいやいやそのような意味で言った のではないんだ年雄佐原道場では目録まで 登ったお前の腕がなこの畑違いの仕事で 腐ってせんかと心配してのしもとば時は このわが稽古相手になってやってもよいと はもったいないおせ恐縮に存じ ます恐縮ばかりしておったんでは長気が

できぬぞ実は話というのはな神の蔵の こと奴の凶悪なる性質からをして死んだま 太郎の身内のお前たちにもどのような危害 を加えてくるかもわから ん探索は我々の手に任しておいてなお前は 今までの通り本性深川の見回りに先進し て蔵のことについては一切介入する ないい [音楽] ないい の本当に信じていいんですか何をそんなに 心配しているんだまた私だけが1人ぼで 残されるような気がし てそんなことにはさせ ん 私今日まで一生懸命生きてきたんですよ いつだって誰にだって精一杯のことしてき たそれなの [音楽] にみんな悪い方悪い方へとがってしまっ た私 て人を不幸にしてしまう女なのかもしれ ないお前だけじゃ ない俺だっ て恩ある人を 裏切り大事な人を傷つけてきた知らず だ己が思う道の逆ばかりが歩いて いる救いよがない男 [音楽] だかわいそうな 人 俺は分かってくれるのはお前だけ [音楽] だいいだ な着をつけ たら2人一緒に旅に 出よう な [音楽] 25両ござい ます半金として受け取っといてくなさい またやるのかおだとしちゃうんだ相手 は武士か人かその時が来たら申し上げます 何のためにに きる心置きなく眠るた に帰りな慰霊町の石川各殿のところで病気 見舞に寄ってくるご老体話し好きなが遅く なるかもわからんぞでは私の方は妙にてお 暇な時にで もなんだいえ寺田の弟様のこと でがどうした年頃ですしいつまでも1人で はご不でしょう し うん [音楽]

うん今日は日で屋敷にいなされだと思って いたんだよだなあの旦那は酒を伸びに来る なんてなんかすいじゃねえのかよさっき から見てと難しい顔して刀のめいばっかり 気にしてなさるんだ ぜ旦じゃねえ よありがとうございまし たよ旦那 をるたいことなるぜからあの旦那の言いて ん だ1人じゃだめだ [音楽] よ [音楽] T [音楽] おじさんなん です一兵と申しますお説がお世話になり まし た 早速だが神のおを捉える段取りをつけて くれるそうだが確かか え 旦那こうなったら何もかも申し上げて しまいますけど実はおじさんも昔は勤め 働きしてた人なんです今はきっぱり足を 抜いてこうして片に暮らしてるんですけど おはおじさんの若い自分の仲間だたんです そのお蔵が鶴ヶ谷事件の後ここへ立ち寄っ たん ですおじさん人を裏切るようなことするの は嫌だってなかなか承知してくれなかった んです けど亡くなっ たま太郎様のこと話しましたらやっと決心 してくれたん です 旦那今度のことに免じて おじさんの昔の罪は許すと約束して くださいません かうんいや一部やらよく分別してくれた この寺田金座を命にかけてお前の身は守る 安心いたせれましてございます で手はずおのえ足がご案内申し上げます下 を片付けてまいりますのでしばらくお待ち [音楽] おせ霊を言うぞそんなもったい ないそれよりくれぐれもご用事なすって 心配するな剣にかけては多少の自信が ある [音楽] 旦那随分考えたんです けど今夜を最後にお別れし ますどうしたんだ急 におじさんと一緒に江戸を離れるつもりな

ん です仲間を売る以上おじさんだってこの 土地にいづらいしそういう約束で決心した ことなん ですわがままですけど許して くだせそう か 折お前のことはこの 金三郎一生 [音楽] まわる [音楽] [音楽] あ [音楽] お出 たじかどした実は寺の旦那のことで郎が え [音楽] 一緒に出ちゃめに立ちますから人先にお 出かけください長ばかり行った先に牙が ございますからそこでお待ちくださったら すぐ追いかけ ます [音楽] [音楽] あ [音楽] り おじ さん旦那が待ってます よおじ [音楽] さんうまく運んだようだぜ さじちゃんお前がちっとし [音楽] てろ奇 [音楽] て 間違 [拍手] [音楽] [音楽] り 光りしろ [音楽] おこの 女の人だったん です [音楽] [音楽] どう だおしらただいま米と名乗る男が訴して まりましたその女に合わせてもらいたい とお折は寺田様とは割りない中に落ちてい

たんでございますあの子は不幸せな目塗り あわせで先の連れ合いにもたった1人の 子供にも先立たれその寂しさから抜け出し たかったにきえねえんですですが足から 見ればお手は寺田様のお役向きに利用され てるとしか思えなかった 上がりの闇につけ込まれて2度までもお手 遊ばれてるのかと思うと2度と言うとえ おせは寺田様の亡くなった兄様とも不中 だったんでござい ますまた太郎とかっとの赤がついたせいか わはがおにれるのを我慢しちゃやられ なかった様の方は足が音に知らせて方が つきましたがやっとあいつの熱が覚めたと 思ったら今度はまたうり2つの弟の様 に や寺田様のご兄弟が憎くてたまらなかっ た やあの子を足だけのもにしておきたかった んだは [音楽] おは今息を引き取っ [音楽] た [音楽] 徳のたで向かうものは [音楽] 者 見事の見 [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] だ役目を辞退したいと思っ やめて どうのもよ深夜のようなけ はこれにな秋兄の妻 [音楽] やたと [音楽] 思う [音楽] お前は 差しならなく [音楽] なされていということも大切だ お兄様のボさにいらっしゃるんでしょお 連れがお待ちですよ早く行ってやらん か [音楽] はい [音楽] さすが女だ なまだふれてもおらん最の腹のうまで

見通すとはないやお前の眼力には たいいえあの2人の間を見抜いたのは中 さんですよ中さんが私に教えてくれて あなたのお耳に入れてくれるようにてち のそう [音楽] か容量の悪い男に惚れたのはお前の因だっ たな 度生まれかったら俺みたいに目先が聞いて 身持ちの硬い男に惚れるんだ [音楽] ぞ

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  1. 中村吉右衛門も丹波哲郎主演の鬼平犯科帳に出る女優さんは中年のべっぴんさんが多い事に感心しました。皆んな熱心で芸達者な女優さん達。

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