【スカッと総集編】祖父の1億円の遺産を狙い新築の家を建てた妹「支払いがあるの。入金はいつなの?」→相続権が無いと伝えた時の弟が…w【修羅場】

[音楽] 私の名前はみ32歳の大だ彼氏はまだい ない私よりも先に結婚した6歳年下の妹の ユナはいつも幸せそうで少し羨ましく思っ ている私の家は両親私大学を出て社会人に なったばかりの弟後の4人暮らしをして いる平平ぼぼな毎日と言いたいところだが 私には悩みがあるそれはユナが毎日のよう に実家に帰ってきて好き放題やってから 帰ることだユナが結婚した相手幼児は私と 同い年なのだが大手企業で役職について いるやり手だ稼ぎがいいからかユナは甘え まくっているのだ病児もユナにべた惚れ で自由に過ごしていいよというスタンス おかげでそのしわ寄せがこっちに来ていた ユナは実家に暮らしていた時はどちらかと いうと家に寄りつかない方だったというの もラゴがユナのことを嫌いでいると あれこれときい口調で文句を言ったりする のだ だがダゴはきつい性格というわけではない どちらかと言うと物静かで基本的に無口だ ユナがラゴの大事なものを壊して放置し たり冷蔵庫に取っておいたデザートを勝手 に食べてしまうのが原因だっ た最近はラゴの仕事の部署移動で忙しく なり帰りが遅いので優菜はより一層実家に いる時間が長くなっていたラゴは怒ると 怖いからと言って私の部屋のものを漁っ たりするのだお気に入りの服を取られた こともあったし大事にしていたCDを 持ち替えられたり読んでいる途中の小説の しおりを勝手に外されたこともあった かなり迷惑だし何度も怒ったのだがユナは 私が怒っても怖くないと言って見出して くる自分の垂れ目が うしいそれから私はユナに部屋の中を いじられないよう扉に鍵をかけたそれに 対してゆうな はちょっとどうして鍵なんかかけるのよ これじゃ入れないじゃ ない入らせないためよいい加減結婚したん だだから大人の自覚を持ちなさいよ身内と いえど勝手に物を取られて嫌な気持ちに ならないわけじゃない私が怒っても怖くな いって言ってたけど怖くないなりにあなた からの被害を受けないよう対処くらいする わ ああ昔は優しくてなんでもくれる お姉ちゃんだったのにな自分は結婚して ないくせにその靴だと結婚してない お姉ちゃんは子供のままでいいわけ お姉ちゃんみたいなの子供部屋おばさんっ て言うんだ よ何よそれそれにそういう意味じゃないよ

書体を持ってる自覚しろって言ってるの もし子供が生まれた時あなたがいいことと 悪いことの区別がついていないと子供に 教えられない でしょそういう難しいのは旦那さんに全部 任せるもんユナはヘラヘラした顔でそう 言いながら帰り自宅をして出て行って しまっ た本当は貸している服を返してほしいと 最速したかったのだがそれは次回にする ことにし ただがユナは私の想像以上に善悪の区別が ついていなかっ たその数日後私が怒ったからか最近は私が 帰る前にはいなくなっていたユナが珍しく 日が落ちても家にいたしかも幼児も一緒で 私の顔を見た瞬間顔をこらせたダイニング に座る2人の向いに母も座っており何やら 困ったような顔をしてい たああ児さんも来ていたんですねごしして おりますああゆうなちょうどよかった あなたに言いたいことがあるんよ私が 話そうとするとユナと幼児が立ち上がり 幼児がユナの頭を抑えて2人で同時に ふぶかと頭を下げてきたのだ え 何事みさんすみませんでしたユナがあなた の服を借りてそのまま売ってしまったそう で え私が驚いてユナを見るとユナは気まず そうに目をそらし た前にユナが着ていた服みのさんのものだ と言っていたのに先日プリマアプリに出店 して売ってしまったんですよ服を返したか 聞いたらユナ平然とした顔で売ったよ なんて言いまして本当にに申し訳ありませ んあまりにも謝るので私もどうしていいか 分からなくなっ たそれなら元の金額を返してくださったら 許しましょう服なんてまた買えばいいん です からすると幼児はこちらが申し訳なく思う くらい誠実に謝罪してくれたその隣でユナ が服くらいで大げさとつりと漏らしていた が私は聞かなかったことにしたそんな事件 があった1ヶ月後お盆休みに入った私たち 家族は毎年お盆に父の実家に遊びに行くの が恒例 だラゴの仕事はお盆とか関係ないようで 普通に仕事でユナは夫と共に夫の実家に顔 を出しに行ったので今年は私と両親の3人 で顔を出した久々に見た祖父はとても よぼよぼに小さくなっていて私に向ける 笑顔も秋気がなかっ た去年まではまだ元気だったのに祖母に

聞くと風を引くことが増えて治ってもすぐ に体調を崩してしまうのだそうだ祖母は 2人揃って85 歳次はベージュなんだから長生きしてくれ よ父が少し冗談っぽく言うと祖父は力なく ニコっと笑い頷いたもちろんだまだ実りの 花嫁姿を見てないからなドレス姿楽しみに しているからなそして私の手をぎっ握った のだ全然力が入っておらず私はしっかりと 両手で握っ た当たり前じゃんおじいちゃんにも式に出 てもらうんだ からだがその3ヶ月後に祖父はゆっくりと 息を引き取った苦しまず寝ている間に 亡くなったのだそう だ葬儀で再開した祖母は泣きはらした目を しており私も一緒になって泣いてしまっ たそんな空気の中ユナがそういえばさお じいちゃんって何気にお金貯め込んでたよ ね1億あるって前に自慢してたよ ね普通に天気の話題でも出すように遺産の 話を始めたのだすぐに父が怒鳴って優なに その話をやめさせ た何を考えているんだ俺の父が亡くなった んだぞ 金なんてどうでもいいだろう がそうだよおばあちゃんの気持ちも考えて こんな時にお金の話をするなんてユナだっ ておじいちゃんにはよく可いがってもらっ てた じゃんはいはいすみませんね反省の色の ない謝罪をしたので皆はユナの存在を無視 していたいつもユナに甘いが不な目をたの は少し意外だったその後1度だけ大子が ユナを連れて部屋の外へ連れていっ たラゴは特に祖父のことが大好きで毎年お 盆に顔を出していた時は一緒に意をしたり 釣りをしに行ったりしていたくらいおじい ちゃん子だきっとユナに少し説教でもして いるのかな私はそんな風に思ってい たそれから葬儀も終わり祖母と両親とで 遺品整理や書類関係の整理をしていて しばらく実家には私と大子の2人だった ユナも少しは慎んでいるのか家に顔を出し たりはしなかった2人で食事をしている時 に私はふとユナのことを思い出し たそういえばユナがおじいちゃんのお金が どうとか言ってたよね ああ何考えてるんだろうな俺たち孫には 相続権ないしどうせ受け取れないのに なもし自分も受け取れるって勘違いして たらどう するさあショック受けるだろうけどほって おけばいいんじゃないかそもそもあいつ金 に困ってないだろそうだよねもし勘違いし

てたらショック受けるだろうけどそれは 自業自得ってことで旦那さんに慰めて もらいなって言えばいいよ ねなあ姉ちゃん 何ダゴが急に真面目な顔をするので私も 背筋が 伸びるどうして言うなにそんなに甘い の私ユナが生まれた時すっごく嬉しかった んだよね何があっても妹を守るって思って てさその時の気持ちがまだ残ってるのかも ああもちろんラゴにも同じ気持ちを持った よ何か困ったことがあったら相談して力に なる から私が笑顔を向けるとラゴは照れくそう にそっぽを向いてもりと呟いた もう守られるだけの子供じゃねえよそれ から両親もやることを得てうちに帰って くると徐々に日常の生活に戻っていった 変わったことといえばうちの分の牌を もらったので朝祖父に挨拶してから仕事に 行くようになったくらい だそして4日も終え祖父の財産は祖母と父 がず受け取ることになったそんな時急に ユナが家にやってきて支払いがあるの入金 はいつなのといきなりそんなことを言って きた両親も私も何を言っているのか分から ず首を かしげる何の 話おじいちゃんの遺産に決まってるじゃ ないなんか弁護士とか呼んで遺産を誰に どう分配するかってやるん でしょユナは何も分かっていないのか本気 で自分も遺産を受け取れると勘違いしてい たらしいそんなユナの態度に両親は呆れて い たあのさあ遺産を受け取れるのって配偶者 と子供だけで孫は受け取れないよお父さん が亡くなっていたら来週相続ができた だろうけど お父さん生きてるから さ私の言葉を聞いた瞬間優菜は顔まさにし たは え 嘘本当だよそれにもう弁護士呼んで遺産 分割したしねおばあちゃんが住んでる家と 100万お父さんが100万くらい 受け取ったんだっけ私が父に聞くと父は うんと頷いた母さんが家を相続する分現金 は少なくていいって言ってたんだけどそれ じゃあ俺の気が進まなかったから [音楽] なじゃあ1億はそんなの親父の嘘に決まっ てるだろ昔から冗談でそういうこと言う人 だったよもちろん誰も信じていなかった けどなお前が何か勘違いしていることは

気づいたがそもそも相続の対象じゃない から放置してたんだその説明を聞いてユナ は涙を浮かべてヘロヘロと床に膝をつい たどどうした のどうしよう私1億の遺産が入ると思って 家買っちゃった のは旦那さん は元々家を建てようって話をしてたのお金 が貯まるまで節約して300万貯まったら それを頭金にしようってでも私節約とか 無理でどうにか100万貯まったんだけど 旦那には300万あるって嘘ついて契約し ちゃったの遺産が入るから大丈夫だと思っ てもう工事始まってるのよ引っ越しの時に 頭金払うだっ言われたけど全然足りない よ旦那さんに遺さのことは相談しなかった のだってみさんの話すると怒るんだもん今 まで優しかったのにあんなに冷たい人だ なんて思わなかっ たユナの言分に呆れるしかないするとダゴ がクスクスと笑い出したその瞬間ユナが ダゴをぎろっと睨みつけて指さし た元はと言えばあんたのせいよ葬式の時お じいちゃんは私のことを可愛がってたから 少しくらい残してるんじゃないかってその 言葉を信じたせいでこうなったのよラゴが 責任とって足りない200万払いなさい よ払うかよていうか俺おじいちゃんがお前 に残したなんて言ってない残してたらいい なって言っただけだ自分の無さを嘆いて 旦那に正直に言うんだなでいうか旦なって 年収1000万だろ結婚して2年経つのに 貯金が100万って普段どんな金の使い方 してるんだよ自分で言えないなら俺から 言ってやる よそれだけはやめてありえない絶対そんな ことあっていいわけないよねお姉ちゃん お姉ちゃんなら助けてくれるよねユナは私 の腰に抱きついて必死に頼み込んできた 小さい頃ユナにこうされると何でも許して あげたい気持ちになったのを覚えている もしかしたら私が甘やかしすぎたのかも しれないもう大人なのだから自分で考えて 動くべきだ 私は心を2にしてユナを引き離し たまずは旦那さんに相談しなさい家のこと は夫婦の問題なのまず相談相手を間違え てる私は何もしてあげられないわ旦那さん に相談してダメだったら私たちに相談し なさい早く家に帰って事情を説明するの 私の目を見たユナは怒りをあわにして私を 睨みつけ たはあお姉ちゃんの分際で私に立つき今 までずっと私に言われたことはなんだって やってくれたじゃん私服を売ったくらいで

弁償させられたことまだ許してないんだ からね許して欲しかったら200万明日 までに用意して 独身で彼氏もいないんだからどうせ ため込んでるん でしょその瞬間父が怒鳴り声をあげ たいい加減にしないかお前は物事の通りを 分かっていない羽を売られて怒っているの は祈りの方だそれを弁償だけで許して くれると言ったんだからお前は感謝して 反省するべきだそれに服を売ったことと 幼児を騙して家を購入したことは問題の 度合いが違うだろうがなんでそれが分から ないんだユナはあまりの恐怖に身を縮ませ てまず私に助けの目を向けてき た私は首を横に振って拒絶すると次に母に 目を向けていただが母も優なを救いはし ないを甘やかしてしまった私の責任ねゆう なごめんねお母さんが育て方を間違えた ばかりに母はそう言うと泣き崩れてしまっ たそんな母を父が支えてい たそしてユナは最後に大子にすがるような 目を向けたが大子はげむ目で見下ろした今 まで散々俺お姉ちゃんを苦しめてきたバ だろ自業自得だよ優菜は大泣きで家を出て 行こうとしただが私はユナを追いかけて腕 をつかん だ待ってユナおお姉ちゃん 忘れ物だよ私はユナにある髪が入った封筒 を渡し たお姉ちゃんもししかしてユナが少し喜ん だ様子でその封筒を開き中に入っている髪 を開いて内容を確かめた瞬間希望が 崩れ去りうつろな目をしてい た次にあったら絶対渡そうって思ってたの まさかおじいちゃんの遺産当てにしてる なんて知らなかったから大人なんだから ちゃんと責任とってね 私が満面の笑顔を向けるとユナが無言の まま家を出ていってしまった私がユナに 渡したのは今までユナに取られた服やCD 壊されたアクセサリー置き物等をリスト化 し意外学を記したものだっ た総額50万弁償するようにという内容が 書かれてい たもしユナが破いたに無視するようなら 幼児に同じものを送るつもりだそれから ユナはきちんと領事に頭金について嘘つい ていたことを話したそうだ浪費壁のせいで 100万しか貯金できていないことや私に も連勝しないといけないことなど包み隠さ ず話したらしいすると幼児は激怒今まで 甘かったのが嘘のように起りユナは家を 追い出されてしまったそうだだが実家にも 帰れずとりあえず友達の家に居ろさせて

もらえることになったが家賃を請求されて 困っていると優なから電話があっ たお姉ちゃん 私どうしようどうしたらいい の とりあえず家に帰ったら幼児があなたに 離婚届けを渡したいって言ってたよちなみ に私が請求したお金は両子が立て替えて くれたよ働いて返せって伝えてくれって 言われ [音楽] たひどい みんなひどい よそうひどいのはユナなんじゃない ちゃんと自分がしたことに向き合って反省 してやり方わかんないよ自分で考えてそう やって大人になっていくものなんだと思う よまずは自分のやるべきことに目を 向けよう ね私はそれだけ言うと電話を切った結局 ユナが買った家だが領事が実家の援助を得 て赤魔金を支払ったらしいだがすまずに すぐに誰かに貸したそうだあれからユナ たちは離婚してそれぞれの生活を送って いるユナは毎月3万ずつ幼児が肩代わりし たお金を返しておい自分の生活もあるので 割と2つかけ持ちして日々仕事に追われて いるそうだ私はそれをかわいそうだと同情 し ない人は誰しも必死で頑張らなきゃいけ ない時があるユナにとってそれがが今と いうだけなのだろうと思うその辛い時期を 1人にしてしまったことに少し罪悪感を 覚えたがこれであいつも少しは反省する だろうお姉ちゃんは何も間違ってない そもそも俺が勘違いさせるようなこと言っ たんだお姉ちゃんはもし辛かったら全部俺 のせいにしていいよ俺はお姉ちゃんの味方 だからさ ラゴにそう言われて少し報われたような気 がしたラゴのせいにするわけないじゃん 確かにやり方は少し褒められたものじゃ ないけど勝手に勘違いして調べもしなかっ たのはユナなんだからラゴは何も悪くない よ私がそう言うとあまり表情の変わらない 後の顔が緩んで私たちはった本当に仲の いい兄弟ってこういうものなのかも [音楽] ね私はユナの出来事の後職場に彼氏ができ たユナのことで悩んでいたら彼が私の相談 に乗ってくれて前から好きだったと告白し てくれたのだ最近休日はデートで忙しく なって結婚に意識が向くようになった 幸せになれたらいいななんて考え [音楽]

ながら私の名前は愛田まな26歳職業は フリーランスのデジタル イラストレーター家賃を浮かすために実家 暮らしなのだがこれが何かと問題が多い昔 から私との家族中はあまり良くなくいつも いびられていた特に姉と母の結託が強く私 には居場所がなかった姉の名前はしな私の 2つ上なのだが両親はとにかく姉をひきし ている私はこの家にとって邪魔者だとしか 思われていなかっ たあんたさいつ家出てってくれんのなんで 私がだっているだけで存在が邪魔なんだ もんそう言うと私を あうそそのうち出てくよ今はまだ仕事が うまくいってないの知らないわよそんなの あんたが無能だからでしょ1日中家にいて メイクもしないしおしゃれもしない彼氏が できたこともない挙句 フリーランス完全に社会の負け組 じゃん容赦ない言葉の攻撃が私の心を蝕ん でいくふフリーランスは色々と自分の ペースでできるの魅力的なこと多いんだよ 何言ってんのどうせフリーランスとか言っ て1日部屋に引きこもってゲームでもし てるん でしょ勝手な言いがかりばかりつけられ私 の話にいつも聞く耳を持ってくれない あげくお母さんまなみどうにかなんないの とすぐに母と結託し母もそれにすぐ 乗っかるそうね仕事も何してるかよく わからないし食事の時以外顔出さないし 確かに邪魔なのよねそう言うとためいき まじりに私の前で姉に愚痴をこぼした私を 守ってくれる人はこの家に誰もい ない分かったこれがあんたのこの家での 価値なの無能はいらないんだよごめん なさい私は謝ることしかできなかったそれ もそうだ私だけ愛だけの落ちこぼれだから だ父は大学病院で下界母はその病院で看護 師をしていたが結婚と同時に専業主婦姉は 国内線のキャビンアテンダントをしている みんなハイスペックな職業を経験している のだ一方私は自称 フリーランス家族のみんなと比べると天と 地ほどの差があったあそうだお母さん今度 家族で温泉旅行に行こうよ ひくり構成で日本の温泉宿が半額で 泊まれるのあらいいわねやっぱちゃんとし た職についているとプライベートも充実 するもの ねでしょうどこぞの誰かさんとは大違いだ よ ね完全に私は会話から外され2人は楽し そうに笑っているきっと温泉旅行に行く 人数にも私は入っていないんだろうな私は

阻害感を感じ自分の部屋に行こうとした すると姉がちょっとどこ行くの少しは家の ことくらいやりなさい よ本当そうして欲しいわ毎月お金だけ 入れればそれでいいと思ってそのお金も 本当に稼いだお金かどうか怪しいわねはと はただってフリーランスだもん家にこもっ てお金が入るってこんな楽な仕事あるわけ ないじゃん私みたいに色々あんたも人生 飛び回ってみなさいよわ私はまだ少しだ けどちゃんと稼いでるよその弱々しい喋り 方どうにかならないかしらねしなちゃん見 たくはっきりほしいわでかお母さんまな みってデザインの専門学校卒業だっけそう よ大学行けって言ったのに全く聞かなくて 結局フリーターになるんだ もん フリーランスだよどっちも一緒でしょ フリーに自由にやってんだからさそう言う とまた2人だけ笑っている 私部屋戻るねいやだからあんたさっきの話 聞いてた家のこと手伝いなさいよ とりあえずお母さん何か あるそうねじゃあお言葉に甘えて今日は 全部まなみに押し付けちゃおうかしらそれ がいいよほらまなみまずは洗濯その後 トイレ掃除ねあと買い物リストリビングに あるからそれ見て買い出し でそのままご飯作っとき なさい何も言えず黙り込む 私分かったの返事ぐらいしなさいよはい ああこの後やらなければいけない仕事が あったのにななんか言った言ってません ごめん なさいしく返する私を無視して2人は会話 を続けたしなちゃん私手が開いたから久し ぶりにおいしいものでも食べに行かない いい ねどうやら私に家事を押し付けた余裕で今 から2人で外食に出かける様子だわ私の ご飯はあらやだれたそんなものでんとかし なさいよ本当あんたて自分じゃ何もでき ないよね今日気に少しは使える人間になっ たら馬鹿にしたように知ってくる私が 押し黙ると2人はそのまま外へ出かけて しまった取り残された私はとりあえず言わ れたことをやることにした家事なんて ほとんどやったことがなく動画を参考にし ながらなんとかご飯以外の内容を割らせ た あもうこんな時間早く買い物行って イラスト仕上げなきゃ外に出るのも久し ぶりな気がする空気が美味しかっ た家の中と全然違うスマホで地図アプリを 起動し近所のスーパーを調べたしばらく道

なりに進んでいると1人の男とすれ違う そしてなぜか私の後を追いかけてきた あ あの突然肩を叩かれ声をかけ られるはいななんでしょう か思わず声が裏返ってしまった 恥ずかしいいいや綺麗だなと思っての聞い たことがあるような くもナパされ てるすすみませんナパなら他を渡って ください生まれて初めてナパされガチガチ に緊張して言葉を返したいやナパじゃなく てその顔のパーツが綺麗だなって え実は俺フリーのスタイリストというか メイクからヘアカットまでコーディネート するのが好きで結構実力あるんですよつい 最近まで仕事でハリウッドスター相手にし ていましたしそう言うと名刺を渡された そこにはフリーコーディネーター桜田 ハルトと書いてあった えなんでそんなすごい方が私に声なんか いやお恥ずかし話すれ違った時にビビっと 来ちゃいまして失礼かもしれないですけど この人絶対コーディネートしたら化ける なっていやいやそんなことないですって ちょっと俺を信じてみてはくれません かいきなり何を言っているんだと思ったが 目は本気だった本気でこの私を コーディネートしようとして いる本当に私でいいんですか自信を持てず に聞き返し たもちろんですすぐそこに俺の コーディネートスタジオがあるから今から 来れますか30分ぐらいで終わるんで30 分正直家に戻った時に母と姉がいることを 考えると怖かったがチャンスは無駄にし たくないと思い承諾することにした はいそれくらいならそうして私たちは彼の スタジオに向かったコーディネートは本当 に30分で終わっ た思った通りだすっげえ美人ですよ鏡を 渡され見てみるとそこには私の知らない 別人が映っていた目元はくっきりとしてい て鼻も高く見える髪は縦にカされ何より顔 全体が明るく見え た すごいし最近のモデルの中で1番すごいよ 本当に綺麗だ ああでも30分過ぎちゃったからもう帰ら ないとだねテンションが上がったのか気が つけば男はため口になっていたああ ありがとうございました私はガブかと頭を 下げたその時胸ポケットに入れていた自作 の名刺がおっこちたこれ間 まなみまなみさんて言うんだねこれもらっ

てもいいかな あででもこのイラスト全然うまくかけて なくてそのいいつかイラストで食べれる ようになった時のために趣味で書いたって いうかそういう私を横目に真剣なまなざし で名刺を見つめる桜田さんこれプロの息だ よへえすごいな俺にはないスキルだ桜田 さんは素直に褒めてくれたそう言われると 嬉しくなり年をあげたそれからしばらく 込んでしまった気がつけばさらに30分 経過し私は慌て た連絡先だけ交換しその日は 解散私は再びスーパーに向かって歩き始め た買い物が終わり家に着くと家には誰もい なかったほっとしたのもつの間いつ帰って くるか分からない家族のために言われた 通りご飯を作り始めたレシピサイトを見 ながら一生懸命作ったが誰も帰ってくる 気配がないすると電話がかかってき て もしもしあんたさどこほっつき歩いてた わけ ええじゃないでしょさっき家に行ったらい なかったじゃない実は私が帰ってくる1 時間くらい前に姉たちは一度帰ってきてい た らしいごめんなさい買い物が遅くなっ ちゃっていやいや何時間かかってるのさ 本当のまだよねちょっとお母さんに変わる からまなみあんた洗濯もしだらけトイレも 全然綺麗じゃない買い物からも帰ってこ ない一体何がきる のごめん なさい謝るのは聞き飽きたわよ結果を出し なさいって言ってるの黙り込む私サド姉が 話しかけてくる私たち今日はもう帰らない からお母さんとホテル泊まる からホテルごご飯あるよ2人の笑い声が 聞こえるちょっと笑せないでよあんたが 作ったご飯なんて食べられるわけない でしょ今から泊まるホテルには有名シェフ が作るレストランがあるのよあんたは 大人しく自分で作ったご飯でも食べてな ああそうそう言い忘れていたわ来月から家 に入れるお金を3万多くするからね私たち へのストレス代じゃあねそう言うと一方的 に電話を切られてしまっ たせっかく頑張って作ったの に私は久しぶりに泣いたご飯を食べる準備 をしているとスマホに着信のランプが とる桜田ハルトと通知が出ているもしもし おおよかった出てくれた話の内容はとのお 誘いだった男性経験が1度もない私は しばらく考え迷った末に受け入れることに したそれから電話は続き気がつけば家に

対する不満を言ってい たそれはひどいねまなさんだけのけ者 じゃん今1人なのうん今日は誰も帰ってこ ないみたい ですそっかちょっと直接あって話したいな 今日すれ違った近くの公園に今から 来れる うーんはい大丈夫ですそうして私たちは 公園であった家族との話の続きをして内容 は仕事の話へと突入した家族はデジタル イラストレーターだって知ってるのいえ 知らないですそかもしよかったら書いた イラスト見せて くれる一瞬迷ったが私は保存していた画像 を全て見せたそれを桜田さんは真剣に見て いるうんすごいなこれセンスもすごいが 何よりクオリティが高い俺がハリウッドで 仕事している時イラストレーターさん何人 も見てだけどこれに叶う人はいなかった な予想外のコメントが飛んできて私は一瞬 言葉を失っ たでもまだまだです全然無名ですし えそれで無名ありえないよ仕事は何で探し てるのツイスターですハッシュタグとか つけてるんですけどあとアイコンも一応 本人って分かるように顔出しして ますちょっと見せてうんなるほどちょっと 今からもう1回スタジオ来てえ えそう言われると半ば強引に連れて行かれ たそこでいきなりメイクとヘアセット さらには衣装チェンジもさせられたこの 男性と今日初めて出会ったのに2回も コーディネートされてしまっ たそこ座って言われた通り指示に従う そしてピカッと光ったかと思うと写真を 撮られたこれツイスタのアイコンに設定し てみてあと文面はこんな感じでははい とりあえず言われた通りに全て終わらせ アプリを閉じると着信音が鳴った ちょっとすみませんもしもし ああまなみ明日から2泊3日温泉に行く ことになったから えちょっと待って何も聞いてないよそんな 私の言葉を無視しじゃそういうことだから 遅れずにねと言われ切られてしまった 大丈夫 はい私は今の電話の内容を伝え たなるほど明らかにやがらせだね仲間外れ にしているのが伝わるよ普通行き先とか 詳細とか教える でしょうそうですよ ねしばらく桜田さんは唸るように考え私に 言っ たそうだいいこと思いついたまなみさん 明日朝1番の飛行機でアメリカ

行こういきなり突拍子もないことを言い 出してきたええあアメリカですかさ アメリカだっておかしいでしょまなみさん だけ仲間外れにされてるのならもっといい とこ行って驚かせちゃおうぜまさんの お姉さんたががるくらいに さででもそんないきなり私お金ないですよ お金の心配はいらないよそれより パスポートは あるパスポートはありますけどいやでも 海外旅行って高いんじゃさっきも言った けどハリウッドで働いていたからお金は あるよ使い道もなくてずっとめてたしまな さんは行きたい行きたくないわ私は行き たいですけどなら決まり明日アメリカねあ それとさっきからスマホの通知めっちゃ来 てるけど大丈夫 えそこにはさっき投稿したツイスターの いいねと新規フォロワー通知が大量に届い てい た中には仕事以来の内容もあった えな何これ私のツイスタ炎上し てる驚く私に桜田さんは言ったまなさんの イラストは誰が書くよりも価値があるよで も自分のプランニングの仕方を知らない だけだったん だそれをちょっと工夫すると今みたいに ピタッとはまる でしょすごい私じゃ思いつかない発想で気 がつけばフォロワーは1000人を超えて い たまだまだ増え続けて いる人って単純でビジュアルが良ければ 惹かれるんだよねまなみさんは自分で気が ついていないだけで顔も絵も素質がある それを生かさない手はないよ初めて人から そんなことを言われた今までフリはだめだ のお前は使えないだの罵声だけを浴びる 日常だったしかしこの男性だけは違った私 はこの人のおかげで何か変われるんじゃ ないかと思い始めてい たありがとうございます急にお仕事の依頼 も増えて忙しくなりそうですうんなら とりあえず明日からのアメリカ旅行を 楽しもうか行き先はロスだはいモヤが かかった心は少しずつ晴れて気がつけば 明日の突然の旅行も楽しみになってい た次の日の朝公園で待ち合わせ空港に 向かう成田から国際線に乗り13時間の フライトを経てロサンゼルス空港に到着し たうわあ すごい初めての海外に興奮し写真を撮って いると電話が鳴っ たはいうんお父さん今どこ早くしないと 出発しちゃうよ姉から父へ向けた間違い

電話だったお姉ちゃん私だよはあなんで あんたが出るわけであれこれあんたの番号 じゃんきるね なんであんたから切る わけ生意気なんじゃないごめんなさい ちなみに温泉旅行明日に変更になったから 私たちは今日星つきホテルに泊まるの私が 全額出してあげるって言ったらお母さん たち喜んでたよ無能な妹とは違うねって そうなんだフリーターだかのあなたとは 違ってこっちはちゃんと働いて稼いでる からねまあなたはひじ行きなよそれ じゃそう言うと笑いながら電話を着られた 少し落ち込んでいる私に桜田さんが言った まなみさんアメリカで仕事をする気はある かい えこの男はたまに突拍子もないことを 言う 予想通りの反応だね実はハリウッドで働い ていた時の仲間がCGアニメを作っている んだけどイラストレーターが足りないって 言ってきてねまなみさんを紹介してみたら 是非うちに来てほしいって状況が飲み込め ていない私に桜田さんがさらに説明を 続けるまなみさんの書くイラストが ハリウッドで使われるんだよそれにギャラ も高くて年収2000万以上は約束するっ て さ ええに 2000万しかも ハリウッドそうまなさんの価値が認められ たんだ よもうあの家で無能扱いされることもない 日本だけで収まらないまなさんは世界に 認められたんだそう言われて衝撃と共に私 の中で何かが弾けた気がついたら今までに ないくらいの無邪気な笑顔で笑っていた らしいよろしくお願いします桜田さんは 照れたように言っ たうん返事はイエスって伝えとくねてか そういう顔できるんだずるいよすっげえ顔 照でくそうに顔をしかめる桜田さんを見て 私は不思議と素直に喜んでい た空港からタクシーで移動し桜田さんが 予約してくれていたホテルに着いた外観 からまず高級ホテルであることが分かる そのスケールに思わず圧倒さ れるす すごいせっかくだしと思って1番高い ところ予約しちゃった無邪気に笑う桜田 さん1番高いってちなみにイクですか 恐る恐る聞いてみる うーんスイートルームで撮ったから1泊 200万とかかなさらりと言ってくるが私

の常識をはかに超えていた え200100万ですか1泊 でそう何そんなに驚いてるのまなみさんも イラストレーターの仕事をアメリカでやっ たらこのくらい余裕で泊まれるよなん たってハリウッドを担当するわけだし ね私なんて そんなそういうところじゃないマさん実力 は相当あるんだからあは自信を持てばいい と思うよ同じせず話したらまなさん今より もっと輝ける よ桜田さんの言葉には説得力があった ホテルの中は今まで見たことのない きらびやかな世界で天井が高く高価な モニュメントが至るところに飾ってあった 案内されたスイートルームは実家の2倍 以上ある広さで室内プール温泉夜景の 見えるパティオまで備わってい た夢みたい夢じゃないよ全部まなさんだ から叶ったことだよ桜田さんは最初は 不思議な人だと思っていたけれど誰よりも 私自身の存在価値に気がつかせてくれた あって数日なのに私は初めて人に信頼を 寄せてい た 私は変われるかもしれないそう思ったのも つの間また着信がなっ たはいあんたなんで来ないのいつものだる そうに話す口調で姉が 言うどこに温泉に決まってるでしょ今日 って言ったでしょもうみんなついてるんだ けど相変わらず皮肉口調で行ってくるどや から目的地の温泉に到着したよう だだって場所知らないし あれそういえばあんたに場所伝え忘れてた わわざとらしい姉の笑い声が 聞こえるわからないし行けない [音楽] よあんたって存在感ないからすっかり言う の忘れちゃったわごめんねじゃあわかった いいこと思いついた私たちがあんたの分 まで楽しめばいい ね今までの自分だったらことごとく傷つい ていたかもしれないただもう桜田さんの おかげでそんな自分はいなかっ たうん楽しんできて私が返した反応が姉に とって面白くなかったのかはあ楽しんで来 てって何様よ本当は来たくてしょうがない くせにあんたが無能で稼ぎもないからこう なったん でしょう黙り込む私にさらに姉は 畳みかける昨日止まったホテルも一泊5万 するんだよね止まったことないでしょ そんないいところデナーもおいしくて今日 は温泉露天風呂よ

あんたには家のお風呂がお似合いだから来 なくて正解だけどねてかずっと家に 引きこもって出てこないんだったら人間と して生きている価値ないんじゃ ない爆笑しているのだろうか姉の笑い声が 桜田さんにも聞こえていたそして私の中の 我慢していた感情がプツンと切れた人間と して生きる価値がないという言葉に敏感に 反応したなぜならその価値を見つけてくれ た人が今ここにいるから だその桜田さんのことを悪く言われた気が して許せなかった私は今この瞬間から強く なろうと決意した姉の言うことにひまずに 返す安いホテルだねぬに少しの間がく私が 反論するとは思っていなかったらしい当然 姉は反発してき [音楽] た何言ってんのついに頭やられちゃったの 5万円が安いホテル5万円も安定して稼げ ないあんたが何言っちゃってんのさ お母さんちょっと聞いてよ面白いんだけど そう言うと馬鹿にしたように母を呼び電話 から母の声が聞こえてき たあんたお姉ちゃんに勝てないからって 見え張ってるのバレバレなのよお姉ちゃん がCAとして頑張って私たちに親高校して くれたのあんたには一生できないこと でしょそもそもまともな仕事がないんだし ちょっとあなたあなたも何か言ってやって どうやら父親に変わろうとしているらしい 父親はそもそも忙しく小さい頃から会話を した記憶がほとんどないそしてそれは デザインの専門学校に行ってから余計に ひどくなりそれ以来一言も会話をしてい なかっ たきっと出損ないの娘としか思っていない のだろう案の定父親が電話に出ることは その代わりに姉が出て くるあんた今すぐちょっと来なさいよ ああ場所伝え忘れてたんだったね場所は 熱海だから荷もちがいないとたくさんお 土産変えないでしょしょうがないからその 役目やらせてあげる嬉しいでしょ熱海に 来れるんだ から上から目線で話しかけてくる姉に対し 私は遠慮せずに言い返した 無理は無りって何よ来なさいって言ったら 来なさいよあんたは無能なんだから無能 らしく言われたことをやればいいのさ 分かった早く来なさい今中に貯金崩してで もちゃんと来るの よお姉ちゃんて静に考えると結構バカだっ たんだねななんですっ てだって無理って言ってるじゃんだって私 今アメリカにいるから唐突すぎて状況が

飲み込めていないらしい当然だろうそして 馬鹿にしたように言い返してきた何言っ てんのアメリカなんて行けるわけない でしょあんたお金もないんだしああもしか してゲームの世界と感動してるやばいん じゃ ないどうやら信じていないらしいので私は アメリカに来て撮った写真を送った今画像 送ったから国を超えた電話で姉川は相当 焦っている らしいちょっとお母さんまなみが変なこと 言ってるしかも画像まで 何なのこれちょっとちゃんと聞いて ちょうだい これどうせひいがでしょ騙されないんだ からまだ信じていない様子なので今度は今 いるスイートルームからの自撮りを送っ たはちょっとどうなってんのよこれてか これ誰よだんだんとテンパってくるのが 伝わる私だけど全くの別人じゃない写真 アプリで加工までするなんて呆れてものも 言えないわよ加工なんてしてないけど 初めて私も馬鹿にしたように笑ったそれに イラついたのかだったら説明してみなさい よあんたなんかがこんな化けるわけない でしょある意味お母さんとお姉ちゃんの おかげかもね買い物に行く途中にある男の 人から声をかけられてコーディネートされ たのその人ハリウッドでも働いていた有名 な人なんだっては何その おとぎ話そんなことあるわけないでしょ 食ったらないつくならもっと真しな嘘を つき なさ姉が最後まで言い終わるのを待たずに 桜田さんがスマホを私から奪ったもしもし 私桜田ハルトというものですが今あなたの 妹さんのまなみさんと一緒にスイート ルームに来ています え桜田ハルトってあの桜だハリウッド スターのコーディネートを担当している 唯一の日本人だっていう え嘘 でしょさっきまでいた姉が急に静かに失っ たまさか桜田さんがこんなにも有名な人だ とは私も今の今まで知らなかった私は桜田 さんから再度スマホを 取り返し姉に行っ たこれで分かった私今1泊200万の ホテルのスイートルームにいるのだから 言ったでしょ5万円のホテルなんて安いっ て完全に形成逆転だしかし姉は負けをしみ を行ってくる最後の丸あき だふん仮にスイートルームだったとして それあんたはただ運が良かっただけじゃん そうまぐれよまぐれ私が買物に行ってい

たら私が声をかけられてたんだ からそれはどうかなそれに私今さっき年収 2000万になったからは 2000万ちょっと待ってよそれどういう 意味だからそのままだよ年収は2000万 だし私今日からアメリカで働く からしかもハリウッドのイラストレーター とし て然聞いてないわよそんな話イラストレー ターって何よあんたは引きこもりの フリーランスなんじゃない のそれは昨日までね今日からアメリカで 働く間まなみに生まれ変わったの年収 2000万ってきっとお姉ちゃんより上だ よねああ大丈夫お姉ちゃんより英語はでき ないからそこは安心してお姉ちゃんは ずっと国内を飛行機でブンブン飛び回って なよそれが仕事だもん ねばバカにし てやられたことをしただけだよそれに フリーランスってバカにしてたけど飛行機 で空を飛び回るってどんな気分やっぱ空 飛んでるって自由な気持ちになるのか なお姉ちゃんもある意味フリーランスなん じゃない うわ私の仕事をバカにしないでよはいはい でもお姉ちゃんの言い方だと稼ぎのある方 が偉いみたいな言い方だったしそれなら 馬鹿にされてもしょうがないんじゃないの 姉は反撃ができず完全に黙り込んでしまっ たそんな姉たちに私は最後の別れを告げた じゃそういうことだからお姉ちゃん私から お姉ちゃんたちに何かをすることはもう ない頑張ってねそう皮肉区長で言う とお母さん悔しいよあのまなみが私が あいつに負けるなんてという姉の声が 小さく聞こえてきた母も言葉を失っている らしい電話の奥からは静かな空気しか 伝わってこない私はそんなことは気にせず 電話を切った長電話になってしまったが 桜田さんは何も言わず待ってくれていた そしてまなみさんこの2日間ですっかり 雰囲気も人間性も変わったね今の君は 光り輝いているよ付き合ってほしいそして 僕とここアメリカで一緒に住まないか 初めて人から告白をされたが私は全く迷い などなかったこの人といたら人生うまく いくそんな気がしていたはい喜んでこれ からもよろしくお願いします笑顔で告白に 答え私たちはアメリカで交際をスタートさ せ た夜景を見下ろしシャンパングラスを傾け 乾杯する スマホには母親と姉からやり直そうという メッセージが入っていたが私は無視した

それから私たちは仕事もプライベートも 順調に進み1年後結婚したアメリカでの 生活にもなれ今の私は生き生きとしている これも全て彼のおかげだった私は彼の期待 を裏切らないように人生を精一杯頑張っ ていこうと心に誓ったのだっ た結婚して今年で3年になる私の名前は 直子30歳シフラ夫の両一は5つ年上の 35歳私と夫は同じ職場で働いてはいたが 部署は全く違うこれは現在でも同じ一応 職場結婚といえば職場結婚だ夫が プロポーズをしてくれてからすぐに私は夫 の実家へ挨拶に行ったすごく緊張したこと を覚えて いる夫から聞かされる私にとっては義母に なるみつよさんの話は本当に優しい素敵な お母様ぞって感じでも私はその裏にある気 臭いものを感じ取っていた女の感はこう いうところで働くもの だ夫にとっての良き母親が私にとって良き 姑になるとは限らない私はこのことを肝に 命じてこの家に嫁いできた結婚後義実家で 同居したいという夫をなんとか説得し義実 家の近くの賃貸マンションで新婚生活を 始めた最初は夫婦水いらずで過ごしたい なんて甘えて見せたら夫はいこ本当に人が いいというか人の意見に流されやすい ところが ある義家との距離は徒歩でもスープが覚め ない距離本当に近くて私は日々怯えて 過ごすことになる義母がいつ襲撃を仕掛け てくるのかさっぱりわからないのだお互い にの番号もLINEも交換をしているのに 義母は連絡なしでくるそれも狙ったように 忙しい時間帯か夫がくつろいでいる時間 帯息子である夫が実家を出て独り立ちした ことが寂しいらしい信じられないくらい 頻繁に来る突然夕食を一緒に食べると言い 出すことも少なくないそうなれば楽しい食 は地獄と貸すの だ私が作った料理に片っ端からケチをつけ ていくのであるよくそれだけ人の料理を 下げる言葉が出てくるなと最後には関心し てしまうくらい嫌味を言いながらも私が 作った料理を義母が残したことはない きちんと平らげて帰って行くのだ女の感に 古いはなかったと確信する 夫はと言うと全面的に義母の味方義母が これは甘すぎるといえば甘いねと答えこれ は辛すぎるといえば辛いね今度から気を つけてよという義母の意見に流さ れっぱなしきっと小さい頃からこうやって 育ってきたんだって思った夫の人当たりの 良さは自分の意見ががないからなんだなっ て気づきちょっと絶望するでも夫のダメな

ところはこれから私が直していけばいいん だってポジティブに考えることにし た義母は結婚してからずっと専業主婦その 分息子にかかりきりになれたのだと思う ただ行きすぎなところがあるのは否めない 私も子供を産んだら気をつけようって思っ た 大して私の母はバリバリのキャリア ウーマンなんならうちの実家は母が支えて いるようなものだ父は掴み所のない人で フリーライターとして働いている旅行記事 を主に手掛けているので家にいることは 少ない初めての家族同士の顔合わせも地獄 だった大体義母と母の性格が違いすぎるお 互いに表面は笑顔を貼り付けているが米神 では青筋がピクピクしているような 顔合わせだった父親同士は意統合した みたいだった けど結婚してからもこの状態は続く義母は 私が里帰りすることを心よく思っていない ようで結婚してからまだ2度しか実家に 帰っていない子供ができたら里帰り出産と 名打って帰ることもできるのだろう けど孫の顔が早く見たいわもう結婚して3 年目よ最近では義母にこんな嫌みを言わ れるようになってきた昔は3年経っても 子供ができなければ実家に返したものだと いう一体いつの時代の話だよ今日も義母は 食事に現れ我が家の食卓についている お父さんはのみに出かけているらしい夫と 義母は仲良く昔話に花を咲かせてい た夕食の席で義母はいつも昔の話をし 始める要するに私が知らない夫と義母だけ が知っていて2人だけが盛り上がる話を するのだ私はいつも感じになる黙々と楽し そうな2人を眺め食後のお茶を用意する火 政府と 貸す時折りちらりとこちらを盗みみる義母 の視線にイラっとしながらも私は平常心 平常心と心の中で呪文を唱えてい たあらこの煮味が濃すぎるわよこんなん じゃ早にちゃうあなたは両一の寿命を 縮めるつもり怖い夢ね保険金の増額でもし たの心の中で必死に平常心の呪文を唱えて いたので一瞬何を言われたのか理解でき なかったそういえばこの間保険の見直しを したところなんだよ何を言われたのか頭の 中で整理をしていると夫が言わなくても いい 義母に告げる悪にはないのだろうけど タイミングを考えろて思う義母はまるで鬼 の首を取ったような顔をして私を見 た保険の見直しは確かにしたがそれはお 互いに独身時代の保険を見直しただけで 保険金の増額や勝手に夫に保険をかけたり

していないしかし義母の中ではもう私は 保健金殺人を企む鬼嫁になっているみたい だっ た 全くそんなことばかり知恵が回るのねあの 母親にしてこの娘ありってこと ね箸を置きながら義母は私のことをあわう ように言ってくるこれまた突拍子のない ことを言い出したので私は保って感じリボ は 料理が下手なのは仕事ばかりしている母親 から何も教わってこなかったからだし家事 全般私は平均基準を満たしていない全ての 責任は仕事ばかりしている母親にあると いう私が結婚後も仕事を続け3年経っても 妊娠しないのは母親が何か入れをしている に違いないと夫に説明をしている 保険金を受け取る時に子供がいたら大変だ からと最後に付け加えたほかとしたまま 義母の主張を聞いていたがよくそんなこと を思いつくなって最後には関心してしまう 出任せもここまで並べると信憑性が帯びて くるその証拠に夫は義母の自論を熱心に 聞き入っていた夫の剣な顔を見てごかとし ている場合じゃないと思った私は義母の 主張を全否定なんでそんなひどいこと ばかり言うのかと義母に言っ た根も歯もないことを言わないでください 私の母はちゃんと私に色々と教えてくれ ましたし尊敬できる母親 ですリボは私の言葉を聞き顔色を変えた 怒りのあり顔に血が登り真っ赤になって くるその行走はまるで赤鬼って感じ だ何よ専業主婦の私は尊敬できないって こと家事や家族を放って仕事ばかりして いるから旦那も家に寄りつかないような 家庭になるの よ母親として失格な女に育てられた娘は やっぱり母親とも嫁としても失格 ねさすがに義母のこの言葉は聞き捨てなら なかった私も持っていた箸をこりと 置く一体どういう両肩で私の母親やうちの 家庭を馬鹿にするのか納得がいく説明をし ていただけますか真正面からリボを見据え て私は言った私のことだけならまだも母や 父家計の環境のことまで若にされては私も 黙ってはいられ ない私は両親を尊敬していますし幸せな 家庭でのびのび育ててもらったと感謝もし ていますそれに子供は授かり物ですから 私たちの意志ではどうにもならないじゃ ありませんか義母は私の言葉を黙って聞い ていたが最後に鼻で笑 たほら口応えだけは一丁前にできるのよね これがあの母親の教育の賜物っってことよ

ね妻として何も役に立たない わ義母はどうしても私の母親を理りたい らしいなんとか夫が仲裁の助け船を出して くれないかと思いちらりと夫に視線を向け たそこには義母の言葉に頷く夫の姿が信じ られない気持ちで夫を凝視して しまうよ一あんな女に育てられた娘を嫁に もらうからこんなことになるのよ今度から 私が食事を全部作ってあげるわ何度も私の 母をあんな女呼ばわりされ私も我慢の限界 を 迎えるガタンと立てて椅子から 立ち上がり夫と義母を 睨みつける疑実家と縁を切ります切らせて いただきます私は高かにそう宣言したこれ 以上私の母や家庭を侮辱する義母を許す つもりはないするとそれまで黙っていた夫 も立ち上がり私を怒鳴りつけてくるなら 離婚だ今すぐ出ていけ玄関の方を指さし ながら怒鳴りつけてくる夫の顔は隣に座っ ているリボそっくりだった一瞬どうして この人と結婚したんだろうと思った優しく て穏やかで私の意見を聞いてくれる夫は誰 の意見にも流される真のない男だったと いうわけなのだろう か自分の男を見る目のなさにうんざりする あなたはお母さんの意見に流されっぱなし ね少しずつでも直していければと思ってい たけど残念だわ無理なのね私は椅子に 座り直し黙々と目の前の夕食を平らげる そして全て食べ終わってからお皿を流しへ 持っていき自分の部屋へ戻ったその間も イボはずっと私への嫌みを言い続けていが 全て無視私の気持ちはもう固まってい た今すぐ出ていけと言われたのだから今 すぐ出て行こうと本当に必要なものだけ バッグに 詰める用意ができたのでダイニングの 入り口からお世話になりましたとだけ声を かけておいたたからの返事はなかったその 晩は私も怒りが収まらない状態だったので 自分を甘やかしてやることにする以前から 泊まってみたかった高級ホテルを予約 するついでに同じホテル内のスパと フランス料理も予約をしておいた料理は ルームサービスで用意をしてもらい私は シャンパンを飲みながら夜景を 見下ろす自分で稼いだ金でする贅沢 最高楽しすぎて思わず声が出てしまう くらい最高の夜だった夫は今頃後悔をして いるだろうかと想像してみたがおそらく 義母が言葉巧みに夫を操って離婚届けを 提出させるだろうと想像がつくスマホを 確認してみたが夫からの連絡はなかっ た翌日私はホテルから職場へ出勤荷物は

実家へ 宅配便で送ることにした何があっても仕事 を休みたくないこれは母親の背中を見て 育ったからだと思う夫とは同じ職場だけど 部署が全く違うので職場で顔を合わせる ことは少ないむしろ夫は私の部署に入る ことすらできない私の上司や同僚が怖い らしい1回くらい根性見せろやとも思った けど私のデスクに夫が顔を見せることは ないまま1日が終わっ たただ私が出勤しているのかそっと覗いて いたという目撃団を同僚が教えてくれる私 は同僚に昨晩あったことを話した同僚も 呆れるばかりだっ た実家に帰ると父が私を迎えてくれた母は まだ仕事に行っているという両親共に年齢 を重ねているけど仕事に対する情熱は若い 頃と変わりがない私は離婚することになる と思うと報告し た私の言葉に父は静かに頷き白い封筒を 差し出してくる今日ポストに直接投函され たものらしい 中からは緑色の離婚届けが出てきた夫の 署名と証人の欄に義母の署名がされている 夫は仕事に来ていたので私の実家まで来て 直接投函したのは義母だろう中にはメモ 用紙にさっさと提出してくださいねと 殴り書きのメッセージが同封されていた その全てを父親に見せる父は呆れたように 大きなため息をつい た私はすぐに署名しそのまま役所の夜間 窓口へ離婚届けを提出した離婚届けは即日 受理された晴れて私と夫義両親は赤の他人 となったわけだあっけないものだなって ちょっとだけ思ったけど後悔は全くない 離婚届けを提出したことだけは元夫となっ た夫にLINEで報告をしておいた既読は ついたけど返事はないまま夜が開け た離婚をしたら私には色々とやらなければ ならないことがある保険証の名前を救世に 戻すとか運転免許証もそうだどうして私 ばかり手間がかかるのかと本気でうんざり する職場は休で通していたので混乱はない 上司や総務に離婚を報告すると少し驚かれ た離婚をしたという事実よりも夫からの 報告がないことに驚いている 様子そっと夫のデスクを確認してみると 小さな黒色に包まれた手作り弁当がデスク の上に置いてあるのが確認できた義母の 手作りだろうと想像してまたうんざりする 離婚をして2週間は静かなものだった やっと仕事が落ち着き有休休暇を取って私 はやり残したことを 片付けるまずマンションに残していた荷物 は夫が仕事に来ている間に引っ越し業者に

頼んで運び出してもらったちり自分の給料 で買ったものは 運び出すマンションはそのまま夫が住み 続けるらしい3年間の間に荷物が増えすぎ ていたのでリサイクルショップにも連絡し てお金になるものはその場で買い取って もらった作業は夕方前に 終了ちょうど実家へ向かうトラックに乗せ てもらった時ギボがマンションに入って いくのが見えたその晩私のスマホには夫 からの電話がなやまない状態に実家の固定 電話もなり続けるのでコドを抜くLINE には夫からの助けを求めるメッセージが 数十件入っていた私はそれを全て既読無し 翌日の土曜日夫と義母は朝の8時に実家に 現れた おはようございます何かようですか塩太陽 で迎えた私の肩に取りすがり元夫が訴えて くる家の中に家電が全くないじゃないか テレビもエアコンも全て持っていったのか 冷蔵庫もないしこれじゃあ生活ができない よ私は夫に自分のものは運び出すという ことだけは伝えておいた 夫は洋服くらいのものだろうと思っていた の だろう結婚当初夫には貯金がなかったあれ ばあるだけ使ってしまう性格で貯金をする 概念がなかった らしい結婚当初の生活費やマンションの 賃貸量新生活にかかる諸々の費用は全て私 が演出したものだったの だあんた鬼なの良一をこんなに追い込んで 嫁としての自覚はないの義母の言葉に私は 笑いが込み上げてくるかと思った今更嫁 ってなんだよって 感じもう嫁でも妻でもありません赤の他人 ですそれに引き上げたものは私が汗にして 働いたお金で揃えたものです一さんはビに 問出していません よ私の言葉に驚いた様子の義母元夫は 気まずそうにして義母の顔を見ることが できないなるほどねって私は思っ たお母さん私と涼一さんの給料は同じ職場 ではありますが倍以上違いますお母さんは 女が働くことに対して否定的でしたがあの 生活は私が支えていたんです よ私と夫の職場は同じなのだが夫の仕事と 私の仕事は全く違う夫は職場の掃除や備品 管理を担当している部署で仕事をしており 私は記者として働いて いる義母は私の給料が夫の給料の倍近く あるとは思っても見なかったようだ それどころか夫も記者として働いてると 思っていた らしい涼一さんはっきり言わせてもらう

けどあなたのお給料であのマンションで 生活するのは無理よ早く解約して新しく 自分の身のたにあったアパートを見つける か実家へ帰ることを進める わバカを言わないでうちの家は孫を連れて 娘が出戻ってきてよこれ以上面倒見切れ ない わ私の言葉を聞いて義母が悲鳴をあげた 義家は嫁に出ていた涼一の姉が離婚をして 戻ってきている らしい孫を4人連れての出戻りなので義 実家の混雑混乱ぶりは察しがついた義母の 悲鳴に呆然とする元とまさか自分が拒否さ れるとは思っていなかったのだろう多分 最悪の場合は実家が自分を心よく迎え入れ てくれると信じていたのだと 思う 母さん そんな夫は絶望のまなざしで義母を見つめ ていたその後元夫はあのマンションから 職場の独身料に引っ越しをした実家に戻る ことは拒否されたと聞いている結婚生活3 年間私は夫から生活費を受け取ったことが ないおそらく現在も夫は貯金もないだろう その上私は義家に夫の名前で毎月援助もし てい た年金生活の義両親を少しでも助けようと 思ってやっていたことだけど離婚現在は もちろんやめているリボは息子から毎月 届いていた援助が届かず生活が困窮し元夫 に援助を求めた らしいしかし元夫にはそんな余裕は全く ない出戻りの元義士も専業主婦で働いた ことがなく両親の年金が頼り らしいとうと義母は生まれ始めてパートの 仕事をすることになったうちの会社で掃除 婦として働き始めたのだ初めてその姿を見 た時はびっくりした義母は私の姿を 見つけるたびにこそこそと逃げていく働く ことの大変さを今頃は実感しているだろう 私は記者として油も乗り順風満パて感じだ 思う存分働いて稼いだお金は自分の成長の ために使うことが できるしばらく結婚は考えなくてもいいか なって思って いるなんだよ俺の飯はどうなるんだよ入院 なんてとんでもないでもて俺の飯を作れ じゃないと離婚する ぞその言葉を聞いた途端部屋の空気が 変わっ た私の名前はさつき現在25歳だが生後 すぐに個人の前に捨てられていたその後 里親が決まらず高校を卒業するまで個人で 育ち社会に出 た個人は起立が厳しく大変だったが社会に

出て1人暮らしを始め た大変なことも多かったが自由を得た私は 羽をいっぱいに広げ毎日を楽しん だそんな時に夫カイトに出会ったんだ当時 の夫は優しくて私が個人育ちであることを 受け入れてくれた今まで苦労したのだろう と全てを包み込んでくれたのだそうして 半年も付き合うと結婚しようと言ってくれ ただが1番不安だったことが彼の両親だっ た親ならば両親が揃っているような ちゃんとした家庭の娘と結婚させたい だろうところが結婚相手が親に捨てられ親 の愛情を知らずに育った女なのだから彼の 親に挨拶に行く時は心臓が喉から飛び出る のではないかと思うほど不安だったそんな に心配しなくても大丈夫だ よ夫は私の不安など全く返してくれず 大丈夫だと笑っていた確かにその通りで あんずより産むが安の言技通り彼の両親は 私の追いたちに不満を言うことはなかった それどころか今まで苦労してきたのね大変 だったわ ねと涙してくれたのだこんなにも温かい人 がいるなんて信じられない思いだったが 嬉しくて私も涙したことを覚えているこう してさやかな結婚式が開かれ私は彼の元へ ととついでいったのだったしかし結婚して みると分からないことだらけだっ た親との日常で覚えることを私は何1つと して知らないのだ1人で生活するだけなれ ば何の問題もないことでも夫婦となれば 知らないでは済まされないことがたくさん あった分からないためにネットで調べても 土地によっては習慣が違うのか全く答えが 見つからないこともあったどうしたらいい のかと思い悩んでいた時に夫が義母に聞く ことを進めてくれたもし聞いてこんなこと を知らないのかと思われ嫌われるのでは ないかと不安だったが知らずに終わらせる よりはと勇気を出したどんどん聞いて ちょうだい分からないことなんて若い頃は たくさんあって当たり前なんだから ねそう言って笑ってくれたのだおかげで私 は 知識の袋を満たしていくことができた そんなある日夫が言ったわきも結婚して家 を出たし俺は長男だしさ実家で暮らそうと 思うんだけどいいよなお前は母さんと結構 うまくやってる し以前から同居できるのならばと思ってい た私は笑顔で開し た自分から同居したいと言った 嫌がられるのではないかと思っていたが その夢が舞い込んできたのだギリとは言っ ても両親と一緒に暮らせるのだと思うと

嬉しさが込み上げてきたこうして理実家で の生活が始まると毎日が喜びで満たされて いったお母さん夕飯は何にしましょう何に しようかしらね毎日メニューを考えるのは 本当に面倒ねそうねさつきちゃんは何が 食べ たいこんな時自分が食べたいものを答えて いいのかどうか迷ったしかし義母は食べ たいものを言ってくれたらその方が メニューを決めやすくて助かるというのだ おかげでそんな時は自分が食べたいものを 食べることができた時には義母の方が食べ たいものがあるから今日はそれを作り ましょうと言ってくれることもある2人で 買い物に行ってそのついでにお団子を買っ て家に帰ると義母と2人でお茶請けに 食べることもあっ たこんな小さなことがとても嬉しくてもし 私が捨てられることなく実の親と暮らして いたらもっと楽しかったのかもしれ ないそんな思いが湧いてきたしかし私を 捨てた親を思うより 今私を実の娘のように思ってくれている義 両親を大事にしなければバチが当たると いうものだろう時折り嫁に行った義姉の あねさんがやってきた義姉は明るい人でお 金がある時にはケーキなどを手土産に持っ てきてくれた給料が入ったからさケーキ 買ってきたよ一緒に食べようよはいじゃ 紅茶を入れますねありがとうさつきちゃん は気が聞くわね最高の妹だわあんたが何も しないだけでしょ実家だからって何でも さつきちゃんにやらせてたらだめでしょ はーい怒られちゃったと言いながら大所に 来て手伝いをしてくれる義姉はとても楽し そうだねえさつきちゃんはさカイトのどこ が良くて結婚したのある時急にそんな質問 をされた最初の頃は優しくて私の全てを 受け入れてくれるような気がしていただ から好きになったと思うが今のカとは なるほどね全てを受け入れてくれるか ラブラブだねあの頃はラブラブだった今は どうだろうか結婚して大して時間が経た ないうちにカイトは本来の自分を露呈させ ていったわがままで自分勝手で 他人の気持ちなどまるで考えない自分の 思い通りにならないと怒り出す家のことは 妻がやるべきで自分がやる必要などないと 言いきるそのためどんなに疲れて帰っても 家中にカトが脱ぎしかした衣服を拾って 歩くのが私の仕事となっていた共働きなの だから自分のことくらいはしてほしいと何 度となく言ったが何もも聞いてはいない そんな夫の姿にこの結婚は間違いだったの かもしれないと思うこともあっただが家族

のいない私が夫と別れるなどという考えは 浮かんではこなかったそれにしてもさよく あんなわがままなのと結婚しようと思った よねさつきちゃんって天使なの本気なのか 冗談なのか義姉はチョコレートを口の中に 放り込みながらそう言った私は答えること ができず笑うしかなかったもしも私が本心 を言ったら途端に嫌われてしまうのでは ないかそんな不安があったからだだが どんな不安があろうとも義姉を本当の姉の ように敬い義両親を実の親のように敬う 気持ちに偽りはなく楽しい日々が過ぎて いったそんなある日のことだちょっとした 気の緩みから私は庭先で大きく転倒して しまったのだ足を滑らせただけなのだから 大したことはないと思ったのだがどうした ことか痛みがひどく動くことができなかっ たどんなに立ち上がろうとしても下半身が 動かないの だいつまでも家の中に戻ってこない私を 心配した義母が庭を見てみるとまの私が そこにいたというすぐに救急者が呼ばれ私 は救急隊員の手によって病院へと搬送され てしまった義母は心配してすぐに義父に 連絡をしてくれたすると仕事中だというの に義父は病院に駆けつけてくれた嫁に行っ ている義姉にまで連絡してくれて義姉も またすぐに来てくれたもちろん夫にも連絡 はしたようだがあれカイドは病室の中にい ない夫に姉が眉を潜めたそれが電話が 繋がらなくてまあ仕事してるんだから しょうがないか あらお父さんはすぐに来てくれたじゃない のなんで連絡がつかないのかしらねこんな 時にまあまあ仕事してると電話に出られ ないもんだ よ夫が駆けつけてないなどとんでもないと 言って起る義母その義母をなめる義姉と 義父私が転んでしまったために家族に迷惑 をかけることとなってしまったそう思うと 涙が流れ たどうしたのどこか痛いの泣くほど痛いっ てなんで先生を呼んだ方がいいかしらいえ 違うんです嬉しいのと申し訳ないのの で義両親と義姉がえという顔をしたそれは そうだろうきっとこの家族にとっては 当たり前のことなのだからだが私にとって はとても嬉しくてそれと同時に申し訳ない 気持ちが押し寄せてくるのだなんだ痛いん じゃないのかよかった申し訳ないなんて ことないのよ家族なんだから当たり前の こと でしょ大事な娘が怪我をしたんだ からそう言って泣いている私の背中を撫で てくれたのだこんなにも温かく優しい手を

私は今でかつて感じたことがなかったその 時だった私のスマホが鳴った見てみると夫 からだおい今どこにいるんだよ帰ってみ たら誰もいないじゃないかごめんなさい 私転んじゃって今病院なの骨折したみたい でしばらく入院することになったの何やっ てんだよ夫の声が漏れ聞こえたのか義姉が 私のスマホのスピーカーボタンを押した すると夫の声が大きくなり義母や義父にも はっきりと聞こえた母さんたちはここにい ますなんだよ俺の飯はどうなるんだよ入院 なんてとんでもないはってでも帰ってきて 俺の飯を作れじゃないと離婚する ぞその言葉を聞いた途端部屋の空気が 変わった私はどう返事をしたらいいのか 分からず答えに窮していたすると義姉が 離婚ねと面白そうに小さく呟い たごごめんなさいしばらくは帰れないから ふざけるな俺は本気で離婚するって言っ てるんだ離婚されたら義両親や義姉と一緒 にいられなくなる私の中で大きくうねる 不安その理由が夫との別れではなく家族と の別れだっ たそそれは私が言い淀んでいると義母が 吐き捨てるように言ったバカな息子 お母さんたちが怒ってるって教えてあげな 義姉に言われるままにお母さんたちが怒っ ていることを伝えると夫は一瞬意味が わからないと言いたげに黙ったがその後も 離婚だとわめいていたついに義母が電話を 手にし離婚したいならそれでいいからご飯 くらい1人で作って食べなさいと言うと 電話を切ったスマホを私に返してくる義母 を見て私は嫌です別れたくないお母さんや お父さんお姉さんと別れるなんて嫌です嫌 ですと泣きながら叫んでいたさつきちゃん と別れるもんですか大丈夫よバカ息子が 別れるって言ってるんだから報復してやり ましょそう言って笑ったのだっ たそれから3ヶ月ようやく退院することが できた私は毎日のように病院に来てくれた 義母や義姉と一緒に家へと向かったそして 家に帰ると1番にやったことは夫の持ち物 を全て庭に放り出すことだったこんなこと していいんですか離婚したいって言ったの はカイトなんだから本毛でしょいたずら そうに笑う義義母私はこの先どうなるのか とハラハラする思いだった夕方になり夫が 帰宅すると庭先で悲鳴をあげた 私はやっぱりという思いだったが義両親と 義姉は大笑いだなんで俺の荷物が庭にある んださつきどうなってるんだ何を騒いでる のよ離婚するって言ったのはカトの方 でしょお望みの通りに荷物を出してあげた んだからありがたく思いなさいよ石が庭先

に至ってそう言うと夫はさらに怒鳴り返す てきたこの家は俺の家なんだから出てくの はの方だ確かにその通りなのだが義母は私 が不安そうな顔をしていると大丈夫だよと 声をかけてくれた何言っちゃってこの家は あんたの家じゃなくてお母さんとお父さん の家でしょ両親が出ていくのはあんたの方 だと言ってるんだから出ていくのはカイト なのよ夫は自分が出ていく必要はないと こねていたが義姉がさらに追い打ちをかけ たつきちゃんが大変な時にはってでも退院 して飯を作れとかふざけたこと言ってる からこうなったんじゃないの少しは反省し たらどうなのよそんなことくらいでそんな ことくらいじゃないでしょ言われる側の 気持ちになったらどうなのお前とはお前が 望んだ通りに離婚させるからこれで満足 でしょ2度と帰ってこなくていいから ね夫は悔しそうに投げ出された荷物を 集めると崎からいなくなったどこに行った のか行くところなどないはずだ大丈夫よ男 なんだからそれに会社は歩いて行ける距離 なんだしどうしてもって時には会社にでも 行く でしょ義姉の読みとり夫は会社に荷物を 運び入れると社長に事情を説明し事務所の 隅で寝ることを許してもらえることとなっ たらしいほらねなんとかなったでもさき ちゃんがカと離婚したくないと言なら頭を 冷やして謝ってきたら許してあげてもいい んじゃない許せないならこのまま離婚して もいいしでも私離婚したらどこに行けば いいか何を言ってるのよさつきちゃんは 離婚しても私の娘なんだから義理だろうが 嫁だろうが娘であることに違いはないのよ あんなバカ息子に頭を下げることなんて ないのその通りだよ離婚してもここにいて くれその方が私らも嬉しいから ね温かい言葉をたくさんもらうことができ た私は夫との離婚を考えるようになって いった夫と分かれることが考えられなかっ たのは義家族との別れが怖かったからだ その心配がなくなった今夫との縁は薄く 感じられたのだ夫との別れそのことを 考え出して1週間した頃再び夫が疑実家に やってきた飯を食べるための金がなくなっ たんだ家に入れてくれよ離婚するんだろ 骨折して入院している人に退院してこい飯 を作れなんて非常なことを言うような男と 夫婦でいる必要はないからね母さんは どっちの味方なんだよ決まってるじゃない か正義の味方だよ義母はそう言うと笑って 見せた正義の味方ならかわいそうな俺の ことを考えてくれよもう飯を食べるための 金がないんだよ離婚届けにサインするなら

お前の通帳を渡してあげるよ離婚ううんま こうなったら夫婦でいる必要もないからな ええよ離婚してやるよ夫のその言葉を聞い た義母は私にウインクして見せると役所 からもらってきていた離婚届けを手に庭先 に進み出たじゃこれにサインして夫は言わ れるままにサインすると離婚届けを義母に 渡した書類と交換のように義母は通帳を夫 に渡すと財産分与というのを知っている だろその貯金の半分はさつきのものだから 口座から下ろしたよ文句はないだろ夫は 義母を睨みしたもののそれ以上何も言わず に庭から出ていったこうして離婚が成立し た私は苗字をそのままに義両親たちの容子 として家に残ることとなったのだった ところがこれで全てが終わるように見えた 離婚劇だったがなんと元夫はその後も何度 となく連絡してきたそれも決まって月の 半ばださき金を貸してくれどういうこと金 がなくなって食べ物を買うことができない んだお給料はまだ給料日から半月しか経っ ていないんじゃないのそういう私に 口ごもるように言った理由は何とも 情けないものだった給料はもらったけど どう配分していいのか分からなくて適当に 使ってたらなくなっちゃったんだよ一体 どうやって使ったらあんなにある給料が なるのよ分からないんだよももカイトと いう人はお金の使い方が大雑把で私が経費 の配分を考えていたのだがまさか1人に なっても同じことをしているとは思っても いなかったとはいえ貸してくれと言われて も貸したところで同じことを繰り返すだけ だろうそこで両親に相談したのだがその 回答は大変さっぱりしたものだった 離婚したんだから貸す必要はないでしょ 本来なら慰謝料をもらってもよかったんだ からね放っておきなさいそうそうこれから 連絡が来ないようにブロックした方がいい よということだった義母が言う通り慰謝料 を請求しても良かったのかもしれないが さすがに義両親の愛情を彼から奪った上に 慰謝料まで取ることができなかったのだ はいじゃあブロックします 私はそう言うと義両親と義姉の前でカイと の連絡先をブロックしたのだったその後の 回とはどうなったのか会社に住みついて いるはずだったがどうやらいつまでも アパートを探そうとしないために会社から 追い出されたらしいしかも給料はもらって いるのにいつでも金がないからとまともな ものを食べず力が出ないらしいそのため 仕事にも支障をきたし とうとう首になったと聞く首になり食を 失ったカとは食探しをすることもなく公園

でブラブラしたりホームレスの配給所に 並んでいるというその姿は黒汚れてもはや カイトなのかどうかすら判別できないと いう一方私はと言うと義両親と義姉に囲ま れて愛を感じる毎日を過ごしている私の親 だと声を大にして言える今私は心から幸せ だと 思う今日から俺が地主だ親父から引き継い だからな今まで以上に持てなせよ彼は ニヤニヤした嫌らしい笑で私たちを見下し てきた父親が倒れて後を引き継いだばかり だというのに随分と高圧的 だ今までも自主の息子だからと言って周り に迷惑をかけてきたというの に彼が純子になってしまったらさらに悪い ことが起きそうな気がする私たち家族は嫌 な予感を感じてい た私の名前は文香45歳今はラーメン店の オナをしており夫と2人で切りもりして いる子供が2人いて私の両親と6人の大 家族だこのラーメン店は以前父が個人で 経営しているコンビニだった今はチェーン 店のコンビニしか見かけないが昔は個人店 があったものだ今から話すことは20年 ほど前の話であるその頃私はラーメン屋で 主要中並みだった実家は地域密着型の コンビニで休みの日は私もコンビニ店員と して店の手伝いをしていたものだ大のよう にホットスナックもそれほど充実してい なかったが周囲からは気に入ってもらえて いたそれは目玉商品があるからだ客の 目当ては母の手作りパンだコンビニ内の 面積のうち13が母のパンを置いており それが1番人気だっ た母は父と結婚する前パン職人だったもの で私も小さい頃はよく作りを教わった周囲 が大手のコンビニチェーンに変わる中 私たちのコンビニが潰れずにいたのは母の 力が 大きい父も母と一緒にパン作りを手伝う うちにプロレベルになったそうだ私もお客 さんにパンのことを聞かれて詳しく答え られるくらいパンの知識は豊富だそれでも 私はラーメンの本が好きだったのでいつか 自分の店を持ちたいと思いながら忙しい 日々を送っていただが私には悩みが1つ あったそれは両親がある迷惑客で悩んで いることだしかもその客が私の幼馴染みの よおという男で自主の息子だから厄介なの だ私もその現場を見てしまったことがある のだが父がよおに他の方に迷惑になりから と注意したところうっせえよおっさん俺が 誰か分かって言ってんのかよ俺の父親に 行って退去してもらってもいいんだからな と言って乱暴に扉を開いて出て行って

しまったのだ両親があんな横暴な態度を 受けていたなんて私は全く知らなかったの で驚くしかもよが迷惑行為をするように なったのは3年前からだそうだ両親は ずっと我慢していたらしい私はずっと本業 で忙しくコンビニに立つのはたまにだった まさか吉男があんな男になってしまった なんて思いもよらなかったの だよしは昔からいたずらっ子なところが あった昔は女の子にちかを出して泣かせ たり先生にいたずらをして怒らせる程度 だっただが大きくなってからは周囲に迷惑 をかけまくる不良になってしまったので あるたまにコンビニに来ては会計前の商品 を開けてしまったり雑誌コーナーで3時間 立ち読みすることもある私たちは吉尾の家 から土地を貸してもらってコンビニを経営 している注意はするものの理禁止にはでき なかった彼は仕事もしていないようでここ ら辺の人に入っては好き勝手に振る舞う みんなよを嫌っていたそれでも私はお 馴染みだしと思い直接よおに文句を言った ことがあったその時休日で食材の買い出し に行っていたらたまたま他のコンビニ付近 でよおを見かけたの だよしお店での迷惑声はやめてよみんなが 迷惑してるのわからないあ お前には関係ないだろ私の親が経営して るって知ってて言ってんのあああうるせえ な公共のマナーを守ったよねうるせえって 言ってん だろ吉尾が私の胸ぐらを掴んだ時だった誰 かが吉尾の肩をつかみやめろよとよおを 止めてくれたのだそちらを見ると吉同様 幼馴染みのたしだっ た久しぶりねふか元気にしてたか私とたが 挨拶をしている間に吉は逃げてしまった 全く困ったやだね本当すんごく迷惑してる の私が吉尾の悪業を話すとたはため息を ついた前に俺からも注意したんだけどね まあ吉はのこと見下してる不があるからね 何言ってもは聞かないかもね私がそう言う とたは少しショックを受けていた吉は 腕っぷしが強いがたは大人しくて力が弱い 方だその代わりたは有名一大学を出て地元 に戻ってきたので今や女子たちから人気が 高いこの時高と再開してからというもの彼 は私の勤務するラーメン店にちょくちょく 顔を出してくれるようになっ 私の夢も応援してくれていてなんだか子供 の頃よりも親密な関係になった気がし たたとは反対に吉はよくうちのコンビニに 来るようになってしまった私が文句を言っ たのが良くなかったのか幸福として毎日 やってきては迷惑行為を繰り返すように

なった私はラーメン店の大将に事情を話し てしばらく休ませてもらったこうなって しまったのはの責任でもあるどうにか しようと思ったのだそして私はよおのこと が解決するまでコンビニで働くことにした 来るお客さんは見知った顔ばかりだ普段は 世間話をしたりと楽しく接客をしただが 夕方頃になるとよおがやってきた私は母に レジを任せて吉の元へ向かうすると吉は 既に雑誌コーナーのの前で地べたに座り ファストフード店で買ってきた飲み物を床 に置いて雑誌を読み始めていたお客様 めちゃくちゃ迷惑なので大店願いますなん で海がいるんだよコンビニ店になったから よマジでコンビニ店員とかどっさそれは うちの両親もバカにしてるのかしらお前 だろ結局俺にペコペコしなきゃいけないし て言んじゃ ペコペコしているのは吉男にではなく吉男 の両親にだ本当はこんなやつすぐに警察に つき出してもいいのだがお世話になって いる吉男の両親の手前何もできないだけだ ああそれを言ったら働いていない吉の方が 土底辺じゃん他の客の邪魔だからさっさと 帰りな俺の親に言いつけるぞすぐそれだよ ね親がいなきゃ何もできないのあを過ぎた 大人がさんなんじゃ恥ずかしいよすると吉 は顔をくした後に雑誌を床にバシッと 落として店から出て行ったこれで来なく なればいいと思っていたがよしは私がい ない時を見計らって店に入っては店内を 荒らして帰るようになった冷凍食品を冷蔵 ケースに置いたり雑誌を冷凍ケースに置い たりするのだ幼稚な嫌がらせで困るだが そんなある日の父が倒れてしまだった土地 の管理は吉の父がしておりそろそろ息子に 仕事を継ぐという話になったそうだがそれ からというもの吉尾が自主のように 振る舞うことになったの だ今日から俺が自主だ親父からきついだ からな今まで以上に持てなせよ吉はそう 言って笑い出した両親は愕然としていた せめてこのコンビニの経している間は吉男 の父に頑張ってもらいたかっただがもう 吉尾が自主になってしまったと聞いて 先行きが不安になるもし何かあったら コンビニも閉めないといけないかもなそう ねそうなったらまともな人が貸してくれる 土地で早やでも始めようかしらね新しく コンビニを開くにしても大手チェーンが 広がっているし個人だと厳しいものがある のよね 両親はうーんと悩んだ2人は50代前半で まだまだ働き盛りだ会社になったことが なく祖父母の台から店舗経営をしていた

今更他の生き方など考えられないようだっ ただから吉とトラブルが起こる前にどうに かしないとと思っているのだそんな私たち を笑うかのようにがやってきた今日から 家賃50万あげるからと言い出したのだ どこのヤザだろうかと思うそんな無理よ急 に応募なこと言わないでそうですよ今の 金額に50万円を上げるとなると店が経営 できなくなってしまいます別にいいんだぞ 無理に払えなんて言ってないしなでも払え ないなら俺の土から出ていけよ吉は私たち がそんな学を払えないと知っているようで ニヤニヤと笑を浮かべてできた上がったら そそと店を畳む準備でもするんだな私たち が睨む中よは笑いながら店を出ていった父 は血の気が引いてしまいその場に膝をつい たもう店続けられない50万だなんて今 だってそこまで余裕があるわけじゃないの にこんなのいい方じゃないのかどうして 両親がここまで苦しまなきゃいけないの だろう私は怒りに震えたよしおさえ おかしなことを言い出さなければ私たちは 平和な毎日を過ごせていたのにその時だっ た高が来店したあふかラーメ屋行ったらい なかったからこっちかなってどうしたの 私たちが暗い雰囲気を出していたから心配 させてしまったようだすると両親は にっこりと接客スマイルを浮かべて いらっしゃいとたを迎えた 私にようだったまあなんかこの辺りの他の 店でさ野生が家賃あげるって言ってる みたいでちょうどさっき吉が来て今の家賃 から50万円をあげるとか言い出したのよ それで暗かったんだね予も自分が自子に なったからって好きがっていいよな そもそも本当に親父さんから全部引き継い だのかなその言葉で私は気がついたねえ お父さんの確認してみたいや何もしてない それならホームヨに行って当規模を見せて もらおうよああまずはそうしよう私たちは 母に見番をしてもらいホム局へ向かった すると当規模はまだ吉男の父の名前のまま だっ た私たちはその足で吉の家へと向かった家 は大きい贅沢で立派な門構えがあるので 気軽に尋ねられる雰囲気ではないだが こちらも生活がかかっているのでそんな ことを気にせずチャイも鳴らした事情を 説明すると私たちはすぐに家の中に招かれ た広い庭園には小さい池があって不がある こんないい環境で育ってきたのにどうして あんな音が育ってしまったのかつくづく 不思議に思う入るとお手伝いさんが出迎え て私たちを客間に案内した洋風の部屋で 高かそうな勘が置かれている3人並んで

椅子に座るとこの家の奥様よの母がやって きたこの度は負傷な息子が申し訳ありませ んでした今よしを呼んでおりますのでお 待ちくださいしばらくすると予がやってき て嫌なものでを見るような目を私たちに 向けてきた家賃のことか弱者俺の言う通り にすればいいんだよよしおなんてことを 言うの謝りなさいよしおの母がしっても よしおは涼しい顔をして高に目を向けたて いうかなんでお前がいるんだよ関係ねえ だろ確かに俺は無害者だけど法律のことに 少し詳しいから一緒に来たんだよ吉の お母さんは借地借家法はご存知ですかそう いったことは全て夫が知っています私はは 詳しくないですが急に家賃を値上げする ことはいけないことだと認識しております なんだよそれお前ら俺に土地を借りてるみ だろ値したらそれに従えばいいんだよ何も 分かってないようだな借地借家法によると 値上げしていいのは土地の価値が上がった 時と家賃が安すぎる場合のみだそれ以外で 勝手に値上げをするべきじゃないそれに 貸主と借主双の護衛がなければ50万円も 家賃を引き上げるなんて法的に認められ ないよたはヒーローだきっと私と父だけ ならそこまでのことは知らずに最悪の場合 店を畳んでいたことだろう私もたしに続い たそれに土地の所有者を確認したところ まだ吉男のお父さんの名義になっていたわ よよしもしかしてお父さんから全てを 引き継いだって話は嘘なんじゃないの すると吉はぎくりと顔をこり体が硬直した だがここで1番大きな反応を見せたのは 吉男の母だちょっと待ってよおが夫から何 を引き継いたですって予がこの前から ずっと周囲に言い回ってますよお父さん から全部引き継いだから俺が事主だって その時吉の母が怒りの顔と共に立ち上がっ た何を言うのお父さんは手術をすれば治 るって言ったでしょうなんであんたが自主 になるのまともな共用もない仕事もせずに ブラブラしていろんな場所で迷惑かけて あんたみたいなボクラに途中を任せられる と思ってるのげにこんな大問題を起こして いるじゃない地は弟にすせますあの子は 真面目で不動産業しているから土地に 関する法律にも詳しいわあんたよりも家を 継ぐにふさわしいわするとよおが怒鳴り 出した俺が長男なのになんでだよよおの母 は彼がどうして分からないのかと嘆いて それ以上言葉を続けられない代わりに私が 言ってやった長男だろうと能力のない人に 任せたらまずいことになるって気づかない 吉って昔からそうだよね自主の息子だ からって偉そうにしてクスても

様逆にあなたの弟は人気者だったもんね もしかして弟よりも自分の方が強いんだっ てアピールしてた動物でもそういうのやる よねほら毛を逆立てたり牙を見せたりさ 確かに怖いと思うよけどそれだけただ怖い だけの人の言うことなんて誰も聞かない からすると吉は鬼の行になって私を 睨みつけた次に父が諭すように言った娘の 言う通りですよお君そうやって相手に言う ことを聞かせようとしてもかってみんな 離れていくもんですよ自分に何が足りてい ないのかどうすらまとに生きられるのか しっかりと考えて行動して くださいまだ納得していないのか吉は 私たちを睨みつけているするとよおの母が もう耐えられない今まであんたが外で問題 を起こすたびに私たちが頭を下げてあんた は反省すらしない感動よこの家から出て 行ってもらうわすると吉の顔が一気に 青ざめたちょっと待ってよ お母さんもうあんたの母親でも何でもない わ2度とうちの人間だと不調しないで 恥ずかしい はよおはブルブルと震えて俯いてしまった そしてよおの母が私たちに向き直り頭を 下げ た皆さんには大変ご迷惑をおかけしました 謝罪いたしますほらあんたもきちんと謝罪 し なさい吉男の母が無理やりよおに頭を下げ させる心からの謝罪ではないのだろうがが 頭を下げることなんて1度もなかったから 少し胸がすっしたよおにはしるべき罰を 与えるつもりですもう周りにご迷惑をお かけしません今後もどうぞよろしくお願い いたし ます丁寧な吉尾の母の態度に私たちも同じ ように頭を下げて話し合いは終わっ たそれからよは母親が言った通り最低限の お金を渡され 感動されてしまったようだ近所の個人経営 の店は今まで吉尾に迷惑をかけられて深く 恨んでいることもありどの店も出禁にした この付近で生活できないとなるとここから 離れた地域で生活しなければならない まるで村八部状態 だよおの母はそれは仕方ないと言ってい たのの父は盲腸で入院しただけで手術を 受けたら元気になって戻ってきたそうだ まだ次男に継ぐことはないようだが しばらくしたら少しずつ土地の所有権を 変えていくそう だ正当な理由なく土台をあげることはない から安心してほしいと言われ私たち家族も 周辺の店の人たちもアドし

たそれから私はたに告白をされ数年 付き合った後に結婚をし た子供ができてしばらく経った頃両親が コンビニを畳むと言い出し た時代の移り変わりもあり系が厳しくなっ たそうだそこでコンビニを回送して私の ラーメン店をオープンしたの だ小さい店だがたも一緒に店の経営をして くれて両親が子供たちの面倒を見てくれる ようになった子供たちも手がかからない 年頃になって私は毎日バリバリ働く日々を 送って いる周囲の個人点は少しずつ閉店して大手 企業が参入していて昔の街並が変わって いくのは寂しいけれど今後もそうやって 変わっていくし私たちもも変わっていか なければいけないのだろうそれでも私は ずっとこの店を守り子供たちと幸せな家庭 を気づいていきたいと思うのだっ たこの子ね大して可愛くもないのに料理も できないの悪いけど皆さん練習に付き合っ てくださるかしらじゃないととてもじゃ ないけど息子と結婚させられないわすすみ ませ ん全くひかりさんて一体いつになったら 成長してくれるのかしら [音楽] ね料理ができないと言われたことには少し 腹が立っていたそれなら義母に現実を教え て やろう私の名前はひり結婚前の私は疑実家 ででもっか修行中そもそもなぜ結婚前なの にこんなことをしているのかと言うともう 予想がついている人はいるかもしれないが 義母の提案だ今から2ヶ月前のこと2年 交際している勇気からプロポーズを受けた 私も彼も30歳を手前にして結婚を意識し ていたのですぐはこのプロポーズを受けた のだがここで勇気からこんなことを言われ たあのさそれで結婚の条件があって え最初は条件と聞いて何それと思っていた のだがその条件とやらを聞いて私は少し 驚いてい た実は母に認められることが条件なんだよ 認められることが条件ってそりゃ結婚って そういうものでしょうよ認められなきゃ いけないってことはお母さんは結婚には 反対なのいやというよりもこの間言われた んだよ母と一緒に夕飯食べた時に俺とひが デートしているところを母が見ていた らしくて結婚するつもりはあるかて聞かれ たことがきっかけだそれで俺ももうすぐ プロポーズしようと思ってたからその つもりだっって言ったら結婚の条件を言っ てきたんだ

え意味わからないよななんか妻になるんだ からその覚悟を問うんだとかなんとか言っ てて仮同居みたいなもので1回一緒に住む んだったら結婚してもいいって言うん だ同居するの結婚前にえうん俺もさすがに それは良くないと思って反対したんだけど 絶対にそこは譲らないみたい でそっ か全くもって困ったものではあったのだが これが結婚の条件ならば 仕方ないいいよ私も勇とは結婚したいって 本気で思っているからに認めてもらえる ように頑張る わ 光 ありがとうごめんなうんうん気にしないで とは言ったものの内心勇気には義母の提案 を突っぱねて欲しいとは思った がそして後日私は疑実家へ挨拶へ向かった 勇の家族は義母と勇それから3つ離れた姉 がいると聞いている義父は勇気が中学生の 頃他したそこから義母が女で1つで義姉と 勇気を育ててきたのだと いう同じ女性として尊敬できる部分は もちろんあるがそれよりも今はなんて言わ れるのかが気になってい た条件など出してくるくらいだ よほど結婚には反対したいの だろうそんな緊張した持ちで疑実家へ足を 踏み入れた瞬間急にピリピリとした空気感 が 漂うまるで胃がキリキリ痛むような嫌な 緊張感だ私の緊張した様子を察したのか 勇気がそんな緊張しなくても大丈夫だよ 今日はただ挨拶だけなんだからさと私を リラックスさせるために言ってくれたの だろうが私の耳には入らないほど緊張して いた玄関からリビングへつがる廊下を歩い ていくたびに足が 重いそうして義母のいるリビングへ たどり着くとお茶をすすりながら待つ姿が そこにはあっ た母さんただいまこの間話してた俺の 付き合ってる彼女のひりは初めまして ひかりです今ゆきさんとお付き合いさせて いただいており ます今日はどうもゆきの母 です声は若干震えてしまったがなんとか 第一喚問は 突破そこからは勇気が話してくれたそれで この間すでに話してあると思うけど俺は この光と共に人生を歩んでいきたいと思っ てるそれは聞いたわでも言ったでしょ結婚 を許すのには条件があ るってそれは分かってるだからひにも

ちゃんと了承してもらって結婚前の同居を してくれることになったから えオッケーしたのああひかりそういう話で いいんだよ ねはいお母さんに認められるためにどんな ことでもやる覚悟ですよろしくお願い いたし ます私がそう言うと義母は少し面食らった ような様子だったわ分かったわひかりさん これから少しあなたには厳しくしていく つもりだからそのつもりでは はいこうして私は疑実家での同居生活が 始まったのだっ た何でもやってやろうという覚悟だったの だが早速初日にあることが 起こる初日は朝7時に疑実家に集合と言わ れ私は15分くらい前に疑実家へと向かっ たおはようございます今日からよろしく 願いします朝はテンションの低い私が かなり頑張って声を出したと思うのだが 早速義母からのダメ出しがあっ たいりさん朝から元気ないんじゃないもう 少し大きな声で話せないの かしらすすみませんじゃあまずはこの家の 掃除から始めてくれる かしらわかりました 疑実家に来て1番最初にしたのは掃除掃除 のダメだしは嫁姑問題でもよくあること だろうしかし姑とは掃除に関してのダメ 出しは一切行わなかっ たすると掃除から数時間後部屋でくろいで いると義母が部屋に来たちょっとひかり さんいいかしら は はい今からあなたに料理を作ってもらい たいの料理ですかそれは全然いいですけど 何を作り ます私のメニュー よそこで作るように言われたのは義母が いつも作っている料理だっ たなるほど これから勇と一緒に生活するのであれば母 の味を再現できるようになれということ か勇気は毎日仕事で疲れて帰ってくるはず だわそれを癒しているのは私の料理だと 思うのは はあだからあなたにもそれができるように なってもらわないとそれこそ結婚は どんどん遠いていく わわかりました是非ご教授お願いし ます それから義母に料理を教わることになった まずは勇気の好物だという ハンバーグお互い実家暮らしなので勇気が 普段どんなものを食べているのかどんな

ものが好みなのか知ることができたので よかっ たそしてハンバーグの作り方を習っていた 時のことだっ たあの子は煮込みハンバーグがが好きだ からね私はいつも煮込みハンバーグをして いるの煮込みハンバーグと聞いて結構料理 をする人なのかななんてことを思ってい たら予想外の作り方をし始め た準備し始めた時出てきたのは市販で売っ ていた ハンバーグ肉をこねる工程はないそして そのチルドの半を焼いただがまだあった なんと義母はソースを大量 投入あとはみりんケチャップを投入して それを煮込むというどうここまでの工程で 何かわからないことあったちょっと私の やり方を真るっていうのは大変かもしれ ないけどとりあえず後は煮込んでそれで ハンバーグの完成よいやわかるもちろん このやり方でも家庭によっては間違いでは ないのかもしれないだけどこれって煮込み にする必要はあったのだろうかそもそも ハンバーグだけ焼いてソースは別に作れば 良かったのではそう思ってしまったのだだ がどうやら勇気はこのハンバーグが好き らしい ならばこのやり方をマスターするしかない だろうこうして私はこのやり方を完全に マスターすることにした戸惑いはもちろん あっ た正直言って自分が作る煮込みハンバーグ の方が断然おいしいとさえ思ってしまった のだだが合に言っては豪に従え私のやり方 を通すよりも私は結婚のために耐えた そして慣れない作り方で義母に食べさせる と何よこれ まつそりゃそう だろうこのやり方は私のやり方ではなく あなたのやり方なのですからという気持ち を胸にしまいつつ平謝りした お母さん申し訳ありませんまだ不慣れな ものでして本当ねさすがに1回目は完璧に できるとは思っていなかったけどここまで ひどいものだとは ねすみませ んその日以降も他の料理を学び作っては見 たもののどれも私の方がうまく作れるもの ばかりだだったのだが義母のやり方では どうしても今1つの品となって しまう当然だが義母からは批判の声が次々 に飛んでき た全くどれを作ってもあなたは満足に作れ ないのね何か一品くらいできないの私の 料理をコピーするだけのことなのよそれも

できないなんてそれじゃあ結婚なんてとい ていくだけ ねそそうですよ ねなんだかその言葉を聞いてだんだんと 苛立ちが募ってきた本来だったらもっと うまく作れるのにこういう時勇気に助けを 求めるのはなんとなくできなかっ ただってまるでそれは負けを認めるような ものだから それに勇気に行ってなんとかなるなら そもそもこんなよくわからない同居なんて なってない だろうだからもう少し粘ってみることにし たの だそして1ヶ月後のある時義母からこんな ことを言われ始め た来週だけど親戚を呼ぶことになってる からそこであなたの料理の腕見せてもらう からねどんな風に評価されるか楽しみだ わら来週ですかそれに私まだ結婚してない んですけど親戚の方に合わせてもらえると いうことは結婚は認めてくださったという ことでよろしいですかそんなわけない でしょただテストみたいなものよあなたを この親族に加えるかどうか のもち全員の評価が悪かったらあなたには すぐにここを出て行ってもらって結婚を 諦めてもらうことにする わ そんな突然突きつけられた現実に私は驚く ばかりだった勇気の親戚にはあったことは ないのだが義母が自信を持って呼ぶくらい だからきっと私にとっては不利になる可能 性が高い だとすれば状況は最悪と言える だろうどうするここで成功させるためには 義母の料理を完全にマスターするしかない そう考えたら突然プレッシャーみたいな ものが押し寄せてきたそんな中迎えた 当日お邪魔し ます久しぶり ね久しぶりね相変わらず元気そうだわ そっちこそうんその子はうんああこの子は 今勇気と付き合ってる子よほら電話で話し てた ああはいはい初めまして今日はあなたの 料理楽しみにしてるわは はいゆは本当に優しくていい子だから 私たちも厳しめに見ちゃうかもしれない けどそれはまあ仕方のないことだから ねこの発言でわかった親戚も全員ぐるか つまり料理が下手だったという評価を与え て勇気との結婚を何としてでも阻止するの が義母含めたこの人たちがやろうとして いることだろうっていうかこの人たち勇気

に結婚して欲しいとは思っていないの だろうか結婚を阻止するってこは勇気の 子供を見るのも遠ざかるのにちなみに勇気 は今義母に頼まれ買い出しに行っている たくさんの買い物を頼んでいたのできっと 今から私が料理の評価を受けることを知ら ないだろう なそんなを思っていると義母が 早速それじゃあ早速始めてもらいましょう かひかりさん準備してくれるははい私が 台所へ向かうとひそひそと親戚と義母の 話す声が聞こえてき たところでさひかりさんだっけあの子料理 の腕って実際のところどうなのそれがさ 全然ダメなのよえそうなのそうなのよ 可愛くもないくせに料理もできないの今日 は皆さん練習に付き合ってくださるなん ちゃっ て練習ってでもこれがうまくいかなかっ たら結婚は認めないつもりなん でしょうまあそうなんだけどね勇気は きっと納得してくれないと思うからあの子 を納得させることをしないと無理 ね勇気は相当惚れてるのねあの子に確かに 可愛くはない ねここまでの発言を聞いて頭の中は完全に 沸騰していたよく分かったそれなら期待を 裏切ってやることにしよう私は冷蔵庫の 中身を チェックよし十分だわあいつらの下一瞬で 唸らせて やる私は義母が教えてくれたメニューとは 異なり自分のメニューを作り始めた今まで 料理ができないというイメージを覆して やる台所に来られると迷惑なので義母には には一切入らないように釘をさしておいた そしてまずは前菜のサラダから 提供新鮮な野菜があったのでそれを刻み ソースは自分で作ったものにしたん何これ 私が教えたものではない けど今から本番ってことで最初は前菜です よへえあなたが今まで作っていたものより 美味しそうだわこういうの意外とできるの ねて言ってもただ野菜を切っただけみたい だけどじゃあどれ どれソスにつけて野菜を口にした瞬間義母 と親戚は顔を見合わせてい たここれってどこで売ってるソースなの ああそれ私が作ったんですよちょうどいい 材料が揃っていたので えどうやら自分たちの想像以上に 美味しかったということ だろうじゃあ今からどんどん提供します から待っててください ね私はそれからも冷蔵庫にあるもので親戚

と義母にご縁がないであろうフレンチ風の 料理を次々提供して言った義母も親戚も まずいとは言わず私の料理をただ黙々と 食べ私が台所に行くとひそひそと何やら 話していた最後のデザートを提供し終えた 私は義母たちに感想を聞きに行っ たどうですかお口に会いましたかあああ まあまあねところでどうしてあなたみたい な人があんな料理を作れたの ああ私の料理美味しかったってことですか そそれ はすると親戚の1人がこう言ってき たおいしかったわちょ ちょっとだってこんなもの提供されたら 文句のつけようがないじゃないこんなお店 みたいな料理を家庭で食べたのなんて 初めてよあんただっってもう分かってるん じゃないの うじゃあ認めていただけたということで 結婚の準備させてもらいますねああそれ から私がさっきコースみたいな料理を提供 できたのは実家が三つ星のフレンチだから ですよなんですっててっきりゆさんからて いるものだとばかり思ってましたけどそう じゃなかったんですね実家が忙しい時は私 も昔はよく手伝ってましたその中で父から 料理の知識は学びましたちなみにさっき 出したメニューはどれも父に教えてもらっ たものばっかり でどうして私に黙ってた のだってお母さん言ったじゃないですか私 の料理をマスタしないと結婚は認めないっ てだから全然本意ではなかったんですけど お母さんの料理をずっと作ってまし たた立ちが悪いわね あなたそれはどうなんですかね はあ私はただ結婚を認めて欲しかっただけ ですそれを認めないというお母さんの意見 に従っただけです もしそれを言うならタチが悪いのは お母さんの方ではないのです かなんですってそれにいいんですかこの ことゆきさんには聞かれたくなかったん じゃないです かあの子はまだ買い物に行ってさっきから 玄関のところにいますよえゆゆきどうし て忘れ物があって取りに来たんだよ それよりなんだよこれさっき聞こえたけど 料理を評価してたのかああえっとこれは そのあなたのためを思ってやったことなの よ誰がそんなこと頼んだんだよ俺は何度も 言ってきたじゃないか同居の話が出た時 だって結婚前なのにおかしいいってだけど 母さんはそうしないと縁を切るとか言う から申しなくけど光に頼んだんだなのに

この集なんなんだよこれなら縁切った方が マだったわゆ ゆきもういい 光りもういいこの家から出て結婚 しようううんま待って ゆきあんたの顔なんてもう2度と見たく ないじゃあ なそん なあこうして今回の一見は幕を閉じた勇気 はかなり怒っていた私を連れ出してくれた 時もずっと膝をついて謝罪していたの だ本当は縁を切るなんてしたくなかったの でやなく私に頼んだらしいが今はそれを 食いている らしいだがそれも勇の優さなのだろうそれ から親戚含め義母が私の家に謝罪に来たの だが勇は 激怒しかし私の父が勇気を諭し たゆき君親との縁を切って後悔するのは君 かもしれないよ俺も縁を切ってしまった今 もう親はこの世にいないんだけどすごく 後悔してるだから会うことはしなくても縁 を切るなんてこと知っちゃだめだこれは お母さんのためじゃない君のために言っ てるんだよ お お父さんわかりまし た父の言葉に納得した勇気は情けで結婚式 に義母を 招待勇気も今回のことを少し反省したよう だが父のことを信頼して勇はきっと正しい 判断をする だろう私もそんな勇気について行きたいと 思って いる本当に色々あったが結婚できたのは 良かっ [音楽] た私の名前はみつ子夫のたと小学生の息子 優太の3人家族今は義母と義父と同居して いるママ片付け終わった よ本当だ偉い ねあらみつ子さんたら片付けを子供にさ せるなんてひどいわよ部屋の片付けも含め て母親であるあなたの役目 でしょおもちゃの片付けは優太が自分で 片付けるという約束なのであらそれって 自分が落するために言ってるんじゃないの いえそういうわけではだらけているようで はうちの嫁として失格ですよそうだぞ みつ子全ての家事を立派にやってこそ1人 前の嫁と言えるんだほら食器の片付けも 残ってるわ よ義母と夫がは私に対して理不尽なこと ばかり言っている時やめなさいみつ子さん は仕事をしながら家事も育児もしているん

だ何でもみんなで分担してやるべき だろうそこまで言うならお父さんが手伝え ばいいんじゃないかしら俺も仕事で忙しい から無理だ よ岐阜がリビングに入ってくると2人は 足早に去っていく 全くうちの妻と息子と来たらみつ子さん 申し訳ない私の体が強ければ助けてあげ られるのにいえ大丈夫ですよ気を使わない でください仕事も忙しいのにいつも頑張っ てくれて ありがとう結婚当初から義父は介護が必要 で体が弱いこともあり私が介護をして来た 結婚して3年が経った頃義父は足が不自由 になり基本的には車椅子で生活をしていた それから3年間子供を育てながらの介護は 大変だったけどとても優しくて私を家族の ように接してくれる義父のためにできる ことがあるのなら何でもしてあげたいと 思っていたどんどん弱っていく義父を見て 私はここが痛みつつも義が楽しく過ごせる ように努力してきたつもり だただ私はフルタイム勤務で帰宅後は 夜ご飯を作りお風呂の準備夏休み中の子供 のお世話など家事も育児も1人でやってい たため体力と精神的には限界だったそんな 中私のことが嫌いな義母は毎日のように私 をいびるそれは結婚当時からずっと続いて いる何より辛いのは夫が味方になってくれ ず助けてくれないことだそれどころか一緒 になっていびってくる結婚して分かった ことだが夫は義母への執着が強いいわゆる マザコンというやつだ夫は義母の言うこと は絶対というような人で面倒なことは 避けるこなかれ主義でも ある子供の前でもあんな態度を取るのだ からどうしたものか優太はまだ幼いですが いいことと悪いことの区別くらいはつき ますよそうだなみつ子さんに似てとても心 の優しい子だ息子の優太は顔立ちはリボの 夫とは似ていなくてどちらかというと義父 のはっきりした顔立と似ていただからか 雰囲気もとても似ていて義父も可愛がって くれていたそうだみつ子さん新しく銀行 口座を作ったらどうかな何かあった時の ためだあんな妻と息子のそばにいて へそくりの1つや2つしていないと心配だ よそうですねそうします私は義父の アドバイス通り新しく銀行口座を作った私 が夫と離婚しない理由は義父だ義父に対し ても平気で暴言を吐く義母と介護なんてし たくないと嘆く夫きっとこの2人に任せ たら義父がひどい目に会うのは目に見えて いたどうにかならないかと夫に伝えてみて も残業と急な休日出勤で

私との会話も避ける夫そして義母も外出が 増えてアの負担や2人との時間は減り精神 的には楽になったと感じていたその状況が 2年間も同じ状況が続きこのままなら平和 に暮らせるのにと思っていた矢先私が仕事 をしていると病院から電話が来たどうやら 義父が伝灯して頭を打ったとのことだった お父さん大丈夫ですか病室に入っていくと 申し訳なさそうな義父の姿があった わざわざ来てもらってすまないねみつ子 さん具合はどうですか私はもう長くないか もしれないね そんな義は庭でをしている時にいきなり 意識を失い段差から落ちて車椅ごと転倒 その時に頭を打って脳浸透を起こした けれど今は何ともないようだ義父は精密 検査を受けるために1週間ほどの入院が 決まっ たその間私は義母と夫と3人で過ごすこと に なる岐阜の病院から帰るとソファーで靴で いる 義お父さんのお見舞い行かないんですか 検査くらいで大げさよそれより早く夜ご飯 の支度をしてちょうだい わかりましたすぐ作ります義母は自分の夫 が意識を失って検査を受けることになった というのに一切心配するそぶりもない夫に もLINEで連絡をしたけれど既読がつい たまま放置されているそれからレジを回っ て帰ってきた [音楽] 夫うわなんだお前こんな暗い中何している ん だ遅かったわね ああ残業 だお父さんのことだ けど入院したんだってな母さんから聞いた よ検査が終わったらまた教えてくれ 体調を安んずる様子もない夫の態度に私は 不信感を抱いていた実の父親が意識不明で 搬送されているというのにどんな状況かも 質問してこないなんてあり得るだろう かそれから義父が退院するまで夫も義母も お見舞いには1度も行かなかっ た検査結果が出る日に家族全員でお見舞い へ行った倒れた理由は貧血で義父は大腸が を患っていたステージは5他の臓器にも 転移している状況で5年生存率は18% ほどそのまま継続入院となり抗がん剤治療 を受けることとなっ たみ子さん私たちは主人のそばにいるから 家に必要 取りに行ってちょうだい 私は家に帰り義父の着替えなどを荷物に

まとめて急いで病院に戻ると義母と夫が 病室の前で何やらこそこそと会話をしてい たので聞き耳を立てたこれであの邪魔者と おさばねみつ子とはいつ離婚したらいいか なお父さんが亡くなったらすぐよ介護が 必要にになった時はどうしようか困った けど便利なみつ子さんがいて本当良かっ た遺産のために離婚しなかっただけだもん な母さん最近いい人いるんだろうそうなの よお金も持ってる人だから今度みんなで 海外旅行に行こうって誘ってくれてるわよ 俺も母さんに紹介してもらったこといい 感じなんだその子も連れて行こうよそれ いいわね2人の高笑いを聞いた私は義母と 夫のたみに背筋が凍る夫は義父からの遺産 を受け取ったら家事育児の怠慢を理由に私 とは離婚するらしいしかもどうやら夫も 義母も浮気をしているよう だわざと足音を鳴らして私は義母と夫のと に 戻るみつ子さん遅いわよちゃんと持ってき たすみませんお父さんに渡してきますね いいから貸して夫は私から荷物を奪い取る と義父の元へ行き荷物を持ってきたよと 笑顔で病室へ入っていっ た義母も夫も今までの義父の介護は私に 全て任せていたくせに今更媚を売っている それから義父の入院は続き1年ほど経った 頃 はあまだ生きてるのみつ子さんお見舞い 1人で行ってきて えで も義母は最初の1ヶ月は週1でお見前に 行っていたもののそれ以降は月1で行けば いいくらいの頻度になっ 夫も仕事を理由にお見舞いに行かなくなり もう3ヶ月は行っていないみつ子さんすま ないねいつもお見舞いに来てくれて ありがとういえ私で申し訳ないです今まで みつ子さんが支えてくれたから僕はここ まで生きてこられたんだ感謝しているよ そんな家族ですから です血の繋がりは恋いというがうちの場合 は違うみたいだ君が本当の娘ならよかった よ義父はなんだか寂しそうに話していた さらに1年が経ったある日義父の体調が 急変し病院から電話があっ た急いで病院に向かった頃には義父はもう すでに天国へ行ってしまったことを意から 聞いて私は膝から泣き崩れたそれからイフ の今後について話し合おうとする と葬儀はしなくていいわよね直そにし ましょうそうだなリボと夫は一切泣くこと もなく淡々と話を進めて いくま待ってくださいお父さんの葬儀はし

つもりですか何を文句でもあるのそんなに したいなら自分の金でやればいいんじゃ ない か そんな家族なの にまだそんなこと言っているの遺産のため に離婚もせずあの人がこの世からいなく なるのをずっと待っていたのよお前のこと も父さんのことも家族だなんて思って なかったからな そうよやっといなくなってくれて清々しい 気分だわ今までお父さんはあなたたちに 尽くしてきていたのにひどいおいおい 母さんにそんな態度取るなんていい度胸だ なあなたもあなたよお母さんの言いなりに なって恥ずかしくないのうわあめんどくさ お前も用済みだから離婚な え金も出ないのに今まで赤の他人のじじい の下せはご苦労様もう離婚届けも用意して テーブルに置いてあるから書いて出して おけよ夫は鼻で笑いながら上着を持って家 を出ていっ たあらあらいい君だわもう明日には出てっ てね子供だっているんですよよいきなり そんなことを言われてもどこに行けば実家 に帰るなりどこかのボロボロのアパートを 借りるなり自分でどうにかしなさいよイボ はご機嫌な様子で電話をしながら自分の 部屋に戻った私はひとまず両親に事情を 説明して息子の優太を実家に送っ た両親は怒りに震えていたけどそれよりも も何も知らず相談に乗れなかったことに 申し訳ないと泣いていたひとまず実家に 戻っていると知らない番号から電話が来た 出ると弁護士だという私は弁護士と話し ながら帰宅したそれからすぐに帰ってきた 夫おいまだ終わってないのか荷物をまとめ たらすぐに終わるわ 遺産をもらおうと長いするのはやめてくれ よお前には1円足りともやらないんだから なそんなつもりはないわあなたに話がある んだけどなんだよ私は夫の前に写真を ばらまいたその写真とは浮気の証拠写真 だ更新所にお願いしてあなたの浮気を調べ ていたのな 俺のこと調べてたのかそうよ慰謝料請求 するわもちろん養育日もどちらも支払う気 ないなら離婚しないからね欲深い女だな お前との結婚は失敗だっ たちょっと何の騒ぎ母さんこいつが慰謝料 請求するって えと当然です私と結婚しているのに浮気し ていたのですから書面にサインして くださいふんやしい子ねいいわどうせ遺産 が入るのだから洗いましょう

えお金が減るじゃない か奥よ奥数百払っても1000万払っても 痛くも痒くもないわそうそうか 母さんがそう言うなら仕方ないよし洗って やるだから明日にはさっさと出て いけよ夫は慰謝料300万支払うことに サインしたそして養育費も一括で支払うと いうので合計1500万ほどになるああで も遺産を受け取るまでに2週間ほどかかり ますよねその間に逃げたりされたらあるの でやっぱり受け取ってから離婚しようと 思いますは何言ってんだよ今サインした だろうそれは慰謝料を払うっていうサイン でしょあなたが逃げないという確証はない ものお前調子に乗るなまあまあ落ち着き なさい私たちは2週間後には億万長者なの よ物乞いにあなたの貯金から払ってあげ なさい えーあなたも1週間後には顔合わせ でしょお嬢さんや私の彼氏にバレたら大変 よそう考えたら安いもんじゃ ないちお前がいなければこんなことには ならなかったのに夫は義母の言葉で下打ち やを言いながらも貯金を崩し私に一括で 養育費と慰謝料を振り込ん だ全部振り込んだから後からお金が足り ないとかって連絡してくるなよこれで子供 も俺とは何の関係もないから なはいわかりましたち今まで貯めてきた 貯金なのに夫は全財産を使って私に支払っ たようで残金が数百100円しかないと ため息をついていた子供の優太に対しての お金でさえもお惜しいと嘆くような父親を 持たせてしまって子供にはとても申し訳 なく 思う私は夫に父親としての役目を求める ことは無理だと気持ちの迷いもなくなり 離婚届けを提出してきたそれから 翌日遺産についての話し合いが行われ たあなたは関係ないのよええ荷物を 片付けようと思って義父が雇っていた弁護 士が自宅に来て遺言書について話すようだ お父様から遺言書がございます遺言書に よると夫と義母が期待のまなざしで弁護士 のことを見ているお父様が持つ建物は妻 預金債券は息子のたさんに送られ ますやったわ私たちこれで億万長者よ金額 に関してですがこちらに記されております え 11100万 2万そそうそんなバカな父さんの財産は もっとあるはずだそれは個人の プライバシーなので私からは言いかねます 私の建物はどこにあるの え何これ

夫が住所から調べて義母に見せた建物は 古いお家だったこのぼろい家お父さんが昔 使っていた物置きじゃないあの田舎にある ボロ や義父は昔山に登るのが趣味だったのだ けど遠い中に物を置いていたみたいだそれ も物置きとして使っていたからとても 小さい 土地こちらの建物はお父様が知り合いの方 の土地の一角に場所をもらい所有している 土地となりますいずれはそちらの家族から 相続問題が出てくる可能性がございますが 相続されます かえいらないわそんな もの預貯金はどうしたのよ前財産2万しか ないなんてありえないわそうだ保険金 [音楽] は生命保険の受け取り人の名前はお二方で はありませんでした受け は誰なんだ よまさかあんた通帳見せなさい え私はイボと夫に詰め寄られ通帳を見せる ことになっ た貴重されてるけど大金はないわねじゃあ どこに行ったんだよそうだお父さんには 仲良くしてる人が数人いたわまずは1人 ずつ当たっいき ましょう夫と義母は弁護士を放置して足早 に出かけていったお父様からの遺言書です 弁護士は私に義父からの遺言書だと手紙を 渡してきたみつ子さん君に遺言を残します 君は息子と結婚してからずっと私の介護を してくれていたねその恩を返したくても体 の弱い私は何もしてやれず妻や息子から 守ってやれないことがとても気がかりだっ た君に通帳作るよう伝えてから貴重はして いるかなもししていないなら1人でいる時 に確認してほしい私が唯一君にしてあげ られることだよ弁護士にも相談していた ことだから問題ない孫のうとみ子さん そしてご両親と幸せに暮らしてください今 まで ありがとう義父からの手紙を読んで私は涙 が出た弁護士から話を聞くとどうやら義父 は私に全財産を残してくれていたようだ夫 と義母に見つかる前に弁護士と自宅から 出ようとする とお前何持ってるんだ 運悪く帰ってきた2人と待ち合わせして しまう夫と義母の2人に捕まった私は義父 から受け取った遺言書である手紙を夫に 奪われてしまっ たはじゃあお前が受け取ったって ことなんですって私たちのものよ返し なさい嫌ですこれはお父さんが私にくれた

んですから 慰謝料も養育費も払ってやっただろう遺産 まで奪うっていうのかそれがお父さんから の遺言です知らないんだな移流分侵害学 請求というものがあるんだぞ夫はスマホで 検索しながら必死に訴えかけてき たそれは相続開始前の1年間に限ります お父様は3年以上前からさんに不動産も 金銭も渡しているので移流分侵害にはなり ませんなななななんですってそんな所持金 数百WRしかないんだぞ慰謝料と養育費 変えぜそんなの無理に決まってるでしょう そうだ財産分よ俺のお金でもあるんだから 半分 よせ遺産は財産分与の対象にはなりませ ん そんな夫と義母は弁護士からの言葉にその 場で膝から崩れ落ち絶望してい たみみつこ今まで夫婦としてやってきたん だせめて数百まだけでも分けてくれないか そうよ私たち家族としてやってきたじゃ ない愛情はなくてもまだ上くらいはある だろう家族私のこと家族扱いしなかったの はどこのどなたですか結婚して10年近く 毎日のように私をいびりたし家事も一切せ ず介護を押し付けてきたお母さん妻のこと を助けず母親と一緒に私をいびりあげく 浮気までして裏切った夫そんな2人に情け をかける必要ってあります かいやそれはごめんなさい許してください このままじゃ路頭に迷う よ2人とも新しいお相手いるんですよね そちらへどうぞご自由に行ってください 離婚している私はもうあなた方とは他人 ですさようなら私の去り際もはめいていた が一切振り返らず夫と義母をその場に放置 し家族のいる実家へと帰ったその後の夫と 義母は家も売却されていたため退去せざる を得なくなりそれぞれ浮気相手のとろへ 行ったよう だ浮気相手の元へ行った夫は事情を説明し たところ浮気相手の女は遺産が目的だった ようでお金のない男はよなしだと振られた らしいイボは浮気相手にはすでに離婚済み だと話していたらしく辻妻が合わなくなり 嘘がバレたようだ姉妹には共通の知り合い がいて今まで岐阜への悪業が伝わって しまい婚約破棄現在は借金をしながら夫と 義母の2人でボロボロのアパートで暮らし ているようだ一方私と息子の優太は実家で 平穏に暮らすことができている岐阜から 受け取った財産は無駄遣いをせず必要な ものに使い息子に残したいと 思うえ え家に鳴り響く

インターホンモニターを見るとそこには 義母とその友人4人を連れてやってきた イス使うかいやどうせ旦那に電話されて 入るのが目に見えてるんだ入れるしかない か観念した私は扉を開け義母たちを家に 招き入れる遅いわよはかさんこっちは暑い 中歩いてきたんだからさっさと入れてくれ ないとその辺で倒れちゃう わすすみません掃除していたもの で掃除今9時半よねまだ掃除なんてしてた のあなた朝は何時 おき7時ちょっと前ですかね はあ息子と同じくらいに起きてるん でしょうだめよ妻たるも夫より先に起きて 色々準備しないとすすみませんもう 仕方ないから私たちが今日止まってあなた たちの様子を見させてもらうわええ4日前 に止まったばかりですよ ね仕方ないでしょあなたが家事をしっかり やってるかどうかチェックしないといけ ないんだしすると義母の友人もそれに生じ て口を挟んでき たそうよ姑のことうるさいと思ってても後 でああやっぱり間違ってなかったなとか そういうこと思うものなの よそうですかあ今うるさいとか思った でしょうめそうも ないとにかく分からないことは私たちに何 でも聞いていい からありがとうございますああなんだか外 歩いてきたら喉が乾いたわね何か冷たい ものくれる ははい ただいま私の名前ははか義母とその友人の 頻繁な訪問にストレスが溜まっている主婦 県在宅ワーカー だ結婚生活は5年目に突入したまあ夫婦中 は良好というかなんというか微妙な感じだ 喧嘩はもちろんするがかと言って口も聞か ないほど仲が悪いというわけでもない本当 に普通なんだと 思うそんな生活を送っていたある日私は 両親からタワマンを譲り受けることとなっ た元々父が不動産業をしていてマンション を購入したと聞いていたそこで私もその マンションの一室を譲り受けることとなっ たのだ家賃もいらないということで父には 感謝しかなかったタワマンに来るまで旦那 の稼ぎはそれほど多くはなかったという より少なかった理由としては旦那は3年 ほど前に会社を退職している上司との 折り合いがつかず言い争いをしてやめて しまったの だもちろんこんなことを両親に伝えたら なんて言われるかわからない父はもも結婚

には反対していたくらいだそんなこといえ ば旦那とはすぐに離婚しろと言われて しまう だろう交際の時ならそうしたかもしれない だけど結婚しているとなれば話は変わって くる離婚したらどうなるのかこれから再婚 相手はいるのかせっかく結婚できたのに そんなことですぐに離婚していたら切りが ないなどそんなことを考えたら簡単に離婚 できないの だだから私はは離婚することはあまり考え ていなかったというわけで父から受け継い だおかげで今はそれなりにいい生活ができ て いる最近は私も在宅ワークの収入が安定し てきて大きな収入を得ることができてきた あとは子供のことや将来のことにお金を 使っていきたいなと思っていた頃義母が 旦那からタワマンの話を聞いて家にやって きた 義母は義父が多してから家を売却し小さな アパートに住んでいるまあそのアパートも 夫や議定が出しているものだがそんな義母 が家にやってきて開校 1番こんな広い家だったら新年の集まりに 最適ねそう言ってきたのだいやちょっと 待ってくれここで新年会を開催するつもり なのか冗談じゃないこのマンションにやっ てきてからまだそこまで日が経っていない のにそんな風に集まられたらこの家は しょっちゅう人が来るようになり何でも かんでもここが集会場所になってしまうの ではないかそう思った私だがすみません 汚されたくないので来るのやめてもらって いいですかなんてことは言えない仕方が ない適当な理由をけてなんとかこさせない ように しようそう思っていたのだがそれから数日 後のこと私が家で仕事していると午前中 インターホンが鳴り響いた一体誰だろうか と思っているとなんと義母だったの だあかさん遊びに来たわよお お母さん慌てた私は急いで扉を しかし玄関に入ってきた義母の後ろから4 人の女性が現れたの だええっとお母さんこちらの方たちはああ そういえば紹介してなかったわね全員私の お友達よ友達ですかそれで今日は一体どう されたんです かもしかして近くを通ったからのかもしれ ないうんきっとそうだそうに違いない自分 に言い聞かせながらその理由を義母に聞い たのだが彼女から帰ってきた答えは全く 違う内容のものだったああ違うのよ実はね この家のことをお友達に話したのそうし

たら皆是非見てみたいっていうのよそれ なら一緒に行こうって言ってきたの なるほどそういうことです か納得したように見せていたが内心 マイナス感情が強かった事前に連絡して 明日行くんだけどいい家にいると言うなら まだ 許そうだけどアポなしで来るのは本当に やめてほしい第一に私がいなかったらこの 人たちはどうしたのだろうかまさか私が 帰ってくるまで待ってると か本当にそんなのは勘弁して欲しいもの だしかしこれはあくまできっかけにしか 過ぎなかった家にあげてから少しして 飲み物を出して欲しい何かお菓子はないの かと言ってきた人の家に勝手に来ておいて 飲み物や食べ物を要求するなんてまるで 山賊だ不満に思いながらも義母の手前私は 愛そを振りまいたすると義母の友人が こんなことを言い出し た本当にここはいいわねその辺のお店に 入るより好きな食べ物や飲み物を持ち寄っ て入れる しその考えいいわねはるかさんは はいこれからもここに来てもいいかしら え私たちさその辺のお店に入るよりもこう いった場所に来て話をしたりする方が ゆっくりできるのだからいいわよねどうせ あなたと息子だけじゃこの家は広すぎるん だしあ えっとはるかさんもまだ結婚して5年目 でしょうそろそろ親高校とかする年なんだ からそれくらい許してあげ たら許してあげ あんたたちも来るんでしょう が義母の友人たちは義母に似ていて全員 痛々しかったこの人たち旦那はどうしてる んだそんなことを思ったのだが義母たちは 構わずくつろいでいたさらには夜遅くなっ た日には義母が止まっていけばいいじゃ ないかと友人を誘う義母の友人たちはそれ は悪いよとか言いながらの様を伺ってきて 私がOKを出すと喜んでいるのだそれから も度々そんなことが続きさすがに私も我慢 の限界を迎えていたそこで私は夫にこの ことを相談することにし た話ってなん だあのお母さんのことなんだけど最近よく 家に来るのは知ってるよねあそう言われれ ばそうだな最近は頻繁に来てくれてるなだ けどはるかもこの家で仕事してて寂しい から人が来てくれるのは良かった じゃんいやそうじゃないんだけど う確かに賑やかでいいってこともあるかも しれないけどさすがに毎日のように来られ

て最近じゃ宿泊が頻繁じゃないだからもう 少し頻度を減らしてもらえると助かるんだ けど私なりに精一杯行ったつもりだった しかし夫には理解してもらうことはできず とんでもないことを言われたの だお前さ年寄りには優しくするものだって 習わなかったのかそれに俺の母親なのに よくそんな苦言を言えるよ な はあに来てくれること自体嬉しいことなの にそんな風に考えてたなんて残念だよお前 ならもう少し理解あると思ってたの にそれなら言わせてもらうけどじゃあ逆の 立場で考えてみなよ私の両親どっちでも いいけどじゃあ例えば母にしよう母が毎日 のようにこの家に来たらどう 思うえ 毎日のように来てしかも母の友達も連れて 入り浸るように居られたらあんた今みたい なこと言えるのお年寄りには優しくし ましょうなんてこと 言える切れた私の爪に夫は下を向いて黙っ てしまったきっと確かにそれは無理かも そう思っているような顔だしかし今回の 目的は夫を言いませることではない理解さ せて義母に伝えてもらうことだだから私の 言っていることが分かったならば早く義母 に伝えてもらえればそれでいいだが夫は 何かを決心したかのように私に鋭い視線を ぶつけてき たはるかの気持ちはよくわかったよ今まで そこまで悩ませてたなんて申し訳なかっ たうんうんこっちこそを呈した形になっ ちゃってごめん ねそれはいいんだそれより俺1ついい方法 を思いついたん だ 何何心の狭い女俺無理なんだよねだから出 ていってくれないか な夫は冷たい視線を向け私にそう告げた 一瞬何を言われているのかわからなくなり 返に少し時間がかかった出ていくもしかし てそれ私に言ってる えちょっと意味が分からないんだけど頭の 中はこんな感じにごちゃごちゃになってい たと思うすると追い打ちをかけるような ことを言ってき た俺は長男なんだよだからお袋をいずれ 見るつもりなんだそれなのにはかがそんな 感じだったらに協力してもらわなくていい その代わりとしてこの家から出て行って くれこの言葉を聞いて私の中で何かが 切れる音を聞いた分かったわお望み通り出 ていってあげる ほおてっきり謝ると思ってたけどあくまで

自分は悪くないってことを言いたいんだな ええだって私のどこが悪かったの それが分かってない時点でお前は相当頭が おかしい よその時宿泊していた義母が私と夫の話し ている部屋に入ってき たはかさ本気でここを出ていくつもりなの ね お母さん息子の嫁に来たからにはてっきり 私のことを面倒見てくれるものとばかり 思ってたわそれなのにあなたはそうじゃ なかったってことよ ねここまでの事態になってしまったのなら もう言うしか ないお母さん伝えていなかった私もいけ ませんが実はずっと私は我慢してきました 新居ですし頻繁に宿泊されても私も大変 だったん です大変ってあなたすごいこと言うわね まあいいわそれがあなたの本音っていう なら息子の言う通り出て行き なさい分かっています私はもうここは出て いきますけどそのうち2人とも出ていく ことになると思いますよはあそれってどう いう 意味そのうち分かります よこうして私は荷物をまとめて1度実家に 帰った実家に帰省したのはただ単に行く 場所がないと理由だけではないもちろん その理由もあるが私は父に用があったので 行くことにし た父は忙しいのだが私が急ぎで聞いて もらいたい相談があると言ったらすぐに 時間を作ってくれ たでどうしたんだ急に帰ってく るってことは喧嘩したん かお父さんあのタワマンなんだけど退去の 手続きしたいだけど できるは はあ私は現状について父に明かしたどれも これも父に話すと驚いている 様子しかし私に出ていけと言ったことや 義母の言動に対しては厳しい表情を見せて い たというわけで今すぐ解約できるか なそりゃできるけどそうしたらお前どう するんだ 自分で探す よそんなことしなくていいからあの マンションもう一室余ってるんだそこへ 住んだらどうだえいいの ああ家賃もいらないからこれまで通りお前 は水道高熱費とかは自分で払うんだ ぞありがとうお父さんでも家賃も払うから 私だってもう子供じゃないんだからこれ

からはお父さんに甘えないようにする 分かっただけど俺はいつでも助けてやる からそれだけは忘れるな よ父は本当に優しい人から見れば甘い父親 だと思われるかもしれない元々私は 差し伸べられた手には誰かれ構わず ありがとうという感謝の気持ちで受け取る タイプだ 人の親切はありがたく受け取っておくもの だという両親の教えを今でも忠実に守って いるただこれからは自分の生活に関わる ものについては自分で支払っていくべきだ と思っただから今回は家賃の支払いをする と告げたの だそして数週間後夫から連絡が来た会って 話したいことがあるそう だ へ行くと義と夫さらには義母の友人が1人 そこにいた3人は私が現れるやいなや深く 頭を下げ始めたえちょっとどうしたんです かあるかさんこの度は本当にごめん なさいごめん なさいどうしたんです かいや実は俺も分かってなかったっていう か何も考えてなかったんだと 思うちょっと言いたいことがあるなら はっきり言いなさいよ今住んでいる家の 名義ってはかだったよなそれを忘れてて この間解約の案内が来たからそれで自分 はけないことをしてしまったなって思って へえなるほどこの3人の目的はあの家を 追い出されるのは私ではなく自分たちだと 理解して私に許しを得ようとしてきたって わけかこの状況でも反省なんてしてるわけ がなかっただから私の答えは最初から 決まっている悪いけどあなたたちを許すき なんてさらさらない わ えだってどうせ反省なんてしてないでしょ そそんなことないっ てどうかなじゃあさ今この場で約束して くれ ない何を だお母さんそれからお母さんの友達を今後 一切休養でない限り家に入れないってこと な な えまずはそれが1つ目の条件どうできそう か なそそんなことできるわけないじゃ ないいやその条件は 飲もうちょちょっと あんたおふは黙ってて くれへえあんたにしては勇気を出した方ね じゃあ最後の条件はこれにサインし

て はあ夫は目を見開き私が を見ているそれは離婚とけ だこれにサインしてくれるならあなたの 好きなようにしていいわおおい意味わから ねえよこれにサインしたら俺たちの関係は 終わりってことだろうそんなのあまりに理 不尽すぎる だろう理不尽それあんたが言う のなんだ とが譲り受けたマンションなのにお母さん の言う通りにしろ大切にしろ挙句の果てに は出ていけですって理不尽なことを言っ てるのはどっちあんたじゃない ぐうあんたに理不尽がどうとか言える資格 はない早くこれに書いて私はもうあんたと の未来は見えてないからああそうかよだっ たら書いてやるよ そそうねいつまでもこんな小娘相手にして られないわそれにあなただってこれくらい のマンション契約できるでしょうから 大丈夫 よしかし夫は義母のその言葉に何も返事を しなかっ たちょちょっと大丈夫よね私もうあんたの とに住むつもりで家も引き払ってきたんだ だ けどなんだっ てだだってこのマンションも最初はあんた が契約してると思ってた からそんなわけないだろう俺じゃこんな 場所住めないよそれに俺年収低いからお袋 のとろに行こうかなって思ってたくらいな の にええじゃあ私たち今家がないってこと そうだよああ最悪だよマジ で皆さん大変そうですねでも私には関係 ないんで今度はあなたたちがあの マンションから出て行ってもらえますか もう家族でも何でもないですから ううこうして今回の一見は幕を閉じた私は 夫とその後離婚した婚は今回の騒動のこと ともう1つ私に隠れてパチンコをやってい たことだ私に対してのこととパチンコの ことがあって私は別れを告げた夫と義母は 今すぐ入居できる家に住んでいるらしいが 虫が出たり壁が薄かったりしてかなり 苦しい生活を送っているそうだもちろん やり直さないかとも言われたが全て無視私 は今仕事の依頼がなりそんなのにかってる 暇さえない今後の人生はどうなるかわから ないが配慮のある人に会えればそれでいい かなただ今は仕事に集中したいので再婚は もう少し先で いい私は山田あ46歳の主婦だ夫の太は2

番目の夫であるというのも私はしている からだ前の夫は癌で亡くなってしまった まだ30代の若さでこの世を去ってしまっ たのだ私はその時しのどん底にいたそんな 時私を支えてくれたのが今の夫である今の 夫とは職場が一緒だ私の方が1個下なので 先輩と後輩という関係でもある夫は私に 大変よくしてくれたそして休日には私の娘 も食事に誘ってくれたので あるだがそんな夫は変わってしまったあれ だけ優しかったのに私や娘のレイカに 厳しく当たるのだちょっとでも機嫌が悪い とすぐに私たちに当たりして 来るおい酒が切れてるぞどうして買ってこ なかったん だごめんなさい今日も忙しくて買い物に 行けなかったの はあお前の仕事料なんて高が知れてるくせ に何言ってんだいいから今から買ってこい よでもまだ家事が残ってるしいいから 行けこんな風に夫はちょっとでも気に入ら ないことがあると 怒るそんなに怒らなくてもいいことでも 劣化のごとく起こるのだだから私は怖くて 逆らえなかったある日娘が彼氏とデートに 行くと言って服を選んでいたとても嬉し そうで見ていてこっちまで嬉しくなる娘の 選んだ服は半袖でブラウスに膝丈の スカートだったそれを見た夫は急に娘に 対してとなったの だレイか何考えてるんだお前そんな格好し ていいと思ってるの かえダメだったいいと思ったんだけど なダメに決まってるそんなハレンチな服俺 は認めないぞ男がいやらしいことをするに ないいやお父さんこそなんか変なこと考え すぎてて嫌なんだ けどお前親に何言ってんだ脱いで よこせ娘はしぶしぶ部屋に行って着替えた ようだそしてさっき着ていた服を夫に渡し ていた夫はそれを受け取ってなんとハミで 切り刻んでいた私もびっくりして固まって しまっ た何するのそれ彼氏に買ってもらったのに だめだこんなハレンチなものはゴミにして やるこうだやめてやめてうるさいこんな ものあるからいけないん だ夫は狂ったようにハサミを動かしていた 可愛い服がにもボロボロになっていく娘は 泣きだしその場でへたり込んでいた せっかく可愛くお化粧だってしていたのに ボロボロになっている私はかなり頭に来た ので夫に反撃することにしたそれはやり すぎでしょこんなのどこもハレンチじゃ ないわ

あもういいわじゃあ私もしなきゃハレンチ なものはゴミにしないといけないもの ね夫が隠しているDVDをゴミ箱に入れて やったのだちょっとはすっきりしたしこれ で反省してくれるかと思っただが夫は何も 反省などしていなかったさらに怒っただけ だったのだそして私に向かってバリ雑言を 浴びせた こんなことなら反撃しなければ良かったと 思って しまうだが何かされっぱなしなのも嫌だっ た私たちはこうして夫の機嫌を伺いながら 生活していた娘は大学生になったのに文言 が7時と決まっていただから六幻のコマが 取れないと言って悲しそうにしていた もっと私が強かったら夫に強く言って やれるのにと思うと涙が出て くるある日娘は首にしりができたと言って 見せてきた見てみると確かに晴れている ようにも 見えるあれこれどうしたのかしらね虫じゃ ないと思うもう冬だしかなんてそんなにい ないだろうしそれに痛くもないのよえ痛く ないのじゃあ何かしら 別に大したことないと娘は言っていたので 様子を見ることにしただが今度は娘の脇の 下にしこりができたようであるお風呂場で 無駄毛の処理をしている時に異変に気づい たそうだそして いよいよおかしいと思った らしい確かにあちこちにしりができる なんて変だ本当に怖くなってしまったので 私は娘を病院に連れて行くことにした 小さな病院で招待状を書くからと言われた ので総合病院に行ったそこで何度も診察や 検査を受けて娘は悪性リンパ種だと診断さ れたので ある血液中のリンパ球が眼下する病気だ 簡単に言えば血液の癌で ある私は医師からの説明を受けて頭を ハンマーで殴られたような気分になっ たもう座っているのも辛いくらい汗をかい て目前がしてくる娘の方も青めていたでも 私がしっかりしなければいけない病気に なっている娘の方が辛いのだから支えなく てはならないそう思ってその日から私は娘 の支えになれるように頑張った娘は薬物 治療などを頑張っていたどんなに辛くても 弱を吐かなかっ たお母さん ごめんね病気なんかになっちゃって迷惑 かけてるよ ねいいのよ気にしないでね大学休学しても いいかな ええしんどいならそうし

ましょう娘は体力も落ちて大学に通えなく なってしまっただから休学することにした のだそして娘はだんだん弱ってしまっ た放射線治療をしても意味がないくらい 病気が悪化してしまったのだ私は悲しくて どうしようもなかっ た娘は弱々しい声で私にお礼を言ってくれ た今までありがとうごめんねお母さん好き だよずっと愛してる これが娘の最後の言葉だっ たこの言葉を聞いた数時間後娘はなくなっ てしまっ た私は前の夫が多した時と同様に涙を ボロボロ流した悲しすぎることがあると人 は泣けないというでも私は違った最愛の娘 が亡くなったのだからをこらえるなんて できないでも本当に娘がもうこの世にい ないなんて信じられないとは思っていただ から葬儀の最中は涙を流しつつぼーっとし てい た本当に娘がこれから仮装されるのか なんて考えたくもなかったからだそんな私 に夫はこう言ったのだ こま遣いご苦労様でした他人は公電 100万置いて出 てけ えお前なんて所詮俺に使える奴隷だろもう お前なんてどうでもいいよお前とこれから 2人で暮らすのも嫌だ しどういう ことだからレイカがいたからまだ我慢して やったんだよ俺って娘思いだ からお前なんて捨ててやる よ夫は娘思いなんて言っているが絶対に嘘 だだったら服をめちゃくちゃにしたり なんかしない夫はただ私を捨てたいだけな んだと思ったそしてお金欲しさにこんな ことを言うのだと感じた夫が模を勤めて いるのに子供のために公電を出すなんて ありえないしかも100万円ってどういう ことだだから私はそんなのは絶対にしない と言っ たしかし夫はそれでもしつこかった私に 脅迫めいたことを言ってニヤニヤ笑ってい た私は言い返すのもめんどくさくなっただ から俺あげることにし たいいけど後悔する よ おもしれえ100万円は1度に下ろせない ので2日かけて50万ずつ下ろしたそして 夫の目の前にさたをバンと突きつけたのだ 夫はそれを見てけている私はさっさと自室 に戻って荷物をまとめたそして実家に 戻ろうと思っ た夫は私が出ていくのを見て笑い転げてい

た私は絶対にこの夫許さない離婚はする つもりだがもっと痛めつけてやろうと思っ た精神的にどん底に落としてからでないと 気が済まない今までやられ だったがいつまでも夫の好きなようにはさ せない実家に戻ってからも私は普段通り 仕事をしていた夫とは職場が一緒なので嫌 だったがこれはこれで ありがたい私の計画のためにはその方が いいから だある日私は会社でプレゼンを任されてい た会議室にと夫がいて私を睨みつけていた 私はノートパソコンを開いて プロジェクターにグラフなどを移して いくそれから次の資料なのですがこちらは 特別な映像でございますA社の工場を見学 させていただきまた撮影許可も降りたので 取ってきましたではご覧 くださいそうしてDVを挿入して再生し たらいやらしい男女の映像が流れた会議室 中に男女の変な声が響き渡ってしまった私 は笑いをこらえるのに必死だっったこれは 夫と会社の若い女の子の姿である実は私は このDVDを家から持ってきていたのだ しかも 夫に見つからないよう に夫と女がいやらしいことをしている場所 はここではないもう1つの会議室のようで ある周りにいた社員たちは固まって絶して いたもちろん夫も絶していたああすみませ ん私DVDを間違って持ってきてしまった ようですね大変見苦しいものお見せして しまいました私うっかりしてました本当に 申し訳ない です私はわざとらしく謝って見せた夫は汗 をだらだらかいている暗い部屋だから顔色 は見えないがきっと青ざめているに違い ないそして周りの社員たちが次々に夫を 責めてい たなんて気持ちの悪いことをしているんだ とか変態だとか言われていたその場にいた 部長も怒り狂って夫を責めていたさらに そこには若い男性社員がいたが彼が一番 怒っていた実はあの映像に出てきた若い 女の子の旦那さんが彼なので あるうちの会社はなぜかは社内恋愛や社内 結婚が多いのだが彼もその1人だった男性 社員は夫に対して罵声を浴びせていた山田 さんあなた何してくれてんですかうちの嫁 とよくもあんなこといやあれは俺じゃなく てだから そのはあどう見ても山田さんですよね 名札だって映ってました山田孝太ってあり ましたよ言い逃れはできませんからねいや 俺はただ本気だったわけじゃないんだまみ

さんに誘われたんだだから許してくれうち の嫁が誘っただとあんたいい加減にしろよ もちろんうちの嫁もただじゃおきません けどあんたにだって容赦しない慰謝料を 請求する浮気なんてしやがって え待ってくれそんなのは嫌だ俺はそんなの 払え ない私はそれを聞いてにやけてしまった夫 がかなり焦っていてあたふたしているから だ泣きそうな顔をしているし汗の量も半端 ないそこですかさず私もこう言ってやった 私ももちろん慰謝料請求します当たり前よ ね待ってくれそんなの嫌だってあんた私が 何も気づいてないと思ってたんでしょうで も私はずっと知ってたのよあんたのやっ てることでもレイカが病気で大変だった から黙ってたのよあんたの日蔵DVD コレクションに怪しげなものが挟まってた の知ってたんだからもうやめてくれ本当に やめてくれこれ以上責めないでくれ はあ攻めるに決まってるでしょ気持ち悪い わね変態もうこっちから捨ててやるわよ まけ夫はその場で泣き出していてとても みともなかった机につぷしていてその場で 水溜まりでもできるんじゃないかと思える ほどだ そして部長からは会議室でいやらしいこと をしていた件で後で反省書でも欠かせると 言われていた浮気で解雇にはできないから そうしたの だろうだがこんなやは個人的に解雇になれ ばいいと思ってしまっ た修羅場となった会議だったが私は すっきりした会社であんなことをして しまって私も大人気ないとは思うだが私は 普段大人しい方だが最後には爆発する タイプだだからついにやってしまったなと ちょっと反省し た私はその後会社で変な目で見られるかと 思ったがなぜかそんなことはなかった普段 会社で真面目にしているからかもしれない ただ 怒らせると怖いと噂にはなってしまっ たそして私は弁護士事務所に向かった夫に 対して慰謝料を取る予定だからだそこには あの若い男性社員も連れて行っ た優秀な弁護士を友人が紹介してくれたの で2人で相談に行った方が早いと思った からだ弁護師はとても頼りになりそうな 感じで私たちの話をよく聞いてくれた そしてすぐに動いてくれたのであるだから 離婚もすんなりできた結局私と男性社員は 夫とまみさんという女性社員から慰謝料を むしり取ったのだ彼らはそうして多額のお 金を払うはめになってしまった

私は100万円夫に渡していたが元夫は私 に対して300万払っただから100万 なんて正直どうでもいいとさえ 思える元夫は会社で避けられるようになっ てしまったので会社をやめた今は職探しで もしているの だろうそして私に対して復縁要請ををして きた私の実家まで来て土下座してきたので あるだから最後の反撃に出たもう元夫 なんてこれ以上相手にしたくなかったが古 天パにしてやらないと気が済まないので あるあんた今更どのつら下げてそんなこと 言ってんの頭にちゃんと脳みそ詰まってる の かしらアカ なんでそんなに怒ってるんだはあ怒るに 決まってるでしょあんた頭やっぱおかしい のねでも俺もう150万しか貯金がなくて 大変なんだまみさんにも捨てられたし やっぱりお前しかいないんだ よはあ私に色々ひどいこと言ったくせに これ以上しつこくするなら警察呼ぶわよ それは嫌だ じゃああの時置いていった100万円返し てもらおうじゃないのあんたあの時私に 脅迫めいたことも言ってたわよね警察に ちくろうかなどうしようか なえそそれはやめて くれ全科もなんて嫌だじゃあさっさとよせ うだうだ言ってんじゃないわよそれともう とこっちに顔見せるな金 よろしくはいすみませんでした俺が悪かっ た です元夫と暮らしていた時はここまで荒い 言葉遣いもしなかったそして切れたことも なかったと思うちょっと反撃するくらいだ だから元夫は私にここまで言われて困った の だろう散々偉そうにしていたくせに私に 強く言われただけで漏らしそうになってい たそして警察だけは嫌だと言って 泣きわめいていたもう鬱陶しかったので 玄関のドアを閉めたそして元夫はきちんと 100万円私に送金してくれたのだっ た元夫はこれで残りの貯金が50万円に なったので生活するのも難しいだろう 私たちはマンションに住んでいたが家賃も 払えなくなったようで ある仕事もなく貯金もわずかなので当然だ そして今や野宿をしている らしい知人が公園で寝泊まりしている元夫 を見かけたと言っていた落ちぶれた元夫 なんてどうでも いいその後私は会社で評価を得たあんな ことをしてしまったが仕事はできるので

周りが評価してくれたのであるあの時嫌わ せた部長だけでなく社長も褒めてくれた そして私は高収入を得ることができたのだ 今私は毎日娘の仏壇に手を合わせて いる会社に行く前に行ってくるねというの が日日だ娘が天国から見守ってくれるよう 祈って いる私が天国に行ったら娘と楽しく暮らし たいそれまでは強く生きようと 思う 私の名前は山下あ大学2年生のごく普通の 女子大生で あるでも私は家柄の関係でお金に不自由 することなく生活していたのでアルバイト を今までしてこなかっ たそんな私がある日突然アルバイトをする ことになったのだがそのバイト先でまさか あんなことが起こると はは大学入学に合わせて実家を出て 1人暮らしをすることにしたもうすぐ3年 生になるので1人暮らしをし始めてもう すぐ2年に なるあと2年ほど経って卒業したら実家に 戻るということが条件なのだそれまでは 思いっきり1人暮らしを堪能したいそんな 私だが友達は多い方だと 思う普通におしゃれをしてで普通に友達と 遊び楽しい日々を送っているしかし他と 比べて違うところといえば年頃の女の子は ブランド品が欲しいだとか言って欲が出て くるのが普通だが私はあまり欲がなくお金 も特に使い道がないため実家からの仕送り でやりくりができてしまうそのため アルバイトをする必要がないので今まで アルバイトをしたことがなかった そんな私も今年は目標ができた仲のいい 友達のさととゆかとあゆみとの4人 グループで就活で忙しくなる前に海外旅行 に行こうと計画を立てたの だ初めての友達との旅行なので私にとって も特別な思いがあるさすがに親のスを かじって海外旅行には行きたくないので 旅行費をを稼ぐために人生初のアルバイト をすることに決め たやはり初めてアルバイトをするので両親 には報告しなければいけないので久しぶり に実家に帰ることにし た ただいまあらアカじゃない久しぶりに帰っ てこれたの ねうんたまには娘の顔を見せに帰ってこ ないと親不幸になっちゃうからね そう よそんなたいもない会話をしていたすると そこ

へただいま帰った ぞお帰りなさい ませこの言葉を言った人たちは父の部下に 当たる人たちであるそう私の父はいわゆる 会社で言う社長といったところだろうか父 が帰ってくると部下たちが一斉にお出迎え するのが当たり前になって いるお父さんお帰り おおアカじゃねえか久しぶりに帰ってきた の かうんお父さんも相変わらずね だろうそんな親らしい会話をしながら久し ぶりに夕飯を一緒に食べることにし たそういえば私アルバイトをしようと思っ て アルバイトだとなんでそんなわざわざ大変 なことをするんだ今年の夏に友達と海外 旅行に行こうと思う のあら楽しそう ねでしょだからその旅行費を稼ぎたいなと 思っていていいんじゃない のそんなのだめだお金ならいくらでも出し てやるから アルバイトなんて危ないことする な私はやっぱりかと心の中で思った父は昔 からとても過保護なのできっと反対される だろうなと思っ たでも私初めて自分で稼いで何かをしたい と思えたのだから自分で働いて稼いだお金 で行き たいいいことじゃないの なんだ母さんまで絶対許さ ん本当にしょうがないわねアカだってもう 20歳になったんだからそろそろ自分の 好きなようにさせてあげましょう よだめ だそう言うと部屋から出て行ってしまった 私は落ち込んでいると気にしないでおさん がなんとか説得するから大丈夫よ昔から アカには弱いんだからなんとかなるわよ母 のその言葉を信じてみることにしたその夜 私は久しぶりに自分の部屋で過ごすことに した喉が乾いたのでキッチンへと降りて 行ったすると父の部下であるタヤがい たお嬢さん帰ってきてたんですね たくや久し ぶりお久しぶりです元気そうで良かった ですそんな硬い言葉使わなくていいよ昔 からの知り合いなんだしお互いお馴染み みたいな感じ でしょでも今はここで働かせてもらって ますしでも本当に久しぶりに会えて良かっ た です私は思わず顔をくしてしまったそう実 は私は何年も前から2つ上のタヤに片思い

しているのだ私も久しぶりに会えて 嬉しかったのにそれを言葉にできずに思わ ずその場から離れてしまっ た次の 日久しぶりにお昼までぐっすりやっぱり 自分のベッドは 気持ちあらアカお昼ご飯できてるわよ いただき まそうそう今日も泊まっていけるお父さん がアルバイトのことで話があるから待って てらっ て今日帰るつもりでいたけどもう1泊し てく よそしてその 夜ただいまおおアカまだいた かお 帰りアカのアルバイト先だけどここはどう だそう言うと何枚かの紙を見せられたする といくつかのリストアップされたお店が5 件ほどあっ たそこにあるお店が求人募集していてなあ 俺の部下たちも通っている店ばかりだから 安心だと思う給料も悪くない ぞ私と母は思わず顔を見合わせて微笑んだ ありがとう お父さんと私は父に抱きついたすると照れ たように父は風呂入ってくるとその場から 出ていっ たほらね言った通り でしょう うん結局は明かに弱いから何かしてくると 思ったけど1日でアルバイト先まで持って くるとは思わなかったわ どこもアカの家からもここからも近い ところだから安心ね ありがとうそうして私は無事にアルバイト 先を決めることができた父が選んでくれた 中からあるおしゃれ系の居酒屋で アルバイトをすることに決めたアルバイト 初日私は人生初のアルバイトでとても緊張 してい たアルバイトは初めてですが精一杯頑張り たいと思いますのでよろしくお願いし ますこちらこそよろしく人手不足だった から本当に助かったよ ありがとう何でも分からないことは私に 聞いて ね俺にも何でも聞い てはいよろしくお願いしますとても優しい 店長さんととても頼りがいのある優しい 2人の輩に親切に教えてもらい私は毎日 楽しいアルバイトの日々を過ごすことに なっ たいらっしゃい ませあかちゃんもすっかり様になってきた

ねありがとうござい ますそうなんですよまだ半月しか経って ないのに物覚えも早いしとっても愛嬌も あって私の自慢の後輩ちゃん ですそんなことないですよいやいや本当だ からあか ちゃんありがとうございますまだまだ勉強 させてもらって頑張り ます今までなんでしてこなかったのか後悔 してしまうほどに毎日のアルバイトが 楽しい常連のお客さんから初めてのお客 さんまで徐々に覚えることもできるように なってきて顔見知りのお客さんが増えると さらに楽しくなっていったすっかり毎日の アルバイトに夢中になっていて最近実家へ 全然連絡をしていないことに気づき久し ぶりに連絡をすることにし たあれお母さんの携帯全然出ないな家伝に かけてみよっ ともしもし自分留守番のものです が もしもしあれタヤアカだよアいやお嬢さん お久しぶり ですお母さん いる今親父さんとお出かけになってます がそうなんだじゃあ毎日アルバイト頑張っ てるよって伝えとい て本当毎日よく頑張ってますもんね うんなんで知ってる のいやなんでもないですお2人に伝えて おきます [音楽] ガチャタヤはそう言うと一方的に切って しまった私は何だったんだろうと不思議に 思いながらも気にしないようにしたそれ からも私は時々実家に電話をしては近況 報告的なものをしていた学生生活はと言う とアルバイトで忙しい日々でつい寝坊して しまうことがあり一元に遅れてしまうと いう日が幾度かあった しかしその度に友達が協力してくれて いる本当みんないつも ありがとう本当だよ寝坊最近多 すぎアルバイト本当に楽しそうだね夏の 旅行のために始めたのにそれどころじゃ なくアルバイトって感じだ ね今までアルバイトをやってこなかった からつい夢中になっちゃってなんでもっと 早くやらなかったか な本当生き生きし てるでしょうあでも私は3人が1番だから ね4人で集まる時はちゃんと誘ってよ あはは当たり前 でしょう私も旅行に向けてより一層 アルバイト頑張らなきゃ私もあそういえば

この前アカのアルバイト先にみんなで 集まった時私少し遅れていったでしょう その時お店の外からアカのことをずっと見 てる人がいたのえ怖い何それ ストカ え私は思わず怖くなってしまっ たいやいやそんな風ではなくてアカのこと を心配そうに見てる感じだった よまさか お父さん心配症のお父さんが見に来たのか と思ったしかしその正体はお父さんでは ないようだっ た若い人だったからお父さんではないと 思う本当に誰だろう私は不思議に思い ながらも特に気にしないことにしようと 自分に言い聞かせ たそして私がアルバイトをし始めて3ヶ月 が経った頃事件は突然やってき たその日はいつものようにホールの仕事を していたするとお客さんがやってき てすいません来週の土曜日に予約をしたい んです けどどこか怖い見た目の人たちだったなん とかこのお店に来たことがあるお客さんだ そうで態度があまりいい印象のないお客 さんだったそうだしかしその予約内容と いうのがとてもの予約でおよそ20万円 ほどの内容だった店長さんは大喜びで ありがとうございます是非お待ちしており ますこれほどまでの大口の注文は今までに もなかったようで店長はとても気合いが 入っている様子だったそんな店長を見 ながら私は訪ねてきた人たちを見てどこか で見たことがあるような気がしたが 思い出せない 確かにどこかで見た覚えが あるそう思いながら何か引っかかるような 気がしたが気持ちを切り替えてあと1週間 特に忙しくなりそうだよとの店長の言葉に 私も一層やる気が出てきた私も大口の予約 に備えて少しでも力になりたいと思い1 週間休みなしでアルバイトに出ることにし た店長先輩たと力を合わせて進めることが とても楽しく有意義な時間だっ たそして予約を次の日に迎えた時に事件は 起きた私もその日はいつもより早めに出勤 し たいよいよ明日だ なあそうですね楽しみですこれをきっかけ にこういう予約が増えてくれるのを期待し ている よそうですね今回のお客様に満足して いただけたらきっと次にもつながりますよ そしてどんどん我が広がっていって たくさんの予約のお客様でいっぱいにし

たいですね ああ私も楽しみになってきまし た山下さんは本当に努力家だね色々と感謝 している よ私もここの仕事を紹介してくれた父にも 感謝しないとです お父さんが紹介してくれたのはいあれ てっきりご存知かと思ってまし た山下さんのお父さんに会ったことあった か な店長が不思議そうな顔をしていたその時 電話が鳴っ た俺が出るよお願いし ますはいもしもしこれはこれは明日はお 待ちして ますそんなお客 様店長が急に焦りながら会話をしているの を見て私は嫌な予感がし たちょっとお客 様電話を一方的に切られた様子だった電話 を片手に持ったまま店長はその場に 崩れ落ち たちょっと店長大丈夫です かこの店も終わり だちょちょっと店長どういうことっす か 店長明日の大口のお客様からキャンセルの 連絡だ ええそれはひどくないですか前日にキャン セルってどう考えてもおかしいです よそれって元からキャンセルしようとした いたずらだったんじゃないですか そんなひど すぎる俺が電話で一括してやります よやめろ林君相手はヤザだぞ え以前にも何度か来たことがあるんだ 初めて来た時は以前からの常連である幹部 の人と来てたからこんないたずらはなかっ たがその後から何度か来るようになっては お酒の味が薄いだのゴミが入ってただのと 文句を言ってたみされたこともあっ たじゃあなんでそんなお客から大口の予約 取ったんです かこれがチャンスだと思ってしまったお店 の人気もまだまだだしこれをきっかけに もっと有名にしてお客様にたくさん来て もらいたいと私の欲望が出てしまったんだ でもそれにしてもひど すぎると私は突然思い出し たちょっと私に考えがあります山下 さん私はその場を離れて携帯を取り出した へ電話をし たたアカだけど確か鈴木って名前のやつい なかっ たいますけど鈴が何かやらかしたんですか

明日の大口の予約をしたんだけどさっき 突然キャンセルしてきたんだもう材料費も 揃えたのに20万円の損失だよそんなこと 俺からやっときますいやそういうことじゃ なくて鈴木へお店に呼んでくれるかな わかりまし た電話を切った後私は店長にうまく説明を しとにかく今は気にせずに営業を開始し ましょうと伝え た店長は困った様子だったがお客様が来た こともありいつも通り営業を始めたすると お店の扉がガラガラと開い たいらっしゃい ませ入ってきたお客さんを見てみんなは 驚い たちょっとたさん飲みに連れて行って くれると言ったのでついてきましたがここ は勘弁してください よ今日はここにする何か都合でも悪いの かここはまずいんですっ ていらっしゃいませこちらへ どうぞとりあえずビールお願いしますはい 承知いたしました戻ってきた私に田中先輩 が思わず言っ たちょっとどういうことあかちゃんが呼ん だの 何がですかあもしかして予約をキャンセル したお客様ってあの方なんです かそうよよくのこのこと来れたわねでも あの容姿じゃ怖くて店長もは君も何も言え ないだろう ねすると店長が鈴木様明日のご予約お待ち しており ます明日の予約はキャンセルしたはず だろうでもこちらは明日のご予約のために たくさんのご用意をしてお待ちしており ます急にみんなの予定が悪くなってしまっ てなその代わり今日はたくさん飲んでいく からそう言われましてもそれでしたら キャンセル量として半額の10万を支して いただくことになっているのです がはあも飲まねえのになんでそんな払わ なきゃいけねえんだよぼったくりかそれ ならぼったくり店長ってそこら中で叫んで やる よ そんなそれが嫌なら諦めなちょっとそれは ないんじゃないですか常識ってものがある でしょう文句あんのかいやすみませ んそう言うとは笑いをしながらお酒を飲み 始めた怒りが爆発しそうだった私は とうとう黙っていられなかっ たお客様明日のご予約は予定通りお待ちし ておりますそれでもどうしても前日での キャンセルをするようでしたらキャンセル

量の10万円はきっちりお支払いいただき ますので はあしつこいな払わねって言ってる だろいただきますはあやるのか私は暴力 嫌いなのでビビってるよ可愛いお姉ちゃん が鈴木私の顔を見ても分からないの か私は突然怖色を変えて鈴木に向かって 叫んだすると店長田中先輩林先輩は驚いた ように私の方を見ていた俺に向かって そんな言い方するなんていい度胸だな俺を 誰だと思ってるん だ山下組の1番下っ端の鈴木 だろ1番下っ端って言ったってあの大御所 の山下組だからなそんな俺にはかったら上 が黙っちゃいねえよですよねタヤさんさん からも何か言ってください よの人のことをよく見て みろ何度見てもただのお姉ちゃんですよ もしかしてたさんあのお姉ちゃんに 一目惚れしちゃったんです かふざけるな私にはかったら鈴木の首は ないと思いな何 を私の顔を見ても分からないということは まだ山下組の中でも本当にしたっぱなんだ な何を偉そう に私は山下組の組長の娘山下あ だえそんなはずない組長の娘はいない はず組長には娘さんがいるだろう今大学に 通うために1人暮らししているだけど時々 ご帰宅されては首のしっの俺たちにもいつ もよくしてくれるんだ え お父さんの紹介ってもしかしてあの山下様 だったの か店長田中先輩林先輩黙っていてごめん なさい私は山下組の1人娘なんですここの アルバイトも父から紹介されて入ったの ですがうちの組のものがご迷惑をおかけ いたしましたいやいやそんなこと ない様にはもらって本当に本当に感謝して いる1番の常連さんなんだ娘さんが働き 始めたからあまり見えなくなったの か鈴木これでも分からないのか そんなこのことは親父さんにもきちんと 報告しなければいけ ないそれだけは勘弁して くださいもう一度聞きます様明日のご予約 は予定通りでよろしいですよ ねはいお願いし ますかしこまりました店長先輩明日のご 予約は予定通りだそう ですあかちゃん すごかっこ いいはいかしこまりまし たた

ありがとうするとたの顔が一気に赤くなり お礼なんていいですこうして大口の予約は 予定通り行われた鈴木も反省したように組 の人たちを招いて宴会は大いに盛り上がっ たその宴会には私の父も来てくれた私が 働き始める前はよく来ていたらしいが私が 働き始めてからはタヤを使って様子を見に 来ていたようだなので初めて父が来てくれ たので私もとても嬉しかっ た父はお店へのお詫びで10万円するお酒 を何本も頼んでくれて店長もとても喜んで いた鈴木はと言うと父からお仕置きを 受ける予定だったがきちんと予定通り宴会 を開かせることができたので今回は罰なし ということで私から父へ頼んだ私はそんな 事件も乗り越えて目標金額を達成し友達と 願の海外旅行へと向かった目標は達成し 海外旅行にも行けたが今のアルバイトが とても気に入ったので引き続きこの 素晴らしいお店で働くことにして いる私はゆみ子30歳の公務員で普段は 近所の市役所で働いている疑実家で夫の 健太義両親と同していて子供はいない私と 夫は義父の紹で結婚をしたのだ義父は会社 を経営しており様々な公的手続きのために よく私の担当部署に来てい た私が窓口代するとゆみこさんみたいな 丁寧にしてくれる人がいるから助かるよ君 のような真面目な人がうちの息子の嫁に来 てくれればありがたいんだけど私はリップ サービスだと思いそんなことはありません よいつもそう返していたのである 義父が彼の見合い写真を持ってきた時には 本当に驚いたどうやら義父は当時嫁探しに 本していたらしいの だ結婚は当人の気持ちも大切だけど世の中 結婚向きの人間とそうでない人間がいるん だ結婚向きでない人間は結婚に向いた しっかりした人がパートナーでないといけ ない義父は見合いの席でそう言ったのだが 確かに当時の夫は明るく朗らかな人という 印象だったがそれと同時に派手な髪色や 目立つ位置にピアスをつけていたりと ちょっとチラチラした浮ついた若者という 印象でもあった私が彼にお父様の会社を 継がれたらどういうビジョンでビジネスを 展開されるんですかと聞くと彼は私には 全く分からない横文字の用語を並べて一方 的に早口でまくし立てたのだして言えば 海外への展開をを考えていることは分かっ たがどことなくこの人は地に足がついてい ないんだなという印象を持っただ けど僕は自分の家族や身内を大事にする 人間でありたいと思っています自分を 生み育ててくれた母を尊敬しています家族

に関することを聞くと彼は私の目を見て 熱弁し私はその言葉を聞いて心を打たれた 確かに彼は軽くてチラチラした印象だけど 自分の母親を大切と言える男性はそうい ないだろう根っこの部分では真面目なのか なと思ったのだ後日彼の方から私と交際し たいという申し込みが来たので了承した 交際中の彼はいつも私に気を配ってくれ 収支真摯的な態度で会うたびに彼の印象は 良くなり見合いから1年後に結婚をした しかし私の結婚生活は結婚式の日から暗雲 が垂れ込めたのだよしの日私は1人の招待 客を見て驚いた結婚式にはNGとされて いる白いワンピース姿の若い女性だった からだそれもくまであるロングタイプの ワンピースなので下手をすればどちらが 花嫁かが分からないという予想追いだった 小学生くらいまでの子供なら許される だろうが彼女はどう見ても二十歳は超えて いたので一体誰だろうかと思っていたら 義母が彼女に声をかけたまあ小ちゃん今日 は一段と綺麗ね私が送ったお洋服を来て くれるなんて嬉しい わおばさんこんにちはこれありがとう 似合う ええとっても綺麗よあなたが花嫁みたいだ わ私があ然として2人のやり取りを見て いると彼女の方から私に挨拶をしてくれた が初めましてケン太兄ちゃんのいこの小 ですあなたがケン太兄ちゃんのお嫁さん なんだかパっとしない人ねいきなり彼女は 私を頭のてっぺんからつま先までじろじろ と見てそんなことを言ったので私は言葉を 失ったさらに彼女がいくらおである義母に 送られたからと言って白いワンピースで 結婚式に参列することを彼女のご家族は 注意しなかったのだろうかと疑問に思って いたらすぐに彼女の母親らしき女性がやっ てきてまあなんて格好しているの非常識 じゃない私が用意した紺色のワンピースは どうしたのと彼女をとめただがなぜか義母 がそこに割って入りまあいいじゃない姉 さん小ちゃんは若くて可愛いんだし衣装の 色くらいでごちゃごちゃ言うなんてふくい わよそそんなことを言ったのだそして私の 方をちらっと見て健太の隣には小ちゃんが 一番お似合いなんだけど ね意地悪そうな笑を浮かべてわざとらしく ため息をついたので小の母親は花嫁さんに 失礼じゃないと注意し私には娘が本当に 申し訳ございませんと頭を下げたなが式の 返しまで時間がなかったので結局彼女は その衣装のまま参列したのだがやはり彼女 は挙式披露宴の最中はとても浮いた存在で 後日私はあの女性は誰だったのか一体どう

いう関係なのかと身内や友達から質問攻め にあってしまっ た挙句の果てにみんなで集合写真を撮る時 も彼女は常に夫の横をキープおまけに義母 も後押しするように彼女を夫の隣に座らせ たり私を押しのけたりしたものだから一体 誰が花嫁なのか分からない結婚写真が 出来上がって私はがっかりしたのだっ た挙式披露宴がこの有り様だったので私は 先行がとても不安になったそしてその不安 は見事に的中したのだった新婚旅行から 帰り私が疑実家に入った日私はお父さんが あんたを嫁にって認めたから結婚させて やっただけで私自身は認めてないからね私 は健太のいの小ちゃんと結婚させたかった のあんたみたいなしこお呼びじゃないの よいきなりそんなことを言われ私は絶した 隣にいた義父がなんてことを言うんだ謝り なさいすぐに義母を叱ったが夫はそしらぬ 顔でお茶を飲んでいた後に聞いたのだが 義母は元々女の子が欲しかったらしいが体 が弱く子供は夫しかさなかった女の子が 諦められない義母は自分の姉が授かった娘 小と夫が結婚すれば自分と血のつながりが ある娘ができると思うようになりいつしか 彼女を猛プッシュするようになったらしい 夫に自分自身の気持ちはどうなのかと 尋ねるとお前と結婚しないと父さんが うるさかったから俺自身はごみたいに美人 で可愛い子がタイプなんだと吐き捨てた私 は婚早々目の前が真っ暗になる思いだった が嫁いだばかりで離婚して帰るなんてみと もない世間定が悪いそんな気持ちが働いた のと結婚して長い時間を共有するうちに 義母も私を受け入れてくれるかもしれない 夫の気持ちも変わるだろうと思い私はその 場で離婚することは踏みとどまっただけど それが私の地獄の日々の始まりだったのだ 義母は私を決して嫁として認めず火政府の ように扱った朝早くから疑実家の庭の草を させられ夜仕事から帰宅しても選択や翌日 の支度など私の家事は夜中まで続いた さらに義母は私のやることなすこと一挙 一同が気に入らず文句をつけた食事を作れ ば味や見た目が下品だと文句をつけて 捨てるのは当たり前洗濯をすれば柔軟剤の 匂いが臭いとすでに干してしまってからを させるのも日常半時だった掃除をしていれ ば窓の察しを指で拭いほんのわずかな誇り を見つけてはそれをあげ辛い掃除の1つも できないのかと嫌みを言ったおまけに何か につけて小と私を比較しては私を貶めたの だ小ちゃんは目がばっちりしていて本当に 可愛らしいけどあなたの目はまるでボタン の穴みたいに細いの

ね小ちゃんは大学に通っている頭がいいお 嬢さんなのにあんたの学歴はB大学ですっ て頭悪いのね小ちゃんは若くて可愛くて 本当に素直私の理想の娘なのにあんたは顔 もしこめでおまけに役所勤めの頭でかしの 片女で本当に可愛く泣いたりゃあらし ない義母はこんなことばかり言って私を 貶め小をしょっちゅう家に呼んでは高価な プレゼントを送ったり夫と3人で遊びに 出かけたりもしたそんなことが続いたので 次第に夫まで私と小を比べるようになっ た小の方が若くて可愛くて素直でいいよ なそんなことを言われた日にはさすがの私 も黙っていられずそんなに小さんが良かっ たならあの子と結婚すればよかったじゃ ないつい本音をポロリと言ってしまった すると彼はしょうがないじゃないか父さん が小は結婚向きじゃないって言って結婚さ せてくれなかったんだからそう開き直った この2人がこんな調子なので小はすっかり 調子に乗り学校がない日には朝早くから夜 遅くまで疑実家に入り浸り義母とおしりを したり夫にべったりひっつき私を義母と 一緒になってコキ使ったのだいい加減にし なさいと義父は小を叱ったが義母と夫が 構うので無意味だったさらに私を悩ませた のは親戚などからの子供はまだかという プレッシャーだった夫は義父の会社の跡取 という立場だったので余計に子供を作ると いうことを求められたのだが夫が私との 時間を取ることはほとんどなくたまに私 からたまには夫婦の時間を取れないか将来 の話をしたいと申し出ても今は小と遊ぶ方 が楽しいからと言って私を無視し続けた おまけに義母は親戚たちの集まりの場で私 が子供がまだかと言われているとこの嫁は 石女なのようちの息子の子供を産むこと1 つできなくて私も困っているのそう言って 私を侮辱したそんな生活が3年ほど続き私 と夫の関係はすっかり冷え切っていた3年 こなしはされというしもう私の我慢も限界 世間定なんて気にしてられない離婚のため に行動を起こそうと思っていた時だっ た子供ができたから離婚して くれ夫がそんなことを言い出したのだ相手 は誰と私が問い詰めていたらいきなり部屋 に義母と最近会っていなかった小が入って きたのだが私は彼女の少し膨らんなお腹を 見て悟った小ちゃんケン太の子供を見守っ たのよだからあんたはいらないのさっさと 出ていってちょうだい 意地悪く笑う義母と小は私に見せつける ようにお腹を撫でそういうことなんでコメ のおばさんは出ていって健太兄ちゃんは私 のものよほらほらさっさと出ていきなさい

義母はそう言って私にサイン要因済みの 離婚届けを投げつけてきた私が夫の方を 見ると彼は気まずそうに目を そらしまあ子供もできたしそういうこと でと言ったのだったわかりました今すぐ出 ていき ますその日のうちに私は離婚届けを提出し 実家に帰った実家の両親はこの荒まを聞い て大激怒弁護士を雇い慰謝料と財産分与を 請求してやると生きまいた その夜義母たちから話を聞いた義父が飛ん で実家にやってきたそして両親と私に土 下座をして妻と息子が大変申し訳ないこと をしたと謝罪して相場の何倍もの慰謝料を 包んで帰り私の結婚生活はあけなく終わっ たのだっ た数ヶ月後少しずつ夫との夫婦生活を 忘れかけていた頃夫と義母が訪ねてきた 今更何のようですかお引き取り願いますお 願いですから話だけでも聞いていただけ ません かもう一度ゆみ子さんと話がしたいんです 本来なら追い返してやりたかったのだが 一応近所の目もあるので客間に通し た今更何のようですかやり直しませんよ ごめんです私が冷たく言うと私たちは今 まで間違っていたわまさか小ちゃんが あんな子だとは思わなかったのよ見てよ この 子義母は私に白い布の塊を見せつけたいや それは布の塊ではなく白いおくみに包まれ た赤ちゃんだっ たへ嘘でしょこの子がケン太さんの 子私はその赤ん坊の姿を見て驚いたその子 は肌が褐色 髪が金髪とどう見ても日本人の子供では なかったの だあいつ大学で知り合った留学生の男と 遊んでいたんだよ俺の子供を妊娠したって 言っていたけどそれは嘘でその男の子供を 妊娠していたんだだけどそいつは帰国し ちゃってどうすることもできないからって 俺の子供に仕立てあげて育てようとしてい たんだあらそれなら知っていたわよ え私の言葉に夫と義母は目を見開いた そりゃそうだろうなぜ別れた妻がそんな ことを知っているのかと不思議に思うのは 当然 だだってあの子何回も市役所の口で妊婦 さんや子供が受給できる手当ての申請をし ていたけどその時いつも若い外人の男性を 連れていた ものどういうことだだから言った通りよ 申告すれば色々と出産時や出産後も給付金 や手当てが受給できるのを知っているわよ

ね でもそれは申請しなきゃ受け取れないから 手続きに来ていたみたいなんだけどその時 にいつもあなたじゃない男を連れていたの よ最初は大学の男友達かと思っていたんだ けど腕を組んだり顔を近づけたりどう見て も友達というには距離が近かったけどね私 は役所の窓口がかりとして働いていたので 彼女の姿を何度も見かけていた隣の部署な ので直接私が応するわけではないが デスクワークをしながらあらと思って見て いたのだがまあもう別れたことだし関係 ないと思ってあえて連絡はしなかったの だったそんなじゃあ俺はずっと裏切られて いたっていうのかいいやどう見ても裏切ら れているでしょうあなたの要素ゼロじゃ ないこの赤ちゃんそれに小さんはどうした の母親である彼女がいないことを不審に 思って聞くと彼は涙ながらにあいつ今日が が単日だったけど逃げちゃったんだ よ赤ん坊が生まれて俺たちが一体どういう ことだって詰め寄ったら自分の浮気を削除 したから離婚を突きつけたんだ今日離婚 届けを出す予定だったのにあの女詐欺し そうなのよあのメギ今まで可愛がってやっ ていたのにそう言い義母も彼女の文句を 言うが私はそれには同調せず彼らが来た時 から抱えていた疑問をぶつけた それでどうして私の元に来たのこの赤ん坊 お前に引き取ってもらおうと思ったんだ ほらお前は子供ができないからこの先 赤ん坊を産むことができないだろうだから この子を育てさせてやるよそうよあんたは うちの嫁だったんだから私たちの言うこと を聞く義務がある わ2人のとんでもない発言に私は絶し両親 はさらに激怒うちの娘とその赤ちゃんだと 思っているんだと2人に詰め寄っただけど 義母はうちはけたの子供が欲しかったの こんなどこの馬の骨かも分からない男の 赤ん坊なんていらないわよさらに彼も俺も 母さんと同じ意見だからと私に赤ちゃんを 押し付けようとしたいい加減にしなさいよ この く私は2人を一括した私とこの赤ちゃんに するのもいい加減にしなさいよこの忍に 健太あんたは小さんと浮気をして私を 追い出したくせに今更何なのこの赤ちゃん の責任は海の親である小さんとその夫で あるあなたが責任を取るべき でしょうそそんなに怒らなくたっていい じゃないそうだぞ赤ん坊が泣き出しちゃっ たじゃないか私の声に反応して泣き出した 赤坊を義母が癒そうとするが泣きず見た母 が抱いた時だったまたもや玄関のチャイム

がなり来客を告げたので父が大に出た私は なま赤ちゃんを押し付けようとする2人に 赤ちゃんは引き取らないことを強く言い ながら自動相談所への報告を考えていた もう今すぐ電話しようかとスマホを手に 取った時父と初老の男女さらに義父が入っ てき た子さんすま またこの2人が迷惑をかけていきなり土 下座する義父と初老の 男女うちのバカ娘がとんでもないことして 本当にご迷惑をおかけいたしました謝って 許されることではありません初老の男女は 小の両親だった結婚式以来だったので あまり顔を覚えていなかったのだが 思い出し たちょっとさんがなんでここに希がたよう に聞くと今朝病院から個性がいなくなっ たって連絡があったのよ赤ちゃんを置いて 消えたって聞いたから慌てて赤ちゃんを 病院に引き取りに行ったらもうすでに あんたたちが連れて行ったって聞いたから 探し回っていたのよまさかと思って来てみ たらこの有様何やってるのよおは義母に 掴みかからんばかりの勢いで詰め寄った だってこの赤ん坊はうちのけの子供じゃ ないからこの子はで聞き取ります父親は どこの誰か分からなくても小の子供である ことには変わりないんだ からならよかったこれで厄介払いができる わ本当だな ラッキーおばっさの言葉に2人は顔を 見合わせて喜んだが俺もお前を追い払う ことにするよ え理解ができないという顔をする義母に俺 はお前と離婚して家を追い出すことにする よゆみ子さんに嫁いびりをして追い出した 挙げ句離婚した後も迷惑をかけようとする お前とはやっていく自信がなくなっ た義父が冷たく言い放ったのだその言葉に 義母は青めてそんな私は健太のためを思っ てそう言い出したがお前のような鬼ババの 話なんて聞きたくないと 拒絶お前のように生まれたばかりの坊を人 に押し付けようとするような人手なしは もう俺の息子だとは思いたくないお前も ついでに出て 行けそう宣告したのだ当然彼も真っ青に なり今更私の方を見てなあ俺たちやり直さ ないか一度は夫婦だったじゃないか猫で声 をあげてすり寄ってきたが私はあんた みたいな人手なしと暮らすきはないわこれ 以上家に居るなら警察を呼ぶわよ 冷たく彼を突き放したそんな困る助けて くれよという夫に父が2度とうちの娘に

近寄るな鬼のような行走で一括強引に家 から追い出したのだったすぐにギフとおば 夫妻は私たちに何度も頭を下げ赤ちゃんを 引き取った私と両親は嵐のような時間だっ たねと顔を見合わせたのだったその後風の 噂で聞いたのだが義両親は離婚して義母は 自分の実家へ帰ったそうだだが同じ町内で 今回のことは親戚や近所にも知れ渡ってい たのですっかり後ろ指を刺されそれに耐 切れなくなった義母は1人で遠い町に 引っ越していったらしい今は住み込みの 仕事をしながら細細と暮らしていると聞い た元夫は会社こそ追われなかったが結局 今回の話は車内にも広まっておりみんなに 白い目で見られて居心地が悪くなり退職 この町では悪い噂が広まっているので彼は まともな職に着くことができず今では アルバイトをかけ持ちして整形を立てて いるんだとか何度か私にもう一度やり直し てくれと連絡が来たが弁護士を通して連絡 するようにと返信すると連絡は来なくなっ たそうそう小は結局おばさの捜索の買い あってすぐに居場所を見つけられて 連れ戻されたどうやら1人暮らしの友達の アパートに転がり込んでいたらしい結局 大学は辞めさせられおばさの監視の元で 子育てをしているのだが時より市役者に 子供関連の申請などをしに来た彼女を 見かけるとすでにそばにはおば妻のどちら かがぴったり張り付いていて自由がないの は見て取れたストレスの成果以前の美貌は 失われすっかりやれているが赤ちゃんは 元気にスクスク育っているようでそれだけ は何よりだと思うのだった私はと言えば もう結婚はこりごりだと思い今は仕事に 邁進している結婚していた時はできなかっ た友人との交流も復活して今では楽しい 独身貴族を楽しんでいる私はこれからも この穏やかな日々を大切にして過ごしたい と思って いるあなたみたいな他人がここにいるのは おかしいのよ空気が汚れてしまうわ分かっ たら公電100万円を置いてここから出て 行き なさいまあ確かにそうだな他人がここに いるのは不自然だ一刻も早く出て行って くれる か私の名前はりえ実は今白血病で投票中だ とはいえ状態はそれほど悪くは ない体調が悪いこともないし入院する必要 も ない通院で経過観察をしつつ過ごしている ような状況 だだから自宅の家事なども私が全部行って いる私の家族校生は夫の

正雪そして同居している義両親のお父さん とお母さんだ 正雪は仕事が 忙しくなかなか家事などはできないがいい 夫 だいつも私のことを気にかけてくれ て些細な話も聞いて くれるお父さんが足を骨折して寝たきりに なってから自宅で介護をしているがそれも 頑張れるのは雪のおかげだと思って いるだけどお母さんには少し困っている 彼女は全く家事も介護も手伝ってくれない の だ私はもう年だからね体力もないのよそれ に介護って配偶者の弱った姿を見るのは 辛いわだからりえさんお願い ねこんなことを言って家事からも介護から も 逃げ回る体力がないと言いつつ毎日のよう に友達と遊んでいるのだ単に歌詞や介護を したくないのが我々の行動 だ正直私はお母さんのことが苦手だった そして数日前お父さんががなくなって しまっ たそれからは怒涛の日々だっ た正雪はちょうど遠方に出張中ですぐに 戻ってくることはでき ないお母さんはお父さんが亡くなって ショックなの私は何もできないりえさんが 全部やっ てと模なのに会社との打ち合わせなども 全て拒否をし た準備も手伝ってくれないし相談にも乗っ てくれないだけど友達と電話してケタケタ と笑っているような状況だっ ただけどお世話になったお父さんの葬儀だ 適当にするわけにはいか ない私は1人でほとんど寝る暇もないまま なんとかおつや国別式の準備を整え たそのおかげでいいおつになったと 思うお母さんもおつが終わった後はほっと した顔をしてい たありがとうねりえさんのおかげだわ なんて言ってくれただから私も満足してい たのだ けれど翌日に事件が発生し た国別式の準備が終わっ てあはもう3列者を出迎えるだけという時 のこと だお母さんが私に対して信じられないこと を言い出したのださて色々雑用は終わった わねじゃ邪魔な他人には出ていって もらおうかしら 私は最初お母さんの言葉が理解できなかっ たもしかしたら葬儀社の人に言っているの

かもしれないと思っ ただけどお母さんは冷たい目でまっすぐに 私の目を見ていたの だどうしたの早く出て行ってくださる あなた他人でしょちょちょっと待って ください私は他人なんかじゃありません どうしてそんなことを言うんですか うるさいわね他人は他人 でしょそう言うとお母さんはまで野良犬を 追い払おうとするかのように私に向かって しっしと手を振ったのだその顔はとても嫌 そうな顔をしていた他人じゃないのあの人 の娘でも何でもないくせにもしかして介護 や葬儀の準備を頑張ったから遺産を もらえるとでも思っ たそそんなことは思ってないです私はただ お父さんをしっかり見送りたくてあらそう なの綺麗事じゃなくそれが 本心えええそうですじゃあさ出ていき なさいよ娘でもないんだから相続権もない でしょそこで偉そうな顔をしてない でお母さんは私の方を見てきつい言葉を 言ってき た葬儀会社の人たちも何が起きたのかと 心配そうな顔をしてこちらを見て いる大体昨日あなたが親にいるのも不快だ たわ単に高一さんの息子と結婚しただけの くせに赤の他人のくせ にひどいそんな言い方何よ私を悪者にし ようっていうのあなたが他人なのは事実 でしょあそうだ忘れて たそこまで言うとお母さんはニヤニヤとし た笑いを浮かべて私の方を見てきた そして私に向かって手を差し出したのだ 他人がおつに出たんだからもちろん公電が 必要よね金額はそうね100万円くらいが いいんじゃないかしらえおお母さん何を 言ってるんです かだってそれくらいもらわないとあなた みたいな人を嫁として扱ってあげたのよ その精神的苦痛に対する慰謝料だって 欲しいわ実際それでも足りないくらいよど どうしてそんなひどいこと を今までお母さんは介護や家事に積極的で はなかっ た正直お父さんを放置するような態度を嫌 だと思ったこともある だけどこんなことを言う人ではなかっ た少なくとも私には優しい人だったしいつ もありがとうと言ってくれていたの に私があなたに優しくしたのは介護や家事 雑用のためそれが終わったんだからあとは 場の空気が悪くなるだけよ一刻も早くこの 場から出ていってほしいわででも国別式 をあなたに出る権利なんてないって言っ

てるのよとにかく公電を準備して出ていっ てそうねここを出てすぐにコンビニがある でしょうそこのATMでお金を引き出して ちょうだいあ公電袋はなしでいいわその まま渡してくれればそれで妥協して あげる興奮したのかお母さんの声はん 大きくなっていっ [音楽] たそれでおそらく打ち合わせ中の正雪に誰 か伝えてくれたのだろう正雪は私と お母さんの顔を交互に見ているああの お母さん がねえ正雪君もそう思うよね他人のくせに 偉そうに親族席に座るなんて変だって 他人は高年100万円持って早く出ていっ てほしいわよ ねだけど私が何かを言う前にお母さんが先 に口を開い たでも私は期待してい たきっと正雪が何か言ってくれるんだっ てでも正雪の口から出てきたのは 信じられない言葉だっ たそうだな確かに父さんの葬儀に他人が いるのは邪魔 だ え正雪は冷たい声をしていっ た確かに正雪は今まで仕事が 忙しく介護にはあまり参加してくれなかっ たでも今まで私のことをってくれたの に私の体調も気にしてくれていた大丈夫か 病院は行けてるかもし具合が悪くなったら すぐに入院手続きをするんだ ぞそれに介護に関われない分ヘルパーさん などは積極的に調べてくれ た介護しやすいようなリフォーム費用とか も出してくれたの に正雪も心の中では私を他人だと思ってい たのだろう か私を気遣っていたのは私に介護や家事を させるためだったのだろう か私のことなんて何とも思っていなかった のだろう かそう思って絶望して とが私の前に立っ ただけど私の方は見ていない正雪は まっすぐにお母さんの方を見ていっ た他人はいらないだから早く帰ってくれ この場の空気が悪くなるどどういうこと よ正雪の突然の発言に私だけではなく お母さんも驚いてい ただけど正雪だけは冷静な声で言っ ただってあんたは俺の母親じゃないでしょ 実の母さんが亡くなった後財産目当てで 強引に再婚したくせに弱った父さんに強引 に婚姻届けを欠かせたこと俺が知らないと

でも介護もせず病院にお見舞も行かずそれ でだと言えるの かお父さんとお母さんが再婚していた なんて聞いたことがなかっ ただけど私の驚きをよそにお母さんは正雪 に反論した何言ってるのよそれでも私は 戸籍上の妻なの確かに再婚は少し強引だっ たけどでも悪い法的に何も問題はない でしょ 奥さんをなくしたくらいで息承知してる 高一さんが悪いの よなくしたくらいだとそうよだって私は 法律で認められた妻ですものそれに高一 さんだって嫌じゃなかったはずよだって 私たちが再婚してから10年経ってるのよ だから本当に嫌なら離婚してたに決まっ てるわそれをしなかっただから私のことを 愛してたのよそう言うとお母さんは 勝ち誇った顔をし た確かに本当に勢いで再婚したとしても 冷静になったら離婚したいと思うだろう お父さんがそれをしなかったのなら私や 正幸には分からない夫婦の絆がお父さんと お母さんの間にはあったのかもしれないで も正雪はそれを認めなかっ た父さんは本当は離婚したいとよく言って いたよ少しの寂しさに負けて再婚した自分 のミスだと悔やんでい たそそんなことあるはずないわだって私は 離婚したいだなんて言われたことない ものそれはあんたの性格を見抜いてだ よ えあんたの性格的にニこんだなんて言われ たらごねる だろう面倒なことになるのは目に見えてい たもしかしたら色々と小足な嘘をついて 父さんを有責にしようとするかもしれない そう だろうそそんな ことお母さんは否定していたけど私は今日 見たおさんの本章を見るとやりそうだと 思えてしまっ たお父さんが離婚したいなんて言えば少し でも慰謝料をもらうように平気で嘘をつき そうな人だと思ってしまったの だそんなことになったら俺はもちろんリに も迷惑がかかる父さんはそれを避けたかっ たんだだから最後まで席を抜かずに頑張る つもりだと言っていた そう書かれた手紙を残されて いるそう言うと正雪はスツの胸ポケット から手紙を出し ただけど今の話を聞いてもお母さんは全く ひまないようだっ たそんなの聞いてないわそれに心の中で何

と思っていても私は離婚してない 法律で保証された妻なのよそれにその手紙 が本物っていう証拠はあるのあなたが適当 に書いたのかもしれないし無理に書かせた のかもしれないわいずれにせよ彼の財産の 半分は私に権利があるのよだって妻なん です ものお母さんは得意げな顔をしてそう言っ た確にお母さんの言うことにも一理 あるどういうつもりで席を抜いていなくて もお母さんは法律的に妻の立場に いるそうなると遺産の半分は受け継ぐ権利 を持っている だろう私がそう思っていると廊下の向こう からスーツの男性が歩いてくるのが見えた その人はは穏やかな表情を浮かべている すみません到着が遅れました私個人である 高一さんの顧問弁護士の武田と申します 早速ですが今の正幸さんの証言は本物です よ手紙の他に正式な有言場も残されてい ます な武田と名乗った弁護士さんは穏やかに 説明をしていった どうやらお父さんが生前に事業を行って いる時にお世話になった弁護士さん らしいお父さんはとても信頼していて上に 行った後のことは全て託していたんだと かさらに申し上げますと高一さんは生前増 よなども積極的に行っておられましたです からいくら奥様とはとはいえおそらく続額 は100万円に満たないでしょう ねそそんなの聞いてないわよどういうこと なのどうして他人のあんたが妻の私より 詳しいの よ高一さんはくれぐれもまゆさんにはバレ ないようにと言っていましたとはいえ いきなり現れた私の説明だけでは納得でき ないでしょう国別式が終わり次第遺言城を 正式に開封しようと思いますそれで よろしいでしょう か武田さんの言葉にお母さんは目を白黒と させてい た正雪を見て武田さんを見て私を睨んだ そしてもう一度正雪の顔を見て嘘がないと 悟ったの だろう全然聞いてないわ遺産がそれっ ぽっちしかもらえないんじゃ時間の無駄 じゃない何のためにあんな人の妻として 生きたと思ってるのよ私の時間を返して 意味のないことをして温存よこれ以上無駄 なことなんてしたくない葬儀なんて出ない わ よお母さんは大きな声でそう言ったそして 止るもなく自分の荷物を大慌てで掴むと そのまま会場から逃走したのだっ

たあのそろそろお時間ですが予定通りに 始めてもよろしいでしょう かそれからしばらく私と正雪は呆然として いただけど遠慮がちにかけられた葬儀者の 人の言葉で 国別式の時間が迫っていることに気づいた のだだから私たちは大慌てで最後の準備を 行っ たそして模はお母さんの代わりに急遽正幸 が務め無事に国別式を終わらせたの だ多くの人が 集まり涙を流し個人とも思い出を 語るいい式になったと 思う国別式が終わった後待機してくれてい た武田さんの元で遺言城が開封されたそこ には正雪や武田さんの説明通りのことが 書かれていたお父さんは本当は離婚し たかったこと離婚しなかったことで私に 苦労をかけたことを謝る内容も書かれてい て私は思わず泣いてしまっ た遺産については正雪はもちろん私に もかなりの金額をいただけることになって い たそしてボランティア団体や高一さんが 生前お世話になった病院などにも寄付さ れることになっていた 言葉通りお母さんには本当に数10万円 しか入らないように手続きされていたよう だ細かなことは分からないけれど私はそこ にお父さんの強い意思を感じ たお母さんは遺産を当てにしてお父さんの 生前から自分用の豪邸を立てる計画を立て ていた らしいだけど遺産がほとんど入らずその 計画は頓挫することになっ た今ではどこかのアパートで1人暮らしを している らしいだけどそのことに対して正雪に何度 も手紙を送ってきては文句を言って いるあなたどうせたくさんもらったん でしょう戸籍上とはいえ私はあなたの母親 なのよ少しくらい親高校したらどうな の最初はその手紙をスルーしていた正雪も あまりのしつこさにイけが刺したの だろうある日電話をかけてい た容子縁組もしてないのに何言ってるの これ以上しつこくするなら武田さんに相談 して警察にも通報する けどこの言葉はお母さんに対して効果的 MENだったようだそれ以来連絡が来る ことは なくなり私たちは穏やかな日々を過ごせて いる

【スカッと総集編】祖父の1億円の遺産を狙い新築の家を建てた妹「支払いがあるの。入金はいつなの?」→相続権が無いと伝えた時の弟が…w【修羅場】

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BGM引用元:YouTube Audio Library
若林タカツグ/カッパエンタテインメント

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