旅をする音楽 | 星野道夫 × haruka nakamura / 朗読・本田慶一郎

「旅をする音楽」
星野道夫 × haruka nakamura

写真家・星野道夫の足跡に感銘を受け、そのまなざしにより見出された考えに共感する音楽家・haruka nakamura。次の世代へと種を撒くために星野道夫と音楽との、初めてのコラボレーションが実現した。

2022年、年末。
東京都写真美術館・星野道夫写真展「悠久の時を旅する」の一環として行われた特別な演奏会「旅をする音楽」は星野道夫の写真をスクリーンに投影し、インスピレーションを受けたharuka nakamuraの即興的ピアノ演奏と、星野道夫の言葉をスペシャルゲスト・本田慶一郎が朗読。写真と言葉と音楽が一体となり立ち現れる世界。会では星野直子さんが挨拶をし、全てを見届けた。

「もうひとつの時間」という光を
未来へと繋いでいく。

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「旅をする音楽」
星野道夫×haruka nakamura
2022.12.27
場所:東京都写真美術館 1Fホール

写真:星野道夫
ピアノ:haruka nakamura

Special Guest : Keiichiro Honda(朗読)
トーク:星野直子、田中博教(株式会社ゴールドウイン)

音響 : 市村隼人
制作:山口 響子(株式会社one cushion) 
協力:星野道夫事務所、株式会社ゴールドウイン 
主催:クレヴィス

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cinematography : TKC
edit : Haruki Anami
A&R : Kyoko Yamaguchi(one cushion,INC)

special thanks
THE NORTH FACE

【朗読出典】
星野道夫 著
•『旅をする木』アラスカに暮らす(文藝春秋)より
•『旅をする木』ワスレナグサ(文藝春秋)より
・『長い旅の途上』約束の川(文藝春秋)より
・『イニュニック』マッキンレーの思い出、生命のめぐりあい(新潮社)より
・『ノーザンライツ』クジラと共に生きる若きエスキモー(新潮社)より

*イベント入場料金の一部はアラスカの自然保護活動をしている団体「Northern Alaska Environmental Center 」に寄付されました。

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オマージュ曲

シェナンドー
少年の日

#星野道夫
#harukanakamura

10 Comments

  1. それまで、ただその時その時を楽しく生きていけばいいやと自由奔放に生きてきた20代中盤。ふと気づいたら毎日のように遊び歩いてきた友人との日常によくわからなくも強烈な息苦しさを感じ、また同時に将来にも不安を感じ始めた。1人になりたい。1人でいたい。唯一心を癒やしてくれたのは一匹の猫。確かな目標も、楽に生きる術も、生きていくために進む道しるべなぞ手に入れる事もなく日々を過ごしていく中、星野道夫さんのノーザンライツという本に出会った。こんなに美しい文章をがあるのか。こんなに優しい写真があるのか。こんなに純粋な想いがあるのか。本当に今までの人生をひっくり返された。小さく狭い世界で友人との蟠りに苦しみ頭に出来た10円ハゲはいつのまにか無くなった.もうその時には星野さん亡くなってるんだよ。でもそんなの関係ないレベルの力で心を震わせてくれたんだ。そんな星野さんと大好きなharuka nakamuraさんとのコラボ動画がフッとオススメに出てきてくれたから酒に酔った勢いで自分勝手なコメントを書かせていただきました。

  2. 星野さんの言葉は、心に灯台のような優しい光を残してくれました。
    こんな美しい音楽と優しい語りとともに味わえて、幸せです。

  3. harukaさんのピアノは、心を穏やかにしてくれます。
    星野さんの言葉は、心に考えるゆとりを与えてくれます。

    昨年末から検査入院をしていた妻が、先日「癌」と診断されました。
    今は抗がん剤の副作用と腫瘍による不調でつらい入院生活を送っていますが、
    根治を信じて妻と前向きに退院後の暮らしを考えています。

    「未来」は今の先にあることを実感しています。
    まずは今を大切に生きていこうと思います。
    ほんの少しだけこれからの人生が豊かになるよう。

    妻と子どもを想うと、どうしても感傷的になってしまいます。
    言葉にすることで少し気持ちが楽になります。ありがとうございます。

  4. 星野道夫さんが見ていたもの、実感でたどり着いた心境に自分も行ってみたい。生でお会いしてみたかった。本当にものすごい影響を受けました。星野さん、文章や写真を残してくれて心からありがとうございます。

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