【スカッと☆厳選5本総集編】高級タワマン5棟所有する私を寄生虫扱いする息子嫁「税金無駄遣いババァは冠婚葬祭以外顔見せるなw」私「じゃあいっそ絶縁しましょう」→勝ち誇る息子嫁を横目に最上階へ帰った結果w

[音楽] 私の名前は さゆ今年で60歳になった私の目標は 楽しい時間を過ごす ことそれで最近は積極的に友人を尋ねる ようにして いるそして今日は学生時代からののを訪ね たのだがそこで思いもよらない人物と 合わせになったの だあれお母さんです かそう言いながら私に近づく1人の 女性それは紛れもなく息子の嫁であるゆ だっ たどうしてこんなとこにいるの よ私がねとは眉間にを寄せて友達の家に 遊びに来ただけだけどお母さんこそどうし てここ にあらそれは知遇ね私も親友の家を尋ねた ところだったの よ私がたまきの部屋を指さすと弓が大笑い し た年金暮らしのお母さんの友達がタマに 住んでるのそんなお金持ちの友達がいる ならもっと早く出て行ってくれればよかっ たのに弓がニヤニヤ する確かにここは地元ではタワマンと呼ば れているマンションだただ一般的には20 回以上のマンションがタワマンと呼ばれて いるらしいだから15回しかないこの マンションは正確にはタワマンじゃないと 思うでもタワマンの正式な定義はない みたいだし地元の人がそう呼んでいるなら タワマンと思っていても差し使えないのか もしれ ないそれはさておき言われるばかりでは腹 が立つそこで私も弓に言い返し た何を言っているのよ私は最初から同居 するつもりはなかったわよ私が言い返すと 弓はカッとなったのか少し大きな声を出し た何よ年金暮らしで税金を無駄遣いして いるくせに私の前に現れるのは観音総裁 だけで十分なの よそれはこっちのセリフよいそのこと絶縁 するのはどう かしらそれ 最高2度と私にに顔を見せないで意見が 一致してよかったわあなたには言いたい ことが山ほどあったけど最後だから全部 言っておくわ ね私はそんな風に前置きをしてから弓に今 までの鬱憤をぶつけることにし た少し前の 話私の息子のが1人の女性を家に連れき た俺結婚しようと思うんだそれで母さんに 婚約者を紹介したいと思って今日は連れて

きたん だそんな風に紹介されたのがゆだっ た初めましてゆみです父があとさんの会社 で役員をしててその紹介で知り合いまし たゆみのお父さんは専務取り締まり役だよ 俺もいつもお世話になってるん だあとが嬉しそうに 話すあとがお世話になっている方のお嬢 さんなのねそれじゃあ結婚を認めないわけ にはいかないわ [音楽] ねそう言ってみたけれど弓の振る舞いには 少し違和感が ある確かに高級ブランドの服や アクセサリーを身につけているから金持ち のお嬢様であることは間違いないと 思うけど言葉遣いや口調などはこの場に ふさわしいとは言え ないとはいえ緊張しているのかもしれない しそれだけでダメと言えるわけでは ないそんなことを考えているとふと秋との スマホが鳴っ たあ我ちょっと外で話してくるよ 明が席を立つゆと2人きりになり私は少し 気まずい空気を感じたそこで私 はお茶を入れ直してくるわ ねはあお構いなくお茶なんてこの家と同じ で地味で貧乏臭いです から弓がにやりと するなるほど これが本性 か私はため息まじりに弓に尋ねた家は古い から仕方ないけどお茶が貧乏臭いってどう して かしら本当のことじゃないですか高級な 紅茶とかもっとおしゃれな飲み物ってあり ますよねお茶も高いものは高いわよでも だっさいし若い人には嫌われますよじゃあ あなただったらどんなものを出すの かしらそうですねギフト用のソフト ドリンクとかフレーバーティーとかです ねあきれ たモテなしの心よりも見た目を重視すると いうこと らしいそういうのは私は気に入らないでも 秋とは気に入っているようだし私が口出し するのは不粋というものつまり結婚に反対 しないけど結婚後の生活には関わらない ようにするのが最適だそう考えた私 はじゃあ今度はあなたの好みの飲み物を 出せるようにしておくわねと言ってその場 をやり過ごし た結婚のに来たのの態度を見る限り結婚後 は向こうも私に関わるつもりはないと思っ ていたけれど結婚して数ヶ月もしないうち

にあとからこんな連絡があったの だ実はさ広いマンションに引っ越すから 同居し ない あとそれゆさんは認めている のいやはだって言ったんだけどだったら 同居はだめよ嫁姑とめ問題は男のあなたが 考えるような簡単な問題じゃないんだ からそんな風に釘をさし たしかしあとには引き下がれない事情が あるようだ事実何度も口こもりながら言い 出しにくい事情を話し始めた そのなんていうかゆは家事が苦手っていう かそんな感じ で家事が 苦手ああ料理もそこまでうまくないし掃除 や洗濯も手抜きがひどく て秋とはかなり困っている 様子もちろん初めから何でもできる人はい ない特にお嬢様育のゆのような女性なら なおさらだそうは言っても困っている秋と 放置することもでき ないじゃあこうしましょうしばらくの間 同居してゆみさんの指導をしてあげるわ 頼むよ お母さんこうして私はあとたちと同居する ことになっ た住んでいた一軒屋を売って秋との マンションに引越 そうやって同居してみると弓の日常生活は 驚かされることばかりだっ た朝は何時になっても起きてこないそれ こそあとが勝手に起きて仕事に行くという 感じしかも弓は起きてから何もしない ゴロゴロしてスマホをいじっている だけ夕方になってようやく買い物へ行き 適当な惣菜を買ってくるそれを並べて夕食 にするという感じの日常 だ洗濯物は洗濯機に入れるだけでしょどう してそれができない のそんな風に私が起こると弓はめんどくさ そうにそっぽを向いてだってどれくらい 入れたらいいかわかんない し洗濯機に容量が書いてあるででょその8 割くらい よ私が何度言っても聞か ないさらに料理についても少しは自分で 料理をしようと思わない の惣菜で十分でしょおいしいし手間も かからないしでもたまには手作りのものを 食べさせたいと思わない の私の家ではさんが料理をしてのだから私 が料理するのは無理な のこうやって弓はすぐに投げ出して しまうその後も根気強く指導を続けた

けれど全て無駄だっ た私が何かを言えば弓が反発するその 繰り返しでやがて弓は私から逃げるように 家を開けるようになっ たそして今日もゆはじゃあ私は友達と約束 がある から夕食の準備はどうするの洗濯物も たまっているわ よお母さんやっておいて くださいあのねあなたは嫁なんだから うるさいなどうせ年金暮らしで暇なんだ からいい でしょそう言ってゆは出ていってしまった このままでは良くないと思うだけどゆ自身 にやる気がないからこちらがいくら言って も意味は ないそうかと言って放置しておけば秋斗が 困る だけ仕方なく私は弓の代わりに家事を こなしてい たそんなある日のこと早めに就寝していた 私がトイレに起きるとふとリビングから秋 ととゆの話し声が聞こえてき たもう無理なのゆがむっとして秋とに 告げるするとあとはため息混じりにこう 返してい た仕方ないだろうゆが何もしないからそれ に母さんがいれば家事をやってくれるじゃ ない かだけどあれしろこれしろってまるで使用 人扱いなんだから 確かにこうしなさいと指導したことはある けれど使用人のように預かった覚えは ないそれに何もできないから教えてあげて いるのにそんな風に言われるのは侵害 だそりゃ確かに厳しいところがあるかも しれないよでも弓が家事をできないから それはそうかもしれないけど掃除は ロボット掃除機があるでしょ洗濯はパパの 知り合いのクリーニング屋さんに頼む から飯はどうするつもりだ よご飯はデリバリーとかお惣菜だってある でしょそれなのにお惣菜を買ってくるのも ダメって言われて厳しすぎると思わ ないふくれっつらの 弓たまには手作りのものを食べさせるよう に言ったけれど惣菜を買ってはいけないと は言っていないけれどゆの中では私にそう 言われたことになっている らしいユは口を尖らせてあとにアピールし ているまあゆの気持ちは分かるけどじゃあ 東京解消するように行ってよいって言う ならもうあとは離婚するからちょちょっと 落ち着け てもし私と離婚したらの出にも響くと思う

よパパは厳しい からあとはかなり追い詰められた顔をして いた私はそっと部屋に戻って1人で つぶやく仕方ないわねこうなっ たらあとが同居解消したいと言ったらそれ に応じよう私はそうちって布団に入った その次の日私が朝食の準備をしていると あとが起きてき たあのさ母さんちょっと話があるんだけど なに話したいことは分かっているでも何も 知らないそぶりで聞くことにしたその方が 互いに都合がいいあとも少しは話しやすく なるだろうそう思っていたけれどそれでも 秋とは言いづらそうにしてい たあの実はさゆと話し合ったんだけど同居 をやめたいと思って あら急にどうした のなんていうかゆも最近は家事が真しに なってきたし そのもごもごという明とそこへゆが珍しく 早く起きてき たはを見てするとあとなんではっきりと 言わないのよいやだってもういい私が はっきりと言ってやる からゆみは私の方へ向き直り私を睨みつけ ては中は怒鳴るように行って くるあのさお母さんは邪魔なのそれに あれこれと私のやり方に口出ししてもう 我慢できないのそうなのね だけどそれはゆみさんが何もできないから うるさい今は色々と便利なものがあるのに お母さんのやり方は古いのよでもね とにかく若い私たちと古いお母さんは会わ ないのそれに私はお母さんの介護とか嫌 ですから ね介護かさすがにそれは言いすぎ だまだそんな年じゃ そうなったとしてもゆに頼むつもりもない 私はため息をついて から本当にいいのね後悔しないわ ね後悔なんかするわけないでしょ早く出 てってよゆが笑いながら言うあとはゆを なめるようにゆ言いすぎだっ ては甘いのよんすると後でお金がないから とか言って泣きついてくるっ てゆがじろっと私を 睨む一方のあとは複雑そうな顔をしていた ゆみに何も言い返せない秋には呆れる 甘やかしすぎたのかもしれ ないここに引っ越す時に家を売っちゃった のよ ね仕方ないから引っ越し先を決めるまで時 かしらそう言うとゆが私を睨み ながら長くは待てないわよえできるだけ 早く出ていくわあなたに思い知らせてあげ

たい から私はそう言い残すとすぐにリビングを 出 たその後部屋に戻ってスマホを手にする とある場所に連絡して引っ越し先を探して もらった その数時間後に引っ越し先が 決定私は翌日にはあとたちのマンションを 出ることができたただ引っ越してしまうと 急に気が抜けたのだ何もすることがないし 時間を もて余すそこで1つ目標を立てたそれが 自分のための楽しい時間を過ごす こと幸いにも近所に親友のたまきが住んで いる私は頻繁にたまきの家に通うように なっ たそして数ヶ月が経過した今日たまきの家 を出たところで弓にあったの だということよ色々と好き勝手なことを 言ってくれたけど全部あなたのためだった の よ目の前の弓に行ってやるけれど弓はどこ 吹く 風だから 何私は別に困ってなかったし本当に困って いないのかしら家事もろにできないの できるし最初から何も困ってない からそれにしてはあとは随分と困っていた みたいよはあ何それいい年になった自分の 息子のことがそんなに心配の当たり前 でしょ子離れできない親とマザコンの 組み合わせか はあいくら会社の有望株でもこんな親子 って分かっていたら結婚しなかったの に本性が出たわ ねこれ以上は面倒なことになりそうねと私 は弓を放置して歩き出したするとなぜかが 私についてきたのだ帰るんでしょう私も 帰るところだから一緒に行きましょう弓が にやりとしているどうやら私が逃げ出した と思った らしいその笑顔いつまで続くのかしら は今更負け惜しみとか笑えるんです けど大笑いするゆと一緒にエレベーターに 乗り込む私がボタンを押すとエレベーター が動き出し たその間も弓は何かごちゃごちゃ言って いる当然私は全て聞き流していたほどなく エレベーターが 止まりそれじゃ さよならは私も降りる し私についてエレベーターを降りようと する弓 私はとっさに手でせいしてあらここは最上 会よ帰るんだったらエレベーターの下の

ボタンを押しなさい えエレベーターから弓が 飛び出すフロアの様子や窓から外を見て弓 が叫んだ はなんであんたが会場会に来てるのよだ から帰るって言ったじゃない帰るって まるでここに住んでるみたいな言い 方みたいじゃなくて住んでいるのよえ えす住ん でるゆみは状況が飲み込めないようだ ワタワタと世話しなく視線を泳がせて いるなく私はゆに説明してあげ たこのマンションは私が所有する マンションよ地元ではタワーマンなんて 言われているけどごく普通のマンション ねちょちょっとあんたが持ってるってどう いうこと よ私に食ってかかる 弓私は落ち着き払って最初から丁寧にに 説明 する私が生まれたのは地方の田舎町だった 当時は何もないところであるのは見渡す 限りの田んぼと 畑そして父はその広大なタハを所有してい たいわゆる自主というやつ だおかげで私は小さい時から裕福な生活を してい たその後駅ができたり商業施設ができたり して町は急発展を 遂げるその結果土地の価値は上がり父は 資産家になったの [音楽] だで父は膨大な土地の一部を売って残りの 土地にマンションを建設したのその マンションの収益で別のマンションを買っ てて感じ ねじゃじゃああんたはマンションを たくさん持ってる の遺産相続で随分と処分したわよ今はこの 辺でタワマンって呼ばれてるマンションを 五頭だけ かしらタワマン 五頭弓の目の色が変わっ たもちろんタワーマンと言っても私が住ん でいるマンションと同じで地元でそう呼ば れている だけ実際は13回から15階建ての周り よりも少し高いマンションだけれどゆは目 を輝かせて私に訪ねてき たあんたいやお母さんのマンションという ことはいずれは秋とのものにな るってことそれはそうねなんんで最初に そう言わないのよ私の介護を断るような あなたに言う必要はない でしょ私が言うとユは露骨に慌て始めたと

とにかくそのことは謝るから部屋貸して どうしてよタワマンの最上会だからに 決まってるでしょ友達を集めて自慢する からお 願い無理よ 無理私はすがってくる弓をエレベーターに 押し込めて部屋に逃げ込んだでもゆみも 簡単には諦めないその日からゆみは毎日 しつこく電話がかけてくるようになったの だそしてゆみは部屋を貸してとか他のタマ に住みたいとか自分に都合のいいこと ばかりを言って くるこの手のひら返しには本当に呆れ たあれだけ私のことをけしていたのにその ことを同じマンションのたまきに話す とある意味ではそれも嫁姑とめ問題 ね笑いことじゃないわよそれじゃあ逃げて みるのは どう 逃げる え実は主人の知り合いが経営する温泉宿に 招待されているんだけど主人が仕事の都合 で行けなくなっ てたまきの話はこうだっ たたまきの旦那さんの知人が経営する温泉 宿が古い建物を建て替えたそうだその真相 オープンに呼ばれているけどたの旦那さん が仕事で行けない らしい1人で行くのは嫌だから断ろうと 思っていたとの ことそこに私が困っていると相談したので それなら避難を兼ねて一緒に行こうと誘っ てくれたの だそれいいわね電話さえ切っておけば リフレッシュできそうだ わ私はたまきの誘いに乗ることにしたとは いえ黙って旅行すると電話に出ないと弓 から聞いたあとが心配するかもしれ ないそこで私は旅行に行くと秋斗に伝えて おくことにし たただあとは仕事で忙しいのかなかなか 電話が繋がら ない仕方なく旅行の当日の日曜日に秋との 家に寄ってから出かけることにし たというわけで しばらく温泉旅行する わゆっくりしてきな よ秋とは笑いながら送り出して くれるけれどゆみは私に出かけるなら部屋 を貸してくれてもいいでしょうだから貸し ませ んゆがあまりにもしつこいので私は きっぱりと断っ たゆが不満そうにしていたのは言うまでも ないその後トイレを借りてからたまきとの

待ち合わせに 向かうそれから電車で1時間ばかり揺られ て目的地に着い たたまきが案内してくれた温泉宿は本当に 居心地が良かった落ち着いた雰囲気もいい し中たちの対応も いい本当にいい宿ねこれなら念に何度か来 たい わじゃあまた連れてきてあげるわ よ温泉に浸かりながらたまきとそんな話を し た倉庫するうちに日が暮れて私たちが夕食 を食べようとした時のこと不にあとから 電話がかかってき たもしかするとゆがあのスマホを使って いるのかもしれないそんな不安もあった けれどとりあえず電話に出てみたするとあ が慌てた声でこう言ったのだ母さんそっち に弓が行ってない え来てないと思う けど実はさゆがいなくなったんだだから 母さんを追いかけていったのかもと思っ てどうやら私が出かけた後急に弓の姿が 見えなくなった らしいそれで秋とは弓を探していたが日が 暮れても見つからなかったそうだそれで私 に連絡してみたということだっ たこっちに来たら連絡してあげる から私は秋とにそう伝えて電話を切るが急 に胸騒ぎがし たゆみは私が家にいないことを知っている そうだとすれば家に勝手に入るかもしれ まさかと思いながら荷物の中のキーケース を出すと部屋の鍵がなくなっていたの だしまった秋斗のところでトイレを借りた 時 に私はあとの家に行った時弓がいるにも 関わらずトイレに行ったもちろんあとの目 があるから弓は荷物に触れないと油断して いたのだその油断がとなったということ かとはいえ私が鍵をなくしただけという 可能性も ある仕方ないかここは部屋を確認し てスマホのアプリを起動 するそして部屋に置いている見守り用の 監視カメラの映像を確認したその監視 カメラは1人暮らしの親を見守れるように 開発されたものでしばらく使った後であと に監視カメラを取り付けたと教えるつもり だった数日前に置いたばかりだからまだ誰 にもカメラがあると言ってい ないこんなに早く役立つとは思わなかった けどカメラの映像を見るとあんの上そこに は弓の姿が写っていた私の部屋で好き勝手 にやっている

様子テーブルの上には宅配ピザの空き箱が 転がっているし廊下の電気もつけっぱなし 挙げ句の果てにあとではない男と2人 っきりで部屋にいた ああこれは浮気のマサ中 ねえ隣から私のスマホを覗き込んだたまき が 呆れる私も呆れて深いため息をつい たは あとに連絡してあとは警察 かしら あら一緒にいるこの人隣の男だわ え隣ってたまきの隣に住んでる 人私が尋ねるとたまきは詳細を話してくれ たたまきの部屋の隣にはIT企業の社長が 住んでいるらしくたまきも何度か顔を 合わせたことがあるそう だ礼儀正しいとは言えないけれど挨拶は ちゃんとできる らしいただ頻繁に女性が訪ねてくるようで 少し気になっていたという話 だもしかして来ていた女性 は多分うちの嫁だ わり浸透に発した私はすぐに秋とに連絡し たそして警察を連れて私の部屋に行くよう に行っておいた実際にどうするかは秋と第 と思っていたけれど秋とは本当に警察に 通報したそう だその後母親の部屋に侵入者がいるという 通報を受けた警察は私の部屋に 急行その場に と男は侵入者として警察署に連行されたと いうことだっ た結局ゆは書類見されることになったもの の帰宅は許されたという 話一方の私はこの騒ぎのせいで自宅へ戻る ことになったさらに警察署へ呼ばれること になったのだ私が警察署へ着くとちょうど ゆとの親が警察官に怒られているところ だっ た本当にご迷惑おかけしまし たゆみの父が私に謝罪 するまあ家族ですけど堅く侵入ですから ねその通りですゆみちゃんと謝り なさい父に促されてようやくゆが私に頭を 下げた これで少しは反省するだろうと私は思った でも私以上に怒っていたのがあとだあとは 弓に向かっ て人の家に勝手に入るとか絶対に許せねえ よそれになんだよあの男はあれはその友達 で目を泳がせながら言い訳するゆけれど秋 とは弓の言い訳を無視してとにかく浮気 するような女とはもう離婚 だちょちょっと待ってよ浮気じゃないって

どう見ても浮気だろ言い訳なんか聞きたく ないからさっさと出て いけ結局あととゆみは離婚することになっ たしかも私の部屋にあった監視カメラの おかげでゆの浮気の証拠は ばっちりゆみが慰謝料を払うということで 2人は離婚に同意したのだっ たあとには申し訳ないけどこうなって 良かったと思って いるまた父から警察沙汰になる騒ぎを 起こされて恥を描いたと言われたゆみは 感動されたそうだそれでゆみはあれだけ嫌 がっていた介護の仕事をして慰謝料を稼い でいる らしいちなみに私は嫁姑問題が片付いて人 安心今は親友のたまきとおしりをして 過ごす日々を送って いる時間には余裕があるし今度こそ ゆっくりとたまきと旅行したいと考えて いるところ だちょっとどういうことなのか説明してよ 子供たちが主役の運動会にも関わらず小 さんは声を荒げた自然と周りの視線が 私たちに集まるだがそんな彼女を落ち着か せたのは彼女の旦那さんだっ た つまり彼女は説明を聞くとがっくりと肩を 落とし落胆し た私の名前は 田でいくつもの会社を経営しているその中 でも特に今力を入れているのが農業分野だ 最近ではオーガニック食品が流行している こともあり私はそれに尽力していた何より 会社の中でデスクワークをしているより泥 と誇りにまみれた畑にいる方が心が 落ち着くそんな私には結婚して年に 彦と小学校6年生の息子高がいる旦那と私 は同い年で旦那は私の会社の取引先の社長 だった出会いのきっかけは会社での取引で 取り分け親しいわけではなかったがお互い に独身だったことから少しずつ息統合して いった今ではすっかり仲良し夫婦で 付き合ってから今現まで喧嘩の1つもした ことがないくらいだ基本的に旦那は会社 勤め私は畑仕事のため一緒にいるのは夜 くらいだむしろ私が日中関わる人たちは 基本的に女性が多いだがその中に1人問題 のある人がいるそれがママ友の小まさんだ ある時私は品種の人の巻きをしていたする とそこに小さんが近づいてきてやあねえ いっつもあなた泥まみれでと嫌みを言って きた小さんは専業主婦で町内会でも煙 たがられる存在だったとにかく人に対して マウントを取るのだ小さんこんにちはいい んですよこの作物に囲まれている瞬間は

時間を忘れられるんですふさんはいつも 楽しそうよ ね横から割り込んできたのは畑仕事の パートとして雇っている幸恵さんだ65歳 にもなる彼女は元気に働きおいを全く感じ させない本当に理解できないわ私たちは 女性なのよもっと綺麗で光輝くべきなの それをこんな泥だらけになって子供じゃ ないんだから小さんの出没情報を至る ところで聞いてはみんな愚痴を吐いていた 中でも私の前に現れる頻度が他と比べて 圧倒的に多かったあなたも1度やってみ たら分かるわ結構ですそんな汚い体で寄ら ないでちょうだいさすがさえさんだ小さん がどんなに見下すような発言をしようとも 一切同日笑顔で接している 私は彼女と一緒に働くうちにさえさん みたいな人柄に憧れていたいいからいい からちょっと手を出してごらん なさいそう言ってさえさんは半ば無理やり に小さんの左腕を引っ張った手袋をはめた 手で手のひらを開かせるちょっと汚いじゃ ないのほらあなたにもこの唐さを味わって 欲しくて 撮影さんは何かを小さんの手のひらに乗せ たすると直後小さんが悲鳴をあげたいや なんなのよこれニョロニョロ動いて汚い色 してたわさえさんが載せたのは土上には 当たり前に生息しているミミだったミミよ この子たちがいるから私たちは美味しいお 野菜を食べれるのよ 農家の分際で私のことを汚すんじゃないわ よ小さんは半ば悲鳴にも近い声でわめいた その声に少し離れたところで作業していた 他のパートの方たちも何事かと 振り返るそして小さんは手を地面に振り 落ちたミをピンヒールの尖った部分で潰し てしまった ああなんて ことん こつさんあなたはお野菜を召し上がらない のそりゃ食べるわよでもね私は汚いのが 嫌いだからカットされたものしか買わない のあなたたちみたいに泥にまみれたお野菜 とは無縁なのよそういう小さんは腕を組み にやりと私たちを睨みつけてきただがそれ に対して自然な反論をしたのはささんだっ たあなたってかわいそうな人なのねななん ですってだってそうでしょそのカットされ たお野菜だって元は泥にまみれていたかも しれないのよ えどうやら彼女は泥のついていない綺麗な 野菜は泥がつかないまま育つと勘違いして いるようだった確かに水行栽培された クリーンな野菜も存在する

だが大半は土壌栽培だ彼女がそれほどまで の知識を持って話しているとは思えない それに葛藤野菜なんて塩素でたくさん漂白 されてるから栄養なんてないのよあなたは それを美味しいって言って食べてるのかも しれないけどあれはただの水分を含んだ だけの葉っぱも同然なのささんにそう言わ れた小さんは一瞬言葉を失っていた自分が 優位に立っていたという勘違いから偶のも 出ないことを言われフリーズしてしまった のだそれじゃ小さん私たちは仕事の続きが あるのでこれで失礼しますね私は一礼して さえさんと一緒に仕事に戻った1度だけ 振り返るとピンヒールが土に埋まり一生 懸命足を引き抜こうとしている小さんの姿 があったその姿に少しだけくすっと笑って しまっ た次の日の朝旦那と息子を見送ると私は畑 に行く準備を始めただがその前に私が経営 する各会社の責任者とリモートで会議を することになった内容は新規作物の販売 ルートの 確保私は全国に東京ドーム20個分の畑を 保有しており今私が直接世話をしている畑 のオーガニック作物が成功したらそれを 拡大する準備を進めているのだいずれは 海外寝室も視野に入れている会議が終わる と一息着く間もなく家のチャイムが鳴った はいモニターフォンで確認するとそこに 立っていたのは小さんだったしましたか あなたの畑のせいで昨日ヒールが折れ ちゃったの弁償してちょうだいなんと彼女 は自らピンヒールで私の畑にやってきたに も関わらず私に弁償するように迫ってきた 手にはしっかり折れたヒールを持っている なんで私が弁償しなくてはいけないんです かななんですってオタクの畑の土のせいで 埋まって折れたのよ 知りませんよ私そもそも呼んでないですし 勝手に来たの小さんじゃありませんかああ 本当イライラするわね小さんは自業自得に も関わらず自分の思い通りに行かず苛立っ た表情をしている私は仕事に行かなければ いけないことこれ以上付き合いたくはない ことからならこれで直してくださいと言っ て財布から3万円を取り出し渡した の農民のくせに3万をためらわず出す なんて生意気ねでもまあいいわこれで許し てあげるそう言って彼女は私から取った お札を握りしめ家の前から立ち去った私は そんな彼女の後ろ姿を見てただかわいそう な人間だなとしか思えなかった畑に来ると すでにさえさんたちが働いていたそういえ ば 明日は高君運動会じゃないえあら忙しくて

見てないの地域の方に向けた小学校からの チラシが入ってたわよ息子さん6年生 でしょ ああすっかり忘れてましたしかも明日は新 作物の試食会が11時からあるのにそれは 外せないことなのええ今後の経営に関わる ので そうだったら先方に連絡して早く終わら せることねあなたは経営者以前に母親でも あるのよしっかりとどちらの職務も全頭し なさいなさえさんは私より長いこと生きて いるだけあって行ってくることが的確だっ た周りは私を社長と評価するが私はさえ さんに気持ち的に支えられていることが 多いような気がする彼女は決して感情的に ならずいつも私が困ったタイミングで外れ のないアドバイスをくれる第2のお母さん みたいだったそうします終わったら ダッシュで向かいます ええそうするといいわこうして本日分の 作業を終わらせ私は家に帰ってお弁当を 作り始めたママ何してるの明日の運動会の お弁当を作ってるのよ息子の質問に平然と 答える私だったが息子を見ると目を輝かせ 嬉しそうな表情をしていた覚えててくれた んだね私は一瞬心がちくりとしたが息子を 傷つけたくなかったためにっこりと頷いて 返した息子はそのまま鼻歌を歌い始め自分 の部屋に戻っていっ たそして次の日の運動会当日私はさえさん に言われた通り各責任者に史上の胸を伝え たするとみんなが子持ちだったこともあり 誰1人として反対することなく賛同して くれたおかげで予定より1時間も早く試食 会は終了した私は急いで止めてあった 軽トラに乗り込み小学校に向かった近づく に連れ完成が聞こえてくる指定された駐車 場に車を止めて降りるとたまたま小さんと 出くわしたあらしの田さん随分と遅い到着 ね早く仕事が終わったとはいえ到着したの は運動会が始まって2時間後だちなみに 旦那は会社でトラブルが起きたらしく今日 はは来れるかわからないと言っていた仕事 をしていたもので え子供の大事なイベントの時に仕事をして たの息子さんかわいそうだわ彼女は目を 細め冷やかな視線で私を見てくるまるで私 を悪者かのように思っているのだろうこれ でも私一応頑張っているつもりなんですが ね私は笑顔で返しただがそれが気に入ら なかったのか何ヘラヘラしてるのよ子供の 思い出作りに親が携わらないでどうするの 不便よ高敏君小さんは怒りを荒にして行っ てくる私からしたらそんなことを言われる 筋合いはないそこで私は少しだけ反論する

ことにしたそうかもしれませんねただそれ を小さんに言われるのも違うと思ます よなんですって人が親切に言ってあげてる のに私も息子には仕事仕事で申し訳ないな と思いますだから高年に責められるなら わかりますしあじで受け入れますでも まるで息子の大弁者のように語るあなたは 違うと思うんですよ私がそう言うと彼女は 何も言い返さずに舌打ちをして言った 私たちの言い合いは小さんの声が大きかっ たこともあり通りかかった数人の人に注目 されていた次の種目は男子200mリレ です赤組第一総者は篠田高敏 君白組第一総者 は私は種目アナウンスの声で息子の名前が 呼ばれ急いで観覧席へと急いだ運動会と いうだけあって人が 多いファッションも多種多様だがみんな場 を湧きまえた格好をしていた大して私は下 は長靴上は汚れた作業技だこの場にそぐわ ないのは一目瞭然だっただがそんなことは 気にせずとにかく息子の勇志を一目見よう とダッシュで向かう なんとかスタートの合図には間に合うこと ができたああ高年大きくなった な母親として感慨深いものを感じしばらく 息子から目が離せなかった息子は1位の ままバトンを次のランナーについだ私は 小さく拍手をし観覧石から離れ た息子のリレが終わると会社から電話が かかってきたそれに対応し電話を切り 終えると息子が私を発見したのか近づいて くるママ僕の走る姿見たうん見た見た かっこよかったよ私が心から息子のことを 褒めると息子も嬉しそうにガッツポーズを したするとそこへまた小さんがやってき たたがチーム競技のリレで1位取った からって喜んじゃって見苦しいわよ小さん 頑張った息子の前でそういうこと言わない でいただけますか感情的になる小さんに 対し私はいつも冷静に接していた一緒に なって感情任せに話していては会話が 成り立たないからだうるさいわねてかいつ も冷静ぶってむかつくのよ今回はいつにも 増して感情的に当たってくる小さん私は ただ会話を受け止めることに徹した冷静 ぶってはいませんよそうなれるように努力 しているだけ ですそれよりなんかあったんですか私の 質問に答えたのは息子だったいむ君がね大 4総者だったんだけど転んじゃって結局 クラスは最下になっちゃったん だいむ君て高年がいつも遊んでいる小 君そう昨日も遊んだよなるほどそういう ことかこれで私は小さんが怒っている理由

がよくわかった第一走者として1位で バトンをついだ高年に対し小さんの息子は 転倒によりチームの足を引っ張ってしまっ たその姿を見て恥ずかしさや追いを感じて いるのだろうあるいは息子に 自分の息子はうまくできなかったと嫉妬し ているのかもしれないさらに息子は小さん の息子さんと仲が良かったそう思うと私は 小さんとなおさら波風を立てたくはない 追いなんて感じる必要ないじゃないですか イ君は精一杯頑張ったのに小さんがそれを 受け止めないでどうするんですか逆の立場 だったら私もうにいた可能性もあるそう 思うと思わず道場してしまい優しく声を かけただが小さんの心には全く響いてい なかったどうせあなたも心の奥底では あざ笑ってるんでしょそんな落ち着いた 態度して腹の底ではイのせいでって思っ てるに決まってるいえ本当に私は そんな小さんは感情的になるといつも声が 大きくなる次第にまた周囲の視線が私たち に向いていたお黙り第一軽トラで運動会に 来るなこれだから農家出さすぎよそして 堂々と人を見下す発言を吐いてきた人種 差別とも取れるその発言は私からしたら 完全に論点がずれているしなぜ農家だから と侮辱されなければいけないのか理解でき なかった しかし彼女は相手を自分よりステータスが 低い人間だと思って接しないと自分が保て ない らしいつまりは無駄なプライドの塊りだ 農家だというのは今関係ないじゃないです かふん私の旦那は地方議員よあんたの畑 なんか旦那に言って潰してやるわ小さんの 怒りはとまることを知らないだだとが 集まり息子も困惑した表情をしているする と人混みをかき分けて1人の男がやってき たそして私と目が合う なり妻が大変失礼なことを言って申し訳 ございませんと謝ってきた私は一瞬困惑し 固まったちょっとあなた急に何なの困惑し たのは小さんも同じようだった その男性はスーツを着ておりどうやら小 さんの旦那さんのよう だ あれあなた 確かそしてよくよく見ると私も見覚えの ある顔だった私の疑問と小さんの疑問に 答えるかのように男性は話し出し たはい私小かずと言いまして地方議員に 出馬する時にあなたに助けていただいた ものです あああの時 の私はこの男性とは仕事の取引の際

たまたま出会っていた出会った当時地方 議員になると言っていたのだが資金繰りが 苦しかったらしく私が色々サポートして あげたのだその代わりに畑仕事ができる パートのスタッフを何人か紹介してもらっ ていたささんと出会えたのは彼がいたから かもしれないあの時は本当に助かりました いやいや私もいいスタッフを紹介して いただけたのでちょっとどういうことなの か説明してよ事態が飲み込めていないのは 小さんだけだっ た彼女の疑問にかずさんが丁寧に説明し 始め たつまり彼女がいなかったら あなたは地方議員に慣れていなかったと ああそうだそれに彼女は色々なところに パイプラインがあるお前が思っている以上 にすごい人なんだ ぞ そんな小さんが少し落胆すると遅れて3人 の男性も私のとろにかけよってきたみんな かずさん同様スーツを着て おりをつけているしの田さんご無沙汰して おりますこの度はご挨拶が遅れてすみませ んいや相変わらず仕事の方が順調だと聞け て何よりですみんな深深と私にお辞儀を するこの人たちとも私は面識があった全員 地方議員の方たちだ彼らも私の口添えや サポートなどのおかげで地方議員になれた と言っている 私からしたら最終的な実力は彼らのものだ から私のおかげだとは思わないそれでも こうして有能な方たちと知り合えたことは 私の財産だと思えるちょっとちょっとこれ は一体どうなってるのよこの光景に ただただパニックになる小さん周囲は私を 見てあの人すごいんだろうなくらいにしか 思っていないだろう 実際私自身自分がすごい人だとは1mも 思わないこの方たちはみんな地方議員の 方たちですよなんですってあと私が経営し ている会社の元社員たちでもありますそう 小さんの旦那さんを覗くこの3人は元は私 の会社で働いていた職員たちだ一緒に働い ていた時の働きぶりは素晴らしく彼らが 地方議員になって住んでいる地域を変え たいと言ってきた時は感銘を受けた私は 迷わず彼らのサポートをすることを決めた それが花開きこうしてまた出会うことが できたのも運命なのかもしれないああな たってただの農家じゃないの小さんは未だ にこの状況が受け入れられないようだ目が 泳ぎ言葉もたしかなり動揺していた違い ますよ畑はある意味仕事と趣味を両立した 結果です畑だけでも東京ドーム20個分は

あるので手が足りませんよ今はデスク ワークを離れオーガニック食品の開発をし ていますそ そんないっつもただ泥にまみれた人だと 思っていたのに他にもバイオテクノロジー の会社やサプリメントの研究機関無能薬 プロジェクトsdgsの企画開発なんかも 経営していますほとんど作物系ですねどう 思うかは小さんの勝手ですけどあまり見た 目で人を判断しない方がいいと思います よマキこれで分かったか俺らとは住む世界 が違うんだ彼女は常に人類の先のことを 考え行動してくれて いるお前がこうやって安定して暮らせるの も食料に困らないのもある意味彼女の おかげなんだよ頼むから波風を立てないで くれついには小さんの旦那さんにまで注意 を受けてしまった 彼女落胆した表情を浮かべ勢いのあった 口調は消えていた小さん私は別に自分が なんて言われようと構いませんが頑張った 息子や転んでも走りきったイ君をけなすの は許せません謝って ください私はここに来て初めて彼女を叱っ たそれは私のためではなく将来大きく 羽ばたくであろう子供たちのためだ彼女の 自己保信欲のために子供らのやる気を積み とってはいけない私はそう思うと無意識に 小さんに注意していたなんで私 がそれでもなお彼女は反論してくるまるで 母親に怒られた子供が逆切れしている みたいだ私がなんて言おうか迷っていると 言葉を開いたのは小さんの旦那だっ たマキいい加減にするんだお前が自分を 意味のないプライドで守ろうとすればする ほど周りが傷つくんだよ飲むからそれ以上 はやめてくれ治らないようであれば離婚も 考えなくてはなら ない離婚なんて嫌よならちゃんと子供たち に謝りなさい小さんの旦那がそう言うと ようやく現状を受け入れたのか私の息子と 駆け寄ってきたイ君に謝っていたそして私 はいつの間にか集まっていたギャラリーに 皆さんおしいとをませんと運動会で騒ぎを 起こしてしまったことを陳謝した小さんも 私に習って頭を下げたちょっとした トラブルはあったものの運動会は無事 終わり息子といむ君がいるクラスは優勝し たその頃に遅れて私の旦那が到着息子に 遅いよパパと叱られ運動会を見れなかった ショックでブツブツとつぶやくところを私 に怒られそんな少し抜けた旦那の姿に私と 息子は目を合わせて笑っ たそれから次の日どういう風の吹き回しか 私の元で小さんがパートとして働くことに

なったどうやら離婚が嫌なら根性を 叩き直すために畑で働いてこいと旦那さん に言われたそうだそしてかずさんに土まで されて頼まれた私は彼女を受け入れた違う わこうやるのそんな小さんは気づけばさえ さんにしごかれてい たこの日からさえさんが怒る瞬間を度々 見るようになったあの穏やかなさえさんが 怒るなんて相当な問題児なのかもしれない 彼女は怒られるたとなりまたささんにシっ としろと怒のだったこうして私の畑はまた 一段と騒がしくなっていった会社の事業も 安定し試食会の作物も全国流通が決定した 今後は今以上に忙しくなるだろう私はこれ からも農家として母親として頑張って いこうと誓うのであっ た月収10万しか稼げないなんてまるで 大学生のお小遣いね居酒屋で働く学生で すらもっと稼いでるんじゃないのあの低 収入の嫁とかうちの恥だわ今すぐ離婚して もらおうかしらうちの息子ならもっといい お嫁さんがもらえるはずだわね何しろ超 究極の参考ですから ね急さを見て義母が先ほどからネチネチと 嫌みを言ってくる実はそれ私の給与迷彩 じゃないの に私の名前はユナ32歳の看護師だ旦那の ひとは結婚5年目である大学のサークルで 知り合いそのまま恋人同士となり結婚をし た彼との出会いは彼が医学部性で私が看護 学校の学生だった時の飲み会だったそんな ヒロトは三郎の末に医学部に入ったものの 2流してまだ医国家試験に合格していない 現在はフリーダーとして少しは働きつつ 未だ国家試験のために勉強を頑張っている 私の方は現役ストレートで看護の現場に出 ているので生活のしる収入は私が支えて いるだが彼は美容性経外科で大儲けして SNSで5000万のロールスロイスとか アップしちゃっ すみたいなタイプではなくて真剣に病気で 身内をなくした人の主を読んで涙したり 流行中の感染病の人数を欠かさず毎日 チェックし日本の医療体制の問題に関する 文献を読んだりするタイプなのでまだ医者 ではないものの人として尊敬していた本気 で患者さんを救う意思になりたいと考えて いるので収入がなく30代に突入した彼を 見捨てる気はさらさらなかったそしてなん と彼は実はまだ医者ではないことを両親に 内緒にしていたごめん母さんがうるさい からさ えいいわよいいじゃないの妻の私が許して いるんだから別にご両親に気を使わなくて もあなたはあなたの道を進めばいいわ

たった度切りの人生よと内緒にしていた なぜそれがバレないかと言うと彼はバイト 先として私の勤めている病院の夜間警備員 をしていて一応は病院勤務状態だからで ある試験に受からないだけで知識はあるし 現場の話は私から入手すればいいそれ らしい話をすることができるので実はまだ 彼が意思ではないことを誰も疑いないだ からたまにしか合わない義両親には ええすごく患者さんからも親しまれており ますと話を合わせていたひどい嘘は人を 傷つけるが優しい嘘は時に人を救うと思っ ている実際にあなたは嫁3ヶ月で絶対に 治りませんカウントダウンですと患者に 言うより今日は顔色もいいですししお食事 もたくさん召し上がりましたねという方が 患者は元気に なる人間そんなものだところで旦那の 真面目で実直な性格とは真逆に希望は とても性格がきついいわゆる嫁いびりをし てくるのだそして医者である息子の嫁が なぜ看護師不なのだと私を見下している ああ もっといい人がいくらでもいたはずなのに ね皮膚のお医者さんとか美女で一といって くるので私はいつもすみませんと頭を下げ ていた意を目指して頑張っているので心 から応援をしているが彼は現時点ではまだ 医学にやたら詳しいだけの高卒の振りだ修 ですらないだが旦那本人は心から私に謝を してくれていていつもありがとう何もかも と言ってくれているのでいいなよと黙って 支えていた実際私も仕事でとても忙しいの だ給与は旦那と合わせるとギリギリの生活 ではあったが仕方がないお金ではなくて私 も本気でナイチンゲールに憧れてこの世界 に入ったのであまり気にしてい ないそして私は現在最も仕事がハードで ある何かの看護師だお金が欲しいなど頭を かめたことさえない生活ができてご飯が 食べられて健康であればそれでいい人生 って究極そうではないだろうかなのにだ私 が旦那の生活や学費を支え成り立っている 夫婦だというのに希望はなぜかうちの息子 は医者で稼ぎがいいのよと近所に触れ回っ ているらしいそもそもが真面目な意志で あれば稼ぎが良かろうが悪かろうがそれを 実母に触れ回るれたくないと思うのだが 義母はそんなことをお構いなしに金金金と いう旦那としては本当に沈黙してじっと 我慢する他ないまさか警備員の制服で病院 に立っているとは思わず白でと歩く息子を エア自慢しているのに全然気づいていない そもそもがもしも白衣で殺そと歩いていて もそれは自慢して触れ回ることではない

気持ちは分かるがその気持ちは抑えるべき である私はもう医者になれるギリギリの 状況でもあるので旦那がかわいそうで メンタルに響いて医国家試験に落ちて しまわないか心配であっ たここまで粘って結局のところ本当に警備 員で人生が終わっては無念であろうしかも 彼は今のところ控えめに言っても性格が 医者に向いている優しさだけが唯一の弱点 のような感じだだから希望がうちの息子は 年5000万よなどと憶測でものを言い そしてそれが虚偽であることは彼にとって は余計なプレッシャーである私はそっと それに対して苦言を呈したことがあるあの 彼の仕事に差し障りますのであまり ベラベラと語らないでくださった方が患者 様のためにもとだって逆の立場になって 考えてみれば自分がどこか悪くなった時に その母親が息子自慢しまくっている意の ところに治療に行きたいのかと思うのだだ が希望は気にしないうるさいわねあんた 看護師のせに医者と結婚できただけでも 5億の宝くじが当たった以上のラッキーだ と思いなさいよお金じゃステータスは変え ませんからねこの看護学校卒がと暴言を 吐いて くるはいすみません本当にひとさんと結婚 させていただきありがとうございます彼の ことも尊敬しております意思としても人と してもですからどうかそっとしておいて くださいうるさいわね今ならまだ間に合う から離婚させて再婚させることも可能です からね生まれてくる子供に偏差値の低い値 が混じるとかわいそうだ わもうほとんどこれはイビリの範囲を超え ている人権侵害に近いだが私は黙っていた なんだか患者さんの命であるとか仕事への 指命感であるとかそういったことに比べる と義母の嫌味など非常に様なことに思える のだまともに相手にする気にもなれなかっ ただがそんな日々が続く中ついにその日は やってきた実は疑実家は私たち夫婦が 暮らしている家から快速特急で30分は かかる距離にあるのでそんなに生気がない し私も仕事で忙しいのでさほど疑実家と べったりではなかったためこの嘘が通用し ていたのだだが暇なのか何かにしびれを 切らしたのか知らないが希望がうちに 押しかけてきた狭苦しいいえねえどうして うちの自慢の息子がこんな貧乏臭い家に 住まなきゃいけないのよ お母さんずらりと並ぶ医学書を見て目を 細めてまあさすが私の息子だ わと携帯で写真を撮ったがその中は医師 国家試験対策過去問集がほとんどを占めて

いるので内心ビクビクしていた今年の分も あるので完全に受験生であることが普通は バレる私のバイタルが危険だっただが私は 全力でごまかしたお母さんごめんなさい ちょっとお互いにやはり仕事が忙しくて 引っ越す暇もなくてこのようなご時世です しととにかく帰ってもらおうとさりげなく 促しただが義母はあろうことか家探しを 始めたちょっとなにこの変な食器は医者 なら上ってうっとお買いなさいよあはい すみません100均でなんですって100 均捨てるわねいえ あの旦那の参考初代と学費にお金がかかる ので贅沢はできないので特に食事に 差し障りのないお皿などは安く済ませてい た料理が盛れるばいい今はまず合格が肝心 だ旦那はたまたまその時警備員の仕事で 病院に立っていたルスで本当に良かった彼 が傷つく姿を見たくはないので私は彼が 仕事中にとっとと義母には帰ってもらおう と思っていただが義母の家探しは止まら なかっ たこんな学生みたいな服捨てるわ医者なら ハイブランドの洋服を買いなさいと旦那が 愛用している洋服を捨てたそしてなによ このポンコツ時計は医者なら高級時計を 買いなさいよとスマートウォッチの便利に 気づいていないようで捨てたどんどん捨て られる彼の私物は彼なりに必死に稼いでき たお金で買ったものであり本来は病棟の中 で診察がしたいだろうに外に立っているだ なんてプライドがズタズタだろうにそれで も夢のために頑張っている彼の血であり汗 であっただがもう彼女の鬼の所行を止める 術はなかったお医者様なのに貧乏生活なの は貧乏神と結婚したからねどうして タワマンじゃないのか逆に不思議だわあり えないでしょ ちょっともうせっかく一緒にショッピング でも行ってパックの1つでも買って もらおうと思ったのに ねと発言が究極にさもしいのだだが私は 旦那がまだ受験生であることの前に希望が 旦那にめているものがそもそも違っている ことだけは指摘せざるを得なかった同業者 として金目当ての医者などもっての他だ あのお母さん差し出がましいようですが彼 はそんなに贅沢な人ではありませんこの 生活は今私どもの身のたに会っております しとさりげなく伝えただが希望は譲ら なかったうるさいわね あの子がどれだけ苦労して医学部に入った と思ってるのそしてその養育費と学費の 回収をこっちは待ってるのよねなのに あなたのせいでこの低だらくじゃないの

ふざけないでよね希望はますます ヒートアップしたのか家探しの手を止め ないキッチンを探るだけならまだしも クローゼットを全てチェックして安価な ものは廃棄 そしてなんと公共料金や郵便物などを紙類 を貯めているクリアケースの中まで勝手に 開き始めたするとそこから給与迷彩が出て きたそこには10万Tで300円の字が 刻印されていたそして名前欄にははっきり と旦那の名前が書かれていたのにカカ表記 だったからなのか義母が老眼でよく見え なかったなのかは知らないがそれには一切 気づくことなく10万ですっ てと絶叫した10万って何よあんたこの 看護師息子の日記じゃないのよまスカだっ て1日10万よあんた内科の石の妻であり ながら 10万もしかして仕事サボってるの ええと発狂し始めただかからこんな貧乏 生活をしてるのねあんたが金食いむしね老 に働きもせずに看護のくせに医者を たぶらかして一応ナースであるってことで 響きがいいからバイト感覚で勤めてるわけ ね10万なんかあってもなくても同じだ からやめなさいよそのお金は彼が勉強の 時間の合間を縫い日級8000円の条件で 自分より若い医者が彼の顔を別すること すらなく取りすぎていくのを唇を噛みしめ ながら我慢し稼いでいるお金である決して あってもなくても同じなどということは できないとても清らかな数字であると思っ ているだが義母の発狂が止まらないので ついに最悪の事態となったこな貧乏が見 早く離婚し なさいその時のドアがバタンと閉まる音が 聞こえた旦那がバイトから帰宅したのだ彼 は無さにもゴミ袋に入れられた自分の洋服 や時計を見て完全に表情が固まったそして それを1つ1つ無言で丁寧に拾い始めただ が義母はひとちゃんあなた悪いこと言わ ないからこの嫁とは離婚しなさいどうして 工学歴で高収入そして身長180cmも ある高新長のあなたがこんなしみったれた 女を選んだのお母さん悲しいわしかも収入 10万円の 女だが旦那は無言だったその表情は口を毎 文字に結んでいてさすがの私も今彼が何を 考えているのかわからなかったそして 追い打ちをかけるように義母が離婚届けは 持ってきてあげるわさあもうこんな誇り 臭い部屋はとっととさってこんな消毒液 臭い女もささっと捨ててもっといい女性と 再婚しましょう医者ですもの最高なんて 当たり前

よ と笑したすると旦那はゆっくりと 立ち上がりついにこう言ったのだっ た 母さん実は今まで黙っていたけど僕はまだ 医者じゃない ええ隠していて悪かったけど僕はまだ国家 試験に合格していないんだよそしてその 10万は 希望はあまりにも驚いたのかなぜか私に 救いを求めてきた ちょっとこの子何を言っているのかわから ないのよこの10万の9祭ってあなたの でしょ私はここまで来てはもう仕方がない と開き直りいえそれ私のじゃないですと 返事をしたそにかせるように旦那がそれは 僕の給料だよバイトのねと答えたそんな嘘 よね嘘じゃないよ本当なんだ僕はまだ医者 じゃないんだ国家試験に2階落ち てる希は息子がまだ医者じゃないことを 知ったショックかはたまた偶然かは知ら ないけどもも急に挙動不審な動きを始めた そしてさらに先ほど自分が我が家を漁って 散らかした新聞広告で足を滑らせそのまま 床に点灯した え助け [拍手] てずると滑ってそのまま床に転げこんだが とっさに腕をついたのでなんとか頭だけは 打たなかったが利き腕である右は激しく ポキッと音がして折れた骨折だろう 私と旦那はとっさに患者を応急処置し無事 に病院に連れて行き整形外科までちゃんと 案内をしただが旦那は母さん悪いんだけど もううちには2度と来ないでくれあともう 僕のことを息子だと思わないでほしいと 告げた希望はもものショックのあり ガクガク震えていた が母さんが僕のことをれ回っているのは 知ってただが我慢してた嘘をついているの も申し訳ないしなとも思ったしでもね必死 に稼いだお金をあれだけ侮辱されたら ちょっとねだってまさかあなたが医者じゃ ないなんて思いもしなかったもの医者 だろうがなんだろうが関係ないし僕が日給 10万よとか言われたくて勉強してると 思ってるもう僕もいい大人なんだしこの 価値観の違いは埋められなさそうだから縁 を 着ろそうして旦那は義母と本当に親子の縁 を着ることにしたようだ息子自慢だけが 唯一の生きがいであった義母はすっかり しげてしまったらしい今では近所の人に 合わせる顔がないと家にずっと引きこもっ ているのだとかそうしてその年無事旦那は

石国家試験に格をした少々年は取っている が新人研修意として改めて働く彼は眩しく 警備員さんにお茶を差し入れするなどの 気遣いも忘れず私たちにはとても平和で 幸せな日が訪れることになったたったあと 数ヶ月だけ待っていれば義母の念願も本当 に叶っており彼の白衣姿を見ることができ たというのに本当に自業自得とはいえ残念 な話で ある子供が生まれたので出産祝いを くださいあなたたちにとっては初孫なん ですからたっぷりと包んでください よ自慢げに話すのでご祝儀袋を渡すと たったの3万ってなめないでおむつにも ならない わとり出した嫁はその後まさになって震え 出し た私の名前はよえ57歳の会社 員夫は自動車整備工場を経営しており今は 長女の向こと一緒に働いているが高級会社 限定で取り扱っているのがいいのか業績は 好調だっ た外国者のディーラーからの依頼が多く 修理や車検の単価も高くて一緒に働く向こ の健太も お父さんは商売上手ですよね俺もお父さん を見習って頑張ら なきゃと嬉しそうに話していた健太と長女 が結婚したのは5年前で元々は普通の会社 員だったが車が好きなこともあって整備士 の資格を取り夫の元で働き始めた私たち 夫婦と長女夫婦は同居はしていないが女も 最近夫の整備工場でジムの仕事を始めたの で毎日のように顔を合わせている自宅と 整備工場は別になっているものの近くなの で私もたまに顔を出し4人が一緒になる こともよくあった健太は策な性格で話し やすいので夫も私も気軽に話しかけており 知らない人が見たら本当の息子だと思う だろう私たち夫婦には女の他に本当の息子 がいたが就職して自宅を出て行ってからは あまり顔を見せることがなかっ た長女より2歳年下の息子のたけしは夫の 仕事には関心を持たず大学を卒業後一般 企業に就職してしまった小学生の頃息子は 大きくなったらお父さんの整備工場を僕が 継ぐから ねそう話していたけれど高校生になって からは今時整備工場で働いて生活なんて できないよ油まりになって働くのも嫌だね とすっかり考えが変わってしまったようだ 夫も初めから息子に後を継いでもらう つもりはなかったようだがはっきりと息子 に継がないと宣言された時は寂しそうな顔 をしていた何人か社員も雇っていたので

将来について考えいる時に健太が一緒に 働き出して夫もこれから先のことを考え 始めたようだった後を継ぐ人がいないよう であれば早めに社員にも声をかけて他の 職場に移ってもらう考えだったようだが 健太の登場でしっかり後を任せるつもりだ 長女もまさか健太が自分の父親の後を継ぐ と思っていなかったようで健太が車好きな のは知っていたけどお父さんの弟子になっ て後とりになるなんて考えていなかったわ でもたけしは継がない考えだったから問題 ないわよ ねと驚きながらも聞いてきた夫の仕事が 好調なので後で弟のたけしから整備工場を よせと言われるのが心配なようで私によく 確認してくる長女が心配するのには訳が あってそれはたけの奥さんのミが非常識な ところがあるからだっ たたけしとみすが結婚したのは2年前で 結婚の挨拶日に我が家に来た時から変わっ た嫁だと驚かされたたけしと共にやってき たミスはすごく庶民的な家ですねやっぱり 自営業の人ってこんな感じなん だ開校一番にこんな発言をしてきて私も夫 も何も言い返せなくなった 同席していた長女は頭に来たようであなた 何様のつもり結婚相手の実家に向かって何 言ってんのよとすぐに食ってかかったが 本当の気持ちを言っただけです結婚前から 小十と根性丸出しでいびるのはやめて くださいよとみすも負けてはいなかった 喧嘩しそうになった2人をなめて改めて 結婚の挨拶をしようと思っているとたけし も結婚するからと言って俺たちはここで 同居するわけでもないし世話になるつもり もないからと他人行儀な話をしてきたたけ 氏は健太が夫の仕事の手伝いをしたり 仲良くしているのが面白くないのか長女 夫婦が結婚してからは余計に私たちと距離 を取りたがっていた健太も気を使ってこの 時は同席しなかったけれど姉ちゃんの旦那 今日はいないんだねいつも油まれで汚い 格好をしてるから今日も来ていたら 恥ずかしいと思っていたよあんなのがい なくて安心したなんてたけしは嫌みを言っ てきた自分では夫の整備工場を継がないと 話していたがやはり他人の健太が後を継ぐ となると面白くないのかもしれない 私はたけしの言葉に怒りを感じて健太さん に焼きもちでも焼いているのあなた自分 からお父さんの工場は継がないと言ってた くせについつい大きな声を出すとみんな そんなに怒るなよせっかく結婚の挨拶に たけしたちが来たんだから仲良く しようと温厚な夫が私をなめてきた夫の

言う通りめでたい席なので私も怒りを抑え て大人しくなったが今度はみすが別に気に していませんよどうせこちらとはお 付き合いする気持ちはありませんの で私たちを見下すように話してきた夫の 言葉で落ち着きかけていた私と長女は再び 腹が立ってきた私と長女がミスを睨みつけ たがそれが面白いようで庶民の人たちは すぐ怒ってしまうのね上流家庭の私は怒っ たことなんてありません よそう嬉しそうに言ってきた自分のことを 上流家庭の人間と自慢しているがたけしの 話ではミの父親が大きな企業の取り締まり 役をしているそうだそれで私たちを庶民と 呼ぶのだろうがこんな女性が嫁になるのか と思うと気が重くなってきた こんな状態では結婚の挨拶などできないと 夫も思ったのか今日は顔合わせということ でこれで終わりにしない かとたけしたちに提案すると2人は さっさと帰っていった2人が帰った後長女 は何よあの女自分を上流家庭の娘と自慢し ていたわよ会社の取締り役ぐらいで調子に でとまだまだ怒りが収まらないようだった 私たちをなめていた夫もさすがに呆れた ようでたけしも大変な人と結婚するんだな この先が心配 だため息をつきながら話していたが夫の 予想通りで結婚準備の段階でみすは大暴れ してきた園の前日みすがわざわざ我が家に やってきて整備工場に勤めているお父さん ともう1人は油臭くなるから体や髪を綺麗 に洗ってきてくださいねそれから小十とも 恥ずかしくないドレス着てきてくださいよ 不細工な義理のあれだと自覚してせめて 格好だけはまともにしてきて ください嫌みっぽく叫んできた私は怒りで 怒鳴り返すてやろうとしたが夫が わかりました迷惑かけないようにします から丁寧に答えていた私たちが起こる姿を 楽しみにやってきたミスは表紙抜けした ようで困った顔をしていた本当はもっと 嫌みを言って私たちが起こる様子を見 たかったのだろうが夫の対応にどうして いいのかわからず不満そうにして帰って いった翌日の披露でもすはたの家族の前に やってくるとあなたたちが親戚だと分かる と恥ずかしいから大人しくしていて くださいなんかこの辺だけ油臭いんです けどあなたたちのせい ねいつもの嫌みを言ってきた初めてみすに あった健太は噂には聞いていましたがそれ 以上の人ですねと興味心々そうに話してい たは挑発に武将ひを生やしている健太も この日は髪を切ってスーツ姿で来ていたの

でみすずも文句は言わなかったが嫌がらせ に普段の挑発に武将ひのまま作業儀姿で来 てもらいみすがどんな風に反応するか見 たい気もした披露宴が終わってからは たけしからは全く連絡がなくなり心配した 私がたけしは元気にやっているかしらそう 話すと夫は連絡がないということは元気で やっているんだろうよ俺も気にしていた けどこっちから連絡したらあの嫁さんが 怒り出しそうだしな向こうから連絡して くるのを 待とう諦め顔で言ってきた結婚の挨拶に来 た時はっきりと私たちとは付き合わないと 宣言していたのでこちらから連絡し にくかった たけしから連絡がないまま2年ほどが過ぎ たが未だに私たち夫婦と長女夫婦が揃って 食事をする時には披露園でのみすずのこと が話題になっ たみすずさんは俺のこと誰だか分かってい なかったと思うよ誰も俺を紹介してくれ ないんだもん多分親戚の小汚い人としか見 ていなかったと 思う健太が話すと健太さんがいつもの作業 技で参加すれば面白かったわよねボサボサ の頭に髭を生やしてきたら追い返されたか もしれない私が笑いながら話すとみんな 大笑いしていた披露宴の時は険悪な雰囲気 で誰も健太を見せずに紹介しなかったし 健太も自己紹介する機会を失ってしまった すっかり健太は私たちの家族としてでおり たけしがいなくても立派な息子ができた ような気分になっていたそんな時急に大雪 が降ってあちこちで車がスタックする事態 が起きた夫の整備工場でも直接顧客から車 を劣化してくれとか依頼が来て大忙しに なって従業員たちと手分けして対応に 当たっていた夫が取引している外国者の ディーラーからの依頼が来て夫も健太も 出かけていったが仕事を終えて帰ってきた 夫と健太はなぜか浮かない顔だった気に なった長女は健太に聞いていたがいやなん でもない よ何事もなかったように話していたので私 は気にしていなかったそれから数日して 我が家に突然たけしとミ夫婦が現れたが みすずの腕には赤ちゃんが抱っこされてい た抱かれて眠る赤ちゃんを見て私は一気に 笑顔になってしまったしちょうど遊びに来 ていた長女もニコニコしながらみすずさん 赤ちゃん生まれたんです ね手を差し伸べて触ろうとしたみすは長女 の手を振り払いながら叫んできた庶民の 汚い手で触らないでよ油臭いのが映って しまう

わ赤ちゃんを見てすっかり忘れてしまいた がやはり母親になってもミは変わらないと 実感し たいつも通りの険悪な雰囲気になるとみす が子供が生まれたので出産祝をください あなたたちにとっては初孫なんですから たっぷりと包んでください よいつものように嫌みっぽく話してきたの で私は祝儀袋にとりあえず3万円を入れて みすずに手渡した事前に聞いていればそれ なりに準備をしていたがいきなりやってき たのでお金を用意していなかったし欲しい ものを聞いて後から渡そうかとも考えた私 からご祝儀袋を奪うように受け取るとミは その場で中身を確認してたったの3万って なめないでお題にもならない わ大声で怒鳴ってきたその声を聞いた夫が ご祝儀袋をすから奪い返すとお前こそ なめるなよその子の父親はたけしじゃない ん だろう普段温厚な夫が見たこともないよう な怖い顔で怒鳴り返すたおまけに子供の 父親がたけしでないと言い始めたのでわけ が分からなくなってしまった夫の怒鳴り声 を聞いて奥の部屋にいた健太が不思議そう な顔できたがみすを見た健太は驚いていた し健太を見たみすも驚いておりすぐに顔を 隠すような仕草をし た健太がやってきたのを見た夫は健太を見 て心当たりがあるだろうこの前の大行の時 に立派なミニバンを私たちにレッカーして もらったから覚えているだろう特に健太に 文句を言っていたからこの顔は忘れない だろうみすずに話しかけたが未だに私と 長女はわけがわからないしたけしも驚いて いたケン太は笑いながらあの時一緒にいた 社長さんは元気ですか社長さんに言って おいてくださいよ浮気する時は雪が降って いない時にしないとバレてしまいますよっ てさらにわけのわからない話をしてきた しかし浮気という言葉を聞いてみすずと たけしの表情は急に険しくなり私と長女は 顔を見合わせてしまったみすは慌ててな何 言っているのよ大雪とか浮気とか私は知ら ないんだ けどと全力で否定してきたがさっきまでと は別人のようにオロオロし始めた夫が 目くばせするとケン太が自分のスマート フォンを持ち出して何やら操作をし始めた その間夫が私たちに説明してき た大雪が降った日みすずさんとどこかの 社長さんが乗った高級ミニバンが立ち王場 してしまってそれを俺と健太が助けに行っ たんだよ初めはみすずさんだと分から なかったんだけど車の中に赤ちゃんが乗っ

ていて不思議に思ったんだ俺はマスクに サングラスをかけてヘルメットもかぶって いたから分からなかっただろうケン太は 挑発の髭面だったからマスクをしていても 覚えているでしょう夫が話を得ると今度は ケン太が俺たちの車のドライブレコーダー に全部映っているから言い逃れできない よそう言ってスマートフォンをミに見せた 画面を見たミはした表情になりすぐに顔を スマートフォンから背けてしまい代わりに 私と長女とたけしが画面を見つめた確かに みすずと見たことのない男性が健太に 仕切りに文句を言ってい た赤ちゃんが乗っているんだから早く 動かしなさいよこの呪 は画面の中でみすが叫んでいた夫と健太が 高そうなミニにチェーンを着しいると その間みすずと知らない男性はこそこそ 何かを話しているようだった怖い顔をして いる夫がドライブレコーダーには録音され ていないけど俺の耳にはしっかり聞こえて いたよ自分の子供と思い込んでいるたけし は本当にバカだわってね義の父親に聞かれ ているとも知らずに浮気の事実を話して いるみすずさんの方がだ よそう話すとみすずどういうことだ本当の 話なのかどうなん だたけしがすごい勢いで叫んできたみすは そうそんな話う嘘に決まっている でしょう作り笑いをしながら答えたがまさ な顔を見ると嘘には思えなかったみすの 言い訳に対して頃合いを見てたけしさんと 離婚するって言ってたじゃないですか俺も ちゃんと聞いていますよ養育費をしっかり 払わせなくちゃって嬉しそうに言ってまし たよ ね健太も事実を話してきた動揺したミスは 赤ちゃんを抱くても震えてきており眠って いた赤ちゃんも泣き出した赤ちゃんが泣き 出したのをいいタイミングと思ったミ はみみんが私にに意地悪するから赤ちゃん が泣き出したじゃないのもういいわよ今日 は帰る わそう叫ぶとたけしを置いて帰って行って しまった残されたたけしは怒りで赤ちゃん 以上に真っ赤になっていたがミスがいなく なると少し落ち着いたようで父さんさっき の話は本当なの か改めて夫に確認し た夫は黙ってて健太が代わりにみすずさん の浮気相手はうちの工場で取引のある会社 の社長さんですディーラーとかで聞いたん ですけど車を買いに来た時もみすずさんが 一緒に行ったらしいですね子供が生まれる からミニバンを買ったそうです

よ詳しい話をしたたけしは頭を抱えて しゃがみ込んでしまったがその後DNA 検査をしてやはりたけしの子供ではないと 証明されたたけしはすぐに離婚したがミは あんたみたいな庶民と結婚したのが間違い だったわと強がりを叫んでいたがDNA 検査の結果では子供の父親は浮気相手の 社長でもないことが分かりさらに混乱して きたミは社長さんの他にも浮気をしており そちらの男性の子供のようだがその男性は 結婚してい たたけしはミスに対して慰謝料を請求した が2人の浮気相手にも慰謝料を求めた上流 家庭を自慢していたミスの実家は実はそれ ほど資産家などではなく借金をしてなんと か慰謝料を払ったらしい社長と浮気したの も上流家庭への憧れのためだったがミスは 残念ながら社長との再婚も叶わなかっ た再婚どころか婚約の不利行などでこちら からも慰謝料を請求されたようだみすずと 別れたたけしは女性不信になってしまった ようで俺はもう結婚なんてし ないそう言って1人で暮らし始めた私と夫 にとっては幻の初孫になったがすぐに長女 に子供ができたことが分かり私たち夫婦は 大喜びしたケは夫に向かて子供は間違い なく俺の子供ですので安心して くださいと明るく冗談を言っていた子供が 生まれるのを気に長女夫婦と同居すること になったが賑やかな暮らしができそう だお2人は他人ですよねだから陸とお 抱っこしたいならお金払ってくれますか [音楽] え私たち夫婦は驚きのあまり固まって しまった孫を抱くのにお嫁さんからお金を 要求されるなんて私たちは想像もしてい なかっ た私は56歳主婦のまさ子同年の夫と2人 で暮らしている1人息子の友は現在28歳 2年前に結婚したお相手は10歳年上で 現在38歳のさやかさんという女性だっ た友は大学を卒業した後ある会社に就職し そこから1人暮らしを始め た入社直後から職場の先輩であるさやか さんが友にもアプローチしてきた らしい息子は昔から科目が得意で高校の頃 から理系クラスそして大学も理系専門だっ たずっと男子に囲まれて生活してきたこと に加えて友は大人しく奥手な性格だった ためそれまで1度も女性とお付き合いはし たことがなかっ た就職して突然職場の年上女性から積極的 にられ困惑した友はしばらくは断っていた ようだだが彼女がお昼を一緒に食べようと 友を誘ってきたり車内でも何かと追い回し

て近づいてきたりして結局言われるがまま に2人で飲みに行くような中になったそこ からはトント拍子で交際に発展していった のだ そう友から10歳年上の女性と結婚する ことになったと聞いた時私も夫もとても 驚い たしかし友が自分で決めた人だし彼の 控えめな性格を考えると年上の女性に グイグイと引っ張ってリードしてもらうの もかっていいのかもしれないと思っ たそして入籍結婚準備と進んでいく中で 私たち夫婦はあることで驚かされ たさやかさんは結婚式でなんとお色直しを 5回も行ったの だもちろん希望したのはさやかさんだっ た息子は目立つことや派手にするのが得意 ではなく結婚式そのものに抵抗を感じて いるほどだったがさやさんには昔から描い てきた理想があったようで5回の色直しも そのうちの1つだった一生に1度の結婚式 だもの妥協するのは絶対に嫌花嫁って いわばお姫様みたいなものでしょとも君は 私の夢を全部叶えてくれ なきゃさやかさんからこう言われて友は 従うしかなかったよう だ結婚式に使った費用は当初の見込みの何 倍にも膨れ上がったようで息子は入社以来 貯めていたお金をほとんどたった1日の 挙式のために費やすことになっ た披露宴で5回目のお色直しをするために 新郎神父が退場した時うちの親類の男性が そっと耳元でこう言ってきた5回もお 色直しする式なんて初めてだよとくあのお 嫁さんの言いなりなんじゃないのこれから 苦労する よ私は笑って返すしかなかっ たしかしその言葉はまさに私も夫も考えて いることだっ たともく綺麗なお嫁さんをもらったねと 言いに来てくれる人もいた 確かにさやさんは当時36歳だったがその 割には綺麗で若く見え たしかし自分が美人であることにプライド を持っている感じもしたこれから一体 どんな結婚生活になるんだろうと親として やはり不安はあっ た結婚から2年後2人の間に男の子が誕生 したなんざで随分苦労したようだが無事 赤ちゃんが生まれたことを私も夫もとても 喜ん だ出産の翌日私たち夫婦は病院に駆けつけ た病室の前で友がなんだか落ち着かない 様子でオロオロしているとものりお めでとうよかったわねううんありがとう

早く赤ちゃんに会いたいわ入ってもいい いやそれがどうしたんだ何かあったのか いやそのさやかさんすごく疲れてて今は 会いたくないって えそれじゃあ赤ちゃん見せてもらえないの かう うんそう じゃあ仕方ないか写真撮って母さんの スマホに送るよさやかさんのご両親は来た よちょっと前に えじゃあ赤ちゃんには会えたのう うん私たちだけ合わせてもらえないって ことちょっとでいいんだ一目だけでも見 させてくれないかな実の親と義の親だとさ やっぱり違うみたいでとにかく悪いけど 今日は帰ってもらっていいか な分かっ た友はとても気まずそうだったおそらく 病室内にいるさやかさんからそう言って 面会を断るように頼まれたの だろう私たちは無理やり病室に入るわけに にも行かずその日はがっかりしながら家に 帰って行っ た息子から赤ちゃんの写真が送られてきた とても可愛い寝顔だったそれを見て私も夫 もますます赤ちゃんに会いたくなった初孫 をこの胸に抱いてみ たいさやかさんと赤ちゃんが退院する頃を 見計らって私は息子に電話してなんとか 赤ちゃんに会いたいと伝えたしかしいい 返事は帰ってこなかったさやかさんは 赤ちゃんを連れて実家に帰るからしばらく は無理とのことだっ たそこで私たちはさやかさんが実家から 息子と住むマンションに戻ってくる日を 待つことにした赤ちゃんは陸と名付けられ たやがて里帰りからさやかさんとリクト ちゃんが帰ってくる時期になった息子に 頼んで私たちはやっと孫に合わせて もらえることになった私たち夫婦はリクト ちゃんの服やベビーグッズおもちゃなどを 買って用意したそして約束の日私たちは 息子のマンションを尋ね たこんにちはお邪魔し ます私と夫が部屋に入るとベビーベッドの 上にリクトちゃんがいた元気にバタバタと 手足を動かしている元気そうな男の子だっ たうわあ 可愛い本当に可愛い ねベビーベッドの隣でさやさんは不機嫌 そうな顔で立ってい たあの抱っこさせてもらっていい かしら私がこう言うとさやかさんは黙った ままだったすると友が母さんがリクトを 抱こしたいみたいいいか

な私がさっき言ったことと同じことを息子 はもう一度さやかさんに伝えた友はなんだ か彼女にすごく気を使っているよに見えた するとずっと黙っていたさやかさんはこう 言ったお2人は他人ですよねだからリトを 抱っこしたいならお金払ってくれますか ええ私たち夫婦は驚きのあまり固まって しまったた 他人はい私はト君と結婚しましたけどお 2人は他人です私にとってもリクトにとっ てもだからキア抱っこされるのは嫌なん ですどうしても抱っこしたいならけじめと して料金をいただくしかないかなっ て料金ってリクトちゃんは私たちの孫でも あるわけだ しそそうだよしかもさやかさんあなたのご 両親だってリクトちゃんのこと抱こしたん だだろもちろんです私の親です からだったら私たちもあくまで私自身の 目線での話なんです私はと君という1人の 男性と結婚したのであってお2人は私に とっては全くの他人ですもしお2人がリト を抱っこして落としちゃったり何か変な 病気でも感染させたりしたらどうやって 責任を取るつもりなんでしょうか 責任 って私今は3級を取ってますけど長年今の 会社で働いてきているんでいつもそういう リスク管理には気を配ってるんです責任を 取る気もないのに生まれて間もい子を赤の 他人が抱っこしようなんて考えが甘いので はないでしょう かさやかさんがあまりにも上から目線な 感じで話してくるので私も夫もア然として しまったお2人のような考え方だとうちの 会社では通用しませんそれにと君と私が 夫婦になったからと言って私とお2人が 家族になったわけじゃありませんから私は そういうボーダーラインをはっきりとさせ たい人間なんです分かっていただけ ますさやかさんは身振り手振りを交え ながら私たちにこう話したまるで上司が 部下に説教をしているかのよう にさやかさんは容姿だけでなく長年の自分 のキャリアに関しても相当な自信を持って いるようだっ たきっと会社でもこんな感じで喋っていた のだろう10歳も年下だった友とさやさん が会社でどんな力関係だったか簡単に想像 が つくその上下関係のまま夫婦になって しまったの だろう友はさやかさんの発言に驚いて 私たちにも悪そうな表情をしてい たしかし彼女に何も言い返すことはでき

ない様子だっ た 仕方ない帰ろうええ こうして私たちはリクトちゃんを抱っこ することもできず友のマンションを後にし た前から色々懸念はしていたがここまで だったと は私はさやかさんが私たちとの交流を拒絶 していることそして友は完全に彼女の知り にしかれ何も意見が言えない様子である ことをを当たりにし たそれにしても他人だなんてひどすぎない かそうよねまさかこんなことまで言われる とは思ってなかったわ孫を抱きたければお 金を払えだ なんてそれにしてもリクトちゃん可愛かっ たなそう ね私たちはこんな会話をしながら家に帰っ た家に着いてからも私たちはずっと今日の ことを話していたそしてもう自分たちの 希望は諦めるしかないという結論になっ たもちろん理想を言えば孫を抱っこさせて もらって息子夫婦と仲良く付き合っていき たいけどあそこまではっきり言われたら もうこちらも割り切るしかないわ ねそうだなどんな考えであれさやかさんを 結婚相手に選んだのは友のりだしな ええとにかくみんなが元気に暮らして くれればいいんだから孫お抱っこしたいと かたまにみんなで食事したいとかそんな 願望はもう持たないことにする わ私はあんな状況で友が本当に幸せなのか は気になってはいたがもう結婚して家庭を 気づいている息子とそのお嫁さんに とやかく言うことはできないと思った さやかさんがそういう考えならもうそれに 合わせるしか ない私たちが無理やり何かをしたら友を 悩ませてしまうことにもなる だろうして私たちは息子一家と連絡を 取り合うこともなく 過ごしそこから2年ほどが過ぎ たある日息子から久しぶりに電話がかかっ てき たはい もしもし母さん久し ぶり とものり元気にしてるああうんまあ牛に どうしたの 実は今のマンションを出て一軒屋を買って 住もうって話になってるんだ ううそうな のそれでちょっと頼みがあってお金を援助 してくれないかな え私は詳しく事情を聞い

たさやさんは級が終わると職場に復帰した そうなのだがさやかさんのいない間に 代わりに活躍していた女性社員と仕事の やり方で揉めてしまい結局さやかさんは 会社を辞めてしまった らしい今は専業主婦として家で子育てをし ているとのことだっ たその後さやさんは子供を通じて他のママ たちと知り合ったようだそこで親しくなっ たママがマンションではなく一軒屋に住ん でいるのを見て自分ももっといい家に住み たいと込んでしまったよう だ色々な住宅を見学に行った結果さやさん はある新築の建売り物件を気に入ったとの ことだっ た金銭的なことを考えて友はあまり乗り気 ではなかったようだがは強制的にさやさん から話を進められ契約寸前まで来ている らしいただ頭金が思ったより高額で今の 家計の状況からすると厳しいということに なったようだそれなら親に頼めばいいと さやかさんから言われた らしい親なんだから子供が行き詰まった時 は援助するのが当たりだてさやかさんに 言われて さ私たちが孫を抱きたいと言った時は他人 だからお金を払えと言ってきたのにこう いう時は頼ってくるなんてさやかさんも 都合がいいわ ねあの時は本当に悪かったと思っ てるまあ前のことはもういいのよそういう 考えだったら仕方ないものね で今回のお金のことだ けどうちは1円も援助する気はない わそそっか金銭的に無理があるならその 状況に応じた暮らしをすればいいのよ親に 援助してもらわないと手が届かないような ものは私は買わない方がいいと 思うまあ母さんの言う通りだな 友は昔から堅実で無駄遣いも嫌いだった からこんなこと言われなくても分かってる はずよ ねうんまあごめんね変なお願いしてそれ より友あなた今幸せなのどうか な友はこ言って電話を切っ たその翌日家のチャイムがなった夫は たまたま出かけていて私1人だったなんと さやかさんが1人でうちにやってきたのだ 子供は友が預かって近くの公園で遊んで いるとのことだった今日はお母さんにどう しても直接話がしたくてきました何 でしょうかと君に行ったらしいですねお金 は1円も助できないって ええひどくないですか自分の息子が頭下げ てるのに突っぱねるんですかとも君の名義

になる家を買おうとしてるんですよ世帯主 はあくまで彼なんですよその彼を親が無視 するなんておかしくないですか冷たすぎ ません か私は突然家に押しかけてきて偉そうに まくし立ててくるさやかさんを見て一瞬ん でしまいそうになっ たしかしこんな時に限って夫は留守でい ない私しかいないここは腹をくって私が しっかり応戦するしかないと覚悟を決め たさやかさんあなた何の関わりがあって この家に入ってきたのかしら えあなたと私完全な他人じゃなかったの かしらさやかさんは私の目を見ながら無言 で固まって いる息子が家を買おうがどこに住もうが私 の知ったことじゃありませんもういい大人 なんですものお金が足りなければ足りない なりに暮らせばいいことですましてや赤の 他人のあなたに家を買うからお金を援助 しろだなんて差しされる覚えはあります ででもあなたの息子が実際お金に困ってる んですよ見捨てるって言うんですか ええもう友はうちを出ていった子です からさやかさんはぎょっとして黙って いるしかも友だけじゃなくさやかさん あなたが住む家でもあるのよね他人の あなたが夢のマイホームに進みたいから って なんでうちが援助しなけりゃいけないの かしら頼むなら他人じゃなく血の繋がった 自分のご両親にお願いするのが筋じゃない のかしらううちの実家は今金銭的な余裕が ないん ですじゃあもう家を買うのは諦めて今の マンションにいればいいじゃ ない私がこう言うと彼女は顔を赤くして 怒りの表情を荒にし たこういう時に助けるのが親ってもんなん じゃないんです かごめんなさいねあなたの理想と違って まあこちらも理想とは違ったと言いたい けどはあ私が理想の嫁じゃないってこと ですか失礼じゃないです かそっちだって失礼なことしたじゃないの 昔私たちに言ったわよね孫を抱きたければ お金を払えって自分の夫の親に向かって よくそんなこと言ってくれたわよ ね自分の夫って言われても私たち夫婦って レベルがつり合ってないですよね ほお彼と私って不つり合いだと思うんです あの時は私も36歳で早く結婚しなきゃ なって焦ってて何でも言うこと聞いてくれ そうな男の人を見たらとにかくすぐに結婚 して盛大に指をあげておきたかっただけ

です正直あの時は結婚相手なんて誰だって 良かったんですだから私みたいなレベルの 高い女性がトム君みたいな大人しい普通の 男と結婚してあげたんですそのことを ちゃんと感謝してほしいです自分でよく そんなこと言うわねでも実際そう思いませ んか私くらいのレベルの女性が彼みたいな 男性と夫婦になるって奇跡ですよだから私 が希望する家に住ませてくれて当然だと 思うんですよ ねマイホームを買って周りに自慢したかっ たの かしらだから何だって言うんですか別に 普通のことじゃないですかなのにここへ来 てと君が頭金が出せないとか情けないこと を言い出すからそんな言うなら実家で頼ん でこいって言ったのにみんな役立たずなん だから本当 にするとそこへ急にリビングにとものりが 入ってきたともくとものりいつの間 にもしかしてそこで全部聞いていたの ああ気になって来てみたらすごい声が 聞こえてきたからねで全部聞いてたさやか そんな理由で俺と結婚したの かさやかさんは急に友が入ってきたので びっくりしていた友はさやかさんの前で オロオロした表情は消えていた目が座って いるようでそれでいて怒りに満ちたような そんな感じだっ た母さんとリクトとあっちで遊んでいて くれない か分かった私はリクトちゃんを連れて隣の 部屋に行きドアを閉めたリクトちゃんと 直接触れ合うのはその時が初めてだっ たドア越しにリビングから声が聞こえて くるもう俺は限界だ 限界さっきのこと本気で言ってるのか何様 のつもりだよ何なのその話し方とも君私に そんな口の聞き方していいと思ってるの うるさい何よ1度も女の人と付き合った こともないと君みたいな冴えない男が こんな私と結婚できただけでもありがたい と思いなさいよそっちこそすぐに結婚でき たら誰でも良かったと言ってたじゃないか ありがたいと思わなきゃいけないのは そっちの方 だろう私は友がここまで声を荒げているの を初めて聞いたよほど自尊心を傷つけられ たのか今までの怒りが溜まっていたのか友 は全てをぶちまけ始め たさやかさんに何度も好きだと告白されて 追い回されて始めは戸惑ったけどこの人と なら一緒に家庭を築いていけると思った だけどそっちはただ俺を利用して結婚した という事実が欲しいだけだったんだな俺の

ことなんて好きでも何でもないから俺に 命令ばかりしてきて俺の親に孫を抱き たけれお金を払えなんて非常識なことも 言えたんだなその上家を買うお金を俺の親 に援助してもらおうだ なんてそっちの本音を知って全てが馬鹿 らしくなった よここまで言われるとさすがのさやかさん も少し焦り始めているようだった本音って 言ってもさっきのが全部事実とは言って ないわよ嘘だ俺はもう騙されない利用さ れるなんてまっぴらだそもそも夫婦なのに 初めから力関係が不自然じゃないか俺は あんたの言いなりになるために生きてる わけじゃないそしてリクトにもそんな 情けない男になってほしくないもうお しまいだ別れてくれ えいやよあの家にどうしても住みたいのよ せっかく理想的な家を見つけたのにあそこ を諦めるなんて私絶対にいやあの家に友達 を招いてホームパーティーをするのが私の 夢だったのよ愛のない夫婦が立派な家に 住んでパーティーしたって不幸なだけ だろうそんなに人に見せて自慢したいなら 自分1人で家買って住めよ何よさっきから 偉そうに命令しないでよこっちのセリフだ よこんな激しいバトルがうちのリビングで 繰り広げられ た息子がここまでヒートアップしているの は母親の私も初めて見 たその後友とさやかさんは家に帰ってから も色々高論があったようだが その論の末なんとさやかさんは自分の元 上司と何度か浮気していたことが判明した のだリクトちゃんを実家に預けてさやか さんは昼間にこっそりこの元上司に会いに 行っていたのだこれを知って友はすっかり 呆れ果ててしまった彼女はプライドが高い 反面自分の容姿を褒めて何かとちやほやし てくれる男性が近づいてくるとすぐについ ていってしまう一面があったよう だそのことも決め手になって友とさやさん は正式に離婚真剣は友が持つことになっ たさやかさんはマイホームを買うどころか 友のりから慰謝料を請求されることになっ てしまっ た1人暮らしになた彼女は就職活動の末に 仕事を始めたが人間関係でうまくいかずに すぐやめてしまい今は色々な仕事を点々と しながら生活しているようだっ た自慢だった容姿も今ではすっかりやれて しまっているよう だ友は仕事があるので私と夫が全面的に リクトちゃんのお世話をするこになっ た母さん今まで色々迷惑かけて悪かったね

結婚する相手をもっときちんと見極める べきだっ たいいのよ誰だって失敗はするものだから でもリクトちゃんのことは私たちみんなで 協力してしっかり育てていかないとねそう だ なでも友がこんなに真のあるしっかりした 大人になったことが嬉しい わそうかな偉そうに言われてお嫁さんの 言いなりになっているより今の友の方が ずっと頼もしい感じがするそういう父親を 見て育ったらリクトちゃんもきっと立派な 大人に育ってくれるはずよこうして私たち 夫婦は息子とリクトちゃんと4人で仲良く 暮らしている私は息子と孫を助けることが できることに喜びを感じながら生活して いる友はまだ若いので彼のことをいいよう に利用する人ではなく本当に彼を愛し支え てくれてもちろんリクトちゃんのことも 大切にしてくれるような人との出会いが あればいいなと私はとかに願って [音楽] いる

【スカッと☆厳選5本総集編】高級タワマン5棟所有する私を寄生虫扱いする息子嫁「税金無駄遣いババァは冠婚葬祭以外顔見せるなw」私「じゃあいっそ絶縁しましょう」→勝ち誇る息子嫁を横目に最上階へ帰った結果w

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若林タカツグ/カッパエンタテインメント

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